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フルマラソン用レースシューズはいつ買う?レースシューズを購入する最適な時期とは?

yusuke saito
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フルマラソンに初めて挑戦する際に直面するのが、「レースシューズをいつ購入すべきか」という問題。

もちろん今まで着用していたシューズをそのままレースでも着用するのでも問題ありません。

ですが、「ジョグ用シューズはソール部分が消耗してるし、せっかく出るなら新しいシューズを購入したい!」と思うのが正直なところでしょう。

この記事では、フルマラソンにおけるレースシューズの最適な購入時期について解説します。

レース本番で最高のパフォーマンスを発揮するため、レースシューズの購入タイミングを間違えないようにしましょう。

結論:レース当日の4〜6週間前までに購入するのがベスト!

レース当日に着用するシューズは、レース当日の4〜6週間前(1〜1.5ヶ月前)までに購入するようにしましょう。

理由は2つあります。

レースシューズを1ヶ月前までに購入すべき理由
  • 「足に馴染むまで時間がかかる」
  • 「レース当日の想定ペースで走り、シューズの感触を試す必要がある」

足に馴染むまで時間がかかる

新品のシューズは、足に馴染むまでに時間がかかります。

特に、ランニングシューズは走っている際のフィット感が重要です。

試着の段階では分からなかったカカトやつま先などのフィット感を、レース当日までのトレーニングを通じて適応させる必要があります。

5kmや10kmのレースでは、足の違和感を感じることなく終えることができるかもしれません。

ですが、ハーフやフルマラソンは誤魔化しが効きづらい距離で、途中で、”水ぶくれ”や”足の擦れ”による痛みが出る可能性もあります。

そのため、トレーニングの段階からシューズの履き心地を確認し、足に馴染ませることが重要です。

レース当日の想定ペースで走り、シューズの感触を試す必要がある

フルマラソンに出場する方の多くは、設定ペース(レースペース)を決めると思います。

例えば、フルマラソン4時間切りであれば5:41/km、5時間切りであれば7:06/kmといった形です。

これから購入する予定のレースシューズは、普段履いているジョグ用シューズより反発性に優れている場合が多く、スピードが出やすい設計です。

ジョグ用シューズと同じ感覚で走ってしまうと、気づいたら、レースペースより速いペースで走ってしまうことが多いです。

それだけ、自然とスピードが出てしまうチート級のシューズがレースシューズです。

レースペースより速く走ってしまうと、レース後半(30km以降)、疲労により足が止まってしまう恐れがあります。

そのため、レース1ヶ月前を目安に、トレーニング中に”反発性”や”クッション性”などを確認し、ペース感覚を修正し、レースペースで走る準備をしましょう。

レースシューズを着用して事前に20〜30km走ることが大事

レースシューズは、なるべく新品の状態で着用したいため、レース当日まで一度も履きたくない気持ちもあるでしょう。

それではレース当日にトラブルが起きる可能性もあるため、少なくともレース前に1回はロング走(20〜30km走)で使用する必要があります。

ここでは、下記の点を抑えておきましょう。

ポイント
  • 少なくともレースシューズを着用して、レース前に1回はロング走を行う
  • 怪我のリスクがあるため、レース1週間前に初めて着用することはしない
  • ロング走前に何回か着用してシューズの感覚を掴む必要があるため、その期間を見越して購入する必要がある

少なくともレースシューズを着用して、レース前に1回はロング走(20〜30km走)を行う

一般的にはレース3週間前に30km走、2週間前に20km走、1週間前に10kmをレースペース※で走り、レース当日に備えます。

  • レース3週間前:30km走
  • レース2週間前:20km走
  • レース1週間前:10km走
※補足(レースペース)
  • サブ3.5(3時間30分切り):4分58秒/km
  • サブ4(4時間00分切り):5分41秒/km
  • サブ4.5(4時間30分切り):6分23秒/km
  • サブ5(5時間00分切り):7分06秒/km
  • サブ5.5(5時間30分切り):7分49秒/km

上記はあくまで理想形なので、不安がある方は全て行う必要はありません。

もし、30kmを走れるほど仕上がっていない方やレース直前に怪我したくない方は、下記のメニューに取り組みましょう。

  • レース3週間前:20km走
  • レース2週間前:10km走
  • レース1週間前:10km走

どちらにせよ、最低でも20kmという距離は、レースシューズを履いて走るようにしましょう。

フルマラソンの半分の距離を走れば、ある程度、レースシューズの感覚が掴めるからです。

関連記事:30km走のペース設定とは?30km走の効果やおすすめのコースなど

怪我のリスクがあるため、レース1週間前に初めて着用することはしない

新品シューズを履くと、足首をひねったり、水ぶくれができたり、マメができたり、と何かしらのトラブルが起こる可能性があります。

そのため、レース1週間前といったレース直前で初めて着用するのはNGです。

『なるべく新品の状態で履きたい』という気持ちは分かりますが、数十キロ走ったくらいでは性能は落ちません。

目安である4〜6週間前から着用して、徐々に足に馴染ませ、42kmという距離にも対応できるようにしましょう。

ロング走前に何回か着用してシューズの感覚を掴む必要があるため、その期間を見越して購入する必要がある

ロング走(20〜30km)前に何回か着用してシューズの感覚を掴む必要があるため、レース当日の4〜6週間前までに購入することを推奨しています。

理想は5〜6週間前の購入です。

4週間前に購入した場合、1週間で履き慣らし、レース3週間前の30km走(または20km走)を行う必要があります。

1週間だと、足に馴染むには時間が短いため、怪我をしてしまう恐れがあります。

そのため、5〜6週間前に購入し、2〜3週間で5km、10km、15kmと徐々に距離を伸ばし、ある程度足に馴染ませてから30km走(または20km走)に臨むことが大切です。

私の過去の経験

私はレース2週間前に新品のシューズを購入し、レースまで時間がなかったのもあり、5km走を1回だけ行い、2回目の着用で20km走を行いました。

5km走のときは問題がなかったため『20kmも大丈夫だろう!』と思っていたところ、見事に、足首を痛めてしまいました。

結果、そのシューズはレースでは使用せず、今まで着用していたシューズでレースに臨みました。

このように、レース直前に購入し、足に馴染む前にロング走を行うと、足を痛めてしまう場合もあります。

ぜひ、レースシューズを購入する場合は、レース当日の4〜6週間前までに購入するようにしましょう。

まとめ

今回は、フルマラソンにおけるレースシューズの最適な購入時期について解説しました。

改めてになりますが、レース当日に着用するシューズは、レース当日の4〜6週間前までに購入するようにしましょう。

フルマラソンに挑む際、レースシューズの購入タイミングは、とても大切です。

適切なシューズを早めに選び、レースに向けて足に馴染ませることで、”フルマラソン◯時間以内に完走”という目標達成の可能性を高めることができます。

ぜひ、参考にしてみてください。

本日は以上です。

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Yusuke Saito
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マラソンランナー
初心者のためのマラソンブログ「31らん(さいらん)」運営者。2018年6月にランニングを始め、年間2,500km走ってます。これまでの記録は、【フルマラソン】 4:06:27(第32回ぐんまマラソン) 【ハーフマラソン】 1:46:18(第39回フロストバイトロードレース)【10キロ】42:47 【5キロ】19:08 【1キロ】3:17 マラソン大会に向けた流れやトレーニング方法、ランニンググッズを紹介していきます。
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