ランニングにおすすめのキャップ6選|着用する効果や選び方は?
ランニングにおすすめのキャップを教えて下さい
そんな疑問にお答えします。
日差しや雨を防げるキャップは、夏だけでなく1年を通じて活躍するアイテムです。
キャップを被ることで日差しを防ぎ、眩しさを軽減したり、日焼け対策としての効果があります。
また、雨が顔に当たったり、風によって砂ぼこりが舞い上がったときに目や口に入るのを防いでくれます。
そこで今回は、ランニングにおすすめのキャップをご紹介します。
この記事を読めば、キャップの効果や選ぶ際のポイントが分かります。
ランニングキャップの効果
まずはじめに、キャップの効果を見ていきましょう。
- 熱中症、日焼け予防
- 汗止め
- 雨・風除け
- 髪をまとめる
[効果①] 熱中症・日焼け予防
キャップを被ることで(つばが)日差しを防ぎ、熱中症対策できます。
また、熱中症対策だけでなく、眩しさを軽減したり、日焼け予防としての効果もあります。
特に、紫外線が目に直接入ることで目が日焼けしてしまい、痛みや充血といった症状を引き起こしてしまいます。
痛みがあると集中力を欠いてしまうため、サングラスが苦手な方はキャップで日差しを防ぎましょう。
[効果②] 汗止め
頭部(髪の毛)から流れてくる汗を防ぐ効果があります。
(汗が)目や口に入ったり、汗が滴る感覚が不快な方もいると思うので、キャップを被ることで汗を止めることができます。
[効果③] 雨・風除け
風雨から、目や顔を守る役割も果たしています。
雨が顔に当たったり、風によって砂ぼこりが舞い上がったときに目や口に入るのを防いでくれます。
特に、長時間、風雨が当たり続けると集中力が欠けてしまうため、効果大です。
[効果④] 髪をまとめる
キャップを被ることで、長い髪をまとめることができます。
ヘアバンドだと髪の毛が上下に揺れて鬱陶しく感じる方は、キャップがおすすめです。
ランニングキャップの選び方
続いて、ランニングキャップを選ぶ際のポイントです。
- 吸汗速乾
- 通気性
- 撥水
- 調整可(アジャスター)
- 折りたたみ可
- サングラスホール
- リフレクター
- UVカット
- 洗濯
[選び方①] 吸汗速乾
吸汗速乾機能があるものは、汗をすばやく吸収・放出してくれます。
キャップ内が汗でびちょびちょになると、不快感を引き起こし、走りに集中できません。
(吸汗速乾機能があると、)大量の汗をかいても、すぐに乾くため、快適な着用感が味わえます。
特に、汗をかきやすい方は、吸汗速乾性に優れたものを選びましょう。
[選び方②] 通気性
キャップを探す上で、一番重要なのが「通気性」です。
メッシュ素材を使用しているものは通気性に優れており、頭部がムレにくいです。
また、頭部全体がメッシュ素材か、一部分のみメッシュ素材かによっても通気性が変わってきます。
↓ 頭部全体
↓ 一部分のみ
汗をかきやすい人は、「頭部全体」がメッシュ素材のものを選ぶと良いでしょう。
[選び方③] 撥水
雨の日もランニングするなら、撥水加工されているものを選びましょう。
撥水加工されているものは水を弾くため、キャップ内に水が染み込みにくいです。
[選び方④] 調整可(アジャスター)
頭の大きさ、毛量によってフィット感は変わってくるので、アジャスターやマジックテープ型のベルトなど調節可能な留め具が付いているものを選びましょう。
ウェアやシューズと違って、キャップは基本的にワンサイズ展開のため、調節できる留め具がないと、しっかりフィットしません。
[選び方⑤] 折りたたみ可
最近は軽量化を追求し、ツバが柔らかいタイプも出てきました。
ツバが柔らかいとコンパクトに折り畳むことができるので、持ち運びしやすいです。
トレーニングやレース中にキャップを脱いだ際も、手で持たず、ハーフパンツのポケットに収納できるので快適です。
[選び方⑥] サングラスホール
サングラスを着用してランニングされる方は、サングラスホールがあると便利です。
サイドにテンプル(ツル)を差し込むポケットが搭載されており、走行中の振動による落下を防ぎます。
[選び方⑦] リフレクター
普段、早朝や夜間の暗闇の中ランニングしている方は、視認性を向上させるために再帰反射(リフレクター)が搭載されたものを選びましょう。
リフレクターは、外灯や車のライトに反射するため、ドライバーに自分の居場所を伝えることができます。
[選び方⑧] UVカット
頭皮や顔を紫外線から守るため、UVカット加工されたものを選びましょう。
長時間日差しを浴び続けると、すぐに日焼けしてしまうので、日焼け予防するならUVカット機能は重要です。
[選び方⑨] 洗濯
キャップは、型崩れを防ぐために「手洗い」で汚れを落としますが、中には「洗濯機可」のアイテムもあります。
毎回の「手洗い※」が面倒な方は、「洗濯機可」のアイテムを選ぶと良いでしょう。
※手洗いを推奨しているキャップも洗濯機で洗うことはできますが、型崩れする可能性があるので注意
おすすめのランニングキャップ6選
それでは、おすすめのランニングキャップをご紹介します。
商品名 | ランニング × ADIZERO HEAT. RDY 軽量キャップ | レーザー パフォーマンス ランニング キャップ | キャップ | スワローテイルキャップ | Lightweight Cap | Airpeak PRO Nanofront model |
ブランド | アディダス | ニューバランス | CW-X | ザ・ノース・フェイス | オン | エアピーク |
吸汗速乾 | ● | ● | – | – | ● | ● |
通気性 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
撥水性 | – | – | – | ● | – | ● |
調整可(アジャスター) | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
サングラスホール | – | – | – | ● | – | ● |
リフレクター | ● | – | – | ● | – | – |
UVカット | – | – | – | – | – | ● |
サイズ 頭周り(cm) | 54 – 57 57 – 60 60 – 63 | ワンサイズ 57~60 | ワンサイズ 57〜59 | M:56~58 L:58~60 | ワンサイズ | ワンサイズ 55〜59 |
素材 | ポリエステル100% | ナイロン88%、ポリウレタン12% | ポリエステル100% | ナイロン100% | – | ポリエステル100% |
品番 | HY0675 | LAH21102 | HYO499 | NN02370 | – | p-01 |
価格 (税込) | 4,730円 | 3,850円 | 4,290円 | 6,050円 | 5,280円 | 6,600円 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ランニング × ADIZERO HEAT. RDY 軽量キャップ
アディダスが販売する、adidas最高峰のクーリング機能を備えたランニングキャップ。
通気性・速乾性・冷却性に優れた「ヒートレディ」を備えており、頭部をクールに快適に保ちます。
また、レーザーカットで施したベンチレーションにより通気性が確保され、汗を発散して、快適な着用感を提供します。
さらに、つばは跳ね上げることができ、天候に応じて、陽射しをブロックできます。
暑い日でも集中力を妨げない、記録更新を目指すランナーにおすすめのアイテムです。
ブランド | アディダス |
吸汗速乾 | ● |
通気性 | ● |
撥水性 | – |
調整可(アジャスター) | ● |
サングラスホール | – |
リフレクター | ● |
UVカット | – |
サイズ 頭周り(cm) | 54 – 57 57 – 60 60 – 63 |
素材 | ポリエステル100% |
品番 | HY0675 |
価格 (税込) | 4,730円 |
公式サイト | 詳細を見る |
レーザー パフォーマンス ランニング キャップ
ニューバランスが販売する、パンチング加工をサイドに施したキャップ。
通気性を高めるレーザーカットによるパンチング加工をサイドに施したことで、キャップ内に空気が入り、快適な着心地を実現。
また、吸汗速乾性に優れた独自テクノロジー「NB DRY」を採用しているので、キャップ内のムレを抑制し、汗によるベタつきを軽減しています。
通気性に優れたモデルなので、暑い季節の着用にも適したアイテムです。
ブランド | ニューバランス |
吸汗速乾 | ● |
通気性 | ● |
撥水性 | – |
調整可(アジャスター) | ● |
サングラスホール | – |
リフレクター | – |
UVカット | – |
サイズ 頭周り(cm) | ワンサイズ 57~60 |
素材 | ナイロン88%、ポリウレタン12% |
品番 | LAH21102 |
価格 (税込) | 3,850円 |
公式サイト | 詳細を見る |
キャップ
CW-X(シーダブリューエックス)が販売する、風が通りやすい設計のキャップ。
前頭部にベンチレーション(風の吹き出し口)を設けることでキャップ内に風が通りやすく、キャップ内の通気性を向上。
また、つば内側にメッシュ素材を採用し、ドライで快適な被り心地を実現しています。
通気性抜群なので、夏場の暑い時期でも活躍するアイテムです。
ブランド | CW-X |
吸汗速乾 | – |
通気性 | ● |
撥水性 | – |
調整可(アジャスター) | ● |
サングラスホール | – |
リフレクター | – |
UVカット | – |
サイズ 頭周り(cm) | ワンサイズ 57〜59 |
素材 | ポリエステル100% |
品番 | HYO499 |
価格 (税込) | 4,290円 |
公式サイト | 詳細を見る |
レビュー記事:【実費レビュー】CW-X キャップの性能とは?通気性に優れたランニングキャップです
スワローテイルキャップ
ザ・ノース・フェイスが販売する、撥水、防風性に優れたキャップ。
撥水加工済みで多少の雨に対応、そして適度な防風性を併せ持ち、ロードからトレイルまで天候で気温が変化する長時間のランニング時に活躍。
また、サイドパネルにあるパンチングベンチレーション(風の吹き出し口)で通気性を高め、ドライで快適な被り心地を実現しています。
さらに、側頭部には、滑り止め加工を施したサングラスホールを設け、外したサングラスを固定できます。
ザ・ノース・フェイス定番のキャップとして、レースや日々のトレーニングなど、幅広いシーンで着用しやすいようにデザインされたアイテムです。
ブランド | ザ・ノース・フェイス |
吸汗速乾 | – |
通気性 | ● |
撥水性 | ● |
調整可(アジャスター) | ● |
サングラスホール | ● |
リフレクター | ● |
UVカット | – |
サイズ 頭周り(cm) | M:56~58 L:58~60 |
素材 | ナイロン100% |
品番 | NN02370 |
価格 (税込) | 6,050円 |
公式サイト | 詳細を見る |
Lightweight Cap
オンが販売する、羽のように軽く、速乾性に優れたランニングキャップ。
速乾性に優れた素材を使用することで汗をかいてもムレにくく不快感を軽減。
また、レーザーカットの通気孔を設けることで通気性が向上し、頭部に涼しさを提供します。
さらに内側にはソフトな肌触りのスウェットバンドを採用し、ストレスフリーなかぶり心地を実現しています。
タフな生地と最新技術を組み合わせた、通気性と速乾性を求める方におすすめのアイテムです。
ブランド | オン |
吸汗速乾 | ● |
通気性 | ● |
撥水性 | – |
調整可(アジャスター) | ● |
サングラスホール | – |
リフレクター | – |
UVカット | – |
サイズ 頭周り(cm) | ワンサイズ |
素材 | – |
品番 | – |
価格 (税込) | 5,280円 |
公式サイト | 詳細を見る |
Airpeak PRO Nanofront model
Airpeak(エアピーク)が販売する、ナノフロントの使用面積を増やし、高い遮熱効果で温度上昇を抑えることができるキャップ。
つば上、後頭部、サイドの隙間から外部の空気を帽体内に取り込み、キャップ内の温度を抑制。
事実、京都女子大学が実施した実験では、本製品と一般的な帽子では最大13℃の温度差が出たほど、熱が溜まりにくく設計されています。
また、従来モデルに比べ、被り心地を深めにし、日本人の頭にフットする構造に改良されたので、走行中も脱げにくいです。
UVカット99.9%(UPF50+)もあるため、夏場の日焼け対策にも最適なアイテムです。
ブランド | エアピーク |
吸汗速乾 | ● |
通気性 | ● |
撥水性 | ● |
調整可(アジャスター) | ● |
サングラスホール | ● |
リフレクター | – |
UVカット | ● |
サイズ 頭周り(cm) | ワンサイズ 55〜59 |
素材 | ポリエステル100% |
品番 | p-01 |
価格 (税込) | 6,600円 |
公式サイト | 詳細を見る |
まとめ
今回は、おすすめのランニングキャップをご紹介しました。
改めて、おすすめのキャップ一覧です。
トレーニングやフルマラソンで活躍するアイテムので、ぜひ1つは持っておきたいですね。
ぜひ、参考にしてみてください。
本日は以上です。
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