フルマラソンサブ5完全ガイド!月間走行距離の目安・ペース・練習メニューを徹底解説

フルマラソンサブ5完全ガイド
yusuke saito
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初心者ランナー
初心者ランナー

フルマラソンでサブ5達成するためにはどれくらいのペースで走ればいいの?どんなトレーニングをすればいいの?

フルマラソンでサブ5を達成するには、基準ペースは1km=7分06秒(イーブンの場合)が目安です。

では、どんな練習を積めばそこに届くのか、その疑問にお答えします。

サブ5は「フルマラソンを5時間以内で完走すること」。

決して簡単ではありませんが、初マラソンの目標として現実的で、適切なトレーニングを継続すれば十分狙えます。

この記事では、目安ペース、練習メニュー、月間走行距離の考え方、そして達成割合までやさしく解説。

サブ5を目標にしている方は、ぜひ参考にしてください。

サブ5達成するための基本情報

サブ5達成の割合

サブ5達成の割合|31らん(さいらん)

まずはじめに、サブ5は全体のどれくらいの割合のランナーが達成しているのでしょうか。

一般財団法人アールビーズスポーツ財団「全日本マラソンランニング2024」の集計では、次のとおりです。

一般財団法人アールビーズスポーツ財団:「全日本マラソンランキング」
一般財団法人アールビーズスポーツ財団:「全日本マラソンランキング」
サブ5達成の割合(サブ5達成者 / 2024年マラソン完走者)
  • 男性:64.1%(173,574人 / 270,760人)
  • 女性:46.1%(29,807人 / 64,639人)

一般財団法人アールビーズスポーツ財団「全日本マラソンランニング2024」より引用

男性は全体の約64%、女性でも全体の約46%と、男女ともに約半数がサブ5達成

初マラソンの目標として十分に現実的です。

参考までに、全体の中間タイムは次のとおりです。

全体の中間タイム
  • 男性:4時間36分49秒
  • 女性:5時間6分47秒

目標が決まっていない方は、まずサブ5を目安にしてみましょう。

サブ5達成に必要なペースは?

サブ5達成に必要なペースは?|31らん(さいらん)

イーブンペース(一定ペース)で走るなら、1km=7分06秒が目安です。

1km7分06秒
5km35分32秒
10km1時間11分05秒
15km1時間46分38秒
20km2時間22分11秒
ハーフ(21.0975km)2時間29分59秒
25km2時間57分44秒
30km3時間33分17秒
35km4時間08分49秒
40km4時間44分22秒
フル(42.195km)4時間59分59秒

ただし実際のレースでは、給水トイレ、渋滞、足の痛みなどでペースが乱れるのが普通です。

そこで、

  • 前半は6分55秒/km前後で静かに貯金を作る
  • 練習では6分55〜6分45秒/kmの巡航力に慣れておく

といった工夫をしておくと、後半の失速やタイムロスに対応しやすくなります。

【実体験】トイレで15分ロス:サブ5は6:45〜6:55/kmが安全圏

画像:第40回新潟シティマラソン2024

第40回新潟シティマラソン2024は、グロスタイム5:04:15 / ネットタイム4:58:15。

ネットではギリギリのサブ5達成でした。

走行時の平均は1km=6分38秒。手持ちのランニングウォッチ上の「走行時間」は4時間43分で、理屈の上ではサブ5まで約15分の余裕があった計算になります。

それでもフィニッシュは4時間58分。この“差”が生まれた理由は、レース中のトイレです。

腹痛で4〜5回立ち寄り、その間はウォッチを一時停止していたため、「実際に時計が進む公式タイム」と「ウォッチの走行時間」に約15分のギャップが生じました。

この経験から言えるのは、レース本番の時計は止まらないということ。

給水トイレ、渋滞などの“止まり時間”を見込んで、1km=7分06秒(理論値)ではなく、余裕をもって6分45秒〜6分55秒/ kmで巡航できる力をつけておくのが安心です。

ポイント
  • 公式タイムは止まらない(=“止まり時間”がそのままロスになる)
  • 前半から6:45〜6:55/kmで静かに余裕を作る
  • 練習でも同レンジの巡航に慣れておく

こうした準備が、ギリギリではなく“確実な”サブ5に繋がります。

サブ5達成者の月間走行距離は?

サブ5達成者の月間走行距離は?|31らん(さいらん)

続いて、サブ5を達成するために、月間どれくらいの距離を走ればいいのか。

月間走行距離の目安は80〜100km

サブ5を狙うときの月間走行距離の目安は80〜100kmです。

週でならすと20〜25kmほどです。

平日2回+週末1回(週3回)、1回6〜8kmをコツコツ積み上げる形が無理なく続きます。

実体験

私がサブ5(ネット4:58)で完走した第40回新潟シティマラソン2024前の走行距離は次のとおりです(10月はレース当日までの累計)。

実体験:走行距離
  • 10月:20km ※レース当日まで
  • 9月:115km(ロング:22.6km、25.6km)
  • 8月:121km
  • 7月:90km
  • 6月:17km
  • 5月:21km
  • 4月:15km

直近6か月(5〜10月)の合計は384km、月平均は約64kmでした。

レースの2〜3か月前(8〜9月)だけは100km超を作れましたが、それ以外は50km未満の月も複数あります。

また、20km以上のロング走は9月の2回のみで、長時間走る機会は多くありませんでした。

つまり、毎月かならず「80〜100km」を満たせなくても、直前2〜3か月の積み上げ+週末ロングでサブ5に間に合わせることは可能でした。

もちろん個人差はあります。

これまでの運動歴や体力、仕事・家庭の状況によって最適量は変わるので、ケガなく続けられる量を基準に、60 → 80 → 100kmと段階的に伸ばしていくのがおすすめです。

週2〜3でOK!16週間+αで仕上げるサブ5練習メニュー

サブ5練習メニュー|31らん(さいらん)

サブ5(5時間切り)を「仕事や家事と両立しながら」現実的に狙うための6か月プランです。

期間は 走り込み期(4か月)→ 実践期(4週間)→ 調整期(4週間)。

頻度は週2でも成立、余裕がある週は週3に増やす設計にしています。
※体調や天候に合わせて無理せず調整してください。

期分けと目的

マラソンの練習は大きく3つの時期に分かれます。

マラソンの練習時期

① 走り込み期(4か月)=脚づくり・スタミナ向上

会話できる楽なペース(EASY)中心。まずは「止まらず動き続ける時間」を増やします。

  • 目安ペース:7:30〜8:30/km(個人差OK)
  • 月間目安:60 → 80 → 90 → 100km

② 実践期(4週間)=スピード持久力・RP(レースペース)慣れ

  • 目標巡航のRP=6:45〜6:55/kmに触れる回数を増やします。
  • 週1回はビルドアップ走(遅→速へ)/週末ロングの後半20〜30分をRPで。

③ 調整期(4週間)=距離半減・“動きのキレ”維持

  • 実践期の50〜60%までボリュームを落とし、疲労を抜く。
  • 20〜40分ジョグ+流し60〜80m×4で脚を軽く。追い込みはしません。

走り込み期(4か月)

走り込み期は、とにかく“止まらず動き続ける時間”を増やす時期です。

初心者はまだ完走に必要な筋力・持久力が不足しがちなので、3〜4か月かけて土台を作りましょう。

週2の場合
  • 平日:30〜45分のジョグ(余力があれば最後に流し×4)
  • 週末:60→75→90分のロングジョグ
週3の場合
  • 平日:①30〜40分ジョグ+流し×4
  • 平日:②丘や橋でアップダウン走20〜30分
  • 週末:①75〜90分のロングジョグ
ポイントは3つ
  • スピードは気にしない(会話できる楽なペース=EASY)。
  • 距離より時間を目安にする(例:最初は30〜40分、慣れたら60→75→90分)。
  • 週末のロングを少しずつ延ばす(2〜3週ごとに10〜15分伸ばし、4週目は軽め=カットバック)。

「今日はゆっくり長く」が正解です。歩きが入ってもOK

まずは継続して体を“長く動かせる体質”にしていきましょう。

実践期(4週間)

実践期は「レースペースに慣れる」がテーマです。

週末の距離走は、全体をレースペース、もしくは後半だけレースペースに近づける形で行いましょう。

週2の場合
  • 平日:40〜50分のジョグ(目安ペース 7:30〜8:20/km)
  • 週末:90〜110分のロングジョグ(後半20〜30分はRP=6:45〜6:55/km)
週3の場合
  • 平日:①30〜45分ジョグ+流し×4
  • 平日:②ビルドアップ走40〜60分(遅→速)※
  • 週末:①100〜120分のロングジョグ(後半はRP)

ビルドアップ例:20分@7:20 → 15分@7:00 → 10〜15分@6:45

走り込み期より負荷が上がるため、痛みや違和感が出たら即中止してケアを。

疲労が溜まっている週は距離を減らす・休養日を増やす・EASYジョグに切り替えるなど、無理をせず調整してください。ケガゼロが最優先です。

調整期(4週間)

大会まで残り1か月は「調整期」。

ここは走力を“増やす”より、疲労を抜いて当日に合わせる期間です。

走行距離と強度をしっかり落とし、目安は実践期の約50%。

例:実践期に月150km走っていたなら、調整期は約75km。

距離を減らすと走力が落ちるのでは…と不安になりますが、短期間では落ちません。むしろ疲労が抜けることで当日のパフォーマンスが上がります。

1ヶ月前のトレーニングメニューです。

4週間前
  • 週2の場合:40分ジョグ/80〜90分ジョグ
  • 週3の場合:30分ジョグ/45分ビルドアップ(軽め)/80〜90分ジョグ

狙い:全体ボリュームを60%に

3週間前
  • 週2の場合:30〜40分ジョグ/70〜80分ジョグ
  • 週3の場合:30分ジョグ/40分EASY+流し/70〜80分ジョグ

狙い:疲労をためない

2週間前
  • 週2の場合:25〜35分ジョグ/60〜70分ジョグ
  • 週3の場合:25分ジョグ/30〜40分ジョグ+流し/60〜70分ジョグ

狙い:動きのキレ維持

レース週
  • 週2の場合:20〜30分ジョグを1〜2回/本番
  • 週3の場合:20〜30分ジョグ+流し×3/完全休養/本番

狙い:睡眠・補給の最終リハーサル

やることはシンプルです。

  • 短めのイージーラン(20〜40分)で“動きのキレ”を保つ
  • 余力があれば流し(60〜80m)を数本だけ
  • 睡眠と食事、当日の補給・装備のリハーサル
  • ストレッチや軽い筋トレ、セルフマッサージで体を整える
  • 痛みや違和感が出たら迷わず休む

「量より質」。無理をせず、良いコンディションでスタートラインに立つことを最優先にしましょう。

トレーニングのポイント

トレーニングのポイント|31らん(さいらん)

サブ5に向けて一番大事なのは、まず「走る習慣」をつくることです。

難しいメニューよりも、決めた回数を淡々と積み上げるほうが近道になります。

ポイント
  • 週2日は必ず走る(最低ラインは「平日1回+週末1回」)。
  • ペースは気にしない。決めた時間いっぱい、歩かずに走り続けることを最優先。
  • 走行時間は少しずつ延ばす(例:60分 → 70分 → 80分 → 90分)。3週伸ばしたら1週軽くする。
  • 週末は“長め”を担当。レース1か月前までに「2時間連続で走れる」状態を目指す。
  • 余力がある日は、最後に短い流し(60〜80mを数本)でフォームを整える。
  • 疲れが強い・痛みがある日は無理をしない。休む勇気も実力のうち。

最低でも「平日1回、週末1回」の週2回は走る。これが続けば、完走に必要な土台は自然とできていきます。

関連記事:ランニング初心者のための水分補給ガイド!おすすめの飲み物や水分補給のタイミングは?

関連記事:ランニング・ジョギング時におすすめの持ち物21選!荷物を持ち運ぶ方法は?

サブ5おすすめのランニングシューズ

サブ5おすすめのランニングシューズ|31らん(さいらん)

続いて、サブ5おすすめのランニングシューズをご紹介します。

【アディダス】アディゼロ Sl2

引用元:アディダス公式サイト

2024年6月1日に発売された『アディゼロ SL2』は、日々のジョグで軽さと反応の良い走行感を求めるランナー向けに設計されたシューズです。

ミッドソールには、アディダスが誇る軽量クッショニング素材「ライトストライク プロ」を採用し、つま先からかかとまで高い反発力を提供。

着地時の安定性とスムーズな蹴り出しを実現します。

アッパーには、通気性に優れた「エンジニアード モノメッシュ」を搭載し、足全体をやさしく包み込むような快適なフィット感を提供。

アウトソールには耐摩耗性に優れた「アディウェア ラバー」を使用しており、長期間にわたる安定したパフォーマンスを支えます。

軽量性と反発力に優れた『アディゼロ SL2』は、ジョギングや日常的なトレーニングに最適な一足で、軽快な走りを楽しみたいランナーにおすすめです。

ブランドアディダス
アッパーエンジニアード モノ メッシュ
ミッドソールLIGHTSTRIKE PRO / LIGHTSTRIKE 2.0
プレート
アウトソールアディウェア
重量232g
ドロップ10mm
発売日2024年6月1日
価格 (税込)14,300円
公式サイト詳細を見る

レビュー記事:【レビュー】アディダス アディゼロ SLの性能とは?ジョグ〜レースまで幅広いシーンで活躍するシューズです

【アシックス】GEL-KAYANO 32

引用元:アシックス公式サイト

安定性とクッション性に優れた、GEL-KAYANOシリーズ第32代モデル。

ミッドソールには「FF BLAST PLUS」を採用。

前作より前足部の厚みを増すことで、よりソフトで快適な走り心地を実現しました。

さらに、かかと部分には前作同様「PureGEL」を搭載し、衝撃を吸収して足への負担を軽減します。

「4D GUIDANCE SYSTEM」も継続採用され、走行時の倒れ込みや着地時のブレを抑制。

シュータンの設計も見直され、中足部のフィット感を高めることで、より安定感のある走りをサポートします。

アウトソールは「HYBRID ASICSGRIP」に進化。中足部にはグリップ力の高い「ASICSGRIP」を、つま先と踵には耐摩耗性に優れた「AHARPLUS」を配置し、グリップ性と耐久性を両立しました。

軽いランニングからフルマラソンまで対応できる、アシックスを代表するアイコン的存在のシューズです。

ブランドアシックス
アッパーエンジニアードメッシュ
ミッドソールFF BLAST PLUS
プレート
アウトソールHYBRID ASICSGRIP(ASICSGRIP / AHARPLUS)
重量-g
ドロップ-mm
発売日2025年6月26日
価格 (税込)22,000円
公式サイト詳細を見る

レビュー記事:【実費レビュー】GEL-KAYANO 30の性能とは?30代目を迎えた安定性とクッション性に優れたシューズ

【ニューバランス】Fresh Foam X 1080 v14

引用元:ニューバランス公式サイト

2024年10月10日に発売された『Fresh Foam X 1080 v14』は、フルマラソン完走を目指すランナーに向けて設計された一足です。

これまでのモデルで定評のあるソフトなライド感はそのままに、安定性やフィット感がさらに向上しました。

ミッドソールには、衝撃吸収性に優れたFresh Foam Xを採用。

進化したクッショニングによって、ジョグからウォーキングまで幅広いシーンで快適な履き心地を提供します。

新たに見直されたサイドウォールは、足を包み込むような安定感を生み出し、ぶれのない重心移動とスムーズな蹴り出しをサポートします。

アッパーは、環境に配慮したリサイクル素材を使用したエンジニアードメッシュを採用。

軽量性と通気性を向上させるだけでなく、甲周りのデザインが改善され、足にぴったりフィットする快適な履き心地を実現しています。

これにより、長時間のランニングでも快適さを損なわない構造になっています。

アウトソールは、重心移動を最適化するようデザインが一新され、踵から前足部への移動がよりスムーズになりました。

さらに、N duranceを踵部外側に採用することで耐久性を高めつつ、前足部には蹴り出しやすい構造を取り入れることで、走行中のエネルギー効率を向上させています。

長距離走行時の快適性を求めるランナーや、初心者から中級者まで幅広い層におすすめのモデルです。

ブランドニューバランス
アッパーエンジニアードメッシュ
ミッドソールFresh Foam X
プレート
アウトソールNdurance ラバー
重量300g
ドロップ6mm
発売日2024年10月10日
価格 (税込)19,800円
公式サイト詳細を見る

レビュー記事:【体験談】ニューバランスFresh Foam X 1080v14実費レビュー!サブ4ランナー目線で試したリアルな感想

レビュー記事:【実費レビュー】ニューバランス「Fresh Foam X 1080 v13」の性能とは?普段のジョグからキツい練習後のリカバリージョグ用に最適です

【ミズノ】ウエーブライダー29

引用元:ミズノ公式サイト

グローバル累計販売数1,000万足を超える、ミズノを代表する「ウエーブライダー」シリーズの最新モデル。

2層構造のミッドソール全体に、超臨界発泡技術を用いた「ミズノエナジーネクスト」を採用し、クッション性と反発性を向上。

さらに、その間にミズノウェーブプレートを挟み込むことで安定性を保ちながら、シリーズの特長であるスムーズな走り心地を進化させています。

前足部のミッドソール厚を前作比約2mm増やし、ドロップを約10mmに設定することで、よりフラットなソール形状に。

これにより、接地時の柔らかさと推進のスムーズさを高めました。

また、ミズノウェーブプレートの構造や厚み、ミッドソール素材、アウトソールの厚みやデザインを見直すことで、前作(280g)から約15gの軽量化を実現。

日々のジョギングからレースまで幅広く活躍する一足です。

ブランドミズノ
アッパーメッシュ
ミッドソールミズノ エナジー ネクスト(トップ)
ミズノ エナジー ネクスト(ボトム)
プレートナイロンプレート搭載
アウトソールX10
重量265g
ドロップ10mm
発売日2025年8月22日
価格 (税込)17,600円
公式サイト詳細を見る

レビュー記事:【体験談】ミズノ ウエーブライダー29実費レビュー!サブ4ランナーがサイズ感・フィット感・走行性能を解説

レビュー記事:【実費レビュー】ミズノ ウエーブライダー27の性能とは?価格据え置きの14,850円と、ランナーに嬉しい価格設定です

その他、サブ5におすすめのランニングシューズは下記をご覧ください。

関連記事:【2025年版】サブ5おすすめランニングシューズ10選!フルマラソン5時間以内を目指す方必見です

レースプラン

レースプラン|31らん(さいらん)

サブ5は“理論値7:06/km”ですが、本番は給水・トイレでタイムが削られます。

安全圏は6:45〜6:55/km巡航。前半で数十秒の余裕を作るのがコツです。

0〜5km
6:55/km前後

混雑で無理しない。フォームと呼吸を整えるだけ。

5〜20km
6:50〜6:55/km

いちばん大事な“巡航区間”。脚を温存しつつ静かに貯金。

20〜30km
6:55〜7:00/km

補給は計画どおり。歩幅を詰め、ピッチで刻む。

30〜35km
7:00〜7:10/km許容

とにかく“止まらない”。腕振りで姿勢を保つ。

35km〜Finish
フォーム小さく・前傾キープ

失速し始めても歩かず進むのが最短。カフェインはこの区間。

詳細なレースプランは、こちらにまとめています。

関連記事:マラソンのペース配分の目安!最高のレースを実現するためのレース戦略とは

その他当日の戦略は下記をご覧ください。

関連記事:フルマラソンにおすすめの補給食15選【サブ3.5、サブ4、サブ5向け】

関連記事:マラソンの給水はどうする?給水所の間隔や水分補給のコツを徹底解説

関連記事:マラソンのトイレ問題を完全対策|レース前・レース中に失敗しない方法とは

まとめ

今回は、サブ5達成するためのペースや練習メニューなどをご紹介しました。

改めて、サブ5の達成者の割合は、以下のようになります。

サブ5達成の割合(サブ5達成者 / 2024年マラソン完走者)
  • 男性:64.1%(173,574人 / 270,760人)
  • 女性:46.1%(29,807人 / 64,639人)

一般財団法人アールビーズスポーツ財団「全日本マラソンランニング2024」より引用

また、サブ5達成にはイーブンペースで1km7分06秒で走り続ければ達成することができます。

サブ5は決して簡単ではありませんが、無理のない頻度での継続と、現実的なペース設計で十分に届きます。

本記事が目標達成の一助になればうれしいです。ゴールで笑う自分をイメージして、一歩ずつ積み上げていきましょう。

関連記事:フルマラソン初心者向け持ち物リスト【完走経験者がおすすめする必需品は?】

関連記事:初心者が完走しやすいフルマラソン大会25選

関連記事:冬のマラソン大会の服装!おすすめアイテムやコーディネート解説

最後に、ランニングシューズを販売しているブランドをまとめました。

また、タイムごとにもまとめていますので、目指しているタイムにあったシューズを探してみて下さい。

関連記事:新作ランニングシューズをネットで安く買う方法!少しでも財布に優しく、ランニングを楽しむ方法を紹介

関連記事:ランニングシューズを試着するならAmazon「Prime Try Before You Buy」がおすすめ!無料で試着できるサービスを利用してみた

関連記事:最新じゃなくても大丈夫!型落ちランニングシューズの隠れた魅力とは

関連記事:ランニングシューズのモデルチェンジの時期は?最適なタイミングで最新モデルを購入しよう

関連記事:フルマラソン用レースシューズはいつ買う?レースシューズを購入する最適な時期とは?

関連記事:フルマラソンで着用予定のレースシューズはどのくらいの頻度でトレーニングで使うべき?

関連記事:【初心者ランナーの疑問】ランニングシューズは何足あればいいの?2〜3足必要?私の使い分けを紹介

【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ

フルマラソン出場までの流れをまとめました。

初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。

マラソン大会の選び方

購入すべきランニンググッズ

完走するためのトレーニング方法

レース前日や当日の過ごし方

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【完全版】初心者がフルマラソン完走するためのロードマップ

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Yusuke Saito
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マラソンランナー
初心者のためのマラソンブログ「31らん(さいらん)」運営者。2018年6月にランニングを始め、年間2,500km走ってます。これまでの記録は、【フルマラソン】 3:57:54(ちばアクアラインマラソン2024) 【ハーフマラソン】 1:46:18(第39回フロストバイトロードレース)。マラソン大会に向けた流れやトレーニング方法、ランニンググッズを紹介していきます。
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