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【実費レビュー】ホカ ボンダイ8の性能とは?最大級のクッション性が特徴の長時間ランニングしたい方におすすめのシューズです

yusuke saito
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初心者ランナー
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ボンダイ8の性能が知りたい

そんな疑問にお答えします。

今回は、ホカが販売する「ボンダイ 8(以下、本製品)」を紹介します。

本製品はホカ最大級のクッション性を誇る、ボンダイ8代目のシューズです。

主に、サブ5〜完走を目指す方向けのシューズで、スピードは気にせず、長くランニングしたい方におすすめです。

ホカ ボンダイ 8の基本情報を確認!

本製品は、ホカが2022年7月に販売を開始したシューズです。

ボンダイシリーズ8代目となる本製品は、ホカのラインナップの中で最もクッション性にこだわったシューズです。

よりソフトかつ軽量なフォームを採用し、新しい拡張ヒール形状にアップデートしたことで、カカトからの着地から蹴り出しまで驚くほどソフトでバランスの良いライド感を実現しています。

横から見た厚底の違い((左)マッハ5、(右)ボンダイ8)

ホカ史上最もクッション性能が高いシューズなだけあり、マッハ5と比べても厚底が厚いことが分かります。

重量307 g
オフセット(ドロップ)※14.5 mm
カーボンプレート非搭載
用途ロード
対象者サブ5〜完走
サイズ25.0〜29.0(0.5cm刻み)、30.0
価格(税込)25,300円
公式サイト詳細を見る

※1 つま先部とかかと部の厚さの差

ボンダイシリーズの位置づけ

ホカのシューズは3つのテクノロジーが搭載されており、シリーズにより比重が異なります。

ホカのテクノロジー
  • 推進力(メタロッカー):靴底にカーブを設けることで、転がるように前へ前へと導いてくれる技術
  • サポート(ミッドソール):足を保護するクッションのことで、より快適な履き心地を実現。また、着地時の衝撃を和らげます。
  • 安定性(アクティブフットフレーム):足を包み込み、靴と一体となるような感覚を提供

下記が、本製品とホカ人気シリーズとの比較です。

商品名
ボンダイ

マッハ

ロケット X
推進力6610
サポート1064
安定性866
重量307 g235 g210 g
向いている人トレーニングで着用したいトレーニング・レースで着用したいレースで着用したい
10段階評価(10が最大、1が最小)

このように、本製品は「サポート力」「安定性」に優れています。

ホカ史上最大級のクッション性能を誇るため、足首や膝などの負担を軽減し、ケガから足を守ってくれます。

また、肉厚のあるシュータンとヒールカップが足をしっかり固定し、靴と一体となるような安定性を実現しています。

ただ、重量があるため、スピードを出すには不向きで、ゆっくり走る際におすすめの1足となります。

スピードを出すなら、「マッハ」や「ロケット」シリーズがおすすめです。

ホカ ボンダイ 8の特徴

続いて、本製品の特徴です。

アッパー

エンジニアードジャカードメッシュを採用。

無数に開いた穴が通気性を高め、ムレにくい仕様になっています。

サイドも同様にメッシュが搭載され、通気性を高めています。

ミッドソール

ホカ スピードモデル『マッハ 5』にも搭載されているPROFLY™クッションを採用。

軽量かつ弾力性のあるフォームで、より軽快なライド感を実現。

また、程よい弾力と厚さを持ったヒール部分、そして、推進力を高めるためにある程度の硬さを持たせた前足部分により快適な走行が可能です。

シュータン

内側のみ固定させたインサイドガセットタンを採用。

(写真を見ただけでも分かる)肉厚のあるシュータンは、足の甲の形状に合わせて作られており、足を優しく包み込みます。

また、この厚みのあるシュータンが足とシューズ内の隙間を埋め、適度なフィット感で、良い履き心地を実現しています。

ヒール

アキレス腱を包み込む立体構造が特徴の、プルタブ構造を採用。

シュータン同様、肉厚のある履き口はカカトをしっかり固定し、走行時のシューズ内のズレを抑制します。

スピードモデルにはない、柔らかいクッションに包み込まれているかのようなフィット感が味わえます。

アウトソール

摩耗性の高い「Durabrasion Rubber™」を採用。

地面と接地しやすい箇所のみラバーを配置し、軽量化を実現しています。

ホカ ボンダイ8を履いてみた感想

【感想①】疲れを感じにくい

ボンダイは「ホカ史上最上級のクッション性を誇る」というキャッチコピーの通り、足の負担を軽減し、疲れを感じさせない履き心地を実感しました。

足を(シューズ内に)入れてみると分かりますが、足全体が包み込まれる履き心地に、膝や足首への衝撃が少ないように感じられ、とても安心感があります。

また、カカト部分に搭載された波状のクラッシュパッドの効果により、カカト部分のソフトな着地に加え、跳ねるような蹴り出しが実感できます。

このソフトな着地の感覚が、他のシューズに比べ、足への負担が少ないように感じました。

足の負担を軽減したいシューズを探している方にピッタリの1足です。

【感想②】重さはあるが、スピードも出せる!5:30〜6:20/kmが最適

300gを超える重量から、軽量シューズに比べ、重さは感じますが、スピードも出せます。

ホカのテクノロジーである「メタロッカー」に加え、「PROFLY™クッション」が推進力を実現しています。

つま先が反り上がっているため、重心を前へ持っていくと、自然と転がるように前へ前へと導いてくれます。

また、着地から蹴り出し時の反発性も持ち合わせているため、重量がありながら、スピードも容易に出せます。

ただ、筆者の感覚では、5:30〜6:20/kmペースが最適でした。

サブ3.5(4:58/km)ペースでも走れますが、あくまで、ゆっくりのペースで長時間走る際に最も優れたパフォーマンスを発揮してくれるように感じました。

下記の方に適したシューズと言えるでしょう。

  • サブ3.5を目指す方のトレーニング(ロング走)シューズ
  • サブ5〜完走を目指す方のレースシューズ

【感想③】アウトソールのラバーが耐久性の高さを実現

アウトソールには摩耗性の高いラバーが採用されているため、アウトソールの摩耗を防ぎ、耐久性を向上させています。

シューズの耐久性は500〜800km(累計走行距離)なので、1足を長く使い続けたい方に最適です。

耐久性500〜800km

【感想④】土踏まずを押し出す履き心地

土踏まずを支える(自然と上げてくれる)履き心地が味わえます。

イメージとしては、足つぼマットの上に足を乗せて、突起部分に土踏まずが触れているような感覚です。

自然と土踏まずを支えてくれる、今までにない感覚の履き心地を体感しました。

この履き心地は、疲労によって下がってくる「土踏まず」をサポートする際に有効です。

土踏まずが下がると、下記の症状が起こりやすくなります。

土踏まずが下がると・・・

より着地のダメージを受けやすくなり、足底やアキレス腱などケガのリスクが高まる

クッション性の高さだけでなく、土踏まずまでサポートするシューズです。

【感想⑤】扁平足(アーチなし)の方は合わない

【感想④】で伝えたように、土踏まずを支える履き心地のため、扁平足(アーチなし)の方は合わないです。

上記であれば、「正常」「ハイアーチ」の方であれば、本製品はフィットするでしょう。

自分がどの土踏まずなのか分からない方は、【初心者向け】正しいランニングシューズの選び方|完全ガイドで解説しています。

【感想⑥】ウォーキングシューズとしても最適

クッション性の高さから、「まずはウォーキングから始めたい」ランニング初心者のウォーキングシューズとしても最適です。

ランニングだけでなく、ウォーキング時も跳ねるような反発力と自然と前へ進む推進力を実感できるため、ラクに歩くことができます。

また、クッション性が高いことから足への負担がとても少なく、久しぶりに運動する方にピッタリです。

いきなり運動して怪我するのが不安な方に最適です

まとめ

今回は、ホカ ボンダイ 8を紹介しました。

「サポート力」「安定性」に優れたシューズで、サブ3.5を目指す方のトレーニング用シューズ、サブ5〜完走を目指す方のレース用シューズとして最適です。

おすすめの人
  • サブ3.5を目指す方のトレーニング(ロング走)シューズ
  • サブ5〜完走を目指す方のレースシューズ

主に、トレーニング用シューズを探している方におすすめです。

レースシューズを探している方は、(ホカであれば、)「ロケット」や「マッハ」シリーズが最適です。

ぜひ、参考にしてみてください。

ブランド別・タイム別でランニングシューズを探す

最後に、ランニングシューズを販売しているブランドをまとめました。

また、タイムごとにもまとめていますので、目指しているタイムにあったシューズを探してみて下さい。

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【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ

フルマラソン出場までの流れをまとめました。

初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。

マラソン大会の選び方

購入すべきランニンググッズ

完走するためのトレーニング方法

レース前日や当日の過ごし方

▼詳しくはこちら
【完全版】初心者がフルマラソン完走するためのロードマップ

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ABOUT ME
Yusuke Saito
Yusuke Saito
マラソンランナー
初心者のためのマラソンブログ「31らん(さいらん)」運営者。2018年6月にランニングを始め、年間2,500km走ってます。これまでの記録は、【フルマラソン】 4:06:27(第32回ぐんまマラソン) 【ハーフマラソン】 1:46:18(第39回フロストバイトロードレース)【10キロ】42:47 【5キロ】19:08 【1キロ】3:17 マラソン大会に向けた流れやトレーニング方法、ランニンググッズを紹介していきます。
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