【実費レビュー】ブルックス「ゴースト15」の性能とは?ブランドを代表するリピーター率No.1モデルです
Brooks(以下、ブルックス)の中で、最も人気のシューズを探している方は必見です。
この記事では、ブルックスが販売する「ゴースト15(以下、本製品)」を紹介します。
本製品の特徴は、下記の通りです。
「DNA LOFT v2」ミッドソールにより着地から蹴り出しまでスムーズな走行を実現
エンジニアードメッシュアッパーを採用し、包み込むような履き心地を実現
ブランドを代表、かつ不動の人気を誇るロングセラーモデル
サブ5〜完走向け
重量は約280g
価格は17,600円(税込)
この記事を読めば、ゴースト15を着用した感想が分かります。
本製品が気になっていた方は、ぜひ参考にしてみてください。
ゴースト15の基本情報を確認
ゴースト15は、2022年11月に販売を開始したランニングシューズです。
アメリカのブルックス公式サイト内で、「ゴースト」がブルックスのシューズの中で最も人気があるシリーズと記載されていました。
また、ブルックスはアメリカでは売上高No.1を誇るブランドですが、2022年にはアメリカ ランニングシューズ全体で最も売れたシューズが「ゴースト」だと言われているほど人気あるシューズです。
そんな不動の人気を誇るロングセラーモデルは、ランニング初心者に対して「ブルックスの1足目を選ぶなら、ゴースト」と言えるほどおすすめのモデルです。
商品名 | ゴースト15 |
品番 | BRM3933 |
発売日 | 2022年11月 |
価格 (税込) | 17,600円 |
重量(g) ※片足 | 280 |
サイズ | 25.0〜29.0cm (0.5cm刻み) |
足幅 | D(標準) 2E(ワイド) 4E(スーパーワイド) |
カラー | 全20種類 |
素材 | アッパー:合成繊維 ソール:EVA+ラバー |
ブランド | ブルックス |
公式サイト | 詳細を見る |
ゴースト15の特徴!
続いて、本製品の特徴です。
目標タイム | サブ5〜完走 |
プレート | – |
アッパー | エンジニアードメッシュアッパー |
ミッドソール | DNALOFTv2 |
アウトソール | クラッシュパッド |
アッパー
アッパーにはエンジニアードメッシュ素材を採用。
伸縮性がありながらも、しっかりとした生地なので、包み込むような履き心地を実現しています。
また、無数に開いた細かな穴が通気性を高め、ムレにくい仕様になっています。
さらに、3Dフィットプリントにより構造を強化しており、長時間の着用時でも快適性を保ち続けます。
海外ブランドならではの、足幅のサイズが3つある(標準、ワイド、スーパーワイド)ため、足幅が広く設計されており、幅広・甲高の方にもおすすめです。
シューズ上部のこと。足を上から覆うため、”フィット感”に影響する箇所です。ニットやメッシュ素材を使用するなど、各ブランドは”通気性”と”フィット感”を追求しています。
ミッドソール
前作に採用していた独自のクッション素材「DNA LOFT」から、配合のバランスはそのままに軽量かつソフトな履き心地を実現した「DNA LOFT v2」ミッドソールを新たに採用。
「DNA LOFT」とは柔らかな履き心地を実現した、ブルックス史上最も柔らかいミッドソール素材です。
その足元に搭載されたソールが、柔らかなクッショニングを提供し、(着地の衝撃を軽減して)コンクリートの歩道から足を守ります。
インソールとアウトソールの間にあるソールのこと。”クッション性”や”反発性”など、各シューズによって強みが異なります。
シュータン
シュータンは肉厚で、足の甲をしっかりと固定します。
(足と)一体感があり、よりストレスの少ない快適な履き心地を実現しています。
足の甲を包み込むベロ口のこと。走行中に、シューズ内で足がズレないように、足の甲をホールドする役割があります。
シューレース
程よい太さで、とても結びやすいです。
走行中、解けることもなく、個人的に好みの靴ひもです。
シューレースは靴ひものこと。
ヒールカップ
立体構造の履き口により、カカトをしっかり固定し、走行時のシューズ内のズレを抑制します。
そこまで肉厚のある履き口ではないですが、しっかりとカカトを包み込み、高いフィット感が味わえます。
また、カカト周りを補強することで、着地時の足首の倒れを抑制し、安定した着地を促す設計となっています。
カカトを包み込む部分のこと。走行中に、シューズ内で足がズレないように、カカトをホールドする役割があります。
アウトソール
アウトソールは、着地から蹴り出しまでの流れをスムーズに導くデザインを採用しています。
また、着地によりアウトソールの表面がすり減る部分にラバーを搭載することで、耐久性が向上しています。
ラバーがあることで、ソールが擦れにくいため、より長い距離走行できます。
地面と接地する靴底のこと。グリップ力のあるラバーが搭載されていることが多く、耐久性を上げつつ、走行中のスリップを防ぎます。
ゴースト15を使った私の体験談!
[体験談①] 足とシューズが一体化するほど、履き心地が最高
一番最初に”足入れ”したとき、「何度も着用しているんじゃないか」と思わされるほど、足に馴染んでいました。
カカトから、つま先まで足全体が包み込まれ、快適な履き心地が味わえました。
また、本製品は幅広・甲高に対応したワイドサイズも展開されているので、(足の)小指もゆとりがあり、走行時もストレスフリーでした。
履き心地が良いと、長時間の走行も快適なので、足とシューズの一体感(包み込まれる感覚)を味わいたい方におすすめです。
[体験談②] 着地の衝撃がダイレクトに感じられるため、脚作りに最適
本製品のクッションレベル※は3段階中2段階目と、それなりに柔らかな着地が味わえるモデルです。
※ブルックスのシューズとの比較
(上記の写真からも)厚みのあるソールであることが分かると思います。
実際、着用してみましたが、「そこまで、クッション性能は高くないな」というのが感想です。
参考までに、(下記のような)クッション性能が高いシューズを着用し、その場で足踏みすると、トランポリンでジャンプを繰り返している感覚で、フワフワした着地が味わえます。
本製品の場合、その場で足踏みしても、フワフワした着地は味わえませんでした。
そのため、着地の衝撃がダイレクトに膝に来て、足への負担が大きい印象です。
ポジティブに捉えると、足を鍛えることができるため、「脚作り」に最適なシューズだと感じました。
個人的に、フルマラソンに向けた土台作りとして、本製品を着用するのはアリだなと思いました。
[参考] クッション性が欲しいなら、「ゴーストマックス」がおすすめ!
ロングセラーモデル「ゴースト」シリーズの厚底モデルが「ゴーストマックス」になります。
「ゴーストマックス」は「ゴースト15」よりクッション性能に優れ、フワフワした着地が味わえます。
下記が「ゴーストマックス」と「ゴースト15」のデザインです。
「ゴーストマックス」のほうがソールが厚いことが分かります。
クッション性に優れたシューズを求めている方は、「ゴースト15」ではなく、「ゴーストマックス」のほうがおすすめです。
[体験談③] ペースは6:00~7:00/kmが最適
クッション感がない分、着地の衝撃がもろに膝にのしかかります。
そのため、30〜60分程度のランニングであれば、5:00~5:30/kmペースでも問題ありません。
ですが、それ以上長い時間走るとなると、ペースを落とし、膝へのダメージを減らす必要があるため、6:00~7:00/kmのペースが最適だと感じました。
下記のように10kmであれば、サブ4ペース(5:40/km)でも走れますが、膝へのダメージが大きいため、それ以降は減速しています。
あくまで、「6:00〜7:00/km」のペースで長時間走る際に、最も優れたパフォーマンスを発揮してくれるように感じました。
[体験談④] シューズの寿命は約800kmと、長い間着用できる
地面と接地しやすい場所には、ラバーが搭載されており、地面をしっかり掴み、蹴り出す動作がしやすいです。
着地時に滑ると、エネルギーが分散されますが、本製品はしっかりと着地できるので、蹴り出しの動作に無駄なく、スピードを落とすことなく、進める印象です。
滑りやすい、道路の白線やマンホールでも問題なく進むことができるので、減速せずに走行できました。
公式サイトにて、シューズの寿命(耐久性)は800km(累計走行距離)あると記載されていました。
なので、1足を長く使い続けたい方にもおすすめです。
[体験談⑤] 1万円前後で購入できるため、お財布に優しい
今回、Amazonで購入しましたが、ちょうどプライムセールで、割引されていたのもあり、なんと1万円で入手できました。
最近のランニングシューズは値段が高く、15,000円を超えるものが多いですが、本製品も定価17,600円と、決して安くはありません。
ただ、2022年11月に販売開始と、約1年前のシューズでもあるため、通販サイトでは安く販売されています。
初めてランニングシューズの購入を検討しているが、1万円以上出すのに抵抗ある方にもお求めやすい価格で販売されているので、おすすめです。
[体験談⑥] ウォーキングシューズとしても最適!
「まずはウォーキングから始めたい」ランニング初心者のウォーキングシューズとしても最適です。
試しに、9:09/kmペースで歩いてみましたが、走行時より、歩行時のほうが跳ねるようなクッション性を感じたため、ラクに歩くことができました。
また、280gとは思えないくらい、足がよく動いてくれます。
歩行時のほうがクッショニングを感じたため、久しぶりに運動する方や、旅行時に最適です。
ゴースト15をおすすめする人
ブルックスは足幅が3種類(標準・ワイド・スーパーワイド)あるため、幅広・甲高の方でもぴったりフィットします。
私は足幅が広く、他のブランドでも「ワイドモデル」を購入していますが、ブルックスのシューズは「標準」でも窮屈せず着用できました。
そのくらい、幅広・甲高の方でも、ぴったりなサイズが見つかりやすいです。
また、アッパー、カカト、足幅と、足とシューズの一体感があるため、包み込む履き心地を味わいたい方にもおすすめです。
クッション性は高くないので、足への衝撃が強いですが、その分、足が鍛えられるメリットがあります。
主には、ウォーキングや普段のジョグ(30〜60分程度)、LSDなどゆったり走る際の、着用が最適だと感じました。
最後にサイズの確認!
本製品は、足幅が3種類あります。
- D(標準)
- 2E(ワイド)
- 4E(スーパーワイド)
すべての足幅を試着しましたが、普段、他のブランドの幅広設計(ワイドタイプ)のシューズを履いている方は、普段着用しているシューズと同じサイズ、かつ「2E(ワイド)」で問題ないでしょう。
私は、アシックス 「GEL-KAYANO 30」とミズノ 「ウエーブライダー27」はワイドサイズの26cmを購入していますが、本製品も26cm「2E」でピッタリでした。
(前述の通り、)ブルックスはアメリカのブランドで、「4E(スーパーワイド)」はアメリカ人の中でも幅広の方を対象にしています。
日本のブランド「アシックス」や「ミズノ」のワイドタイプのシューズでも幅が狭いと感じる方のみ、「ブルックス」のスーパーワイドタイプを選べば良いと思います。
一方、普段から標準(ノーマル)タイプを購入している方は、普段着用しているシューズと同じサイズ、かつ「D(標準)」で問題ないでしょう。
「D(標準)」も試着しましたが、普段ワイドタイプを履いている私でも、窮屈さを感じなかったため、日本のブランドよりゆとりがあるサイズ感であることを抑えておきましょう。
試着はAmazonの「Prime Try Before You Buy」で行った
試着は、Amazonが行っている「Prime Try Before You Buy(以下、本サービス)」を利用して行いました。
Prime Try Before You Buyとは、(Amazonで販売されている)洋服やシューズなどを取り寄せ、試着後に商品代金を支払うサービスです。
サイズ違いや色違いなど、1回で最大4点まで取り寄せることができ、最長7日間商品を試すことができます。
ブルックスのシューズは取り扱い店舗が少ないため、このようなサービスを利用するのも一つでしょう。
関連記事:ランニングシューズを試着するならAmazon「Prime Try Before You Buy」がおすすめ!無料で試着できるサービスを利用してみた
ゴースト15を最安で買えるのはスーパースポーツゼビオ!Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングとの価格差を解説!
公式サイト | 17,600円 (税込) |
Amazon | 13,579円 (税込) |
楽天市場 | 10,800円 (税込) |
Yahoo!ショッピング | 10,800円 (税込) |
スーパースポーツゼビオ | 10,791円 (税込) |
スポーツデポ・アルペン | 16,500円 (税込) |
「スーパースポーツゼビオ」が10,791円と、公式サイトより安く購入できます。
ただし、各通販サイトのセール等で価格の変動がある場合もあるため、最新の価格は下記のリンクよりご覧ください。
まとめ
今回は、ブルックスの「ゴースト15」を紹介しました。
改めて、本製品は不動の人気を誇るロングセラーモデルとして、どんな方にもぴったりフィットし、満足する履き心地が味わえるシューズです。
ランニング初心者の方の1足目のシューズとしても良いですし、ランニング歴長い方のトレーニング用シューズとしてもおすすめです。
「ブルックスのシューズを履いてみたいが、どのモデルを履けば良いか分からない」と悩んでいる方はぜび履いてみてください。
本日は以上です。
商品名 | ゴースト15 |
品番 | BRM3933 |
発売日 | 2022年11月 |
価格 (税込) | 17,600円 |
重量(g) ※片足 | 280 |
サイズ | 25.0〜29.0cm (0.5cm刻み) |
足幅 | D(標準) 2E(ワイド) 4E(スーパーワイド) |
カラー | 全20種類 |
素材 | アッパー:合成繊維 ソール:EVA+ラバー |
ブランド | ブルックス |
公式サイト | 詳細を見る |
ブランド別・タイム別でランニングシューズを探す
最後に、ランニングシューズを販売しているブランドをまとめました。
また、タイムごとにもまとめていますので、目指しているタイムにあったシューズを探してみて下さい。
関連記事:新作ランニングシューズをネットで安く買う方法!少しでも財布に優しく、ランニングを楽しむ方法を紹介
関連記事:ランニングシューズを試着するならAmazon「Prime Try Before You Buy」がおすすめ!無料で試着できるサービスを利用してみた
関連記事:最新じゃなくても大丈夫!型落ちランニングシューズの隠れた魅力とは
関連記事:ランニングシューズのモデルチェンジの時期は?最適なタイミングで最新モデルを購入しよう
関連記事:フルマラソン用レースシューズはいつ買う?レースシューズを購入する最適な時期とは?
関連記事:フルマラソンで着用予定のレースシューズはどのくらいの頻度でトレーニングで使うべき?
関連記事:【初心者ランナーの疑問】ランニングシューズは何足あればいいの?2〜3足必要?私の使い分けを紹介
【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ
フルマラソン出場までの流れをまとめました。
初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。
マラソン大会の選び方
購入すべきランニンググッズ
完走するためのトレーニング方法
レース前日や当日の過ごし方
▼詳しくはこちら
【完全版】初心者がフルマラソン完走するためのロードマップ