【実費レビュー】オン Cloud Xの性能とは?普段履きできるデザイン性が特徴のランニングシューズです
オン「Cloud X」ランニングシューズの性能が知りたい
そんな疑問にお答えします。
おしゃれなデザインが特徴のオンのランニングシューズ「Cloud X」。
「Cloud X」は、普段使いもできるようにデザインのため、ランニング中や仕事、デートなど、幅広いシーンで使用することができます。
今回は、「Cloud X」の履き心地や走りやすさなどの感想をお伝えします。
最近の主流である「厚底シューズ」ではないため、特有の反発力はないですが、フォーム作りや脚つくりをしたい方におすすめのシューズです。
それでは、見ていきましょう。
オン「Cloud X」について
「Cloud X」は、トレーニング用ランニングシューズです。
特徴は、以下の通り。
・軽量で、最高品質の素材のみを使用
・無駄なエネルギーを消費することを抑え、フォーム作りをサポート
・アウトソールに横スリットが入り、設置時間が短くすることで足の負担を軽減
・ドロップ6mm(かかととつま先の厚み)でトレーニング向き
・寿命は500〜800km
特徴は、軽量なので、長時間のランニング時も疲れにくい点です。
また、フォーム作りや脚つくりをしたいなど、基本的な動作を身に着けたい方にピッタリなシューズです。
欠点があるとすれば、ドロップ6mm(初心者は10〜12mmがおすすめ)と、高さがないため、筋力がない初心者の方は負担が大きいという点です。
ただ、いずれにせよ、筋力をつけなければ、フルマラソンを完走することも難しいため、そういう点で「脚つくり」をしたい方向けとなっております。
また、「Cloud X」はファッション雑誌に取り上げられたほど、デザイン性に優れた普段使いができるシューズでもあります。
それでは、写真と共に見ていきましょう。
軽量で疲れにくい
重さは240gです。
レース用シューズを除き(200g以下のものあるため)、一般的なランニングシューズでも250g〜280g、重いもので300gもあるため、この軽さが分かると思います。
軽すぎても足の負担が大きいなど、一概に軽いほうがいいとは言えませんので、あなたの好みで選ぶといいでしょう。
ケガを避けたい方は、クッション性のある重さのあるシューズ、長時間のランニングでも疲れにくいシューズがいい方は、「Cloud X」のような軽量のシューズを選びましょう。
アウトソールの溝が、フォーム作りをサポート
「Cloud X」のアウトソールには、上記の赤線のように前後方向に溝があります。
この溝は、スムーズな重心移動を導く働きがあります。
重心移動をスムーズにすることで、前への推進力が高まる効果があります。
特に、フォームが安定していない初心者の方は、このように前後方向にしっかり溝が入っていることで、フォーム作りをサポートしてくれるでしょう。
アウトソールに横スリットが入り、設置時間が短くすることで足の負担を軽減
上記の赤線のように、アウトソールには、横スリットが入っています。
横スリットの効果として、屈曲性が高いため、蹴り返しが速くなります。
なので、自然と足の設置時間が短くなるので、足の負担を軽減することができます。
オン独自のクラウドパーツが推進力を実現
ミッドソールに配置された16個の「クラウドパーツ」は、オンの特許技術『CloudTec®』です。
クッション性が高く、着地時の反発力もあるため、リズムよく足を運ぶことができます。
公式サイトでは、「雲の上を走っているような感覚」と謳っていましたが、実際履いてみると、まさにその表現がバッチリ合うほど、フワフワした履き心地でした。
また、特許技術『CloudTec®』はクッション性のほかに、着地の瞬間にクラウドパーツが潰れることで反発力も兼ね備えています。
ですので、スピードを出したトレーニングでも力を発揮します。
ドロップ6mm
ドロップは6mmです。
ドロップとは、シューズのかかととつま先の厚みの差ですが、初心者はこのドロップの高低差が大きいほうが良いです。
理由としては、大でん筋やハムストリングなどの筋力が十分ではない初心者の方には、足への負担が大きいからです。
初心者は、数値的に10〜12mmのドロップが理想ではありますが、「脚つくり」をしたい方は、いきなりドロップ6〜8mmのシューズでも良いでしょう。
もちろん、ある程度の距離を走っている中級者〜上級者にもおすすめなシューズです。
アッパー
メッシュアッパーを採用。
シューズの中に空気が流れるよう、部分的に通気性を確保しています。
カラー・デザイン
カラーは全6種類
【メンズ】
Glacier | Olive
Black | Asphalt
White | Black
Orange | Sea
Storm | Tide
Aloe | White
【ウィメンズ】
Black | Pearl
Black | Asphalt
White | Black
Silver | Almond
Lavender | Ice
Glade | Citron
耐久性(寿命)
公式サイトのチャット機能で聞いてきました。
こちらのモデルの寿命は、500〜800kmです。
トレーニングの強度によって変化はありますが、平均的な寿命であります。
【総評】履いてみた感想
軽いので、足が疲れにくい
重さが240gとお伝えしましたが、シューズを持ってみてもそうですし、履いてみてもそうですが、やはり「軽いな」と感じました。
走っていても1歩1歩の踏み出しに対する負担も小さく、長時間のランニングも疲労感が小さいです。
特に筋肉の少ないランニング初心者の初めて選ぶシューズには最適ですし、中級者・上級者のトレーニング用としても十分活躍するシューズだと思います。
反発力はないので、自然な蹴り出しが可能
最近の主流である「厚底シューズ」は、つま先とかかとが上がっているので、自然と足が前へ送り出されるような設計になっています。
なので、着地から蹴り出しまでスムーズとなり、身体の負担を抑えることができるのが特徴なのですが、個人的に「厚底シューズ」は初心者にはおすすめできないと思っています。
「厚底シューズ」は、設計はスピードのある人向けだと思っているので、初心者の方が履くと、かえってフォームが安定しなかったり、下半身の基礎を作ることができないからです。
一方、「Cloud X」は、反発力・推進力はありませんので、自分の脚力で前へ進んでいく必要があります。
言ってしまえば、このシューズで走れば、自ずと必要な筋肉も鍛えられ、フルマラソンを走れるだけの身体を仕上げることができます。
丈の長い靴下を履くことをおすすめ
写真のように丈の短い靴下だと、くるぶしがシューズに擦れて、痛みを感じました。
なので、長時間走ると痛みに耐えれず、ストレスを感じるため、丈の長い靴下を履くことをおすすめします。
レースでは不向き?
トレーニング用とお伝えしましたが、中級者・上級者はレースはあまりおすすめしません。
理由は、推進力がないため、スピードを出すには、足にかかる負担が大きいからです。
特に、中級者・上級者はタイム更新を目標にレースに臨むと思いますので、トレーニング用として使用するといいでしょう。
一方、初心者の方でタイムを狙わずに完走を目標にするなら、「Cloud X」でも十分活躍するでしょう。
「Cloud X」は、購入したお店の店員さんいわく、砂漠の中の200キロレースで完走出来たほど耐久力もあるので、レースに向いていないわけではないからです。
普段使いできるので、毎日履ける
シューズの色にもよりますが、ブラックを選べば、どんな服にも合わせやすいので、普段使いできます。
マラソン大会の遠征だと、ただでさえ荷物が多いのに、かさばるシューズを持っていくのは大変です。
でも、「Cloud X」なら、そのまま履いていき、そのままレースに参加するってことも可能です。
また、普段使いの面でも、スニーカーより負担が小さいので、たくさん歩く日も大活躍です。
サイズ感は?
ブランドによって、いつも履いているサイズだと「大きい」「小さい」と言ったことがあります。
オンのシューズはいつも履いているサイズで丁度いい大きさなので、ネットで購入される方は参考にしてみてください。
まとめ
今回は、オン「Cloud X」をご紹介しました。
改めて、特徴です。
・軽量で、最高品質の素材のみを使用
・無駄なエネルギーを消費することを抑え、フォーム作りをサポート
・アウトソールに横スリットが入り、設置時間が短くすることで足の負担を軽減
・ドロップ6mm(かかととつま先の厚み)でトレーニング向き
・寿命は500〜800km
特徴は、軽量なので、長時間のランニング時も疲れにくい点です。
また、フォーム作りや脚つくりをしたいなど、基本的な動作を身に着けたい方にピッタリなシューズです。
更に、「Cloud X」はファッション雑誌に取り上げられたほど、デザイン性に優れた普段使いができるシューズでもあります。
ランニングシューズだけの用途で1万円以上出すのは厳しい方も、普段も使用できるとなれば、お得なのではないでしょうか。
ぜひ、「Cloud X」の購入をご検討の方は参考にしてみてください。
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ブランド別・タイム別でランニングシューズを探す
最後に、ランニングシューズを販売しているブランドをまとめました。
また、タイムごとにもまとめていますので、目指しているタイムにあったシューズを探してみて下さい。
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【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ
フルマラソン出場までの流れをまとめました。
初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。
マラソン大会の選び方
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