ランニング手袋おすすめ6選|冬のマラソンで指先が冷えないランニンググローブの選び方
冬のランニングやフルマラソン本番で、じわじわ効いてくるのが「指先の冷え」です。
手がかじかんでくると、腕振りが小さくなり、フォームが崩れてタイムにも影響してきます。
とはいえ、ランニング手袋(ランニンググローブ)といっても種類が多くて、
- どれくらいの厚さがちょうどいい?
- マラソン本番は薄手?厚手?
- 軍手や普段用の手袋じゃダメなの?
と迷ってしまいますよね。
そこで本記事では、フルマラソンでサブ4を達成したランナー目線で、「冬でも指先が冷えにくいランニング手袋の選び方」と「おすすめ6選」 をまとめました。
どのモデルもランナー目線で作り込まれているので、ご自身の走るシーン(ジョグ中心/レース重視/真冬の早朝ランなど)に合わせて選べば、大きなハズレはまずありません。
自分のスタイルに合ったランニング手袋を1〜2枚用意して、指先の冷えストレスから解放された冬ランを楽しんでいきましょう。
ランニング手袋をつけるメリット

「とりあえず寒そうだから手袋をつける」という方も多いと思いますが、ランニング専用の手袋には、次のようなメリットがあります。
① 体温低下を防ぎ、パフォーマンスをキープできる
手先・足先は身体の末端にあり、冷えやすい部位です。
指先が冷えると、そこから全身の体温も下がりやすくなり、筋肉がこわばって動きが重くなります。
ランニング手袋は「保温しつつもムレにくい」素材を使うことで、体温をできるだけ一定に保ち、パフォーマンス低下を防いでくれます。
② ケガ・故障の予防につながる
寒さで肩や腕まわりの筋肉がこわばると、腕振りが小さくなり、その影響が股関節や膝にも波及してフォームが崩れやすくなります。
手先が暖かいと自然とリラックスして腕を振れるため、結果的に下半身への負担も軽くなり、ケガの予防にもつながります。
③ 集中力が切れにくく、長時間でもストレスが少ない
フルマラソンなどのロング走では、ちょっとしたストレスが積み重なると「もういいや…」とメンタル面にも影響してきます。
「手が冷たい」「指がかじかんで時計が押しづらい」などの小さなストレスを減らせるのも、ランニング手袋の大きなメリットです。
ランニング手袋は何度から必要?気温・季節の目安
続いて、「どのくらいの気温になったらランニング手袋を使うべきか」の目安です。
- 気温10〜15℃: 風が強い日・夜ランならあった方が快適
- 気温5〜10℃:多くのランナーが手袋を付け始めるライン
- 気温0〜5℃: 保温性高め(フリース・ブレスサーモ・メリノ)のモデル推奨
気温10〜15℃の場合


12月開催の「第18回 湘南国際マラソン」は、天候は晴れ。最高気温15.5℃、平均気温9.3℃というコンディションでした。
このときはアームカバーを着用し、手袋はスタート直後など一時的に使ったものの、レースの大半は外して走りました。
気温が15℃前後であれば、基本的には手袋なしでも問題ありません(薄手の手袋でも十分対応できます)。
ただし、風が強い日は指先が冷えやすいため、手袋があるとより快適に走れると感じました。
気温5〜10℃の場合

2月開催の「第1回 さいたまマラソン」は最高気温12℃・平均気温6℃、
「京都マラソン2025」は最高気温12.7℃・平均気温8.7℃というコンディションでした。
いずれの大会でも、アームカバーに加えて〈薄手のメリノウール素材の手袋〉を着用して走っています。
気温5〜10℃前後は、多くのランナーが手袋をつけ始める目安となるゾーンです。
特に、走り出しやスタート前の待機時間は一番冷えやすいため、薄手〜中厚手のランニング手袋を1枚用意しておくと安心してレースに臨めます。
気温0〜5℃の場合

2月開催の「第16回 いわきサンシャインマラソン」は天候は晴れ、最高気温8.8℃・平均気温2.3℃というコンディションでした。
この日はスタート時の気温が1℃。海沿いのコースということもあり、最高気温が8℃近くまで上がったとはいえ、「本当に8℃もあったの?」と思うほど、体感はかなり寒かったです。
レース中に風が吹くと一気に体感温度が下がるため、フリース・ブレスサーモ・メリノウールなど、保温性の高いモデルがおすすめです。
理想を言えば、防風・撥水性もしっかり備えた厚手グローブがあると安心です。
12〜3月の早朝ランや真冬のマラソン大会では、こうしたスペックをひとつの基準に手袋を選んでおくと、失敗しにくいと思います。
失敗しないランニンググローブの選び方9ポイント
ここからは、具体的な選び方のポイントです。
「全部を完璧に満たす」必要はなく、自分がどの条件を優先したいかを1〜2個決めるのがおすすめです。
- 吸汗速乾性
- 保温性
- 防風・防水性
- グリップ性
- タッチパネル対応 or 指出し構造
- ウォッチウィンドウ
- リフレクター(反射材)
- 素材(フリース・メリノウール・化繊)
- サイズ感・フィット感
[選び方①] 吸汗速乾性
ランニング中は、真冬でも汗をかきます。
綿100%の手袋だと汗を吸って冷えてしまうため、ポリエステルなどの吸汗速乾素材を選びましょう。
[選び方②] 保温性

真冬の早朝ランや雪が降る地域では、裏起毛やフリース素材などの保温性高めのモデルが◎。
一方で、マラソン本番やペース走では厚すぎると暑くなってしまうので、用途に合わせて「厚手/中厚手/薄手」を選ぶのがポイントです。
[選び方③] 防風・防水性
風が強い日や雨天ランが多いなら、防風・撥水機能付きのモデルが安心です。
ただし完全防水に近いものはムレやすいので、「多少の雨や雪をはじく撥水+通気性」が両立しているものが使いやすいです。
[選び方④] グリップ性
スマホやドリンクボトル、補給ジェルを落としたくない人は、手のひら側に滑り止め加工があるかもチェックしておきましょう。
[選び方⑤] タッチパネル対応 or 指出し構造


ランニング中にスマホやGPSウォッチを操作するなら、
- タッチパネル対応:着けたままスマホ操作しやすい
- 指出し構造:親指・人差し指だけ出せるタイプ。確実に操作できる
どちらかの機能があると便利です。
[選び方⑥] ウォッチウィンドウ


最近増えているのが、手首部分にウォッチウィンドウ(穴・スリット)があるタイプ。
GPSウォッチの位置をずらさずに手袋を着用できるので、心拍数やペースの確認がしやすくなります。
[選び方⑦] リフレクター(反射材)
早朝・夜ランが多い人は、安全面からリフレクター付きを選ぶのがおすすめです。
手先はよく動くパーツなので、反射材があるとドライバーから見えやすくなります。
[選び方⑧] 素材(フリース・メリノウール・化繊)
- フリース:とにかく暖かく、冬のジョグに最適
- メリノウール:保温と調湿に優れ、長時間でもムレにくいのが特徴
- 化繊メイン:軽くて速乾性が高く、レースやスピード練習向き
「真冬のジョグ中心ならフリース」「ロング走やレースで長時間使うならメリノウール」など、走り方に合わせて選ぶと失敗しにくいです。
[選び方⑨] サイズ感・フィット感
サイズが大きすぎるとブカブカしてストレスになりますし、小さすぎると血流が悪くなって逆に冷えます。
メーカーのサイズ表を確認し、「指先に少しだけ余裕がある程度」を目安に選ぶのが良いです。
ランニング手袋おすすめ6選【冬ラン・マラソン大会向け】
ここからは、冬のジョグからマラソン大会まで使いやすいランニング手袋(ランニンググローブ)のおすすめ6アイテムを紹介します。
| 商品名 | ![]() ブレスサーモランニンググラブ | ![]() ウインター ランニング グローブ | ![]() ドライドットインナーグローブ | ![]() マルチグローブ | ![]() メリノウール グローブ ライト | ![]() メリノウール グローブ ミッド G |
| ブランド | ミズノ | ゴールドウイン | ザ・ノース・フェイス | R×L | R×L | R×L |
| 吸汗速乾性 | – | – | ● | – | ● | – |
| 保温性 | ● | ● | – | – | ● | ● |
| グリップ性 | – | – | – | ● | – | ● |
| タッチパネル対応 | ● | ● | ● | – | ● | ● |
| 指出し構造 | ● | ● | – | ● | – | – |
| ウォッチウィンドウ | – | – | – | ● | ● | ● |
| リフレクター | – | ● | – | – | – | – |
| 抗菌防臭 | – | – | ● | – | – | – |
| サイズ | M(23~24cm) L(25~26cm) | 0(19cm~20cm) 1(21cm~22cm) 2(23cm~24cm ) | XS(19-20) S(21-22) M(23-24) L(25-26) XL(27-28) | S, M, L | SM, ML | SM, ML |
| 素材 | ポリエステル、合成繊維(ブレスサーモ)、ポリウレタン | 光電子Tricot Knit(ナイロン85%、ポリウレタン15%) | ポリエステル100% | ポリエステル、ポリウレタン | ウール64.9%, ポリエステル30.0%, ポリウレタン3.6%, ナイロン0.8%, アクリル0.7% | ウール78.6%, ポリエステル17.9%, ポリウレタン1.8%, アクリル1.0%, ナイロン0.7% |
| 品番 | J2JYB506 | GA93387 | NN62530 | RLA9502 | MWA9505 | MWA9508G |
| 価格 (税込) | 3,520円 | 6,600円 | 4,950円 | 3,960円 | 2,970円 | 3,520円 |
| 公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ブレスサーモランニンググラブ


ミズノが販売する吸湿発熱素材「ブレスサーモ」を採用したランニング用グローブ「ブレスサーモランニンググラブ」です。
走り出しの一歩目から、指先の汗を熱に変えてじんわり温めてくれるので、冬の早朝ランやレースでも手の冷えをしっかりガードしてくれます。
親指と人差し指にはサッとめくれるスリットが入っているので、手袋を外さなくてもスマホ操作やGPSウォッチのラップ計測が可能。
夜ランで安心な反射プリントも付いていて、安全面も◎です。
「普通の手袋だと冷える」「走っている途中にスマホや時計をよく触る」という方には、1枚あると冬シーズンずっと頼りになる定番グローブです。
| ブランド | ミズノ |
| 吸汗速乾性 | – |
| 保温性 | ● |
| グリップ性 | – |
| タッチパネル対応 | ● |
| 指出し構造 | ● |
| ウォッチウィンドウ | – |
| リフレクター | – |
| 抗菌防臭 | – |
| サイズ | M(23~24cm) L(25~26cm) |
| 素材 | ポリエステル、合成繊維(ブレスサーモ)、ポリウレタン |
| 品番 | J2JYB506 |
| 価格 (税込) | 3,520円 |
| 公式サイト | 詳細を見る |
ウインター ランニング グローブ

ゴールドウインが販売する、冬場のランニングに特化した高機能グローブがこの「ウインター ランニング グローブ」です。
遠赤外線効果で自然な暖かさが続く“光電子”素材を採用しており、ただ分厚くて暑いのではなく、走り出してからの体温でじんわりと指先を温めてくれるのが特徴です。
ロゴ部分は夜間の視認性を高めるリフレクト仕様で、ナイトランでも安心。
さらに、人差し指と親指だけ指先を出せる仕様になっているので、手袋を外さずにスマホやGPSウォッチの操作、靴ひもの結び直しができるのもかなり便利です。
「真冬のランで指先がかじかむのはイヤだけど、分厚い手袋でムレるのも嫌…」というランナーにはぴったりの1枚。
冬シーズンを通して使える本格ランニンググローブを探しているなら、ぜひチェックしておきたいアイテムです。
| ブランド | ゴールドウイン |
| 吸汗速乾性 | – |
| 保温性 | ● |
| グリップ性 | – |
| タッチパネル対応 | ● |
| 指出し構造 | ● |
| ウォッチウィンドウ | – |
| リフレクター | ● |
| 抗菌防臭 | – |
| サイズ | 0(19cm~20cm) 1(21cm~22cm) 2(23cm~24cm ) |
| 素材 | 光電子Tricot Knit(ナイロン85%、ポリウレタン15%) |
| 品番 | GA93387 |
| 価格 (税込) | 6,600円 |
| 公式サイト | 詳細を見る |
ドライドットインナーグローブ

ザ・ノース・フェイスが販売する、汗冷えを防ぐことに特化したインナー手袋が「ドライドットインナーグローブ」です。
肌面には水をはじくドライ層、表面には汗を素早く吸い上げて拡散させる吸水層という、二重構造の生地を採用。
走っている途中に汗をかいても、生地表面へどんどん逃がしてくれるので、「じっとしているときは冷えるのに、走り出すと手の中がムレる」問題を一気に解消してくれます。
さらに、銀イオンによる抗菌防臭加工つきでニオイも出にくく、指先はスマホ・GPSウォッチ対応。
トレイルランやロング走では単体で、真冬のレースや山ランでは厚手グローブのインナーとして重ね履きすることで、「汗で冷えないレイヤリング」が簡単に作れます。
「冷えもムレもどちらもイヤ」「厚手グローブの中で手だけびしょびしょになる…」という方に、ぜひ一度試してほしいインナーグローブです。
| ブランド | ザ・ノース・フェイス |
| 吸汗速乾性 | ● |
| 保温性 | – |
| グリップ性 | – |
| タッチパネル対応 | ● |
| 指出し構造 | – |
| ウォッチウィンドウ | – |
| リフレクター | – |
| 抗菌防臭 | ● |
| サイズ | XS(19-20) S(21-22) M(23-24) L(25-26) XL(27-28) |
| 素材 | ポリエステル100% |
| 品番 | NN62530 |
| 価格 (税込) | 4,950円 |
| 公式サイト | 詳細を見る |
マルチグローブ

R×Lが販売する、指が出て“何でもできる”ランナー向け万能手袋が、この「マルチグローブ」です。
親指と人差し指だけサッと出せる構造で、スマホ操作・シューズの結び直し・レース中のジェル補給まで、手袋を完全に外さずにサッとこなせます。
さらに、中指・薬指にはスマホグリップ付きで、スマホを持っても滑りにくく安心。
手のひら側は吸汗性の高いパイル生地になっており、走りながらそのまま汗や鼻水を拭けるのもランナー目線のうれしいポイント。
手首部分には両手対応のウォッチウィンドウを搭載しているので、グローブの上からでもGPSウォッチの画面がしっかり確認できます。
ランニングはもちろん、通勤ランやトレイル、普段使いまで1枚でマルチにこなせるグローブです。
「スマホも補給も時計も、いちいち手袋を外すのがストレス…」という人ほど、使ってみると手放せなくなるアイテムだと思います。
| ブランド | R×L |
| 吸汗速乾性 | – |
| 保温性 | – |
| グリップ性 | ● |
| タッチパネル対応 | – |
| 指出し構造 | ● |
| ウォッチウィンドウ | ● |
| リフレクター | – |
| 抗菌防臭 | – |
| サイズ | S, M, L |
| 素材 | ポリエステル、ポリウレタン |
| 品番 | RLA9502 |
| 価格 (税込) | 3,960円 |
| 公式サイト | 詳細を見る |
メリノウール グローブ ライト

R×Lが販売する、薄くて軽いのにしっかり暖かいメリノウール手袋が、この「メリノウール グローブ ライト」です。
メリノウールならではの高い保温性と調湿性により、走り始めの冷えから、ペースアップして汗をかき始めるタイミングまで、1枚で“ちょうどいい”温度感をキープしてくれるのが最大の魅力。
厚ぼったさを感じにくい超薄地仕様なので、フルマラソンやロング走でも手元がゴワつかず、フォームの邪魔になりません。
両手対応のダブルウォッチウィンドウ付きで、右手・左手どちらに時計をつけていても画面がしっかり見える設計。
さらにスマホ対応素材を採用しているため、グローブを外さずにGPSウォッチやスマホアプリの操作もスムーズです。
「冬のロング走やフルマラソンで、手先の冷えとムレを両方ケアしたい」「薄手なのにちゃんと暖かい本命グローブが欲しい」というランナーに、ぜひ一度試してほしいフラッグシップモデルです。
関連記事:【実費レビュー】アールエル メリノウール グローブ ライト(MWA9505)の性能とは?7〜13℃の冬のランニングにおすすめの手袋です
| ブランド | R×L |
| 吸汗速乾性 | ● |
| 保温性 | ● |
| グリップ性 | – |
| タッチパネル対応 | ● |
| 指出し構造 | – |
| ウォッチウィンドウ | ● |
| リフレクター | – |
| 抗菌防臭 | – |
| サイズ | SM, ML |
| 素材 | ウール64.9%, ポリエステル30.0%, ポリウレタン3.6%, ナイロン0.8%, アクリル0.7% |
| 品番 | MWA9505 |
| 価格 (税込) | 2,970円 |
| 公式サイト | 詳細を見る |
メリノウール グローブ ミッド G

R×Lが販売する、真冬ラン対応の厚手メリノグローブがこの「メリノウール グローブ ミッド G」です。
ライトモデルよりやや厚手の“ミッド”タイプで、メリノウールの高い保温性と調湿性により、汗をかいてもムレにくく、それでいて指先はしっかり暖かいという冬ランナーには理想的なバランス。
秋冬の運動時防寒手袋のフラッグシップモデルとして位置づけられており、0〜5℃前後の冷え込む早朝ランや真冬のロング走でも頼りになる一枚です。
さらに、第2世代の「JAPANグリップ」滑り止めを搭載することで、スマホや給水カップ、ジェルを持つときの不安も軽減。
両手対応のウォッチウィンドウとスマホ対応機能も備えているので、手袋を外さずにGPSウォッチの確認やスマホ操作がストレスなく行えます。
「ライトモデルだとまだ少し冷える」「真冬の朝でも安心して走れる一枚が欲しい」というランナーは、このミッドモデルを選んでおけば間違いありません。
冬シーズンの“本命グローブ”候補として、ぜひチェックしてみてください。
| ブランド | R×L |
| 吸汗速乾性 | – |
| 保温性 | ● |
| グリップ性 | ● |
| タッチパネル対応 | ● |
| 指出し構造 | – |
| ウォッチウィンドウ | ● |
| リフレクター | – |
| 抗菌防臭 | – |
| サイズ | SM, ML |
| 素材 | ウール78.6%, ポリエステル17.9%, ポリウレタン1.8%, アクリル1.0%, ナイロン0.7% |
| 品番 | MWA9508G |
| 価格 (税込) | 3,520円 |
| 公式サイト | 詳細を見る |
ランニング用手袋に関するよくある質問
- 普通の手袋や軍手でも代用できますか?
-
走れなくはありませんが、汗を吸って冷えやすい・ムレやすいというデメリットがあります。
長時間走るとストレスになるので、できればランニング専用の手袋を1枚用意するのがおすすめです。
- ランニング手袋は何枚くらい持っておくと便利?
-
目安として、
- 冬のジョグ用に1枚
- レース・ロング走用に1枚
の合計2枚あると、かなり快適に回せます。
洗濯のサイクルや、住んでいる地域の寒さに合わせて調整してみてください。
- 夏でもランニング手袋は必要ですか?
-
基本的には不要ですが、
- 日焼け対策
- トレイルでの転倒時のケガ防止
といった目的で「薄手の手袋」を使うランナーもいます。
ただし、多くのランナーにとっては秋〜冬〜春先の防寒がメイン用途になると思っておけばOKです。
まとめ|ランニング手袋選びで迷ったらこの3つから
今回は、冬ランやフルマラソン本番で使いやすいランニング手袋をいくつか紹介してきましたが、「結局どれを選べばいいの?」という方は、まずは下記3つから検討してみてください。
ミズノ ブレスサーモランニンググラブ

薄手なのにしっかり暖かく、ブレスサーモ素材で汗を熱に変えて保温してくれる定番モデル。
冬のジョグはもちろん、フルマラソン本番まで「とりあえずこれを持っておけば安心」という1枚です。
メリノウール グローブ ライト

薄くて軽いのに、メリノウールの調温性で長時間走ってもムレにくいのが魅力。
30km走やフルマラソンで、最後まで手先のストレスを減らしたいランナーにぴったりです。
メリノウール グローブ ミッド G

ライトモデルよりやや厚手の“ミッド”タイプで、0〜5℃前後の冷え込むコンディションでも心強い1枚。
「真冬でもしっかり走り込みたい」「指先が冷えると一気にやる気がなくなる」という人におすすめです。
どれもランナー目線で作り込まれたモデルなので、ご自身の走るシーン(ジョグ中心/レース重視/真冬の早朝ランなど)に合わせて選べば、まず大きなハズレはありません。
冬のランニングは、手先の冷え対策ができているかどうかで快適さが大きく変わります。
自分のスタイルに合ったランニング手袋を1〜2枚用意して、ストレスの少ない冬ランを楽しんでいきましょう。
今回は以上です。
関連記事:【初心者向け】冬おすすめのランニングウェア解説!寒さ対策のポイントと選び方
【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ

フルマラソン出場までの流れをまとめました。
初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。
マラソン大会の選び方
購入すべきランニンググッズ
完走するためのトレーニング方法
レース前日や当日の過ごし方
▼詳しくはこちら
【完全版】初心者がフルマラソン完走するためのロードマップ















