ランニングウェア一式揃えるのにいくらかかる?ランニング初心者のためのガイド【オールシーズンVer.】
ランニングを始めようと思うのですが、どんなアイテムが必要ですか?また、ウェアを揃えるのにいくらかかりますか?
そんな疑問にお答えします。
ランニングは”運動靴”さえあればできるため、お金がかからないイメージがあると思います。
ですが、ランニング雑誌やランニング本を読んでみると、様々なアイテムが紹介されており、それも、どれも高額なアイテムばかりで、意外とお金がかかることに驚く方も多いと思います。
ランニング雑誌等で紹介されているアイテムは、機能性に優れ、「これを購入すれば、絶対に失敗しないし、損はしない!」みたいなアイテムなので、割りと、値段が高かったりします。
そこで、今回は、私の実体験をもとに、実際に、「ランニングウェア一式揃えるのにいくらかかる」のか紹介します。
ランニングを始める前の方や、ランニングを始めたばかりで、ウェアを購入しようか検討している方は、参考にしてみてください。
ランニングウェアの基本構成【オールシーズンVer.】
今回は、【オールシーズンVer.】として、1年中使用・活躍できるアイテムの紹介です。
下記がランニングウェアの基本構成です。
- 半袖シャツ
- ハーフパンツ
- ソックス
- キャップ
ランニングを始める際は、最低限、これらのアイテムがあればOKです。
基本的なアイテムを揃えることで、より楽しく、より快適にランニングを続けることができるため、ぜひ、揃えましょう。
各アイテムの詳細は、おすすめランニングウェア17選【フルマラソンに出場する方必見】ウェアの選び方などで解説しています。
アイテムの目的が知りたい方はご覧ください。
各アイテムの平均的な価格帯
今回は、オールシーズン使えるアイテムを中心に見ていきます。
- 半袖シャツ
- ハーフパンツ
- ソックス
- キャップ
また、”平均価格”はランニング用品を販売するスポーツブランド※を参考に、金額を表示しています。
- ナイキ
- アディダス
- アシックス
- ニューバランス
- アンダーアーマー
- ミズノ
※スポーツウェアを販売している「ユニクロ」や「ワークマン」などの“お手頃価格”ブランドは除いています
半袖シャツの平均価格
半袖シャツの平均価格は、ブランドや素材により大きく変動しますが、3,000〜5,000円の間が多いです。
ランニングウェアは、汗をすばやく吸収・放出する”吸汗速乾機能”や、熱が逃げやすい”通気性”など、機能性に優れたアイテムが多いです。
価格が高いほど、汗の乾きが格段に良かったり、UVカット機能があったり、肌触りが良かったりと、長時間快適な走行をサポートする機能が搭載されています。
また、ランニング特有の”腕振り”という動きの制限が少なくなるよう、独自のデザインで、ストレスフリーな走りをサポートしているアイテムもあります。
あまり金額に差はないため、どのブランドを選んでも、満足いくウェアは入手できるでしょう。
関連記事:フルマラソンにおすすめのランニング用半袖Tシャツ5選
ハーフパンツの平均価格
ハーフパンツの平均価格は、ブランドや素材により大きく変動しますが、3,000〜9,000円の間が多いです。
3,000円台のパンツは機能が控えめで、両サイドのポケットや、熱を逃がす”通気性”、汗を素早く吸収、拡散する”吸汗速乾性”といった機能が搭載されています。
それに比べ、6,000〜9,000円台のパンツには走行中の動きに対応する”4方向へのストレッチ性”や、収納力がアップする”背面ポケット”、太ももが半分以上露出している”丈の短さ”など、より快適な走行ができる機能が搭載されています。
ウエストポーチを持ちたくない方はポケット多めのアイテム、膝周りに生地が触れない丈感が良い方はショート丈(股下〜14.9cm)を選ぶなど、好みに合わせて選択しましょう。
個人的に、3,000円台のパンツでも十分な性能なので、初心者の方は安いアイテムを選択すればOKです。
関連記事:ランニング用ハーフパンツ(ショーツ)おすすめ10選!フルマラソン時に着用したいアイテムの選び方は?
ソックスの平均価格
ソックスの平均価格は、ブランドや素材により大きく変動しますが、1,000〜2,000円の間が多いです。
ランニングソックスには疲労によって下がってくる土踏まずを支える役割の”アーチサポート機能”や、走行中の足裏のズレを防ぐ”滑り止めグリップ”、足の形にデザインされた”立体設計”など様々な機能が搭載されています。
フルマラソンのように長時間走る際は、機能が盛りだくさんのほうが疲労を軽減できるため、1足2,000円を超えるソックスでも、多くのランナーが利用しています。
ただ、普段のランニングで着用する分には、2〜3足組で1,000円のソックスを用意すればOKです。
関連記事:ランニングソックスおすすめ11選|フルマラソン時に着用する効果と選ぶ際のポイントを解説
キャップの平均価格
キャップの平均価格は、ブランドや素材により大きく変動しますが、3,000〜6,000円の間が多いです。
日差しや雨を防げるキャップは、夏だけでなく1年を通じて活躍するアイテムです。
キャップを被ることで日差しを防ぎ、眩しさを軽減したり、日焼け対策としての効果があります。
また、雨が顔に当たったり、風によって砂ぼこりが舞い上がったときに目や口に入るのを防いでくれます。
長時間、日差しや雨を浴び続けるのはストレスなので、1つは持っておきましょう。
関連記事:ランニングにおすすめのキャップ12選|着用する効果や選び方は?
ランニングウェア一式揃えるための予算
それでは、本題であるランニングウェアを一式揃えるために必要な金額を紹介します。
今回は、過去に購入したブランドと、実際にかかった金額の合計を記載します。
参考までにご覧ください。
ベーシック(必要最低限)な一式の総額
半袖シャツ:780円(ワークマン)
ハーフパンツ:980円(ワークマン)
ソックス:330円(ワークマン)
キャップ:980円(ワークマン)
合計:3,070円
すべてワークマンのアイテムで、3,000円で一式揃えることができました。
生地はしっかりしており、”吸汗速乾”といった機能も搭載されているため、『スポーツブランドのウェアが欲しい』というこだわりがなければ、十分、満足できるでしょう。
とにかく、安く揃えたい場合は、「ワークマン」や「ユニクロ」がおすすめです。
- ワークマン
- ユニクロ
ただ、最近の「ユニクロ」は以前に比べ、『安い』と感じなくなったため、私であれば、「ワークマン」で一式揃えます。
安いと言っても、十分に着用できるため、始めたばかりの方におすすめです。
スタンダード(標準)な一式の総額
↑ リンクをクリックすると、掲載アイテムのレビュー記事が見れます。
↑ リンクをクリックすると、掲載アイテムのレビュー記事が見れます。
ここでは、「ナイキ」「アディダス」「アシックス」といったスポーツブランドのアイテムを定価で購入した場合を「スタンダード(標準)」としています。
- ナイキ
- アディダス
- アシックス
- ニューバランス
- アンダーアーマー
- ミズノ
「スタンダード(標準)」の場合、一式揃えるのに10,000〜15,000円くらいはかかるでしょう。
「スタンダード(標準)」は、形から入りたい方や、本格的にランニングを始めようとしている方であれば、上記のブランドのアイテムがおすすめです。
「ベーシック」で一式揃えるより、着心地が良かったり、機能性に優れていたりと、より快適に走ることができるでしょう。
プレミアム(高級)な一式の総額
「プレミアム(高級)」は高額なアイテムばかりなので、私が欲しいアイテムの紹介です。
↑ リンクをクリックすると、公式オンラインショップの商品ページに移動します。
半袖シャツ:8,250円(セイスカイ)
ハーフパンツ:11,000円(セイスカイ)
ソックス:3,300円(セイスカイ)
キャップ:6,050円(セイスカイ)
合計:28,600円
↑ リンクをクリックすると、公式オンラインショップの商品ページに移動します。
上記は、オシャレなアイテムを数多く販売している「オン」と「セイスカイ」のアイテムです。
一式揃えるのに、25,000〜29,000円かかります。
「オン」や「セイスカイ」の他には、「ホカ」や「ザ・ノース・フェイス」などのブランドは高価格帯のアイテムを販売しています。
- オン
- ホカ
- ザ・ノース・フェイス
- セイスカイ
初心者の方は、ここまで高額なアイテムを用意する必要はありませんが、将来、ランニングにハマったときのために、上記のブランドを覚えておくと良いでしょう。
安く、かつ高機能ウェアを購入するなら「アウトレットモール」がおすすめ!
「ベーシック」だと、金額的に生地が安っぽそうで、何回か着用して、新たにウェアを買い替えそう
「スタンダード」のアイテムがセールで安くなればいいが、今すぐウェアを揃えたい
そんな方は、「アウトレットモール(店舗)」や「ブランド公式アウトレット(オンラインショップ)」で購入するのがおすすめです。
私もランニングを始めたばかりの頃は、続けるか分からなかったため、”低価格”でお馴染みの「ワークマン」や、アウトレットモールで「ナイキ」「アディダス」などのウェアを購入していました。
もちろん、アウトレット価格とはいえ、驚くほど安いアイテムばかりではありませんし、欲しいサイズがない場合もあるため、入手難易度はやや高めです。
ただ、変に、定価の時点で安いアイテムを購入するより、セールで安くはなったが、素材が良いスポーツブランドのアイテムを購入するほうが、長い目で見たときには”お得”だと思います。
私は、過去にこれらのアイテムを購入しています。
半袖シャツ:約3,000円(ニューバランス)
ハーフパンツ:約3,000円(ニューバランス)
ソックス:3足約1,000円(ニューバランス)
合計:約 7,000円
タンクトップ:約3,000円(ナイキ)
ハーフタイツ:約3,000円(ナイキ)
ソックス:3足約1,000円(ナイキ)
キャップ:約1,000円(ナイキ)
合計:約 8,000円
アウトレットは、「ベーシック」と「スタンダード」の中間くらいの価格帯のアイテムを揃えるのに、ピッタリな場所でしょう。
機能面は十分な性能ですし、着心地も申し分ないため、自宅から行けそうな範囲にある方は「アウトレットモール(店舗)」を利用してみると良いでしょう。
[参考] アウトレット品の掲載があるブランドサイト
下記のブランドは公式サイト内に、アウトレット・セール品の特設ページがあります。
近場に「アウトレットモール」がない方は、オンラインショップを活用すると良いでしょう。
まとめ
今回はランニングウェア一式揃えるための金額を紹介しました。
改めて、下記が「低価格」「標準」「高価格」のブランドで一式揃えた場合の合計金額になります。
- ワークマンやユニクロで揃える:3,000円
- ナイキやアディダス(定価)で揃える:10,000〜15,000円
- オンやセイスカイで揃える:25,000〜29,000円
最低でも3,000円はかかるため、この金額を目安に買い物すると良いでしょう。
また、ランニングシューズを購入される方は、下記にブランドごとのおすすめアイテムをまとめていますので、ご覧ください。
本日は以上です。
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