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【実費レビュー】ニューバランス FuelCell Rebel v4 (フューエルセル レベル)の性能とは?サブ4向けレースシューズです

yusuke saito
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ニューバランスの中でも、軽くてスピードが出せるシューズを探している方は必見です。

この記事では、ニューバランスが販売する『FuelCell Rebel v4(フューエルセル レベル v4)』を紹介します。

本製品の特徴は、下記の通りです。

本製品の特徴
  • ミッドソールにPEBA配合のFuelCellを採用
  • 前作よりも20g軽い、重量195g
  • サブ4向け
  • 価格は16,500円(税込)

この記事を読めば、『FuelCell Rebel v4』の性能が分かります。

本製品が気になっていた方は、ぜひ参考にしてみてください。

FuelCell Rebel v4の基本情報を確認

『FuelCell Rebel v4』は、2024年3月8日に販売を開始したランニングシューズです。

反発性・軽量性がコンセプトの『FuelCell Rebel』4代目となる今作は、ミッドソールに上位モデルにも採用されているPEBA配合のFuelCellを採用。

また、前作よりも20g軽い重量195gと、さらなる軽量化を実現したスピードシューズとなっています。

サブ3.5を達成している方のトレーニング用、サブ4を目指すランナーのレース用におすすめです。

商品名FuelCell Rebel v4(フューエルセル レベル v4)
発売日2024年3月8日
価格 (税込)16,500円
重量(g)
※片足
195g
サイズ(メンズ)25〜29cm(0.5cm刻み)
素材アッパー素材:合成繊維、ソール素材:ゴム底
ブランドニューバランス
公式サイト詳細を見る

FuelCell Rebel v4の特徴!

続いて、本製品の特徴です。

前作(FuelCell Rebel v3)と比較しながら、紹介していきます。

前作
FuelCell Rebel v3
アッパー
エンジニアードニット
ミッドソール
FuelCell
プレート
アウトソール
ブローンラバー
重量
215g
ドロップ
6mm
足幅
D / 2E
発売日
2022年11月
価格 (税込)
14,850円
最新作
FuelCell Rebel v4
アッパー
エンジニアードメッシュ
ミッドソール
FuelCell(PEBA配合)
プレート
アウトソール
ソリッドラバー / N durance
重量
195g
ドロップ
6mm
足幅
D
発売日
2024年3月8日
価格 (税込)
16,500円

※前作と異なる点を赤字で示している

アッパー

アッパーは、通気性に優れたエンジニアードメッシュを採用。

メッシュ素材は軽量、かつ耐久性(破れにくい)、通気性に優れており、このシューズにマッチしています。

また、あらゆる動きに対応するように設計されたFAMTOM FIT構造により、足とシューズが一体化する履き心地を実現。

様々なランナーの走行データをもとに、走行時における伸縮具合を考慮した”編み込み”が施され、フィット感が向上しています。

前作
FuelCell Rebel v3
アッパー
エンジニアードニット
最新作
FuelCell Rebel v4
アッパー
エンジニアードメッシュ
アッパーとは

シューズ上部のこと。足を上から覆うため、”フィット感”に影響する箇所です。ニットやメッシュ素材を使用するなど、各ブランドは”通気性”と”フィット感”を追求しています。一般的にニット素材は柔軟、伸縮性に優れ、メッシュ素材は軽量、耐久性(破れにくい)、通気性に優れています。

ミッドソール

ミッドソールには、PEBA配合のFuelCellを採用。

これは最上位モデル『FuelCell SuperComp Elite v4』にも使われており、前作より反発性とエネルギーリターンが向上しています。

『FuelCell SuperComp Elite v4』はプラスでカーボンプレートが搭載されており、前方向へ押し出す反発力を高めています。

一方、『FuelCell Rebel v4』はカーボンプレート非搭載ですが、中足部から前足部にかけて、転がる感覚を意識した設計形状によりスピード走行も可能にしています。

前作
FuelCell Rebel v3
ミッドソール
FuelCell
最新作
FuelCell Rebel v4
ミッドソール
FuelCell(PEBA配合)
ミッドソールとは

インソールとアウトソールの間にあるソールのこと。”クッション性”や”反発性”など、各シューズによって強みが異なります。

シュータン

シュータンには薄い生地を採用。

生地には等間隔で小さな穴が開いており、通気性が確保されています。

また、シューズと一体化しているので、足の甲からズレにくく作られています。

シュータンとは

足の甲を包み込むベロ口のこと。走行中に、シューズ内で足がズレないように、足の甲をホールドする役割があります。

シューレース

シューレースは程よい太さで、長さもあるため、しっかり結ぶことができます。

走行中、解けることがなく使用できるため、ストレスフリーでした。

シューレースとは

シューレースは靴ヒモのこと。シューズと足を一体化させる重要な役割を持っています。

ヒールカップ

立体構造の履き口により、カカトをしっかり固定し、走行時のシューズ内のズレを抑制します。

スピード重視モデルのため、カカト周り(履き口)はボリューミーではありませんが、しっかりとカカトを包み込み、足を固定してくれます。

また、カカト周りを補強することで、着地時の足首の倒れを抑制し、安定した着地を促す設計となっています。

ヒールカップとは

カカトを包み込む部分のこと。走行中に、シューズ内で足がズレないように、カカトをホールドする役割があります。

アウトソール

アウトソールの表面がすり減る(着地する)場所には、耐久性・グリップ力に優れたラバーが搭載されています。

前足部には「ソリッドラバー」カカト部には「N durance」と異なる素材を採用することで、あらゆるスピードにも対応する安定感と反発をアシストします。

また、様々なランナーの走行データをもとに中足部から前足部の足抜けと屈曲時の反発性を意識した設計になっており、走りを妨げない場所に配置されています。

前作
FuelCell Rebel v3
アウトソール
ブローンラバー
最新作
FuelCell Rebel v4
アウトソール
ソリッドラバー / N durance
アウトソールとは

地面と接地する靴底のこと。グリップ力のあるラバーが搭載されていることが多く、耐久性を上げつつ、走行中のスリップを防ぎます。

インソール

インソールは取り外しできるため、より自分の足に合ったインソールに変更することも可能です。

インソールとは

中敷きのこと。足が直接触れる箇所なので、(自身の足の形に合うものを選べば、)フィット感が向上します。他にも、着地の衝撃を吸収したり、土踏まずをサポートするなどの役割があります。

FuelCell Rebel v4を使った私の体験談!

履き心地

足の形に合うか(幅広、甲高などのフィット感)

ニューバランスでは足幅のタイプが「D(やや細い)」「2E(標準)」「4E(幅広)」とありますが、本製品は「D(やや細い)」のみです。

足幅が広い私は、以前『Fresh Foam X 1080』では「4E(幅広)」を選びました。

そのため、この「D」タイプに少し不安を感じましたが、アッパーの生地が程よく伸びるため、窮屈さを感じることはありませんでした。

むしろ、スピードを重視するシューズとして適度なフィット感があり、レースに最適だと感じました。

サイズ感

普段のシューズサイズと同じで問題ありません。

特に大きめでも小さめでもなく、しっくりくるフィット感です。

ただ、幅広シューズしか履けない方には、窮屈に感じるかと思います。

長時間使用したときの快適さ

本製品は超軽量で、必要最低限の機能に特化しています。

軽さゆえに1歩1歩が軽快に感じられ、長い距離でも足が前へ出てきやすいです。

そのため、フルマラソンでもストレスを感じませんでした。

また、アッパーの通気性が良く、長時間履いても蒸れにくいのは大きな利点です。

気温が高い日のトレーニングやレースでも迷うことなく着用できるでしょう。

走行性能

実際の走行感

このシューズはスピード系でありながら、適度なクッション性を備えています。

ミッドソールには『FuelCell』が採用され、軽さ(約200g)と反発性を両立。

レース後半で足が重くなった際も、この軽さが助けになり、足を前に出しやすかったです。

また、着地時の弾むような感覚は、硬めのソールが苦手な方にも合うでしょう。

弾むと言ってもジョグ向けのシューズほどではないため、着地の安定感もあり、足首のぐらつき(不安定さ)も気になりませんでした。

ペースや距離

ペースは 4:40〜5:40/km が最適で、サブ3.5〜サブ4ペースに特に向いています。

ハーフはもちろん、フルマラソンでも足へのダメージも少なく、後半でも軽快に走れました。

一方、ジョグ(6:00〜7:00/km)や、インターバル走(4:00/km以下)では、軽さや反発力などシューズ強みが活かされないので向いていないと感じました。

  • サブ4目標のレース用:5:40/kmペースで走る場合、軽さと反発力が大きな助けになります。
  • サブ3.5目標のトレーニング用:ペース走やビルドアップ走(5:00/km前後)に最適です。

大会やトレーニングでの成果

このシューズを履いて、フルマラソンハーフマラソンを完走しました。

↓ ハーフマラソンでの感想

東京レガシーハーフマラソン2024
ハーフマラソン時のペース

ハーフマラソンでは平均 5:06/km ペースで走行しましたが、とても気持ちよくリズムよく走ることができました。

特に 5:00/kmペース では、シューズの反発性が最大限活かされ、自然と足が前に出る感覚を得られました。

レース終盤では一時的に 4:20/kmペース に上げましたが、この区間はシューズの特性というより、自分の走力で押していた印象が強かったです。

プレート未搭載のため、4分/kmペースをラクに出せるシューズではありませんが、 5:00/kmペースをキープするには非常に適した一足だと感じました。

ハーフマラソン:瞬間的に4:20/kmペースで走りましたが、反発がやや物足りないと感じる場面もありました。

↓ フルマラソンでの感想

ちばアクアラインマラソン2024

フルマラソンでは平均 5:34/kmペース で走行しましたが、こちらも同様、とても気持ちよく走ることができました。

特に 5:30/kmペース では、程よい反発性のおかげで、力を抑えてもスムーズに進んでくれます。

フルマラソンで特にシューズの恩恵を感じたのは、35km過ぎです。

足が重くなりがちな終盤でも、シューズの軽さが失速を抑えてくれました。

また、柔らかな着地感が足への衝撃を和らげ、足の疲労感が軽減され、おかげで最後まで足が持ちました。

前半で飛ばしすぎる方には、このシューズはあまりおすすめできませんが、 イーブンペースで目標タイムに合わせて走れる方には最適です。

力を無駄に使わず、安定したペースでレースを進めるのにぴったりな一足です!

フルマラソン:5:20〜5:40/kmペースで快適に走行。着地時の硬さがなく、後半も足が動きやすかったです。

FuelCell Rebel v4をおすすめする人

おすすめする人
  • とにかく軽くて、プレートなしのスピード系シューズを探している方
  • サブ4を目指しており、レースで履くシューズを探している
  • サブ3.5を目指しており、トレーニングで履けるシューズを探している

このシューズは、サブ4を目指すレース用や、サブ3.5を目指すトレーニング用に最適です。

また、柔らかい着地感を好み、軽快に走りたい方にもおすすめです。

ハーフ〜フルマラソンのレースやペース走で力を発揮する、汎用性の高い一足です!

FuelCell Rebel v4を最安で買えるのは公式サイト!Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングとの価格差を解説!

公式サイト16,500円 (税込)
Amazon11,550円 (税込)
楽天9,990円 (税込)
Yahoo!ショッピング9,990円 (税込)
スーパースポーツゼビオ16,500円 (税込)
スポーツデポ・アルペン13,044円 (税込)
※2024年11月時点の最安値

各通販サイトのセール等で価格の変動がある場合もあるため、最新の価格は下記のリンクよりご覧ください。

まとめ

今回は、ニューバランスが販売する『FuelCell Rebel v4(フューエルセル レベル v4)』を紹介しました。

改めて、重量195gと、軽さが特徴のサブ4向けのスピードシューズです。

5:00〜5:40/km程度のペースで走行したい方におすすめです。

本製品が気になっていた方は、ぜひ参考にしてみてください。

本日は以上です。

商品名FuelCell Rebel v4(フューエルセル レベル v4)
発売日2024年3月8日
価格 (税込)16,500円
重量(g)
※片足
195g
サイズ(メンズ)25〜29cm(0.5cm刻み)
素材アッパー素材:合成繊維、ソール素材:ゴム底
ブランドニューバランス
公式サイト詳細を見る

ブランド別・タイム別でランニングシューズを探す

最後に、ランニングシューズを販売しているブランドをまとめました。

また、タイムごとにもまとめていますので、目指しているタイムにあったシューズを探してみて下さい。

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【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ

フルマラソン出場までの流れをまとめました。

初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。

マラソン大会の選び方

購入すべきランニンググッズ

完走するためのトレーニング方法

レース前日や当日の過ごし方

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【完全版】初心者がフルマラソン完走するためのロードマップ

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Yusuke Saito
Yusuke Saito
マラソンランナー
初心者のためのマラソンブログ「31らん(さいらん)」運営者。2018年6月にランニングを始め、年間2,500km走ってます。これまでの記録は、【フルマラソン】 3:57:54(ちばアクアラインマラソン2024) 【ハーフマラソン】 1:46:18(第39回フロストバイトロードレース)。マラソン大会に向けた流れやトレーニング方法、ランニンググッズを紹介していきます。
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