【実費レビュー】ニューバランス サポーティブリバウンドインソール!フルマラソン完走で分かったメリットと注意点

yusuke saito
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「普段のランニングをもっと快適にしたい」「足裏への衝撃を少しでも軽くしたい」そんな悩みを感じている方は多いはずです。

そこでおすすめしたいのが、ニューバランスの「サポーティブリバウンドインソール」です。

シューズに入れ替えるだけで、着地の衝撃をやわらげたり、走行時の安定感をサポートしてくれるインソールです。

この記事では、実際に使用して感じた履き心地・走りやすさの変化をランナー目線でレビューします。

あわせて、購入時に参考になるように各ショップの価格(最安値目安)もまとめます。

「シューズは気に入っているけど、足裏の疲れだけ気になる」「今の靴のまま快適性を上げたい」という方にも、インソール交換は取り入れやすい選択肢です。

ぜひ参考にしてみてください。

サポーティブリバウンドインソールの基本スペック

ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)

ニューバランスの 「サポーティブリバウンドインソール(RCP280)」 は、シューズ内の快適性と歩行・走行時のサポート性を高めるための中敷きタイプのインソールです。

反発性とクッション性を両立した素材を使用し、足裏への衝撃をやわらげながら、安定した足運びをサポートします。

日常のウォーキングからジョギング、軽いランニングまで幅広いシーンで使える汎用性の高いアイテムです。

商品名サポーティブリバウンドインソール
品番LAM35689
性別ユニセックス(男女兼用)
価格(税込)2,200円
サイズ cmXS:3.5–4.5(21.5–22.5cm)
S:5–6(23–24cm)
M:6.5–7.5(24.5–25.5cm)
L:8–9(26–27cm)
XL:9.5–10.5(27.5–28.5cm)
2XL:11–12(29.0–30.0cm)
カラーGREY
素材100%ポリエステル表面;EVA/ポリウレタンバック
ブランドニューバランス
公式サイト詳細を見る

サポーティブリバウンドインソールの特徴

【特徴①】土踏まずを支えて、着地の安定感がアップ

ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
赤い箇所が「TPUスタビライザー」
ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
赤い箇所が「TPUスタビライザー」

インソール裏面には、かかと〜土踏まずを支える「TPUスタビライザー」を搭載しています。

踵骨(かかとの骨)の周囲を包み込むように配置されており、足にしっかりフィットしやすい設計です。

このサポートによって、長時間走ったときに起こりやすい内側・外側アーチの落ち込みを軽減。

着地時のブレや揺れが抑えられ、走行中の安定感が高まりやすいのがポイントです。

【特徴②】かかとの衝撃をやわらげて、走行がラクになる

ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
青い箇所が「「ABZORB(アブゾーブ)
ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
青い箇所が「「ABZORB(アブゾーブ)

かかと部分には、衝撃を緩和するクッション素材 「ABZORB(アブゾーブ)」 を搭載しています。

ランニングでは特に、かかと着地になりやすい人ほど着地の負担が大きくなりがち。

そこで、最も荷重がかかりやすいかかとにクッションを配置することで、着地の衝撃をやわらげ、快適な走行をサポートしてくれます。

【特徴③】高反発EVAで、蹴り出しがスムーズ&ムレにくい

ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
緑箇所が「高反発EVA」
ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
通気口
ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
通気口

インソール裏面全体には、スムーズな蹴り出しを支える「高反発EVA」を採用しています。

反発性に優れているため、着地から蹴り出しまでの動きが途切れにくく、シューズ本来の反発を活かしながら走りやすいのが特徴です。

また、「高反発EVA」には等間隔の通気口が設けられており、シューズ内の熱を逃がしやすい設計。

長時間走ってもムレにくく、快適さを保ちやすくなっています。

【特徴④】ナノフロント採用で、シューズ内のズレを抑える

ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
インソール表面には「ナノフロント」

インソール表面(足と密着する側)には、超極細繊維の「ナノフロント」を採用しています。

繊維の表面積が大きいことでグリップ力を発揮し、着地時の横ズレ・縦ズレを軽減するのが特徴です。

その結果、踏ん張りが効きやすくなり、シューズの中で足が動いてしまう「足ブレ」を抑えやすくなります。

「靴の中で少し滑る」「下り坂でつま先が前に寄る」といった悩みがある人には、特にメリットを感じやすいポイントです。

サポーティブリバウンドインソールを使った私の感想

このインソールを購入したきっかけは、ニューバランス直営店「ニューバランス Run Hub 代々木公園」でランニングシューズを試着したときに、スタッフさんから勧められたことです。

ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
「ニューバランス Run Hub 代々木公園」

実際にインソールを入れ替えてみると、着地の安定感が明らかにアップ。

それに伴って、シューズのフィット感も一段良くなったように感じました。

足裏とインソールがしっかり噛み合い、包み込まれるような感覚が心地よく、「これは良いかも」と思い購入に至りました。

その後もランニングで継続して使用していますが、走っていてフィーリングが良かったため、フルマラソン本番でもこのインソールを使用。問題なく完走できました。

実際にこのインソールで完走したレースは以下です。

このインソールで完走したレース

※どちらのシューズも、同じインソールを使用しています。

第20回 湘南国際マラソンFuelCell Rebel v5

[感想①] 装着感・フィット感

もともと入っていた純正インソールと比べると、まず感じたのは作りのしっかり感。

ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
Fresh Foam X 1080v14 純正インソール
ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
Fresh Foam X 1080v14 純正インソール

本インソールに替えることで、着地の安定感がかなり増しました。

一般的な付属インソールは薄めで柔らかいものが多いですが、本インソールはかかと〜土踏まずにかけて硬めのパーツ(TPUスタビライザー)が入っています。

ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
サポーティブリバウンドインソール 

この支えがあることで、かかと周りの安心感が増し、着地のブレが抑えられて「安心して踏み込める」感覚がありました。

ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
包み込むヒールカップ

さらに良かったのが、土踏まず(アーチ)部分のフィット感。

ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
土踏まずの形に合わせた形状

ジャストフィットと言っていいくらいフィットするので、付属インソールで起こりがちな「アーチに隙間ができて、シューズ内で足がズレる」という不快感がほとんどありませんでした。

今回は「FuelCell Rebel v5」と「Fresh Foam X 1080v14」の両方で使用していますが、どちらもニューバランスのシューズということもあり相性が良く、違和感なくスムーズに入れ替えられました。

[感想②] 歩行での実感

購入のきっかけになったのが、「Fresh Foam X 1080v14」を試着したときの感覚でした。

1080v14」はクッションがとても柔らかく、良く言えば「ふわふわ」。

一方で、私の場合はその柔らかさが原因で着地が安定しにくいと感じました。

Fresh Foam X 1080v14」純正のインソール

店舗で説明してくれたスタッフさんも、「1080v14」は純正インソールのままではなく、本インソールに入れ替えて仕事でも履いているとのこと。

実際にその話を聞いたのが、購入を決めた大きな理由です。

ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
Fresh Foam X 1080v14

1080シリーズは前作の「1080v13」同様、最新の「1080v14」も“ふわふわなクッショニング”が魅力です。

ただ、それが人によっては着地のブレにつながり、長時間履くと疲れやすいこともあると感じました。

そこで「サポーティブリバウンドインソール」に替えてみると、ふわふわ感は残しつつも、着地がかなり安定。歩行時の違和感が大きく減りました。

ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
Fresh Foam X 1080v14

たとえば電車に乗っていると、カーブやブレーキで重心が移動して足が靴の中で動くことがありましたが、インソールを替えてからは足がズレる感じが明らかに減少。

かかとのクッションと、表面のグリップの効きが効いている印象です。

正直、インソールを替えただけなのに、別のシューズを履いているように感じるくらい印象が変わりました。

[感想③] ランニングでの感触

ランニングで使うと、歩行時とはまた違った印象でした。

まずクッション感ですが、純正インソールと比べると着地の「柔らかさ」が少し減ったように感じます。

ただこれは、クッション性能が落ちたというよりも、インソールのサポートがしっかりしているぶん、沈み込みが抑えられてそう感じたというイメージです。

とくに「1080v14」は、もともと着地がかなり柔らかいぶん、左右へのブレを感じることがありました。

ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)

そこに本インソールを入れると安定感が増して、走りやすさはプラスに働きました。

一方で「Rebel v5」は、もともとクッションが控えめで反発が強いタイプ。

ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
FuelCell Rebel v5

インソールを替えることで「着地が硬くなった?」と錯覚する場面もありました(実際にクッションが消えたわけではないと思います)。

個人的には「Rebel v5」は、インソールを替えなくてもシューズの良さを十分に感じられると感じました。

とはいえ、安定性アップ・シューズ内のズレ軽減・フィット感の向上といった要素は確実にプラス。合う人にとっては、かなり恩恵が大きいと思います。

一方で、推進感や反発性の変化については、私の場合は正直そこまで分かりませんでした。

注意点

フィット感が上がるぶん、アーチの形によっては土踏まずがピタッと当たる履き心地になります。

フルマラソンのように長時間走ると、足裏とインソール表面が擦れて、レース後に水ぶくれができる可能性もあります。

歩行では気にならなくても、強度の高いランニングではトラブルが出ることもあるため、可能であれば一度試着(または短めのランで慣らし)してから本番投入するのがおすすめです。

サポーティブリバウンドインソールをおすすめする人

ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)

サポーティブリバウンドインソールは、以下のようなランナーに特に向いています。

おすすめする人

・着地時の安定感を高めたいランナー
クッションが柔らかすぎてブレを感じる人や、着地が安定しないと感じている人に向いています。

・足裏の衝撃をやわらげつつ、沈み込みすぎを抑えたい人
ふわふわ感は残しながら、しっかり支えてくれるインソールを探している方におすすめです。

・シューズ内のズレや足ブレが気になる人
歩行時や電車移動、ランニング中に足が動いてしまう感覚がある人は、改善を実感しやすいです。

・普段履き・ウォーキング・ランニングを1つで兼用したい人
日常使いからランニングまで幅広く使えるため、汎用性を重視する方にも向いています。

・ニューバランスのシューズをより快適に履きたい人
特に「Fresh Foam」や「FuelCell」シリーズを履いている人は、相性の良さを感じやすいと思います。

・高価なカスタムインソールはハードルが高いと感じる人
2,000円前後という価格帯で、効果とコスパのバランスを求める方にもおすすめです。

最後にサイズの確認!

「サポーティブリバウンドインソール」は、全6サイズ展開です。

自分のシューズサイズに合わせて選べばOKなので、選び方はシンプルです。

展開サイズ(シューズサイズ)
  • XS:3.5–4.5(21.5–22.5cm)
  • S:5–6(23–24cm)
  • M:6.5–7.5(24.5–25.5cm)
  • L:8–9(26–27cm)
  • XL:9.5–10.5(27.5–28.5cm)
  • 2XL:11–12(29.0–30.0cm)

基本的には、普段履いているシューズと同じサイズ表記を選べば問題ありません。

ちなみに私は、普段26cmのシューズを履いているため、「L(8–9/26–27cm)」 を選びました。

インソールの先端部分はハサミで簡単にカットできるほど柔らかく、微調整もしやすいのがポイント。

ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)
ニューバランス サポーティブリバウンドインソール|31らん(さいらん)

多少サイズに迷っても調整できる安心感があります。

補足

サイズ選びに不安がある場合は、ニューバランスの店舗でカット対応をしてもらえます。
私も店舗で購入し、その場でカットしてもらったので、フィット感に不安がある方は店頭購入がおすすめです。

サポーティブリバウンドインソールを最安で買えるのは?Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングとの価格差を解説!

公式サイト2,200円 (税込)
Amazon1,933円 (税込)
楽天市場1,419円 (税込)
Yahoo!ショッピング1,980円 (税込)
スーパースポーツゼビオ取り扱いなし
スポーツデポ・アルペン取り扱いなし
※2025年12月時点

各通販サイトのセール等で価格の変動がある場合もあるため、最新の価格は下記のリンクよりご覧ください。

まとめ

ニューバランスの「サポーティブリバウンドインソール」は、着地の安定感を高めつつ、足裏の衝撃もやわらげたい人に向いたインソールでした。

実際に純正インソールから入れ替えると、かかと〜土踏まずを支える構造によってフィット感が増し、シューズ内の足ブレやズレが軽減。

特にクッションが柔らかめなシューズ(例:Fresh Foam X 1080v14)では、ふわふわ感は残しながらも着地のブレが抑えられて安定する感覚があり、歩行でもランニングでもメリットを感じました。

一方で、アーチ部分がしっかり当たる設計のため、足の形によってはフィットしすぎて擦れや水ぶくれの原因になる可能性もあります。

フルマラソンなど長時間の使用を想定する場合は、短めのランで慣らす、可能なら試着してから導入するのがおすすめです。

サイズはシューズサイズに合わせて選べばOKで、先端はハサミでカットして微調整も可能。さらに不安があれば、ニューバランス店舗でカット対応してもらえるのも安心材料です。

「今のシューズは気に入っているけど、安定感やフィット感をもう一段上げたい」「足裏の負担を少しでも軽くしたい」という方は、まず試してみる価値のあるインソールだと思います。

商品名サポーティブリバウンドインソール
品番LAM35689
性別ユニセックス(男女兼用)
価格(税込)2,200円
サイズ cmXS:3.5–4.5(21.5–22.5cm)
S:5–6(23–24cm)
M:6.5–7.5(24.5–25.5cm)
L:8–9(26–27cm)
XL:9.5–10.5(27.5–28.5cm)
2XL:11–12(29.0–30.0cm)
カラーGREY
素材100%ポリエステル表面;EVA/ポリウレタンバック
ブランドニューバランス
公式サイト詳細を見る

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Yusuke Saito
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マラソンランナー
初心者のためのマラソンブログ「31らん(さいらん)」運営者。2018年6月にランニングを始め、年間2,500km走ってます。これまでの記録は、【フルマラソン】 3:57:54(ちばアクアラインマラソン2024) 【ハーフマラソン】 1:46:18(第39回フロストバイトロードレース)。マラソン大会に向けた流れやトレーニング方法、ランニンググッズを紹介していきます。
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