おすすめランニング膝サポーター10選|着用する効果と選ぶ際のポイントは?

yusuke saito
悩んでいる人
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おすすめのランニング用膝サポーターを教えてほしい

そんな疑問にお答えします。

ランニングで膝を痛めてしまった方は、膝サポーターを着用することで痛みを軽減できるかもしれません。

膝を固定することで、誤った(負荷が大きい)フォームから正しいフォームへ促すことができ、結果、痛みを抑えることができます。

そこで今回は、ランニング用膝サポーターの選び方やおすすめアイテムをご紹介します。

現在、膝を痛めている方、膝に違和感を感じている方はぜひ参考にしてみてください。

膝サポーターの効果

膝サポーターには、痛みや膝の負担を軽減する効果があります。

膝にストレスがかかり続けることで炎症が起こり、膝が痛くなる症状が発生します。

主に、誤った(負荷が大きい)フォームで走ることで起きるため、膝サポーターを着用することで膝周りを固定し、正しいフォームへと促すことができます。

また、冬(寒い時期)に膝が痛むのは、血液の流れが悪いことが原因です。

寒くなると血液の流れが悪くなり、筋肉がスムーズに動かず、痛みが発生します。

なので、膝サポーターを着用することで膝周りを温め、膝の痛みを軽減することができます。

膝サポーターの選び方

続いて、膝サポーターの選び方です。

膝サポーターの選び方
・膝の痛みの箇所から

・通気性の良いもの

・ズレにくいもの

・装着の仕方

【選び方①】膝の痛みの箇所から

膝サポーターを探している方の多くは、すでに膝を痛めている場合がほとんどでしょう。

ランナーが膝を痛める場合、大きく3つの箇所があります。

痛みの箇所
・膝の外側
・膝の内側
・膝の下

膝サポーターは膝全体をサポートするモデルだけでなく、それぞれ痛みの出る箇所をサポートすることに特化したモデルもあります。

なので、現在の痛みの箇所をサポートする、サポーターを選ぶと良いでしょう。

下記で、それぞれ見ていきます。

[痛み1]膝の外側が痛む場合

膝の外側が痛む場合は、腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)を発症している可能性があります。

腸脛靭帯と骨が擦れて起きる炎症で、着地の際に膝を曲げ伸ばすことで、膝の外側に痛みが出ます。

蹴り出し時に、膝から下を外にひねるようなフォームで走る方が、なりやすい症状です。

そのため、膝下がねじれないように固定するサポーターを選ぶと改善されるでしょう。

[痛み2]膝の内側が痛む場合

膝の内側が痛む場合は、鵞足炎(がそくえん)を発症している可能性があります。

膝を伸ばした状態から曲げようとするときや着地した際に痛みが出ます。

内側の筋が硬くなって腱にストレスがかかっている状態で膝を曲げ伸ばしすると、腱同士が摩擦し、炎症を引き起こします。

着地時に膝が内側に入り込むフォームで走っている方が、なりやすい症状です。

なので、膝のブレを抑え、内側にいかないように固定するサポーターを選ぶと改善されるでしょう。

[痛み3]膝の下が痛む場合

膝の下が痛む場合は、膝蓋腱炎(しつがいけんえん)を発症している可能性があります。

膝のお皿の下にある腱が炎症することで起こり、膝の曲げ伸ばし続けることで起きるストレスで、症状が発生します。

特に、長い時間走る際に、疲労から腰が落ちてお尻や太ももを使って走れなくなり、膝へ負担がかかると膝蓋腱炎になりやすいです。

そのため、サポーターを装着し、着地時の膝下にかかる負担を軽減させることで改善されるでしょう。

【選び方②】通気性の良いもの

長時間、着用するとムレてくるため、通気性に優れたものを選びましょう。

ムレを防止し、常にサポーター内をドライに保ちます。

また、吸汗速乾機能があると、吸収した汗を素早く蒸発させるため、快適な着用感を継続することができます。

特に、フルマラソンのように長時間着用する場合や夏場のトレーニングでは汗をかきやすいため、快適な着心地を実現できる、通気性の良いものがおすすめです。

【選び方③】ズレにくいもの

ランニング中は上下に振動するため、揺れに強い、ズレないものを選びましょう。

ズレやすいものは、ズレるたびに正しい位置まで直す必要があり、走りに集中できません。

なので、内側にズレにくくする素材を使用していているものや伸縮性に優れた素材を使用しているものは、膝周りにしっかりフィットするため、走行中もズレず、快適です。

【選び方④】装着の仕方

サポーターには、大きく2つの装着方法があります。

膝に「巻きつける」タイプと「履く」タイプの2つです。

装着方法
・巻きつけるタイプ
・履くタイプ

巻きつけるタイプ

巻きつけるタイプは、マジックテープなどでサポーター同士をつなぎ合わせ、膝を固定し着用します。

自分の膝のサイズに合わせて固定具合を調節できるため、しっかり固定することができるのが特徴です。

ただ、サポーター同士が二重に重なるので厚みが出てしまい、やや走りづらいのがデメリットではあります。

なので、膝の痛みが強い方やレースでタイムを気にせず走る方など、痛みを軽減することを重視したい方におすすめです。

ポイント

走りやすさより痛みを軽減したい方におすすめです

履くタイプ

履くタイプは、靴下を履く感覚で着用します。

伸縮性に優れたストレッチ素材を使用しているものが多く、「巻きつけるタイプ」より身体にフィットしやすいです。

ただ、がっちり固定されるわけではないため、巻きつけるタイプ」よりサポート性には劣ります。

なので、レースでタイム更新を目指すなど、走りやすさを重視したい方におすすめです。

ポイント

痛みを軽減するより走りやすさを重視したい方におすすめです

おすすめの膝サポーター10選

サポーター [ミズノ]

参照 ミズノ公式サイト サポーター

ミズノが販売する、ミズノテクノロジーを結集させたスポーツ用膝サポーター。

ひざの安定・保護用、靭帯のサポート用として、運動時の動きやすさを追求したアイテムです。

サイズS、M、L、XL、2XL
サイズ詳細
(膝上10cmの周囲サイズ)
S:33~38cm
M:38~43cm
L:43~48cm
XL:48~53cm
2XL:53~58cm
カラーブラック
対応左右兼用
価格(税込)¥ 6,930

サポーター [CW-X]

参照 CW-X公式サイト サポーター

CW-Xが販売する、着地時の衝撃を緩和し、膝の負担を軽減する膝サポーター。

CW-X独自のテーピング原理で、膝まわりの筋肉をサポートすることで、膝の負担を軽減。

また、内側にはズレにくくする素材を使用しているため、長時間の走行も快適な着用感を実現したアイテムです。

サイズS、M、L
サイズ詳細
(ひざのお皿周りのサイズ)
S:31~34cm
M:34~37cm
L:37~40cm
カラーブラック
ブルー
対応左右兼用
価格(税込)¥ 3,850

ザムスト RK-1Plus [ザムスト]

参照 ザムスト公式サイト RK-1Plus

ザムストが販売する、膝の外側(内側も対応)※の負担を軽減する膝サポーター。

※左右の脚に着け替えることにより、ヒザ外側もしくは、内側の負担を軽減可

ヒザ下に配置されたフィルムとらせん状に引っ張り上げる「スパイラルレース」により、膝に負担のかかる動きを抑制。

また、凹凸のある生地と撥水加工により汗が拡散され、ランニング中もベタつきにくく快適な着用感を実現したアイテムです。

サイズS、M、L、LL、3L
サイズ詳細
(膝上10cmの周囲サイズ)
S:36~39cm
M:39~42cm
L:42~45cm
LL45~48cm
3L48~51cm
カラーブラック
対応左右別
価格(税込)¥ 4,290

ザムスト RK-2 [ザムスト]

参照 ザムスト公式サイト RK-2

ザムストが販売する、膝のお皿の下にかかる負担を軽減する膝サポーター。

独自設計した2段構造のパッドが膝のお皿の下を的確に圧迫することで、着地時の膝下にかかる負担を軽減。

また、ランニングの動きに合わせた独自の立体裁断を採用することで高いフィット性を実現し、安定した走りが可能なアイテムです。

サイズS、M、L、LL、3L
サイズ詳細
(膝上10cmの周囲サイズ)
S:36~39cm
M:39~42cm
L:42~45cm
LL:45~48cm
3L:48~51cm
カラーブラック
対応左右兼用
価格(税込)¥ 3,630

ザムスト EK-3 [ザムスト]

参照 ザムスト公式サイト EK-3

ザムストが販売する、膝全体を圧迫・保護するサポーター。

膝の曲げ伸ばししやすい独自設計の素材とお皿まわりのパッドが、膝をしっかりとサポート。

また、膝裏部分には、肌あたりのよい素材を使用しているため、長時間の着用も快適なアイテムです。

サイズS、M、L、LL、3L
サイズ詳細
(膝上10cmの周囲サイズ)
S:36~40cm
M:40~44cm
L:44~48cm
LL:48~52cm
3L:52~56cm
カラーブラック
対応左右兼用
価格(税込)¥ 4,070

しっかりしめるスリーブタイプN ひざ用 [D&M]

参照 D&M公式サイト しっかりしめるスリーブタイプN ひざ用

D&Mが販売する、激しい動きにもズレずにフィットする膝サポーター。

ひざの「お皿」上下の圧迫力を高め、ひざを曲げる・伸ばす等の動きとブレを抑制し、安定性をサポート。

また、縦横斜めあらゆる方向に伸びる生地を採用することでズレを抑え、膝まわりにしっかりフィットするアイテムです。

サイズM、L
サイズ詳細
(ひざ頭周りのサイズ)
M:32~38cm
L:36~42cm
カラーブラック
対応左右兼用
価格(税込)¥ 2,420

ラップアラウンド ニースタビライザー [ミューラー]

参照 ミューラー公式サイト ラップアラウンド ニースタビライザー

ミューラーが販売する、人工的な腸脛靭帯(膝の外側が痛む場合になる靭帯)内蔵の膝サポーター。

前側に位置するメタルスプリングは人工的な腸脛靭帯の役割を図り、走行をサポート。

お皿の下のパッドは膝蓋骨周辺を安定させるので、膝周辺の痛みを軽減したい方へおすすめのアイテムです。

サイズS~M
L~XL
サイズ詳細
(ひざ頭周りのサイズ)
S~M:23~38cm
L~XL:30~50cm
カラーブラック
対応左右兼用
価格(税込)¥ 4,620

コンディショニング フルレッグ [マクダビッド]

参照 マクダビッド公式サイト コンディショニング フルレッグ

マクダビッドが販売する、全体を包み込むように適圧でサポートするサポーター。

筋肉のブレを抑制し、ムダなエネルギー消費を軽減し、より良いコンディションの維持をサポート。

また、段階的な着圧設計により、走行中に「疲労を溜めないこと」、そしてランニング後に「素早く疲労を回復すること」の2側面で、効果的なリカバリーを促します。

他にも、すべり止め機能をもつ「糸」を編み込み、使用中のずり落ちを防止する機能やUVカット99%以上など、様々な機能を搭載したアイテムです。

サイズS、M、L、XL
サイズ詳細
(ひざ周りのサイズ)
S:31~34cm
M:34~37cm
L:37~40cm
XL:40~43cm
カラーブラック
対応左右兼用
価格(税込)¥ 2,530

ランニング ニーバンド [マクダビッド]

参照 マクダビッド公式サイト ランニング ニーバンド

マクダビッドが販売する、腸脛靭帯炎に対応したサポーター。

厚さと硬さの違う2種類のパッドを使い分ける※ことで圧迫力を自在に調節可。

※強く圧迫したい→厚く、硬いパッド。軽く圧迫したい→薄く、軟らかいパッド

また、靴を履いたまま装着可能なラップタイプなので、レース時にも手軽に使用できるアイテムです。

サイズフリーサイズ
サイズ詳細
(ひざ上周りのサイズ)
~49cm
カラーブラック
ロイヤルブルー
スカーレット
対応左右兼用
価格(税込)¥ 2,750

薄型圧迫固定サポーター[プロ・フィッツ]

参照 プロ・フィッツ公式サイト 薄型圧迫固定サポーター

プロ・フィッツが販売する、ひざの動きに追随し、激しい動きでもピッタリフィットするサポーター。

3D動態解析技術により皮膚の動きにあわせて生地を複数のエリアにわけ、伸縮率を調整することでピッタリフィット。

また、口ゴム部分のナノファイバー素材と、両サイド上下に走るコイルボーンで、上下左右からズレを抑制し、動きを妨げないアイテムです。

サイズM・L・LL
サイズ詳細
(ひざのお皿の中心から12cm上の太ももの周囲)
M:38〜42
L:42〜46
LL:46〜50
カラーブラック
対応左右兼用
価格(税込)¥ 1,509
(Amazon価格)

まとめ

今回は、おすすめのランニング用膝サポーターをご紹介しました。

膝の痛みや負担を軽減するアイテムなので、ぜひトレーニングやレース時に採用してみてください。

今回は以上です。

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ABOUT ME
Yusuke Saito
Yusuke Saito
マラソンランナー
初心者のためのマラソンブログ「31らん(さいらん)」運営者。2018年6月にランニングを始め、年間2,500km走ってます。これまでの記録は、【フルマラソン】 4:06:27(第32回ぐんまマラソン) 【ハーフマラソン】 1:46:18(第39回フロストバイトロードレース)【10キロ】42:47 【5キロ】19:08 【1キロ】3:17 マラソン大会に向けた流れやトレーニング方法、ランニンググッズを紹介していきます。
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