ランニングウェアの選び方10選【初心者は買う前にここを見よう】
ランニングウェアを選ぶ上でのポイントを教えて下さい!
そんな疑問にお答えします。
ランニングウェアを購入しようかなと思っていますが、どのようなウェアを購入すればいいか悩んでいませんか?
ランニングウェアを選ぶ上で、機能面はもちろん、使用する季節・時間で選ぶ基準は変わってきます。
例えば、「夏場なら通気性が良いもの」「冬場なら風を通さない防風対策されたもの」など、着用する時期によっても変わってきます。
そこで今回は、ランニングウェアの選び方をご紹介します。
購入する前の参考にしてみてください。
ランニングウェアの選び方【オールシーズン】
それでは、1年を通じてのランニングウェアの選び方をご紹介します。
まず、選ぶポイントは、下記の5つです。
- 吸汗速乾性
- 通気性
- UVカット
- リフレクター
- 防臭・抗菌
[選び方①] 吸汗速乾性
吸汗速乾機能があるものは汗をすばやく吸収・放出してくれるので、快適な着用感が味わえます。
衣類内が汗でびちょびちょになると、不快感を引き起こし、走りに集中できません。
また、汗が残ると、身体の冷え(汗冷え)に繋がるため、あると便利な機能です。
素材は、ポリエステル100%(100%に近いもの)のものを選びましょう。
[選び方②] 通気性
長時間走ると身体に熱が溜まるため、熱が逃げやすい通気性の良いものがおすすめです。
通気性がないと、熱気が衣服の中に閉じ込められて、不快感に繋がります。
メッシュ加工されているウェアを選びましょう。
↓ 小さい穴が無数に開いており、空気の通り道を確保しています。
[選び方③] UVカット
紫外線を防ぎたい方は、UVカット機能が搭載されたものがおすすめです。
UVカット率は100%が最大で、数値が高いほど紫外線を防ぐ効果が高いです。
下記の表記であれば、UVカット99.9%以上の機能を搭載していることになります。
- 紫外線透過率0.1%以下
- UVカット99.9%以上
- UV400
なるべく、100%に近い数値のアイテムを選びましょう。
[選び方④] リフレクター
自転車や車が頻繁に通る道で走る方は、視認性を向上させるため、再帰反射(リフレクター)が搭載されたものを選ぶと良いでしょう。
走っているときに身体が動くので、街灯や車のライトに反射し、ドライバーに自分の居場所を伝えることができます。
早朝や夜間など、暗闇の中、ランニングする方は必須機能です。
[選び方⑤] 防臭・抗菌
ランニング時は大量の汗をかくため、臭いが気になる方もいるでしょう。
ウェアの中には、防臭・抗菌機能を搭載しているモノがあります。
臭いの原因となる細菌の増殖を抑制し、防臭効果を発揮します。
ランニングウェアの選び方【暑い時期】
続いて、暑い時期(夏)のランニングウェアの選び方をご紹介します。
選ぶポイントは、下記の1つです。
- 接触冷感
[選び方⑥] 接触冷感
着用することで、「ひんやりと涼しさ」を感じるため、体温の上昇を抑え、暑い時期でも快適な着心地を実現してくれます。
中には、保冷剤を入れるポケットが搭載されたウェアも出ており、身体の深部体温を下げることで、熱中症対策が可能です。
オールシーズン使えない欠点はありますが、暑い時期に使用したい方は必須機能でしょう。
関連記事:暑さ対策・熱中症対策できるランニンググッズおすすめ9選
ランニングウェアの選び方【雨の日】
続いて、雨に日のランニングウェアの選び方をご紹介します。
選ぶポイントは、下記の1つです。
- 防水性・撥水性
[選び方⑦] 防水性・撥水性
雨の日もランニングされる方は、防水・撥水機能が搭載されているものを選びましょう。
防水・撥水機能の違いは、下記の通りです。
撥水機能とは、生地表面を水が転がり落ちるような作用で水を弾く機能です。生地の表面、もしくは生地を構成する糸に撥水コーティングを行うことで撥水加工を行います。このコーティング加工により、水分が生地についてもコロコロと玉状となり、転がり落ちて生地が濡れにくくなります。基本的に「少量」の水を弾くものなので、水量が多い場合には生地に水が染み込むなど、撥水効果が薄れます。
防水機能とは生地の裏側まで水を通さない機能です。レインコートや防水ケースなどのように、水の漏れや浸透を完全に防ぎ、強い雨でも水を通しません。
このように、「撥水」はあくまでも水を弾くだけの機能なので、小雨の場合であれば、対応可能です。
長時間の雨の日にも使いたい場合は、水を通さない「防水」対応のものがおすすめです。
- 防水:水の侵入を完全に防ぐ。強い雨にも対応可!
- 撥水:少量の水をはじく。小雨であれば、対応可!
関連記事:雨の日におすすめのランニングウェア・ギア11選!雨の日に走るメリットは?
ランニングウェアの選び方【寒い時期】
続いて、寒い時期(冬)のランニングウェアの選び方をご紹介します。
選ぶポイントは、下記の3つです。
- 防風性
- 保温性
- 発熱仕様
[選び方⑧] 防風性
防風機能搭載のアイテムは、風の侵入を防ぎます。
汗をかいた状態で、常に空気が衣類内に入り込んでしまうと、身体全体の冷えに繋がり、パフォーマンスが低下してしまいます。
特に、気温の低い冬は、風が冷たく感じます。
その冷たい風を浴び続けると、いくら走行中に体温が上がるとはいえ、「徐々に体温が低下していき → 低体温症になる」危険もあるため、風の侵入を防ぐものがおすすめです。
[選び方⑨] 保温性
保温性に優れたタイプであれば、寒い日も快適です。
裏地に、裏起毛やフリース、ニット素材を採用しているものは、暖かな着用感が味わえます。
[選び方⑩] 発熱仕様
寒い時期が苦手な方は、(着用するだけで)発熱効果をもたらし、衣服内を温かい状態にしてくれるものがおすすめです。
「身体が冷えやすい方」や「ゆっくり走る方」は、走っても体温が上がりにくいため、あると便利な機能です。
まとめ
今回は、ランニングウェアの選び方をご紹介しました。
各ウェアのおすすめアイテムをまとめているので、参考にしてみてください。
本日は以上です。
関連記事:ランニングウェア一式揃えるのにいくらかかる?ランニング初心者のためのガイド【オールシーズンVer.】
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