マラソン大会の選び方8選!特に初心者が見るべき3つのポイントとは?


初めてフルマラソンを走ろうと思っていますが、どんな基準で大会を選べばいいですか?
そんな疑問にお答えします。
まず、1年を通して、全国各地でマラソン大会は開催されています。
「東京マラソン」のように10,000人を超える大規模大会や「名古屋ウィメンズマラソン」のように女性限定など、大会によって特徴は様々です。
この記事では、マラソン大会の選び方をご紹介します。
この記事を読むと、大会選びで必ず確認しておくべき点がわかります。
下記が、今回解説する8つのポイントです。
- 大会選びのポイント
- ・開催地
・制限時間
・高低差(完走率)
・季節
・大会の規模感
・参加料
・参加賞や完走賞
・距離
この中でも、初心者は「日帰りでいける場所」「制限時間が長い」「高低差の少ないコース」を基準に、選ぶと良いでしょう。
必ず確認しておきたいポイント

それでは、必ず確認しておきたいマラソン大会の選び方をご紹介します。
今回のポイントは、下記の通りです。
- 必ず確認しておきたい点
- ・開催地
・制限時間
・高低差(完走率)
それでは、一つずつ見ていきましょう。
開催地
まずはじめに、開催地は重要です。
特に、初めてフルマラソンに出場する方は、「日帰りでいける場所」を選びましょう。
理由は、下記の通りです。
- 移動時間が短いと、体力を消耗しづらい
- (前日に)慣れた環境で寝れるので、身体が休まる
- ケガや体調不良になった場合でも、帰りやすい
遠方の大会の場合、飛行機や新幹線での長時間の移動となり、体力を消耗してしまいます。
また、前泊する場合、普段とは違った環境での「睡眠」となるため、身体をしっかり休めさせれるか分かりません。
さらに、(フルマラソン当日は)練習以上の距離・時間走るわけなので、ケガをしたり、体調不良になる恐れがあり、移動時間が長いと、その日に帰れず、次の日に影響が出てしまう場合もあります。
なので、初めてのフルマラソン時は移動時間が短い、日帰りでいける大会を選びましょう。
制限時間
フルマラソンには、制限時間が設けられています。
一般的なフルマラソンの制限時間は5〜7時間で、初心者の方は6〜7時間の大会がおすすめです。
理由は、単純に制限時間が長いほうが完走しやすいので、なるべく制限時間が長い大会を選びましょう。
詳しくは、初心者が完走しやすいフルマラソン大会21選で解説しています。
高低差(完走率)
高低差(アップダウン)の少ない、走りやすいコースを選びましょう。
高低差のあるコースだと平坦なコースに比べ、完走率が下がります。
特に、初心者の方は十分に”足づくり”ができていないため、アップダウンが続いたり、上り坂の距離が長いと、平坦なコース以上の体力を消耗してしまいます。
なので、なるべく平坦なコースを選ぶと、体力の消耗を抑えることができ、完走しやすいです。
理想的な高低差は「10m以下」で、下記が高低差の少ない大会となります。
- 4m:板橋シティマラソン(東京) 完走率:96.29%
- 8m:とくしまマラソン(徳島) 完走率:92.52%
- 10m:東京マラソン(東京) 完走率:95.9%
- 10m:さが桜マラソン(佐賀) 完走率:91.7%
もちろん、10m以上でも完走率90%を超える大会はあるので、参考程度に知っておきましょう。
高低差は、公式HPのコース紹介で確認できるので、エントリー前にチェックしてみてください。
必ずではないが、確認しておきたいポイント

続いて、必ずではないが、確認しておきたいマラソン大会の選び方をご紹介します。
ポイントは、下記の通りです。
- 必ずではないが、確認しておきたい点
- ・季節
・大会の規模感
・参加料
・参加賞や完走賞
・距離
それでは、一つずつ見ていきましょう。
季節
マラソンシーズンは9月〜3月です。
この時期は、マラソンをする上で快適な気候なので、多くの大会が開催されています。
大会を選ぶときは大会開催日もそうですが、トレーニングする時期を踏まえた上で選びましょう。
初心者がフルマラソンを完走するには、約6ヶ月前からトレーニングする必要があります。
- 例
- ・3月上旬開催(例: 東京マラソン)なら、9月からトレーニングを開始する
- ・8月末開催(例: 北海道マラソン)なら、3月からトレーニングを開始する
- ・10月末開催(例: 金沢マラソン)なら、5月からトレーニングを開始する
例えば、「金沢マラソン(10月開催)」の場合、梅雨の時期(6月下旬〜7月上旬)〜8月の真夏日にトレーニングする必要があります。
また、「東京マラソン(3月開催)」の場合は、12月〜2月の寒い中、かつ(花粉症持ちの方は)花粉シーズンにトレーニングをしなければなりません。
人それぞれ「暑いのが苦手」「寒いのが苦手」があると思うので、自分に合った季節でトレーニングできるか考えた上で、大会を選びましょう。
おすすめは10〜12月開催の大会です。1〜3月に比べると気温が高く、走りやすいです。8月の真夏にトレーニングする必要がありますが、気温が低い早朝の時間帯に走ることで暑さは凌げるので、問題ないでしょう。
大会の規模感
フルマラソンは、1,000人規模の小規模大会から5,000人を超える大規模大会まで様々な大会が開催されています。
それぞれの特徴です。
・ランナーが少ないので走りやすい
・参加料が安い
・給水所が少ない or ない
・周回コースが多い
・応援は少ない
・観光名所を巡るコースなど、景色が楽しめる
・給水所が豪華(ご当地グルメなど)
・沿道の声援が途切れないので、元気を貰える
・お祭り感があり、その場にいるだけで楽しい
・参加料が高い
・ランナーが多いので走りづらい
もし迷ったら、大規模な大会を選びましょう。
理由は、ランナーへのサポートが充実しており、何より会場の雰囲気や沿道の声援など、マラソンを楽しむのにふさわしい環境だからです。
参加料
フルマラソンの参加料は、決して安くはありません。
大都市開催の大会は1万円を超える大会がほとんどで、交通費や当日までに揃えたグッズを含めると、数万円かかってしまいます。
下記が、主要大会の参加料です。
- 北海道マラソン(北海道):16,500円
- 東京マラソン(東京都):23,300円
- 金沢マラソン(石川県):15,000円
- 京都マラソン(京都府):18,000円
- 大阪マラソン(大阪府):17,200円
- 福岡マラソン(福岡県):16,400円
- 青島太平洋マラソン(宮崎県):11,800円
- NAHAマラソン(沖縄県):12,000円
「東京マラソン」が一番高く、他の大会も1万円を超えています。
逆に、参加料が安い大会は「板橋Cityマラソン(東京都)」で、6,500円です。
上記の大会は定員15,000人と、大規模ながら参加料が安い、全国の中でも数少ない大会となっています。
関東圏にお住まいの方は、ぜひ参加検討するのも良さそうですね。
参加賞や完走賞
マラソン大会では、参加賞や完走賞が貰える大会もあります。
なので、欲しい商品が手に入る、大会の中から選ぶのも一つです。
- 例
- ・ティファニーのペンダント(名古屋ウィメンズマラソン)
・鮭丸ごと1尾(別海町パイロットマラソン)
・メロン2玉(日本海メロンマラソン)
一般的には「オリジナルTシャツ」や「マフラータオル」が参加賞になっている大会が多いですが、中には、地場産品が貰える大会もあります。
詳しくは、豪華参加賞が貰えるマラソン大会9選【フルマラソン経験者が語る】で解説しています。
距離
フルマラソンは42.195kmですが、フルマラソン以外に、実は、さまざまな距離の大会が存在します。
- フルマラソン(42.195km)
- ハーフマラソン(21.0975km)
- 10kmマラソン
- 30kmマラソン
- ウルトラマラソン(42.195km以上)
人によっては、「マラソンと言ったらフルマラソンだよ!」「いきなり42kmも走れないから、まずは10kmマラソンかな」と、考えはさまざまです。
どの距離でも「完走」という経験を積むことができるので、まずは完走できそうな距離から挑戦していきましょう。
詳しくは、マラソン大会の種類とは?距離に応じて色々な種類があるって知ってた?で解説しています。
まとめ あなたが出場したい大会に出よう

今回はマラソン大会にエントリーする際に見るべきポイントを8つご紹介しました。
改めて、おさらいです。
- 大会選びのポイント
- ・開催地
・制限時間
・高低差(完走率)
・季節
・大会の規模感
・参加料
・参加賞や完走賞
・距離
この中でも、初心者の方は「日帰りでいける場所」「制限時間が長い」「高低差の少ないコース」を選ぶと良いでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
本日は以上です。
【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ

フルマラソン出場までの流れをまとめました。
初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。
- マラソン大会の選び方
- 購入すべきランニンググッズ
- 完走するためのトレーニング方法
- レース前日や当日の過ごし方
▼詳しくはこちら
【完全版】初心者がフルマラソン完走するためのロードマップ