フルマラソン前日の過ごし方!やること・やってはいけないことを解説

今週末、フルマラソンに出場しますが、前日はどのように過ごせばいいですか
そんな疑問にお答えします。
フルマラソンに出場する方、必見です。
フルマラソン前日は、「何を食べればいい?」「走ったほうがいい?」「何時に寝ればいい?」と不安になりやすいものです。
しかし、前日の過ごし方を間違えると、当日のスタート前から疲れが残ったり、補給や準備でバタついたりして、本来の力を出しにくくなります。
この記事では、初めてフルマラソンに出場する方に向けて、前日にやること、やってはいけないこと、理想的な1日の流れを分かりやすく解説します。
前日の準備を整えて、安心してレース当日を迎えましょう。
フルマラソン前日にやること
- 持ち物・装備を最終確認する
- 大会情報と会場までの動きを確認する
- 朝食・補給・トイレの準備をしておく
- 食事と水分補給でコンディションを整える
- 軽めの調整だけにして身体を整える
- 当日の服装を天気に合わせて決める
- 早めに休んで睡眠を確保する
① 持ち物・装備を最終確認する
フルマラソン前日は、当日の朝に慌てないよう持ち物とウェアをしっかり確認しておくことが大切です。
必要なものを前日のうちに確認しておけば、いざ手元になかったとしても購入すれば良いなど対応できます。
最終的な持ち物チェック

ウェアやシューズ、補給食、タオル、着替えなど、レース当日に必要なものは前日のうちにひと通り確認しておきましょう。
マラソン大会は、想像以上に持ち物が多くなりがちです。
とくに、普段の練習では使わないものの、大会当日に使う予定のレース用ソックスや補給ジェル、サングラスなどは忘れやすいポイントです。
さらに、前泊がある場合は宿泊用の荷物も増えるため、普段以上に持ち物の確認が重要になります。
当日の朝に慌てないためにも、必要なものは一度すべて並べて確認しておくと安心です。
不安な方は、当日の持ち物リストを見ながら一つずつ確認しておきましょう。
関連記事:マラソン持ち物チェックリスト保存版!フルマラソン当日の必需品&便利グッズ【初心者向け】
アスリートビブス・計測チップなど必要物を再確認する


忘れてはいけないのが、アスリートビブスと計測チップです。
これらは事前に自宅へ郵送されることが多いため、前日まで保管したまま、当日に持って行くのを忘れやすいアイテムです。
アスリートビブスや計測チップは、当日の受付やタイム計測に必要な大切なものです。
装着していないと、記録が正しく計測されなかったり、大会によっては失格扱いになったりすることもあります。
前日のうちにウェアや持ち物と一緒に準備し、すぐ取り出せる場所に入れておきましょう。
安全ピンの有無もあわせて確認しておくと安心です。
関連記事:マラソンのゼッケン位置はどこが正解?アスリートビブスの付け方とゼッケン留め3選
当日の服装を一式並べて確認する
レース当日に着るウェアやソックス、帽子などは、前日のうちに一式まとめて並べて確認しておくのがおすすめです。
全体を見える形にしておくと、準備漏れを防ぎやすくなります。
特に、当日の朝はバタつきやすいため、着るものをあらかじめ決めておくだけでも余裕が生まれます。
たとえば、下記のようにその日に着るものを一通り並べておくと分かりやすいです。


基本は、普段の練習で着用しているアイテムを選べば問題ありません。
本番だけ新しいウェアを使うと、擦れや違和感につながることもあるため、着慣れたもので揃えるのが安心です。
スマホ・GPSウォッチ・イヤホンなどを充電する

スマホやGPSウォッチ、イヤホンを使う場合は、前日のうちにしっかり充電しておきましょう。
充電不足のまま当日を迎えると、走行データの記録が途中で止まったり、家族や知人との連絡が取りにくくなったりすることがあります。
特にGPSウォッチは、フルマラソンの記録を残すうえで欠かせないアイテムです。
また、充電そのものは忘れにくくても、充電ケーブルやモバイルバッテリーを忘れるケースもあります。

前泊がある場合は、あわせて持ち物に入っているか確認しておくと安心です。
当日の朝に慌てないためにも、使う機器は前日の夜までに充電を済ませておきましょう。
② 大会情報と会場までの動きを確認する
フルマラソン前日は、大会情報や会場までの流れを確認しておくことも大切です。
事前に把握しておけば、当日の移動や受付で慌てにくくなります。
パンフレット・公式サイト確認

大会パンフレットや公式サイトを見て、当日の案内や注意事項を事前に確認しておきましょう。
特に、着替え場所、手荷物預かり所、トイレ、整列場所などは、前日までに把握しておくと当日スムーズに行動しやすくなります。


会場は想像以上に広かったり、人が多くて移動に時間がかかったりするため、あらかじめ流れを確認しておくことが大切です。
また、手荷物預かりやスタート整列には締切時間が設けられているケースも多く、間に合わないと焦りにつながります。

大会によっては、整列時間に遅れると最後尾からのスタートになったり、場合によっては出走できなかったりすることもあります。
当日の不安を減らすためにも、前日のうちにパンフレットや公式サイトを見て、行動の流れをひと通り確認しておきましょう。
関連記事:マラソン当日の着替え場所ガイド!公式更衣室・屋外・車・近隣施設の使い分け
関連記事:マラソンの手荷物預け完全ガイド!当日の動線と失敗回避チェック
会場アクセス確認

会場までの行き方や最寄り駅、移動手段は、前日までにしっかり確認しておきましょう。
電車で向かう場合は、乗り換え場所や最寄り駅から会場までの道順、車で向かう場合は会場周辺の駐車場やそこから会場までの動きを把握しておくことが大切です。
電車で向かう方
・乗り換え場所
・最寄り駅から会場までの道順
車で向かう方
・会場または会場付近の駐車場までの道順
・駐車場から会場までの道順
特に都心部で行われるレースでは、1万〜2万人以上のランナーが同じ時間帯に一斉に会場へ向かうため、電車はかなり混雑しやすく、予定していた電車に乗れないこともあります。

また、車で向かう場合も、会場周辺は多くの車が集中するため渋滞しやすくなります。
大会当日は交通規制や通行止めが行われることもあるため、普段と同じ感覚で移動すると間に合わない可能性があります。
「いつも空いているから大丈夫」と考えず、当日は混雑する前提で、時間に余裕を持ったスケジュールを組んでおくと安心です。
不安な方は、候補となる電車を1本早めに考えておいたり、車の場合は近隣駐車場もあわせて確認しておいたりすると、さらに落ち着いて行動しやすくなります。
会場までの移動時間と到着時刻を再確認する

移動にかかる時間を踏まえて、何時に会場へ到着するかを前日までに決めておきましょう。
あらかじめ到着時刻を決めておくことで、当日の朝も落ち着いて行動しやすくなります。
会場に早めに着いておけば、着替えや荷物預け、トイレ、整列などを慌てず進めやすくなります。

反対に、到着がギリギリになると、移動中の遅れや混雑の影響を受けやすく、スタート前から焦ってしまう原因になります。
特に大規模な大会では、会場到着後もスタート地点まで移動に時間がかかることがあります。

そのため、会場に着く時間だけでなく、「整列時間に間に合うか」まで逆算して考えておくのがおすすめです。
安心してスタートを迎えるためにも、当日は少し早めに到着するつもりでスケジュールを組んでおきましょう。
③ 朝食・補給の準備をしておく
フルマラソン前日は、朝食や補給の準備まで考えておくと安心です。
当日の朝は想像以上に慌ただしいため、前日に決めておくことで落ち着いて行動しやすくなります。
朝食の準備

レース当日の朝に食べるものは、前日のうちに準備しておきましょう。
当日の朝に用意しようとすると、時間が足りなくなったり、慌てて普段食べ慣れていないものを選んでしまったりすることがあります。
安心してスタートを迎えるためにも、朝食は前日までに用意しておくのがおすすめです。
特に前泊がある場合は、近くのコンビニやスーパーで前日のうちに購入しておくと安心です。
コンビニは品揃えが豊富で、おにぎり、パン、バナナ、ゼリー飲料など、朝食に使いやすいものを揃えやすいです。
当日の朝に迷わないためにも、「何を食べるか」まで決めたうえで準備しておくと、よりスムーズに行動しやすくなります。
関連記事:マラソン当日の朝食は何を食べる?おすすめメニューと補給の流れを解説
朝食の時間を決めておく
朝食は、何時に何を食べるかまで前日までに決めておくと安心です。
フルマラソン当日の朝食は、レース開始の3時間前までに済ませるのが基本です。
たとえば、スタートが9:00の大会であれば、6:00までに食べ終えるイメージになります。
あらかじめスタート時間・(自宅や宿泊施設から)出発時間から逆算して考えておくことで、当日の流れも組み立てやすくなります。
朝食の時間が決まれば、自然と起床時間の目安も決まるため、前日の就寝時間も調整しやすくなります。
関連記事:マラソン当日の起床時間の目安と決め方!スタート3〜4時間前が目安【タイプ別例あり】
補給食を持つ順番まで決めておく

補給食は何を持つかだけでなく、どの順番で使うかまで前日までに決めておくのがおすすめです。
フルマラソン本番では、走りながら補給食を取り出すことになるため、その場で「次はどれを飲むか」と考えていると、補給のタイミングを逃しやすくなります。

あらかじめ順番を決めておけば、迷わず取り出しやすくなり、落ち着いて補給しやすくなります。
たとえば、前半はエネルギー補給用、中盤以降はカフェイン入り、後半は足つり対策用など、自分なりの流れを決めておくと分かりやすいです。
ポーチやポケットに入れる順番まで整えておけば、本番でもさらにスムーズに対応しやすくなります。
補給で失敗しないためにも、前日のうちに「何を・いつ・どの順番で使うか」まで整理しておきましょう。
関連記事:フルマラソンにおすすめの補給食15選【サブ3.5、サブ4、サブ5向け】
④ 食事と水分補給でコンディションを整える
フルマラソン前日は、食事と水分補給を意識して、当日に向けたコンディションを整えておくことが大切です。
食べ方や飲み方を少し意識するだけでも、当日の走りやすさにつながります。
糖質中心の食事

前日の食事は、ご飯やパン、麺類などの糖質を意識して摂るのがおすすめです。
フルマラソンでは長時間エネルギーを使うため、前日のうちにしっかりエネルギーを蓄えておくことで、レース後半の失速を防ぎやすくなります。
特に初心者は、後半にガス欠を起こしやすいため、前日の食事はとても大切です。
また、レース当日は、できるだけ胃の調子が良い状態でスタートするのが理想です。

そのため、脂っこいものや刺激の強いものは避け、できるだけ消化の良いものを選ぶようにしましょう。
「たくさん食べること」よりも、「エネルギーになりやすく、胃に負担をかけにくいものを選ぶこと」を意識すると安心です。
関連記事:マラソン前日の食事は何を食べる?おすすめメニュー・コンビニ例・避けたい食べ物を解説
経口補水液を飲む

前日は、水分補給も忘れずに行いましょう。
特に汗をかきやすい方や、気温が高い時期のレースでは、想像以上に多くの水分が失われやすくなります。
そのため、前日のうちからこまめに水分を摂り、体内の水分バランスを整えておくことが大切です。
レース当日は、できるだけ身体にしっかり水分が入った状態でスタートするのが理想です。
車でいうと、ガソリンを満タンにして出発するようなイメージで考えると分かりやすいでしょう。
水だけでなく、経口補水液などを活用して電解質もあわせて補っておくと、より安心してレース当日を迎えやすくなります。
ただし、一度に大量に飲むのではなく、前日からこまめに補給することを意識しましょう。
⑤ 軽めの調整だけにして身体を整える
フルマラソン前日は、無理に動くのではなく、疲れを残さない範囲で身体を整えることが大切です。
追い込む日ではなく、本番に向けてコンディションを整える日と考えましょう。
ランニングは控える。でも走るなら1km刺激走
レース前日は、基本的に長く走ったり、負荷の高い練習をしたりするのは控えるのがおすすめです。
大切なのは、疲労を残さずに当日を迎えることです。
前日はしっかり筋肉を休めて、レース本番に備えましょう。無理に走らなくても、休息(ランオフ)で問題ありません。
特に、前日に車や新幹線、飛行機で移動する方は、それだけでも身体に負担がかかりやすくなります。
移動中は、できるだけ階段を避けてエスカレーターやエレベーターを使う、長時間立ちっぱなしを避けるなど、足の筋肉を無駄に使わないよう意識すると安心です。

座れるときは積極的に座って休みましょう。
一方で、自宅から会場に向かう方など、少し身体を動かしたい場合は、ウォーキングのような低負荷な運動で軽く筋肉を動かす程度なら問題ありません。
それでも「少し走っておきたい」と感じる方は、レースペースで1kmだけ走る刺激走にとどめるのがおすすめです。
軽く刺激を入れることで血行が促進され、レース当日に足が動きやすく感じることがあります。
ただし、前日に走りすぎると疲労が残ってしまうため、物足りなく感じても1km程度で止めておくのが安心です。
軽く身体をほぐす程度のストレッチをする

レース前日は、強く伸ばすようなストレッチではなく、軽く身体をほぐす程度にしておくのがおすすめです。
無理のない範囲で身体を動かすことで、筋肉のこわばりを和らげやすくなり、翌日のレースにもつなげやすくなります。
特に、移動時間が長かった方や、座っている時間が多かった方は、軽くほぐしておくと身体が楽に感じやすいです。
ただし、前日に強く伸ばしすぎたり、痛みを感じるほど行ったりするのは逆効果になることもあります。
あくまで「整える」意識で、気持ちよく伸ばせる範囲にとどめておきましょう。
足の爪を切る
足の爪が伸びている場合は、前日のうちに切っておきましょう。
足の爪が長いままだと、レース中にシューズの中で指先が当たりやすくなります。
フルマラソンは普段のトレーニングよりも距離が長く、走っている時間も長いため、指先や爪にかかる負担も大きくなりやすいです。
爪が長いと、シューズの先端に擦れる回数が増え、爪が割れたり、痛みにつながったりする可能性があります。
後半になるほどダメージを感じやすくなるため、事前に整えておくことが大切です。
⑥ 当日の服装を天気に合わせて決める

フルマラソン前日は、気温や風、雨の有無を確認しながら、当日の服装を決めておきましょう。
天候に合わないウェアを選んでしまうと、暑すぎたり寒すぎたりして、レース中の走りにくさにつながることがあります。
そのため、前日の時点で天気予報を確認し、気温やコンディションに合わせて服装を最終調整しておくことが大切です。
また、朝は寒くても走り始めると暑くなることがあるため、調整しやすい服装を考えておくと安心です。
雨予報の場合は帽子や羽織りもの、寒い日は手袋やアームカバーなども含めて準備しておくと、当日も落ち着いてスタートしやすくなります。

⑦ 早めに休んで睡眠を確保する

レース前日は、いつもより早めに休み、しっかり睡眠時間を確保しておきましょう。
フルマラソン当日は、普段の練習とは比べものにならないほど体力を使います。
そのため、少しでも良いコンディションでスタートするには、前日の睡眠がとても大切です。
初めての大会では、興奮や緊張でなかなか寝付けないこともあるかもしれません。
ただ、だからといって夜遅くまで起きているのは避けたいところです。
眠れなくても、早めに布団に入って身体を休めることを優先しましょう。
寝つきが気になる方は、軽くストレッチをして身体をほぐしたり、落ち着いた音楽を聴いたり、アロマなどでリラックスしたりするのもおすすめです。
できるだけ心身を落ち着かせて、眠りやすい状態を整えておきましょう。
目安としては、7〜8時間ほどの睡眠を確保し、スッキリした状態で朝を迎えられるようにしたいところです。
フルマラソン前日にやってはいけないこと
- 【NG①】マッサージなどで身体に強い刺激を入れる
- 【NG②】長風呂をする
- 【NG③】消化に悪いものやアルコールを摂る
- 【NG④】カフェインを摂りすぎる
- 【NG⑤】立ちっぱなし・歩きすぎで足を疲れさせる
- 【NG⑥】夜更かしする
【NG①】マッサージなどで身体に強い刺激を入れる
フルマラソン前日は、少しでも疲れを取りたいと思って、マッサージや強いストレッチをしたくなるかもしれません。
ただし、前日に身体へ強い刺激を入れるのは控えたほうが安心です。
強く揉んだり、無理に筋肉をほぐしたりすると、かえって身体がだるく感じたり、筋肉に余計な負担がかかったりすることがあります。
こうしただるさは、一般的に「好転反応」と呼ばれることもあります。
不調が1〜3日ほど続くこともあるため、前日に起きてしまうと、だるさが残ったまま当日を迎える可能性があります。
本番前にコンディションを崩さないためにも、前日は「疲れを抜く日」「整える日」と考え、刺激の強いケアは避けるのがおすすめです。
どうしても身体をほぐしたい場合は、軽くストレッチをする程度にとどめておきましょう。
【NG②】長風呂をする
フルマラソン前日に、30分を超えるような長風呂をするのは控えたほうが安心です。
長時間お風呂に入ると、思っている以上に汗をかき、水分が失われやすくなります。
せっかく前日から水分補給を意識していても、長風呂で脱水気味になってしまうともったいありません。
また、身体が温まりすぎると、寝つきが悪くなることもあります。
レース前日はしっかり睡眠を取りたいタイミングなので、入浴でコンディションを崩さないよう注意したいところです。
特に寒い時期は湯船につかりたくなりますが、前日は汗をかくほど長く入るのではなく、軽く身体を温める程度の短めの入浴にしておきましょう。
【NG③】消化に悪いものやアルコールを摂る
フルマラソン前日の食事では、脂っこいものや刺激の強いもの、アルコールは避けたほうが安心です。
こうしたものは胃腸に負担がかかりやすく、当日の胃もたれや腹痛につながることがあります。
スタート前からお腹の調子が悪いと、本来の走りがしにくくなってしまいます。
そのため、前日はご飯やパン、麺類などの糖質を中心に、消化の良いものを選ぶようにしましょう。
前泊でホテルや旅館に泊まる場合も、ご当地グルメやお酒は控え、楽しみはレース後に回すのがおすすめです。
前日の食事は、「特別なものを食べる日」ではなく、当日気持ちよく走るために整える日と考えておきましょう。
【NG④】カフェインを摂りすぎる
フルマラソン前日は、コーヒーやエナジードリンクなどでカフェインを摂りすぎないようにしましょう。
カフェインには利尿作用があるため、摂りすぎると身体の外へ水分が出やすくなります。
前日は水分補給を意識したいタイミングなので、飲みすぎには注意したいところです。
また、カフェインには覚醒作用もあるため、頭が冴えてしまい、夜になっても寝つきにくくなることがあります。
フルマラソン前日はしっかり睡眠を取りたいので、睡眠の妨げになるような飲み方は避けたいです。
普段からカフェインをよく摂る方も、前日は量を控えめにし、特に夕方以降は飲みすぎないよう意識すると安心です。
【NG⑤】立ちっぱなし・歩きすぎで足を疲れさせる
フルマラソン前日は、走っていなくても立ちっぱなしや歩きすぎで足に疲労がたまることがあります。
観光や買い物、会場の下見などで長時間歩くと、知らないうちに足へ負担がかかりやすくなります。
「走っていないから大丈夫」と思っていても、前日の消耗は当日のコンディションに影響しやすいです。
特に前泊がある場合は、移動だけでも想像以上に足を使います。
駅の階段を何度も上り下りしたり、長時間立ったままでいたりすると、少しずつ疲れがたまっていきます。
前日はできるだけ足を休める意識を持ち、座れるときは積極的に座る、階段ではなくエスカレーターやエレベーターを使うなど、無駄な消耗を避けるようにしましょう。
【NG⑥】夜更かしする
フルマラソン前日は、緊張や興奮でなかなか眠れないこともあります。
ただ、だからといって夜更かしをしてしまうのは避けたいところです。
睡眠不足のまま当日を迎えると、集中力や体調に影響しやすくなり、レース後半の粘りにも差が出やすくなります。
少しでも良いコンディションでスタートするためには、前日の睡眠がとても大切です。
たとえすぐに眠れなくても、まずは早めに布団に入り、身体を休めることを優先しましょう。
スマホを長く見続けたり、遅い時間まで準備をしたりせず、リラックスできる環境を整えて早めに休むことが大切です。
レース当日を想定した生活リズムにしよう
万全のコンディションでレースに臨むには、レース当日に合わせた生活リズムで過ごすことが大切です。
フルマラソンは9:00前後にスタートする大会が多く、朝早い時間から行動するケースが一般的です。
そのため、できれば2週間前から、難しければ1週間前から、レース当日のスケジュールを意識した生活に少しずつ整えていくと安心です。
意識したいポイントは、大きく2つあります。
- 1つ目は、レース当日の起床時間を決めておくこと。
- 2つ目は、レース前日の就寝時間を決めておくこと。
この2つを先に決めておくことで、朝食の時間や家を出る時間も逆算しやすくなります。
前日だけ急に早寝早起きをしようとしても難しいため、事前から少しずつ身体を慣らしておくことが、当日の落ち着きやパフォーマンスにつながります。
レース本番で力を発揮するためにも、前日だけでなく、その前から当日を想定した生活リズムを意識して過ごしていきましょう。
以下で、それぞれのポイントを詳しく解説します。
【重要1】朝食・起床時間を決めておく
レース当日は、スタート4〜5時間前に起床し、朝食は3時間前までに済ませるのが一般的です。
また、会場には遅くてもスタート1時間30分前までに到着できるよう、余裕を持って行動したいところです。
そのため、まずは会場到着予定時刻を決め、そこから逆算して起床時間を決めるのがおすすめです。
- 起床はレース開始4〜5時間前
- 朝食はレース開始3時間前
- 会場到着はレース開始1時間30分前
たとえば、9:00スタートの大会であれば、当日の流れは次のようになります。
4:30 起床
5:30 朝食
6:00 準備
6:30 移動
7:30 会場到着・着替え
8:15 荷物預け・トイレ
8:30 整列・ウォーミングアップ
9:00 レーススタート
前泊する方であれば会場までの移動時間は短くなりやすく、反対に自宅から向かう方は1時間以上かかることもあるでしょう。
そのため、事前に移動時間を確認し、自分に合った当日のスケジュールを立てておくことが大切です。
なぜ、生活リズムに整えると良いのか
こうした生活リズムに整えておく理由は、レース当日の朝は普段よりかなり早く動くことになるからです。
たとえば、普段は8:00起床・9:00朝食の方が、当日だけ急に5:00起床・6:00朝食に変えようとしても、身体がうまく対応できないことがあります。
早起きがつらかったり、朝食を十分に食べられなかったりすることもあるでしょう。
このように、当日だけ生活リズムを変えるのは意外と難しいものです。
そのため、前もってレース当日の流れを意識し、少しずつ体内時計を合わせておくことが大切です。
トレーニング時間もレース当日に合わせるのがベスト
できれば、トレーニングを行う時間帯もレース当日に近づけておくと安心です。
たとえば、レースが9:00スタートなら、休日などを利用して9:00前後に走ってみると、本番に近い感覚で身体の状態を確認できます。
朝と夜では、気温も身体の動きも違うため、普段は夜に走ることが多い方ほど、本番と同じ時間帯に身体を動かす練習が役立ちます。
また、朝ランの習慣がある方でも、朝6:00と9:00では気温や日差し、服装が変わることがあります。
本番に近い条件で確認するためにも、できるだけレース開始時刻に近い時間帯でトレーニングしておくのがおすすめです。
【重要2】夕食・就寝時間を決めておく

レース当日の起床時間が決まったら、次は前日の夕食時間と就寝時間を決めておきましょう。
夕食は、寝る直前に胃が重くならないよう、就寝の3時間前までに済ませておくのが理想です。
食べてすぐに横になると胃の不快感につながりやすいため、前日は少し早めの夕食を意識すると安心です。
睡眠時間の目安は、一般的には7時間前後です。
ただし、普段5時間ほどしか寝ていない方が急に7時間以上眠ろうとすると、かえって身体がだるく感じることもあります。
そのため、「必ず7時間寝る」と考えるよりも、普段より1〜1.5時間ほど長く休む意識で調整するほうが現実的です。
- 睡眠時間の目安は7時間前後
- 夕食は就寝の3時間前まで
あとは、レース当日の起床時間から逆算すれば、夕食・就寝時間が決まります。
18:00 夕食
21:30 就寝
・
・(睡眠時間:約7時間)
・
4:30 起床
もちろん、仕事の都合などで毎回18:00に夕食、21:30に就寝するのが難しい方もいると思います。
その場合は、いきなり理想形に合わせるのではなく、少しずつ自分で決めたスケジュールに近づけていけば十分です。
たとえば、普段1:00に寝ている方が、レース前日だけ急に21:00に寝るのは簡単ではありません。
だからこそ、前日だけで調整するのではなく、1〜2週間前から少しずつ夕食や就寝時間を前倒しして、無理なく合わせていくのがおすすめです。
レース当日の朝をスムーズに迎えるためにも、前日の夜の過ごし方まで逆算して考えておきましょう。
まとめ
本日は、フルマラソン前日の過ごし方を解説しました。
フルマラソン前日は、特別なことをする日ではなく、当日に向けて身体と準備を整える日です。
持ち物や大会情報を確認し、朝食や補給の準備を済ませ、糖質中心の食事と水分補給を意識しながら、早めに休むことが大切です。
また、走りすぎや強いマッサージ、長風呂、消化に悪い食事、夜更かしなどは避けて、できるだけ疲労を残さないように過ごしましょう。
特に初めてのフルマラソンでは、前日の過ごし方ひとつで当日の安心感が大きく変わります。
「何時に起きるか」「何を食べるか」「何を持って行くか」まで前日までに決めておくことで、当日の朝も落ち着いて行動しやすくなります。
万全のコンディションでスタートラインに立つためにも、前日は無理をせず、整えることを最優先にして過ごしましょう。
関連記事:フルマラソン1週間前の過ごし方!食事や練習メニュー紹介
関連記事:マラソン当日の過ごし方!起床・朝食・会場到着のベストタイミング完全ガイド
【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ

フルマラソン出場までの流れをまとめました。
初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。
マラソン大会の選び方
購入すべきランニンググッズ
完走するためのトレーニング方法
レース前日や当日の過ごし方
▼詳しくはこちら
【完全版】初心者がフルマラソン完走するためのロードマップ


