【実費レビュー】ホカ マッハ5の性能とは?サブ3.5〜4向けのランニングシューズ
マッハ5の性能が知りたい
そんな疑問にお答えします。
今回は、ホカが販売する「マッハ5(以下、本製品)」を紹介します。
マッハ5は”推進力”、”サポート”、”安定性”と、それぞれのバランスが良い、クセの少ないシューズです。
主に、サブ3.5〜4(4:58〜5:40/km)向けで、気持ちよく、スピードに乗った走りをしたい方におすすめです。
ホカ マッハ5の基本情報を確認!
本製品は、ホカが2022年7月1日に販売を開始したシューズです。
マッハシリーズ5代目となる本製品は、前モデルより「反発性」と「ライド感」がパワーアップし、速く走るための機能が多数搭載されています。
重量 | 235 g |
オフセット | 5 mm |
カーボンプレート | 非搭載 |
用途 | ロード |
対象者 | サブ3.5、サブ4 |
サイズ | 25.0〜29.0(0.5cm刻み)、30.0 |
価格(税込) | 19,800円 |
公式サイト | 詳細を見る |
マッハシリーズの位置づけ
ホカのシューズは3つのテクノロジーが搭載されており、シリーズにより比重が異なります。
- 推進力(メタロッカー):靴底にカーブを設けることで、転がるように前へ前へと導いてくれる技術
- サポート(ミッドソール):足を保護するクッションのことで、より快適な履き心地を実現。また、着地時の衝撃を和らげます。
- 安定性(アクティブフットフレーム):足を包み込み、靴と一体となるような感覚を提供
下記が、本製品とホカ人気シリーズとの比較です。
マッハ | ボンダイ | ロケット X | |
---|---|---|---|
推進力 | 6 | 6 | 10 |
サポート | 6 | 10 | 4 |
安定性 | 6 | 8 | 6 |
重量 | 235 g | 307 g | 210 g |
向いている人 | トレーニング・レースで着用したい | トレーニングで着用したい | レースで着用したい |
このように、本製品はクセが少ないです。
「ボンダイ」はクッション性能が高くケガしにくい作りですが、その分、重量があるため、長時間の着用には適していません。
一方、「ロケット X」は軽量、かつ推進力が高いため、レース向きです。
「マッハ」はそれぞれのテクノロジーのバランスが良いため、トレーニング・レースどちらでも活躍するシューズとなっています。
ホカ マッハ5の特徴
続いて、本製品の特徴です。
アッパー
エンジニアードジャカードメッシュを採用。
無数に開いた穴が通気性を高め、ムレにくい仕様になっています。
ミッドソール
足に直接触れる上部には「PROFLY+™」構造のソール、底部には「ラバライズドEVAフォーム」の二重構造ミッドソールを搭載。
PROFLY+™は軽量、かつ弾力性のあるフォームで、より軽快なライド感を実現。
反発力があるため、跳ねるような走行が可能です。
シュータン
とても薄く、足の甲の形状に合わせて作られてたガセットタンを採用。
適度なフィット感で、良い履き心地を実現しています。
ヒール
一体型プルタブ構造を採用。
アキレス腱を包み込む立体構造です。
アウトソール
アウトソールは反発性の高い「ラバライズドEVAフォーム」を採用。
二股に分かれたヒール部分は、軽量化を図りつつ、着地時の安定性をサポートしています。
ホカ マッハ5を履いてみた感想
【感想①】地面からの跳ね返りを感じやすい
「PROFLY+™」構造のソールは反発性が高く、着地時はバネのように跳ねる感覚が味わえます。
実際、走ってみても着地から蹴り出しをスムーズに行うことができ、快適に走ることができました。
また、ロッカー構造による推進力も相まって、一度スピードを上げると、どんどん加速する感覚も味わえます。
【感想②】ペースは4:30〜5:20が最適
様々なペースで走ってみましたが、4:30〜5:10のペースが快適でした。
なので、サブ3.5(4:58/km)を目指すランナーにとってはレースシューズに適しています。
サブ4ペース(5:40/km)でも問題なく走れますが、推進力や反発力を活かすには上記のペースが最適です。
また、サブ3を目指す方のペース走やインターバル走といった、スピードを出すトレーニング時にも活躍します。
- サブ3.5〜4を目指す方のレースシューズ
- サブ3を目指す方のトレーニングシューズ
【感想③】アウトソールの耐久性が低い
アウトソールにはラバーが付いていないので、ソールが擦れやすく、耐久性が低いです。
ラバーが付いているシューズの耐久性は500〜800km(累計走行距離)に対し、本製品は400〜500kmです。
寿命は400〜500km
実際、100kmちょっと走行した際のアウトソールですが、かかと部分が既に擦れていることが分かります。
そのため、レースシューズとして使用する方は、トレーニング時はあまり履かないほうが良いでしょう。
まとめ
今回は、ホカ マッハ5を紹介しました。
ホカの中でバランス良いシューズとなっているため、サブ3、サブ3.5、サブ4を目指す方のトレーニング・レース用シューズとして最適です。
- サブ3.5〜4を目指す方のレースシューズ
- サブ3を目指す方のトレーニングシューズ
トレーニングだけでなく、レースでも使用したい方におすすめです。
ただ、耐久性は低いため、本製品をレースシューズとして使用する方は、トレーニングの着用を控えめにするのが良いです。
トレーニング・レースシューズを分ける場合は、(ホカであれば、)「クリフトン」や「ボンダイ」シリーズがトレーニングシューズとして最適です。
ぜひ、参考にしてみてください。
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ブランド別・タイム別でランニングシューズを探す
最後に、ランニングシューズを販売しているブランドをまとめました。
また、タイムごとにもまとめていますので、目指しているタイムにあったシューズを探してみて下さい。
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【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ
フルマラソン出場までの流れをまとめました。
初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。
マラソン大会の選び方
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