【実費レビュー】オン クラウドモンスターの性能とは?オン史上最高のクッション性を誇るサブ4向けシューズ
On(オン)の中でも、クッション性に優れたシューズを探している方は必見です。
この記事では、オンが販売する「クラウドモンスター(以下、本製品)」を紹介します。
本製品の特徴は、下記の通りです。
オン史上最高のクッション性を誇り、着地の衝撃を吸収
ロッカー形状により推進力を発揮
サブ3.5〜4向け
重量は275g
価格は19,580円(税込)
この記事を読めば、クラウドモンスターを着用した感想が分かります。
本製品が気になっていた方は、ぜひ参考にしてみてください。
クラウドモンスターの基本情報を確認
クラウドモンスターは、2022年3月31日に販売を開始したランニングシューズです。
オンの一番の特徴である、アウトソールに搭載された空洞の形をした「Cloudパーツ」が”史上最大”の大きさで搭載されており、超ド級のクッショニングとエネルギーリターンを提供しています。
この史上最大のCloudパーツが柔らかな着地に加え、”反発力”も提供するため、スピード走行を可能にし、サブ3.5〜4のトレーニング兼レースシューズとしておすすめです。
商品名 | クラウドモンスター |
品番 | – |
発売日 | 2022年3月31日 |
価格 (税込) | 19,580円 |
重量(g) ※片足 | 275 |
サイズ | 25.0〜31.5cm(0.5cm刻み) |
カラー | Dust | Vapor、Fossil | Magnet、 Magnet | Shark、Pearl | Flame、Undyed-White | Flame、Undyed-White | White、All Black |
素材 | 全体:約35% 全ポリエステルに対する再生ポリエステルの割合:80-85% つま先、ヒール、シュータン:再生ポリエステル100% つま先、カラーライニング:再生ポリエステル100% シューレース:再生ポリエステル100% シーリング:再生TPU30% ソックライナー:再生PU100% |
ブランド | オン |
公式サイト | 詳細を見る |
クラウドモンスターの特徴!
続いて、本製品の特徴です。
目標タイム | サブ3.5〜4 |
用途※1 | レーシング テンポアップ |
プレート | Speedboard®プレート |
アッパー | |
ミッドソール | Helion®スーパーフォーム |
アウトソール |
※1
レーシング・・・レース時におすすめ
テンポアップ・・・スピードを出したい時におすすめ。例:ペース走、ビルドアップ走など
アッパー
アッパーには、リサイクル素材を高い割合で採用。
”足の甲”から”くるぶし”にかけ、空気を通す穴が開いているため、ムレにくい仕様になっています。
また、生地が柔らかいので、足の甲が高い方もフィットしやすくなっており、より快適な履き心地を実現しています。
シューズ上部のこと。足を上から覆うため、”フィット感”に影響する箇所です。ニットやメッシュ素材を使用するなど、各ブランドは”通気性”と”フィット感”を追求しています。
ミッドソール
ミッドソールにはオン史上最大のCloudパーツを搭載しており、これまで以上に柔らかな着地と超ド級のエネルギーリターンが味わえます。
下記は「初代クラウドフロー」との比較ですが、Cloudパーツの厚みが全然違うのが分かると思います。
「Cloudパーツ」は、着地のたびに垂直方向や水平方向へ圧縮します。
着地の衝撃を吸収し、蹴り出しのタイミングで圧縮された「Cloudパーツ」がもとの形に戻る反動で、高い推進力を生み出すため、大きいほど、より大きな”力”を発揮することができます。
また、オン独自のカーボンプレート「Speedboard(スピードボード)」を搭載しており、着地のエネルギーをスピードに変換します。
カーボンプレートはランナーの走りに合わせて柔軟に曲がることができるため、足を前へと押し出し、走りをサポートします。
インソールとアウトソールの間にあるソールのこと。”クッション性”や”反発性”など、各シューズによって強みが異なります。
ロッカー形状により、自然と前へ進むことができる
前足部が反り上がった構造(ロッカー形状)により、自然と、重心が前へ移動してしまうほどスムーズな足運びを可能にしています。
巨大な「Cloudパーツ」と、カーボンプレート、そして、ロッカー形状により、どでかい見た目以上に、爆発的な”推進力”を実現しています。
シュータン
シュータンはとても薄いですが、足の甲をしっかりと固定します。
(足と)一体感があり、よりストレスの少ない快適な履き心地を実現しています。
足の甲を包み込むベロ口のこと。走行中に、シューズ内で足がズレないように、足の甲をホールドする役割があります。
シューレース
程よい太さで、とても結びやすいです。
走行中、解けることもなく、個人的に好みの靴ひもです。
シューレースは靴ひものこと。
ヒールカップ
立体構造の履き口により、カカトをしっかり固定し、走行時のシューズ内のズレを抑制します。
見た目ほどの肉厚のある履き口ではないですが、しっかりとカカトを包み込み、高いフィット感が味わえます。
カカトを包み込む部分のこと。走行中に、シューズ内で足がズレないように、カカトをホールドする役割があります。
アウトソール
着地によりアウトソールの表面がすり減る場所にはラバーを搭載し、耐久性が向上。
ソールが擦れにくいため、より長い距離走行できます。
地面と接地する靴底のこと。グリップ力のあるラバーが搭載されていることが多く、耐久性を上げつつ、走行中のスリップを防ぎます。
重量
重量は275gです。
スピードシューズにしては重いですが、同じ見た目をしている「ホカ ボンダイ8」は315gと、企業努力で”軽量化”されていることが分かります。
カラー
↓ Dust | Vapor(2023年8月発売)
↓ Fossil | Magnet(-)
↓ Magnet | Shark(2023年8月発売)購入アイテム
↓ Pearl | Flame(-)
↓ Undyed-White | Flame(2023年8月発売)
↓ Undyed-White | White(2022年9月発売)
↓ All Black(2022年6月発売)
新色が、2023年8月に発売しています。
これから購入される方は、在庫がある新色を購入すると良いでしょう。
クラウドモンスターを使った私の体験談!
本製品は2022年3月31日に発売と、1年以上前※に登場したシューズになります。
※執筆時、2023年10月
では、「なぜ、このタイミングに購入したのか」ですが、もともと、2023年10月5日に発売した「Cloudflow 4(クラウドフロー 4)」を購入する予定でした。
ですが、試着した際、同じサブ3.5〜4向けのシューズである「クラウドフロー 4」より、本製品(クラウドモンスター)のほうが自分の足に合っていたため、このタイミングでの購入となりました。
そのため、「クラウドフロー4」との比較もしつつ、本製品を着用した感想を紹介します。
[体験談①] 巨大な「Cloudパーツ」により、クッション性がバツグンに良い
(前述の通り、)本製品はオン史上”最大”の大きさで「Cloudパーツ」が搭載されています。
このドでかい「Cloudパーツ」が着地のたびに圧縮されるため、柔らかな着地が味わえました。
まさに、オンが特徴として挙げている、「雲の上を走っている」ような感覚で走行できるため、新感覚な着地が味わうことができます。
また、「Cloudパーツ」のおかげで、着地の衝撃が軽減され、足への負担が減りました。
実際、30km走で着用しましたが、次の日の足の疲労感(膝の痛み、太ももの筋肉痛など)が少なく、『足の負担は確実に軽減されているな』と実感したほどです。
下記のように、「クラウドフロー(右)」より厚底のため、足にかかる負担が少なく、走行できるのは良かったです。
「クラウドフロー」は、着地の衝撃をダイレクトに感じやすいため、少しでもクッション感が欲しい方は本製品(クラウドモンスター)が向いています。
[体験談②] 5:00〜5:40/kmが最適
様々なペースで走ってみましたが、一番しっくりきたペースは「5:00〜5:40/km」になります。
本製品にはカーボンプレート「Speedboard(スピードボード)」を搭載しており、着地のエネルギーを推進力に変換するため、スピード走行にも適しています。
また、ロッカー形状のサポートも相まって、疲労が溜まったときでも、自然と足が前へ出てくるため、長時間のランニング時もスピードを維持できます。
もちろん、(あなたの)走力によっては4:30〜4:50/km前後のスピードも出せるポテンシャルは持っています。
あくまで、「5:00〜5:40/km(サブ3.5〜4)」のペースで長時間走る際に、最も優れたパフォーマンスを発揮してくれるように感じました。
ただ、重量(275g)があるため、下記の方に適したシューズと言えるでしょう。
参考
下記はクラウドモンスターを着用して、30km走を行った際のペースです。
ペースは全く意識していませんでしたが、上記のように、おおむね「5:20〜5:40/km」で進んでいることが分かります。
私の場合、本製品を着用して、”力みなく”進めるペースが上記になります。
そのため、サブ4(5:41/kmペース)を目指す方に最適なシューズだと、改めて実感しました。
[体験談③] 足幅が広い方でも、ゆったり履きやすい
クラウドモンスターは、オンの中でも比較的、大きめに作られているため、足幅が広い方でも、ゆったり履くことができます。
ランニングシューズの中には「スタンダードモデル」と、「ワイド(足幅広め)モデル」の2展開しているシューズもありますが、本製品はスタンダードモデルのみです。
(スタンダードモデルのみですが、)足幅が広めの方でも、窮屈さはなく、快適に着用できます。
前述の通り、「クラウドフロー 4」を購入しようとしましたが、(クラウドフロー 4は)足の幅が通常の広さで、足幅が窮屈に感じたため、購入を諦めました。
一方、「クラウドモンスター」はゆとりがあり、窮屈さがないため、足幅が広い方におすすめのアイテムです。
[体験談④] 安定感抜群の着地を支えるアウトソールのグリップ力
地面と接地しやすい場所には、ラバーが搭載されており、地面をしっかり掴み、蹴り出す動作がしやすいです。
着地時に滑ると、エネルギーが分散されますが、本製品はしっかりと着地できるので、蹴り出しの動作に無駄なく、スピードを落とすことなく、進める印象です。
滑りやすい、道路の白線やマンホールでも問題なく進むことができるので、減速せずに走行できました。
また、ラバーがあるので、シューズの耐久性はおそらく500〜800km(累計走行距離)ほどはあると思います。
なので、1足を長く使い続けたい方に最適です。
クラウドモンスターをおすすめする人
公式サイトの『オン史上最高ののクッショニング』というキャッチコピー通り、(オンシューズの中で)これまでに体感したことのない着地を味わうことができます。
見た目はドでかいですが、「巨大なCloudパーツ」と、「カーボンプレート」、「ロッカー形状」の相乗効果で、爆発的な”推進力(スピード)”を実現しています。
また、足に馴染む履き心地が味わえるため、長時間着用してもストレフリーです。
そのため、フワフワした着地を味わいつつ、スピードが出せるシューズを探している方にはピッタリなシューズです。
ただ、LSDなどゆったり走ることもできますが、本製品の機能を最大限、活かすことができないため、スピード走行時の着用が最適だと感じました。
体験談でも述べたように、サブ4を目指す方のレースシューズ、サブ3.5を目指す方のトレーニングシューズに最適です。
最後にサイズの確認!
本製品は、足幅が普通の「ノーマルタイプ」のみの展開です。
普段、幅広設計(ワイドタイプ)のシューズを履いている方は、そのシューズと同じサイズで問題ないでしょう。
私は、アシックス 「GEL-KAYANO 30」とミズノ 「ウエーブライダー27」はワイドサイズの26cmを購入していますが、本製品も26cmでピッタリでした。
それだけ、足幅が広めに作られていることが分かると思います。
一方、普段からノーマルタイプを購入している方は、「そのシューズと同じサイズ」、もしくは「0.5cm小さいサイズ」で問題ないでしょう。
不安な方は店舗に行き、試着することをおすすめします。
関連記事:ランニングシューズを試着するならAmazon「Prime Try Before You Buy」がおすすめ!無料で試着できるサービスを利用してみた
クラウドモンスターを最安で買えるのは公式サイト!Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングとの価格差を解説!
公式サイト | 19,580円 (税込) |
Amazon | 19,580円 (税込) |
楽天 | 19,580円 (税込) |
Yahoo!ショッピング | 19,580円 (税込) |
スーパースポーツゼビオ | 19,580円 (税込) |
スポーツデポ・アルペン | 19,580円 (税込) |
どこも、「公式サイト」と同じ価格で販売されています。
ただし、各通販サイトのセール等で価格の変動がある場合もあるため、最新の価格は下記のリンクよりご覧ください。
まとめ
今回は、オンの「クラウドモンスター」を紹介しました。
改めて、オン史上最高のクッション性を誇る、サブ3.5〜4向けのスピードシューズです。
フワフワしたクッショニングを味わいつつ、5:00〜5:40/km程度のペースで走行したい方におすすめです。
本製品が気になっていた方は、ぜひ参考にしてみてください。
本日は以上です。
商品名 | クラウドモンスター |
品番 | – |
発売日 | 2022年3月31日 |
価格 (税込) | 19,580円 |
重量(g) ※片足 | 275 |
サイズ | 25.0〜31.5cm(0.5cm刻み) |
カラー | Dust | Vapor、Fossil | Magnet、 Magnet | Shark、Pearl | Flame、Undyed-White | Flame、Undyed-White | White、All Black |
素材 | 全体:約35% 全ポリエステルに対する再生ポリエステルの割合:80-85% つま先、ヒール、シュータン:再生ポリエステル100% つま先、カラーライニング:再生ポリエステル100% シューレース:再生ポリエステル100% シーリング:再生TPU30% ソックライナー:再生PU100% |
ブランド | オン |
公式サイト | 詳細を見る |
ブランド別・タイム別でランニングシューズを探す
最後に、ランニングシューズを販売しているブランドをまとめました。
また、タイムごとにもまとめていますので、目指しているタイムにあったシューズを探してみて下さい。
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