ワイドサイズ(幅広・4E)のランニングシューズ16選!自分の足幅の見分け方や選ぶ際のポイント
ランニングシューズには、足幅が広いランナー向けに「ワイドサイズ」のランニングシューズが用意されています。
通常幅の「スタンダードサイズ※」より足幅にゆとりがあるため、より履き心地・フィット感が向上しています。
※ノーマルサイズ、レギュラーサイズとも言う
ランニングシューズを選ぶ際は履き心地・フィット感が重要で、自身の足の大きさ・形に合ったものを選ぶことが望ましいです。
そこで、今回は、幅広向けのランニングシューズを紹介します。
自分の足が幅広かどうかの見分け方も解説するので、購入する際の参考にしてみてください。
ランニングシューズのサイズ
ランニングシューズを選ぶ際、見るべきサイズは2つあります。
- 足長
- 足幅
まず、1つ目が「足長」のサイズです。
最も長いつま先の先端と、カカトの長さで、シューズを選ぶ上で一番重要なサイズです。
26.0cmや26.5cmのように0.5cm刻みで用意されています。
2つ目が「足幅」のサイズです。
親指の付け根から、小指の付け根までの、一番幅の広い部分が足幅の長さになります。
一般的には、「通常幅(スタンダードサイズ)」と「ワイド幅(ワイドサイズ)」が用意されています。
各ブランドで表記が異なり、例えば、アディダスの場合は「E(スタンダードサイズ)」「2E(ワイドサイズ)」と分かれていたり、ミズノの場合(ワイドサイズの場合)は商品名の後ろに「WIDE(ワイド)」や「SW(スーパーワイド)」という記載がされています。
試着する際、「足長」は確認すると思いますが、「足幅」も合わせて確認するようにしましょう。
自分の足のサイズを知る方法
自分の足のサイズを知る方法は2つあります。
- 店舗で測定する
- 自分で測定する
【方法①】店舗で測定する
店舗の中には足型測定ができる機器が置いてある※ので、自身の「足長」や「足幅」を知ることができます。
※全ての店舗にあるわけではない
足型測定は、ブランド直営店やスポーツショップで行うことができます。
ブランド直営店
まず、下記が、直営店舗のあるブランドの一例です。
直営店であれば、そのブランドの、特定のモデルに合ったサイズが選択しやすいです。
というのも、サイズは各ブランドごとで多少、異なり、同じサイズ(例: 26.0cmのナイキとアディダスのシューズ)でもフィット感が異なる場合があります。
大都市にあることが多く、地方にお住まいの方は気軽に行くことが難しいですが、シューズ選びに失敗したくない方には”直営店”がおすすめです。
私は、過去に「アシックス」や「ミズノ」で測定しており、「足の長さ:26.0cm、足幅:ワイドサイズ」のシューズをおすすめされました。
↓ ミズノの場合
↓ ニューバランスの場合
↓ アシックスの場合
それ以降は、上記のサイズのシューズを購入するようにしています。
スポーツショップ
ランニング用品が揃っているスポーツショップでも測定可能です。
下記が、測定器のあるスポーツショップの一例です。
スポーツショップは全国各地にあるため、自宅周辺にブランド直営店がない場合におすすめです。
【方法②】自分で測定する
自分で測定する場合、「足長」と「足幅」と「足囲」を測ることで、大まかなサイズが分かります。
というのも、日本のシューズのサイズは、「足長」と「足囲」を元に、JIS規格で靴のサイズが定められています。
そのため、メジャーを使い、自身の素足(靴下を脱いで)を測りましょう。
↓ 足長: 約24.6cm(246mm)
↓ 足幅: 約10.6cm(106mm)
↓ 足囲: 約24.8cm(248mm)
アシックスの場合
アシックスの測定方法では、ソックスの厚さ分を想定して、「素足のサイズ + 足長は1.5mm、足囲は5mm増加」すると記載されていました。
そのため、私の場合、「足長は247.5(246+1.5)mm」、「足囲は253(248+5)mm」となります。
下記が、シューズサイズガイド(男性用)です。
「足長は247.5」ですが、ここでは「足長:24.5cm」、「足囲:253」としたとき、(上記の表から)私の足幅は「3E」であることが分かります。
アシックスのシューズは、下記の足囲タイプに分かれています。
足囲タイプ | JIS規格男性・目安 |
---|---|
NARROW(ナロー) | D〜E相当 |
STANDARD(スタンダード) | 2E相当 |
WIDE(ワイド) | 3E相当 |
EXTRAWIDE(エキストラワイド) | 4E相当 |
そのため、「2E(スタンダード)」と「4E(エキストラワイド)」の間の「3E(ワイド)」と、最大の足幅ではないものの、幅広であることが分かります。
ちなみに、アシックスの測定器で測定したときも、足幅は「WIDE(ワイド)」で判定されているので、自身で測定したときと同じ結果となっています。
また、今回は右足が「足長は247.5mm」でしたが、上記のデータでも右足は24.7cm※となっており、ほとんど同じ数値となっています。
※測定器で測った際は、靴下を着用していた
【補足】試着すると、自身が幅広かどうか分かる
サイズを測ってもらうのが面倒な方、店舗にて試着できる方は、実際にシューズを履くことで、自身が幅広かどうか分かります。
「スタンダードサイズ」のシューズを履き、小指の付け根部分が出っ張っていたら(窮屈)、幅広の可能性が高いです。
下記は、スタンダードサイズの場合ですが、小指の付け根部分が出っ張っており、少しボコッと出ています。
写真だと分かりづらいですが、触ってみると、この部分だけ飛び出しています。
下記は、ワイドサイズの場合ですが、そこまで出ておらず、窮屈さはありません。
足幅は試着するとよく分かるため、窮屈さを感じた場合はワイドサイズを試着してみると良いでしょう。
購入する前に知っておくこと
すべてのモデルにワイドサイズがあるわけではない
各ブランドのすべてのモデルにワイドサイズがあるわけではなく、一部モデルのみ用意されています。
参考までに、アディダスのランニングシューズの一覧では、下記のようになります。
商品名 | アディゼロ アディオス プロ 3 | アディゼロ ボストン 12 | アディゼロ ジャパン 8 | アディゼロ SL |
目標タイム | 3時間 | 3時間30分〜4時間 | 3時間30分〜4時間 | 5時間 |
クッション性 | LIGHTSTRIKE PRO | LIGHTSTRIKE PRO LIGHTSTRIKE 2.0 | LIGHTSTRIKE PRO LIGHTSTRIKE 2.0 | LIGHTSTRIKE PRO LIGHTSTRIKE 1.0 |
カーボンプレート | 2層フルレングスカーボンプレート | 5本指グラスファイバー | – | – |
重量 (g) ※片足 | 300 | 270 | 215 | 240 |
サイズ (cm) | 24.0〜29.0(0.5cm刻み)、30.0 | 24.0〜29.0(0.5cm刻み)、30.0、31.0 | 25.0〜29.0(0.5cm刻み)、30.0 | 23.0〜29.0(0.5cm刻み)、30.0 |
足幅 | E(通常モデル) | E(通常モデル) 2E(ワイドモデル) | E(通常モデル) | E(通常モデル) 2E(ワイドモデル) |
発売日 | 2022年7月 | 2023年6月 | 2023年6月 | 2022年12月 |
品番 | ID8470 | H03612 | HP9721 | ID6923 |
価格 (税込) | 26,400円 | 18,700円 | 16,500円 | 14,300円 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
足幅が広い(幅広)方は、新作シューズの情報を入手したから、購入しようと思っても、ワイドサイズ展開がないことで、「そもそも購入できない」なんてこともあり得ます。
特に、レーシング(スピード)シューズは「スタンダードサイズ」のみ用意されていることが多いため、選択肢が少ないことを覚えておきましょう。
スタンダードサイズ、ワイドサイズでカラー展開が異なる
「スタンダードモデル」と「ワイドモデル」でカラー展開が異なるため、お目当てのカラーにワイドサイズがないことがあります。
下記は、ミズノ代表作『ウエーブライダー27(2023年モデル)』のカラー展開※です。
※一部のみ表示
↓ スタンダードモデル
↓ ワイドモデル
一方、下記は、アシックス代表作『GEL-KAYANO 30(2023年モデル)』のカラー展開です。
↓ スタンダードモデル
↓ ワイドモデル
一方、下記は、ホカ『ボンダイ 8』のカラー展開です。
↓ スタンダードモデル
↓ ワイドモデル
このように、「スタンダードモデル」のほうがカラー展開が豊富なことが多く、幅広の方は選択肢が少ないことが多いです。
モデルによっては、スタンダードサイズでも足幅が広いことがある
例えば、On(オン)では、下記のランニングシューズが販売されており、『Cloudflyer 4』と『Cloudgo』がワイドサイズも用意されています。
商品名 | Cloudflow 4 | Cloudmonster 2 | Cloudstratus 3 | Cloudeclipse | Cloudsurfer | Cloudflyer 4 | Cloudgo |
目標タイム | サブ3.5 | サブ4 | サブ4 | サブ4 | サブ4 | サブ4 | サブ5〜完走 |
用途 | レース トレーニング | レース トレーニング | レース トレーニング | トレーニング | レース トレーニング | レース トレーニング | トレーニング |
クッショニング ※1 | 低め | 最大 | 高め | 最大 | 高め | 高め | 中程度 |
重量(g) ※片足 | 235 | 295 | 290 | 285 | 245 | 300 | 256 |
サイズ(cm) | 25.0〜31.5 (0.5cm刻み) | 25.0〜31.5 (0.5cm刻み) | 25.0〜31.5 (0.5cm刻み) | 25.0〜31.5 (0.5cm刻み) | 25.0〜31.5 (0.5cm刻み) | 25.0〜31.5 (0.5cm刻み) | 25.0〜31.5 (0.5cm刻み) |
足幅 | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー ワイド | レギュラー ワイド |
発売日 | 2023年10月 | 2024年2月 | 2023年8月 | 2023年11月 | 2023年3月 | 2022年10月 | 2022年8月 |
価格(税込) | 18,480円 | 21,780円 | 20,680円 | 20,680円 | 18,480円 | 19,580円 | 16,830円 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ということは、上記のほかのモデルは、「スタンダードサイズ」のみの展開となるわけです。
ですが、『Cloudmonster 2(クラウドモンスター 2)』や『Cloudeclipse(クラウドエクリプス)』は大きめに作られており、「スタンダードサイズ」のみですが、幅広の方でも履くことができます(私は履くことができた)。
一方、同じく「スタンダードサイズ」のみの『Cloudflow 4』は通常の足幅なので、幅広の方だと、窮屈な履き心地で、フィット感は低下します(私は履くことができない)。
このように、同じブランドの同じ足幅タイプでも、モデルにより、足幅の大きさが異なります。
そのため、「スタンダードサイズ」だからといって、全ての「スタンダードサイズ」が履けないわけではない点を覚えておきましょう。
各ブランドのサイズとおすすめシューズ
最後に、代表的なランニングシューズブランドが販売する、「ワイドサイズ」対応のシューズを紹介します。
また、ブランドごとにワイドサイズの表記が異なるため、その点も併せて紹介します。
ナイキ
ナイキは、通常サイズの「レギュラーサイズ」と、ワイドサイズの「ワイドサイズ(ウィメンズのみ)」と「エクストラワイド(メンズのみ)」の3展開です。
- レギュラー: スタンダードサイズ
- ワイド: ワイドサイズ
- エクストラワイド: ワイドサイズ
ナイキ ペガサス 40 (エクストラワイド)
前作からシューズ内部のデザインを改良し、つま先、土踏まず、カカトなど足の形状にフィットするよう作られたシューズ。
シューズが内側から土踏まずを優しく包み込み、外から締め付けられるような感覚を減らす構造により、何度でも履きたくなる心地よいフィット感を実現。
また、「Nike Reactテクノロジー」と、「2つのZoom Airユニット (前足部とヒールに1つずつ)」を組み合わせ、心地よい反発を感じられる履き心地と、蹴り出し時のエネルギーを実感できます。
さらに、適度なサポート性と合理的なクッショニングの配置で、ヒールストライク走法でもフォアフット走法でも安定感があり、スムーズな体重移動をサポートしています。
今年で40周年迎えたペガサスは、エリートランナーのトレーニング用シューズから、初心者ランナーのレース用シューズまで幅広いランナーに向け、快適な履き心地とパフォーマンスを提供するアイテムです。
目標タイム | 4時間 |
距離 | フルマラソン |
カーボンプレート | – |
サイズ (cm) | 24.5〜30.0 (0.5cm刻み) |
発売日 | 2023年4月 |
価格 (税込) | 16,500円 |
公式サイト | 詳細を見る |
アディダス
アディダスは、通常サイズの「E」と、ワイドサイズの「2E」の2展開です。
- E: スタンダードサイズ
- 2E: ワイドサイズ
ワイドサイズは、商品名の後ろに「ワイド」という記載がされています。
アディゼロ ボストン 12 ワイド
中距離から長距離のランニングに対応するよう設計されたシューズ。
「ボストン 11」からアップデートしたアイステイ構造が安定感のあるミッドフットのホールド感を実現。
また、爆発的推進力を生み出すグラスファイバー素材を用いた5本骨状バーが、カカトからつま先まで、優れた重心移動を可能に、高い推進力を発揮します。
さらに、ミッドソールにはクッション性、反発性、弾力性をハイレベルで実現した低密度高反発ミッドソール「LIGHTSTRIKE PRO」と耐久性、安定性を併せ持った「LIGHTSTRIKE EVA」を組み合わせ、スピードはもちろん、足裏のエネルギーロスを軽減しています。
エリートランナーのトレーニング用シューズとして、サブ3.5〜4を目指すランナーのレース用シューズとして、幅広いシーンで活躍するアイテムです。
目標タイム | 3時間30分〜4時間 |
クッション性 | LIGHTSTRIKE PRO LIGHTSTRIKE 2.0 |
カーボンプレート | 5本指グラスファイバー |
重量 (g) ※片足 | 270 |
サイズ (cm) | 24.0〜29.0(0.5cm刻み)、30.0、31.0 |
発売日 | 2023年6月 |
品番 | H03613 |
価格 (税込) | 18,700円 |
公式サイト | 詳細を見る |
アディゼロ SL ワイド
エリートランナーから初心者ランナーなど幅広いユーザー、そして、レースからトレーニングまで様々なランニングシーンで活躍する万能シューズ。
アッパーには「LIGHTWEIGHT SANDWICH MESH」を採用し、足全体をやさしく包み込む柔らかいフィット感を実現。
また、ミッドソールにはクッション性や反発性に優れた「LIGHTSTRIKE PRO」と、耐久性に優れた「LIGHTSTRIKE EVA」を組み合わせ、着地時のスムーズな重心移動から蹴り出し時の爆発的推進力を発揮しています。
さらに、アウトソールにはグリップ力に優れた凹凸のある「HIGHGRIP RUBBER」を採用することで、しっかりと路面を噛み、力強い蹴り出しをサポートしています。
エリートランナーはペース走やジョグなどトレーニング時に、初心者ランナーは普段のトレーニングはもちろん、レース時も着用可能なアイテムです。
関連記事:【レビュー】アディダス アディゼロ SLの性能とは?ジョグ〜レースまで幅広いシーンで活躍するシューズです
目標タイム | 5時間 |
クッション性 | LIGHTSTRIKE PRO LIGHTSTRIKE 1.0 |
カーボンプレート | – |
重量 (g) ※片足 | 240 |
サイズ (cm) | 23.0〜29.0(0.5cm刻み)、30.0 |
発売日 | 2022年12月 |
品番 | IE9389 |
価格 (税込) | 14,300円 |
公式サイト | 詳細を見る |
アシックス
アシックスは、細めの「NARROW」、通常サイズの「STANDARD」、ワイドサイズの「WIDE」、「EXTRA WIDE」の4展開です。
- NARROW(ナロー): 細め
- STANDARD(スタンダード): 標準
- WIDE(ワイド): 広め
- EXTRA WIDE(エキストラワイド): かなり広め
ワイドサイズは、商品名の後ろに「WIDE」や「EXTRA WIDE」という記載がされています。
MAGIC SPEED 3 WIDE
アシックス最速METASPEED+シリーズの機能を引き継いだ、MAGIC SPEED 3代目のシューズ。
前作同様、カーボンプレートをカカト部から前足部にフルレングスで搭載することで、蹴り出しの動きを安定させ、力強い推進力を発揮。
また、前作はミッドソール上部にのみ「FF BLAST PLUS」を搭載していましたが、今作はミッドソール全面(上部、下部とも)に「FF BLAST PLUS」を採用することで、クッション性と反発性が向上し、よりソフトな着地と爆発的な蹴り出しを提供しています。
さらに、アッパーにはMETASPEED+シリーズにも搭載されている「モーションラップアッパー」を採用し、通気性を確保しつつ、足とシューズの一体感を感じられるほどのフィット感が味わえます。
新たにカーボンシューズを試したいランナーにおすすめのシューズです。
目標タイム | 4時間 |
プレート | ○ |
ミッドソール | FF BLAST PLUS |
重量 (g) ※片足 | 220 |
サイズ (cm) | 24.5-29, 30 |
発売日 | 2023年9月 |
品番 | 1011B704 |
価格 (税込) | 16,500円 |
公式サイト | 詳細を見る |
NOVABLAST 3 WIDE
クッション性と反発性を兼ね備えた、レースからトレーニングまで幅広いシーンで活躍するシューズ。
ボリューム感のあるソール中央部分にくぼみを付けることで、着地時に変形しやすくなり、元に戻る反動でトランポリンのような弾む着地が味わえます。
また、ミッドソールは前作より1mm厚みを増した「FF BLAST PLUS」を採用することで、クッション性と反発性が向上し、特殊な形状と相まって、弾むような着地を提供しています。
さらに、シュータンとアッパーが一体化された構造を採用することで、走行時のブレを防ぎ、安定性が増しています。
跳ねるような着地に、スピードの出しやすさが特徴の、サブ4を目指すランナーに最適なアイテムです。
目標タイム | 4時間 |
プレート | – |
ミッドソール | FF BLAST PLUS |
重量 (g) ※片足 | 250 |
サイズ (cm) | 24.5-32 |
発売日 | 2022年9月 |
品番 | 1011B459 |
価格 (税込) | 14,300円 |
公式サイト | 詳細を見る |
GEL-KAYANO 30 EXTRA WIDE
安定性とクッション性に優れたGEL-KAYANOシリーズ30代目のシューズ。
内側に広がりを持たせたミッドソールの立体形状により、倒れ込みを抑制したり、内側に配置されたパーツが、着地のたびにアーチの位置を適切な位置へ促し、より効率的な走りをサポート。
また、ミッドソールには「FF BLAST PLUS ECO」クッショニングを搭載しており、やわらかなクッション感が味わえます。
さらに、前作(GEL-KAYANO 29)より約65%柔らかくなった、カカト部に採用された衝撃緩衝機能「PureGEL」テクノロジーにより、ソフトで快適な走りをサポートしています。
軽いランニングからフルマラソンまで活躍する、アシックスのアイコン的存在のシューズです。
関連記事:【実費レビュー】GEL-KAYANO 30の性能とは?30代目を迎えた安定性とクッション性に優れたシューズ
目標タイム | 5時間 |
プレート | – |
ミッドソール | FF BLAST PLUS ECO |
重量 (g) ※片足 | 303 |
サイズ (cm) | 24.5-29, 30, 31-32 |
発売日 | 2023年8月 |
品番 | 1011B690 |
価格 (税込) | 19,800円 |
公式サイト | 詳細を見る |
GT-2000 12 EXTRA WIDE
足にかかる負担を軽減する機能を搭載した、GT-2000シリーズ 12代目となる1足。
長時間にわたる走行において、安定性と快適性を提供する「3D GUIDANCE SYSTEM」を新たに採用。
「3D GUIDANCE SYSTEM」は走行距離とともに変化するランナーの動きを研究し開発した機能で、走行時の過度な倒れ込みを抑制し、靴底の面積を広げることで、着地の安定性が向上しています。
また、ミッドソールには柔らかく、反発性に優れた「FF BLAST PLUS」を採用し、前作よりもさらに柔らかく、跳ねるようなライド感を提供。
さらに、カカト部分には、衝撃緩衝機能「PureGEL」を内蔵しているので、着地時の衝撃を和らげてくれます。
走行時の安定性と快適性を兼ね備えた、初めてのランニングシューズを購入される方におすすめのシューズです。
目標タイム | 5時間 |
プレート | – |
ミッドソール | FF BLAST PLUS |
重量 (g) ※片足 | 270 |
サイズ (cm) | 24.5-29, 30, 31-32 |
発売日 | 2023年10月 |
品番 | 1011B686 |
価格 (税込) | 15,400円 |
公式サイト | 詳細を見る |
GEL-NIMBUS 25 EXTRA WIDE
アシックスの代表的なクッショニングモデル「GEL-NIMBUS」の25代目となる1足。
カカト部に従来モデルのクッション素材より約65%柔らかい「PureGEL」を採用し、よりソフトに快適な走行を追求しています。
また、前モデル同様に柔らかく、跳ねるように反発するクッション性能はそのままに、ミッドソールの約24%に植物由来材を使用し、さらに環境に配慮された新たなフォーム材「FF BLAST PLUS ECO」をミッドソール全面に採用しています。
さらに、1枚の生地の中で編み方を変えることで、足の部位によってフィッティング・通気性を適正化するエンジニアードメッシュアッパー構造を採用することで、快適な履き心地を実現しています。
GEL-NIMBUSシリーズ史上最高のクッション性を誇る、足を守りたい方におすすめのシューズです。
目標タイム | 5時間 |
プレート | – |
ミッドソール | FF BLAST PLUS ECO |
重量 (g) ※片足 | 292 |
サイズ (cm) | 24.5-29, 30, 31-32 |
発売日 | 2023年2月 |
品番 | 1011B618 |
価格 (税込) | 19,800円 |
公式サイト | 詳細を見る |
ニューバランス
ニューバランスは、細めの「D」、通常サイズの「2E」、ワイドサイズの「4E」の3展開です。
- D: やや細め
- 2E: 標準
- 4E: 幅広
Fresh Foam X 860 v13
クッション性と反発性を高めた2層構造ミッドソールを搭載した、安定性に重きをおいたシューズ。
カカト部を高くして、前へと転がりやすいロッカーボトム形状を採用することで、違和感のない走り心地を実現。
また、走行時の内側への倒れこみ(オーバープロネーション)を抑えるため、カカト部内側に硬度を高めた「Medial Post」を配置し、安定性をサポートしています。
さらに、シューズの内側には足ブレを抑制するインナーサドルを搭載し、快適で安定した走りをサポートします。
着地の安定性を追求したアイテムです。
シリーズ | Fresh Foam |
目標タイム | 5時間 |
用途 | レース トレーニング |
プレート | – |
重量 (g) ※片足 | 320 |
サイズ (cm) | 25.0〜29.0 (0.5cm刻み) |
発売日 | 2022年10月 |
価格 (税込) | 15,400円 |
公式サイト | 詳細を見る |
Fresh Foam X 1080 v13
Fresh Foamシリーズ最上位モデルであり、ニューバランスを代表するシューズ。
ミッドソールは新しい「Fresh Foam X」を採用し、ソフトな乗り心地を提供しつつ、反発性も併せ持ちます。
加えて、カヌーのようなソールのロッカー形状と相まって、より前へ進みやすい構造になっています。
また、アウトソールは新しいデザインが採用され、走行時の重心移動の軌跡データを元に、着地から蹴り出しまでスムーズな重心移動をサポートする形状に改良されています。
さらに、アッパーは甲周りにゆとりを持たせ、ゆったり、かつ快適なフィット感を実現しています。
衝撃吸収性に優れた最高のクッション性能ながら、前作より30gの軽量化を実現した、ロングジョグから日常使いまで幅広いシーンで活躍するアイテムです。
関連記事:【実費レビュー】ニューバランス「Fresh Foam X 1080 v13」の性能とは?普段のジョグからキツい練習後のリカバリージョグ用に最適です
シリーズ | Fresh Foam |
目標タイム | 5時間 |
用途 | レース トレーニング |
プレート | – |
重量 (g) ※片足 | 265 |
サイズ (cm) | 25.0〜29.0 (0.5cm刻み) |
発売日 | 2023年10月 |
価格 (税込) | 18,700円 |
公式サイト | 詳細を見る |
ホカ
ホカは、通常サイズの「レギュラー」、ワイドサイズの「ワイド」、「エキストラワイド」の3展開です。
- レギュラー: 標準
- ワイド: 広め
- エキストラワイド: やや広め
ワイドサイズは、「WIDE」や「EXTRA WIDE」を選びましょう。
リンコン3
優れたクッション性と軽量性を持ち合わせた、トレーニングからレースまで活躍するシューズ。
アシンメトリーなデザインのタン、より細いプルタブがフィット感を向上させ、快適な履き心地を提供。
また、フルコンプレッションEVAミッドソールが、適度なクッション性を提供しつつ、推進力もサポートしています。
重量は218gと、ホカ史上トップクラスの軽さが特徴の、ペース走など日々のトレーニングに最適なシューズです。
目標タイム | 4時間 |
用途 | レース トレーニング |
クッション性 | 適度な |
カーボンプレート | – |
重量 (g) | 218 |
サイズ (cm) | 25.0〜29.0(0.5cm刻み)、30.0 |
発売日 | 2021年8月 |
品番 | 1119395 |
価格 (税込) | 17,600円 |
公式サイト | 詳細を見る |
ボンダイ 8
ホカ最大級のクッション性を誇る、ボンダイ8代目のシューズ。
極厚で弾力性のある軽量なフォームのミッドソールが跳ねるような走行を実現。
また、カカト部分の波状のクラッシュパッドが、カカトでの着地から蹴り出しまで驚くほどソフトでバランスの良いライド感を実現しています。
さらに、アッパーにはエンジニアードメッシュを採用することでムレを抑制し、長時間の着用でも快適な履き心地を提供します。
最大級のクッション性が特徴の、スピードは気にせず、長くランニングしたい方におすすめです。
関連記事:【レビュー】ホカ ボンダイ8の性能とは?最大級のクッション性が特徴の長時間ランニングしたい方におすすめのシューズです
目標タイム | 完走 |
用途 | レース トレーニング |
クッション性 | 柔らかい |
カーボンプレート | – |
重量 (g) | 307 |
サイズ (cm) | 25.0〜29.0(0.5cm刻み)、30.0 |
発売日 | 2022年7月 |
品番 | 1123202 |
価格 (税込) | 25,300円 |
公式サイト | 詳細を見る |
オン
オンは、通常サイズと、ワイドサイズの2展開です。
- 通常サイズ
- ワイドサイズ
ワイドサイズは、商品名の後ろに「Wide」という記載がされています。
Cloudflyer 4 Wide
オン屈指の安定性に優れた、体格の良いランナー、広い足幅ののフィット感を好むランナーに適したシューズ。
接地面積が広いワイド幅のアウトソールを採用することで、着地時の足のグラつきを軽減し、安定した走りを可能に。
また、クラウドパーツ「CloudTec®」1つ1つのパーツを大きくすることで、着地時の衝撃から足を守り、長時間の走行でも快適な履き心地を提供します。
さらに、「スターレーシング」と呼ばれる、紐の結び方を採用し、足の甲の負担を軽減しています。
スピードを出したいテンポ走から長時間走るロング走、そしてフルマラソンなど、様々な場面で活躍するシューズです。
目標タイム | 4時間 |
用途 | レース トレーニング |
クッショニング | 高め |
重量(g) ※片足 | 300 |
サイズ(cm) | 25.0〜31.5 (0.5cm刻み) |
発売日 | 2022年10月 |
価格(税込) | 19,580円 |
公式サイト | 詳細を見る |
Cloudgo Wide
初めてのランでも、数十回目のランでも変わらず、「CloudTec」のクッショニングテクノロジーが一段上の安定した走り心地を実現する、軽量シューズ。
「CloudTec」とTPU製「Speedboard」を搭載しており、柔らかなクッショニングで衝撃から足を守り、着地のエネルギーを推進力に変換。
また、ソフトな着地から前足部のロッカー形状により、自然と足を前へと押し出してくれる走り心地が味わえます。
さらに、サステナビリティも向上しており、特殊構造のポリエステルメッシュのうち、85〜90%が再生素材を使用した環境に優しい作りに。
オン初めての1足目にふさわしい、快適さと推進力を生み出すシューズです。
目標タイム | 5時間 |
用途 | トレーニング |
クッショニング | 中程度 |
重量(g) ※片足 | 256 |
サイズ(cm) | 25.0〜31.5 (0.5cm刻み) |
発売日 | 2022年8月 |
価格(税込) | 16,830円 |
公式サイト | 詳細を見る |
ミズノ
ミズノは、通常サイズと、ワイドサイズの「WIDE」「SW」の3展開です。
- 標準
- WIDE(ワイド): 広め
- SW(スーパーワイド): かなり広め
ワイドサイズは、商品名の後ろに「WIDE」や「SW」という記載がされています。
ウエーブリベリオンソニック WIDE
2023年1月に発売した、サブ3.5を目指すランナーをターゲットに開発された、レーシング・トレーニングに最適なシューズ。
柔らかく、反発性の高いミッドソール素材「ミズノエナジー」を採用し、スピード走行をサポート。
また、着地時の安定性とクッション性を高めるウエーブプレートを全面に搭載し、スムーズな加速をサポートしています
さらに、前足部とかかと部に耐久性に優れたX10ラバーを採用することで、アウトソールの耐久性を高め、より長く使用できるスピードシューズに仕上げています。
サブ3.5を目指す方はレーシングシューズとして、サブ3を目指す方はペース走やロング走など幅広いシーンで活躍するシューズです。
関連記事:【実費レビュー】ウエーブリベリオンソニックの性能とは?プレートの感覚を体験してみたいランナーにうってつけのシューズです
目標 | 3時間30分 |
用途※1 | レーシング テンポアップ |
プレート | ウエーブプレート |
アッパー | モノフィラメントエアメッシュ |
ミッドソール | ミズノエナジー |
アウトソール | x10 |
インソール | ノーマルインソール (取り外し可) |
重量(g) ※片足 | 260 |
サイズ(cm) | 25.0〜29.0 (0.5cm刻み) |
発売日 | 2023年1月 |
価格(税込) | 14,300円 |
公式サイト | 詳細を見る |
ウエーブライダー27 SW
グローバルで累計販売数1,000万足を超える、ミズノを代表する「ウエーブライダー」シリーズの最新モデル。
27代目となる最新作ではアッパー部分を微調整し、通気性やフィット感の向上により、ランニング時の不快感を軽減。
また、アッパーの改良に加え、ヒールカウンターの形状をを従来より短くしたことで、カカト部分からくるぶしにかけてのフィット感が向上しています。
さらに、ミッドソールは前作(ウエーブライダー26)同様、「ミズノエナジー」と「ミズノウェーブ」を搭載。
「ミズノエナジー」はソール全面に搭載されており、柔軟性と反発性を向上させつつ、よりスムーズな走り心地でランナーをサポート。
「ミズノウェーブ」は内側だけでなく、外側も巻き上げることで安定性が向上し、スムーズな体重移動を促します。
前作より約5gの軽量化し、よりフィット感が向上した、初心者から中級者ランナーにおすすめのシューズです。
関連記事:【実費レビュー】ミズノ ウエーブライダー27の性能とは?価格据え置きの14,850円と、ランナーに嬉しい価格設定です
目標 | 4時間 |
用途※1 | レーシング テンポアップ |
プレート | – |
アッパー | ジャガードエアメッシュ |
ミッドソール | ミズノエナジー |
アウトソール | x10 |
インソール | プレミアムインソール (取り外し可) |
重量(g) ※片足 | 280 |
サイズ(cm) | 24.5~29.0(0.5cm刻み)、30.0、31.0 |
発売日 | 2023年8月 |
価格(税込) | 14,850円 |
公式サイト | 詳細を見る |
各オンラインショップで購入する
ナイキ
ナイキの公式サイトでは、「スタンダードサイズ」と「ワイドサイズ」でページが分かれています。
↓ スタンダードサイズ
↓ ワイドサイズ
一方、「アルペン」のオンラインショップも、「スタンダードサイズ」と「ワイドサイズ」でページが分かれています。
↓ スタンダードサイズ
↓ ワイドサイズ
アシックス
アシックスの公式サイトでは、「スタンダードサイズ」と「ワイドサイズ」でページが分かれています。
- NARROW(ナロー): 細め
- STANDARD(スタンダード): 標準
- WIDE(ワイド): 広め
- EXTRA WIDE(エキストラワイド): かなり広め
↓ スタンダードサイズ
↓ ワイドサイズ
一方、「アルペン」のオンラインショップも、「スタンダードサイズ」と「ワイドサイズ」でページが分かれています。
↓ スタンダードサイズ
↓ ワイドサイズ
Amazonの場合は、同じページからサイズが選択でき、「2E」がスタンダードサイズ、「3E」がワイドサイズとなります。
足幅 | アシックス表記 | Amazon表記 |
---|---|---|
細め | NARROW | E |
標準 | STANDARD | 2E |
広め | WIDE | 3E |
かなり広め | EXTRA WIDE | 4E |
Amazonでアシックスのシューズを購入する場合は、「3E」「4E」と表記されたものがワイドサイズとなります※。
※「2E」はスタンダードサイズ(標準)なので、ご注意を
ニューバランス
ニューバランスの公式サイトでは、「細いサイズ」、「スタンダードサイズ」、「ワイドサイズ」と、同じページで購入できます。
- D: やや細め
- 2E: 標準
- 4E: 幅広
カラーによって販売されている足幅が異なるため、下記のように、「4E(ワイドサイズ)」がない場合もあります。
一方、「アルペン」のオンラインショップでは、商品名には記載なく、説明欄に足幅(D、2E、4E)が記載されています。
Amazonの場合は、同じページからサイズが選択でき、「D」がやや細め、「2E」が標準、「4E」が幅広となります。
足幅 | ニューバランス表記 | Amazon表記 |
---|---|---|
やや細め | D | D |
標準 | 2E | 2E |
幅広 | 4E | 3E |
Amazonでニューバランスのシューズを購入する場合は、ニューバランス公式サイトと同じ表記となります。
ミズノ
ミズノの公式サイトでは、「スタンダードサイズ」と「ワイドサイズ」でページが分かれています。
- 標準
- WIDE(ワイド): 広め
- SW(スーパーワイド): かなり広め
↓ スタンダードサイズ
↓ ワイドサイズ
一方、「アルペン」のオンラインショップも、「スタンダードサイズ」と「ワイドサイズ」でページが分かれています。
↓ スタンダードサイズ
↓ ワイドサイズ
Amazonの場合は、同じページからサイズが選択でき、「2E」がスタンダードサイズ、「3E」「4E」がワイドサイズとなります。
足幅 | ミズノ表記 | Amazon表記 |
---|---|---|
標準 | – | 2E |
広め | WIDE | 3E |
かなり広め | SW | 4E |
Amazonでミズノのシューズを購入する場合は、「3E」「4E」と表記されたものがワイドサイズとなります※。
※「2E」はスタンダードサイズ(標準)なので、ご注意を
まとめ
今回は、幅広向けのランニングシューズを紹介しました。
ランニングシューズは自身の足にフィットすることで、最大限の”力”を発揮できます。
そのため、店舗で測定してもらったり、自身で足を測定して、自分の足が足幅かどうか確認しましょう。
本日は以上です。
また、タイムごとにもまとめていますので、目指しているタイムにあったシューズを探してみて下さい。
関連記事:新作ランニングシューズをネットで安く買う方法!少しでも財布に優しく、ランニングを楽しむ方法を紹介
関連記事:ランニングシューズを試着するならAmazon「Prime Try Before You Buy」がおすすめ!無料で試着できるサービスを利用してみた
本日は以上です。
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フルマラソン出場までの流れをまとめました。
初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。
マラソン大会の選び方
購入すべきランニンググッズ
完走するためのトレーニング方法
レース前日や当日の過ごし方
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