【実費レビュー】ドライレイヤークールタンクトップの効果とは?ファイントラックの汗冷え予防できるウェアを着用してみた
秋から冬にかけて、ランニング時の”汗冷え”に悩んでいる(防ぎたい)方は必見です。
この記事では、ファイントラックが販売する「ドライレイヤークールタンクトップ(以下、本製品)」を紹介します。
本製品の特徴は、下記の通りです。
汗冷えによる、体力消耗や低体温症を防ぐ
肌に優しい縫製仕様
100洗80点の優れた耐久撥水
抗菌防臭加工
この記事を読めば、実際に着用した体験談と各店鋪の最安値情報などが分かります。
本製品が気になっていた方は、ぜひ参考にしてみてください。
ドライレイヤークールタンクトップのデザイン!機能や特徴など
商品名 | ドライレイヤークールタンクトップ |
品番 | FUM0823 |
価格(税込) | 5,500円 |
サイズ(身長) | S 162〜168cm M 167〜173cm L 172〜178cm XL 177〜183cm |
カラー | ブラック |
素材 | ナイロン88%、ポリウレタン12% |
重量 | 55g |
ブランド | ファイントラック |
公式サイト | 詳細を見る |
写真とともに、搭載されている機能や本製品の特徴を見ていきます。
[特徴①] 汗冷えによる、体力消耗や低体温症を防ぐ
本製品は肌に直接触れる部分に着用するもので、上記のように「半袖シャツ」や「タンクトップ」の下に着用します。
本製品は汗が通過しやすく、濡れ戻りしにくい非常に薄い耐久撥水素材を使用。
プラス、ファイントラック独自の撥水処理によって、ランニング中にかいた汗を素早く吸収し、重ね着している「ランニングシャツ」にかいた汗を移動させる役割があります。
そのため、本製品自体が、汗で濡れることがありません。
通常であれば、ウェアが濡れているので冷たい風が吹いたり、立ち止まった場合、ウェアが肌に触れて、寒さを感じます。
ですが、本製品を着用することで、重ね着した”濡れたウェア”が肌に触れるの(汗冷え)を防ぎ、体力消耗や低体温症などのリスク、ベタつきなどの不快感を軽減してくれます。
ファイントラックによる効果検証で、体温低下を抑えられることが分かった
上記は、本製品を着用していない場合(上記画像 左)と、着用した場合(上記画像 右)の比較です。
着用していた場合は、着ていない場合と比べ皮膚表面温度が高く、体温低下が抑えられていることが分かりました。
冬の寒い時期のランニングにおいて、”汗冷え”に悩まされている方もいらっしゃると思います。
そんな方は、本製品を試してみる価値は、十分にあると思います。
[特徴②] 肌に優しい縫製仕様
本製品は、滑らかな肌触りが特徴のナイロン生地を全体の88%使用。
肌がやや透ける極薄仕様なので、重ね着してもゴワゴワ感を感じさせない軽快な着心地を実現しています。
また、縫い目が肌に擦れやすい箇所の縫製を外側に出すことで、ランニング時に生地が揺れたとしても、縫い目を感じにくいように仕上げています。
[特徴③] 100洗80点の優れた耐久撥水
100回洗濯した後も、新品時の80%の撥水性を実現。
繰り返しの使用でも機能を維持し、”汗冷え”や”ベタつき”を軽減してくれます。
[特徴④] 抗菌防臭加工
耐久撥水による皮脂のつきにくさと抗菌防臭加工のダブル効果で、ニオイの原因菌の抑制率99.9%以上カット。
抗菌防臭性は100回洗濯後も続くため、気になる汗のニオイを抑えます。
[特徴⑤] ベーシックタイプの約2倍涼しい
まず、ファイントラックのベースレイヤーは、3つのシリーズを展開しています。
- ベーシック:オールシーズン着用できるモデル
- クール:「ベーシック」の約2倍の涼しさなので、暑がりな方や夏場の着用におすすめのモデル
- ウォーム:「ベーシック」の約1.5倍の保温性を持つため、寒がりな方や寒い時期の着用におすすめのモデル
また、「クール」シリーズの中にも、3種類に分かれており、本製品はタンクトップタイプになります。
下記が、「クール」シリーズのアイテムです。
商品名 | ドライレイヤークールタンクトップ | ドライレイヤークールノースリーブ | ドライレイヤークールT |
形 | 袖なし 肩甲骨周り生地なし | 袖なし 肩甲骨周り生地あり | 袖あり |
重量 | 55g | 62g | 72g |
素材 | ナイロン88%、ポリウレタン12% | ナイロン88%、ポリウレタン12% | ナイロン88%、ポリウレタン12% |
品番 | FUM0823 | FUM0825 | FUM0822 |
価格 (税込) | 5,500円 | 5,940円 | 6,380円 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
タンクトップタイプは”袖なし” + ”肩甲骨周り生地なし”と、一番露出しているタイプになります。
「クール」は、「ベーシック」より生地が薄く、涼感を備えたシリーズです。
「ベーシック」の約2倍の涼しさを実現しており、軽快な着心地を実現。
また、ナイロン特有の滑らかな肌触りとヒンヤリとした冷涼感を活かし、暑がりな方や夏場の暑い時期にランニングする方に最適なアイテムとなります。
ドライレイヤークールタンクトップを着用してみた感想
それでは、着用してみた感想をお伝えします。
[体験談①] 本製品を着用しているほうが、汗冷えは軽減できた
前述の通り、本製品は汗が通過しやすく、濡れ戻りしにくい非常に薄い耐久撥水素材を使用しています。
下記の動画で、その耐久撥水性の実力が分かると思います。
このように、本製品の生地は、”水分を含みにくい”素材でできています。
実際、90分ランニングして、効果を検証してみました(下記はランニング直後に撮影したもの)。
ご覧のように、本製品は汗を吸収し、生地が肌に張り付いています。
ですが、そのおかげで、重ね着していた「ランニングウェア」は、ほとんど濡れることなく、着用できました。
そのため、本製品の特徴でもある
ランニング中にかいた汗を素早く吸収し、重ね着している「ランニングシャツ」にかいた汗を移動させる役割がある
という効果は、実感できませんでした。
着用する前は、本製品は汗で濡れないので、『肌と密着しても、身体が冷えにくいのかな』と思っていたら、そんなことはありませんでした。
ですが、重ね着していたウェアが濡れていないため、風が吹いても、ウェアが風の侵入をブロックして「身体の冷え」を軽減してくれました。
また、本製品は生地が薄いため、汗で濡れても乾きやすく、そこまで”汗冷え”は気になりませんでした。
ランニングウェア単体で着用したときは、(本製品より生地が厚い)濡れたウェアが肌に引っ付き、風が吹くことで”冷え”を感じていたので、大きな変化でしたね。
実際、どのくらい濡れていたのか確認してみました
下記のように、本製品(左)と、重ね着していたウェア(右)を新聞紙の上に置き、どのくらい濡れていたのか確認してみました。
↓ このときの着用時間(1時間30分)
数分経過し、それぞれのウェアをどかしてみた結果です。
肌と密着していた本製品でしたが、ポツポツと濡れた跡がありましたが、全体的に濡れてはいませんでした。
一方、重ね着していたウェアは、ほとんど濡れていないことが分かります。
事実、走行中も、濡れている感じはなく、「風が吹くことで”汗冷え”する」といった感じは、あまりなかった印象です。
下記のように、本製品(左)と、重ね着していたウェア(右)を新聞紙の上に置き、どのくらい濡れていたのか確認してみました。
今回は、終始、リュックを背負っていました。
↓ このときの着用時間(2時間15分)
数分経過し、それぞれのウェアをどかしてみた結果です。
常に、(リュックを背負っていたことで)背中が密着していたため、重ね着していたウェアは全体的に濡れていたことが分かります。
一方、本製品は”一部”濡れていましたが、そこまで濡れてはいませんでした。
肌と密着している本製品が、大きく濡れていないことで、”汗冷え”はあまり感じずに走ることができました。
もし、本製品を着用していなければ、びちょびちょのウェアが肌と直接触れているわけなので、とても”不快感”があったと思います。
改めて、”汗冷え”に効果的だと感じましたね。
[体験談②] 生地が薄いので、重ね着していることを忘れるくらい着心地が良かった
ご覧の通り、生地がとても”薄い”です。
また、55gと、とても”軽い”です。
そのため、本製品の上にランニングウェアを重ね着しても、「重ね着していることを忘れるくらい」着心地が良かったです。
特徴でも挙げたように、縫い目を感じにくいように仕上げており、”擦れ”による痛みを伴わないように設計されているため、とても快適に着用することができました。
”重ね着”と聞くと、「2枚、服を着たときのゴワゴワする感じ、キライなんだよな・・・。」と感じる方もいると思いますが、本製品はそんなことはありません。
「軽い」+「薄い」で、そんなことを感じさせないくらい着心地が良かったです。
[体験談③] 肩甲骨周りに生地がないので、腕振りしやすい
本製品はタンクトップタイプで、肩甲骨周りには生地がありません。
腕の可動域を制限されることがないため、腕振りしやすく、快適に走ることができました。
もちろん、”重ね着”していても、違和感なく、腕振りできました。
腕振りを制限されたくない方は、(本製品のように)「袖なしモデル」を購入することをおすすめします。
[体験談④] クールタイプは秋のマラソン大会までなら、着用できる
ファイントラックのベースレイヤーは3つのシリーズを展開していますが、本製品はクールタイプです。
- ベーシック:オールシーズン着用できるモデル
- クール:「ベーシック」の約2倍の涼しさなので、暑がりな方や夏場の着用におすすめのモデル
- ウォーム:「ベーシック」の約1.5倍の保温性を持つため、寒がりな方や寒い時期の着用におすすめのモデル
今回は20℃台の気温の日に着用しましたが、そこまで、ヒンヤリ感は感じなかったです。
ですが、直営店で「ベーシック」と「クール」をそれぞれ試着した際、「クール」のほうがヒンヤリしていたため、冬の時期は寒さを感じると思います。
個人的には、秋のマラソン大会(9〜11月)で使用する分には、「クール」でも問題ないと思います。
ドライレイヤークールタンクトップをおすすめする人
まず、本製品一番の特徴である、”汗冷え”を軽減できるため、秋〜冬にかけて、ランニング中の”冷え”が気になる方におすすめです。
また、「袖なし」「肩甲骨周り生地なし」のタンクトップタイプなので、”腕振り”がしやすいです。
生地が薄く、かつ軽いため、重ね着をしたとしても、ストレスなく着用したい方にも向いています。
さらに、「クールモデル」なので、ファイントラック ベースレイヤーシリーズの中で最も、ヒンヤリ感が味わえるモデルです。
暑がりな方や、夏場でも着用したい方は、「クールモデル」を選ぶと良いでしょう。
最後にサイズの確認!
- S: 162〜168cm
- M: 167〜173cm
- L: 172〜178cm
- XL: 177〜183cm
身長
本製品はサイズ別に”目安の身長”が記載されているため、試着しなくても購入しやすいです。
参考までに、私は身長169cmですが、直営店で「Sサイズ」と「Mサイズ」を試着しました。
どちらも着用できましたが、「Sサイズ」のほうが窮屈さがあったため、「Mサイズ」を選んでいます。
Tシャツのように、ウエストまわりの余裕がなく、ウエストラインに合わせて、ぴったりフィットするサイズ感です。
そのため、自身の身長が2つサイズにまたがる(例えば、168cmや172cmなど)場合、大きい方のサイズをおすすめします。
ドライレイヤークールタンクトップを最安で買えるのは公式サイト!Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングとの価格差を解説!
公式サイト | 5,500円 (税込) |
Amazon | 在庫なし |
楽天 | 5,500円 (税込) |
Yahoo!ショッピング | 5,500円 (税込) |
スーパースポーツゼビオ | 取り扱いなし |
スポーツデポ・アルペン | 取り扱いなし |
どの通販サイトでも、公式サイトと同じ価格で購入できます。
ただし、各通販サイトのセール等で価格の変動がある場合もあるため、最新の価格は下記のリンクよりご覧ください。
まとめ
今回は、ファイントラックが販売する「ドライレイヤークールタンクトップ」を紹介しました。
改めて、本製品の特徴です。
汗冷えによる、体力消耗や低体温症を防ぐ
肌に優しい縫製仕様
100洗80点の優れた耐久撥水
抗菌防臭加工
”汗冷え”を防げるアイテムということで、ランニングだけでなく、ウォーキング、ハイキング、登山など様々なアクティビティで活躍します。
ぜひ、興味ある方は店舗で試着したり、実際に購入して試してみてください。
また、ファイントラックでは様々なドライレイヤーを販売していますが、各シリーズの違いは下記の記事で解説しています。
関連記事:ランニングにおすすめのベースレイヤー12選!汗冷えや汗による不快感を軽減するアイテムです
本製品の「クール」以外を見てみたい方は、ぜひご覧ください。
本日は以上です。
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