【2024年版】ニューバランスおすすめランニングシューズ5選!フルマラソン目標タイム別に解説
ニューバランスおすすめのランニングシューズ教えて下さい
そんな疑問にお答えします。
ニューバランスは1906年、アメリカのマサチューセッツ州ボストンで、アーチサポートや偏平足を治す矯正靴の製造メーカーとして誕生したブランドです。
現在、ニューバランスのシューズには、スピードに特化した『FuelCell(フューエルセル)』、クッション性と安定性に特化した『Fresh Foam(フレッシュフォーム)』の2種類のシリーズがあります。
- FuelCell・・・スピード(スピード練で使用したい方向け)
- Fresh Foam・・・クッション性(ジョグで使用したい方向け)
なので、「どれ買えばいいのかな〜」と迷った場合は、(上記の)あなたの目的に合ったシリーズのシューズを選べばOKです。
そんな今回は、ニューバランスおすすめのランニングシューズをご紹介します。
サブ3〜サブ5の目安ペースごとに紹介していくので、初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
ニューバランスを代表する2つのシリーズ
ニューバランスには2つのシリーズ※が展開されており、特徴が大きく異なります。
※過去、「NB HANZO(NBハンゾー)」シリーズもあった
- FuelCell・・・スピード(スピード練で使用したい方向け)
- Fresh Foam・・・クッション性(ジョグで使用したい方向け)
FuelCellシリーズ
FuelCell(フューエルセル)は弾むような反発力が特徴の、スピード特化シリーズです。
ニューバランス史上、最も高い反発弾性を備えたミッドソール素材「FUELCELLフォーム」と「カーボンプレート」を組み合わせ、高い推進力を実現しています。
レースで使用するシューズを探している方、スピード練で使用するシューズを探している方におすすめのシリーズです。
Fresh Foamシリーズ
Fresh Foam(フレッシュフォーム)は柔らかいクッショニングが特徴のシリーズです。
クッショニング性能が高く、着地の衝撃を和らげ、安定感のある走りを実現しています。
初心者ランナーの1足目のシューズに、また、ベテランランナーのジョグ用シューズと、幅広いランナーにおすすめのシリーズです。
ニューバランスおすすめランニングシューズ5選
それでは、ニューバランスおすすめのシューズを解説していきます。
商品名 | FuelCell Rebel v4 | FuelCell Propel v4 | Fresh Foam X 860 v13 | Fresh Foam X 880 v13 | Fresh Foam X 1080 v13 |
目標タイム | サブ3.5~4 | サブ4~5 | サブ5 | サブ5 | 完走 |
アッパー | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ |
ミッドソール | FuelCell(PEBA配合) | FuelCell | Fresh Foam | Fresh Foam | Fresh Foam |
プレート | – | TPUプレート | – | – | – |
アウトソール | ソリッドラバー / N durance | Ndurance ラバー | NDurance ラバー | NDurance ラバー | Ndurance ラバー |
重量 | 195g | 305g | 320g | 310g | 265g |
ドロップ | 6mm | 6mm | 10mm | 10mm | 6mm |
足幅 | D (やや細い) | D (やや細い) / 2E (標準) | D / 2E / 4E | D / 2E / 4E | D / 2E / 4E |
クッション (5段階) | |||||
安定性 (5段階) | |||||
発売日 | 2024年3月8日 | 2023年3月 | 2022年10月 | 2022年10月 | 2023年10月 |
価格 (税込) | 16,500円 | 12,100円 | 15,400円 | 15,400円 | 18,700円 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
- FuelCell Rebel v4:軽量。プレート未搭載。
- FuelCell Propel v4:プレート初心者向け。
- Fresh Foam X 860 v13:安定した着地。足元が不安定な方向け。
- Fresh Foam X 880 v13:「860」の安定性を除いたver。ベーシックモデル。
- Fresh Foam X 1080 v13:フワフワなクッション感。
【サブ3.5~4】FuelCell Rebel v4
シリーズを通じて、軽量性と反発性によるスピード走行のしやすさが特徴のRebel4代目となるシューズ。
ミッドソールには、エリートランナー向けモデル「FuelCell SuperComp Elite v4」にも採用されているPEBA配合のFuelCellを搭載。
PEBAは反発性に優れており、中足部から前足部にかけて、より転がる感覚が味わえる形状も相まって、スピード走行しやすい設計となっています。
また、アッパーはエンジニアードメッシュを採用し、前作と比べて前足部のつまり感が解消され、ストレスフリーな履き心地を実現しています。
さらに、アウトソールは前足部にソリットラバー、カカト部にN duranceを採用し、中足部から前足部の足抜けと屈曲時の反発性を意識した設計に仕上がっています。
プレート非搭載なのでエリートランナーのトレーニング用シューズに、また、軽さを求めるランナーにもおすすめのシューズです。
↓ FuelCell Rebel v3とFuelCell Rebel v4の違い
- プレート未搭載ながら反発性に優れ、スピードを出しやすい
- 軽量だが、クッション性にも優れている
- スピード練習やテンポアップ走などトレーニング向け
【サブ4~5】FuelCell Propel v4
従来よりソフトなFuelCellミッドソールに、プレートを搭載したシューズ。
ミッドソールはレーシングモデルよりソフトなFuelCellに、カーボンプレートよりしなやかなTPUプレートを内蔵。
TPUプレートは反発性がありつつ、安定性も確保され、自身でコントロールしやすい構造に。
また、ミッドソールの一部に空洞を設けることでTPUプレートと相まって、着地のエネルギーを溜め込む力がアップし、前へ蹴りだす推進力が向上しています。
さらに、アッパーには通気性に優れたメッシュ素材を採用し、快適な履き心地を実現しています。
プレート初心者ランナーでもコントロールしやすく、プレートシューズ入門モデルに最適なアイテムです。
↓ FuelCell Propel v3とFuelCell Propel v4の違い
- 程よい反発性に加え、安定性を備えたTPU(熱可塑性ポリウレタン)プレートを搭載
- 初めてプレート搭載シューズを履く方でも扱いやすい
- 12,100円とお手頃なので、レースでカーボンプレート搭載シューズを履く方のトレーニング用に最適
- サブ4~5を目指す方のレースシューズ
【サブ5】Fresh Foam X 860 v13
クッション性と反発性を高めた2層構造ミッドソールを搭載した、安定性に重きをおいたシューズ。
カカト部を高くして、前へと転がりやすいロッカーボトム形状を採用することで、違和感のない走り心地を実現。
また、走行時の内側への倒れこみ(オーバープロネーション)を抑えるため、カカト部内側に硬度を高めた「Medial Post(メディアルポスト)」を配置し、安定性をサポートしています。
さらに、シューズの内側には足ブレを抑制するインナーサドルを搭載し、快適で安定した走りをサポートします。
着地の際、左右にグラついてしまう(足元が不安定な)方におすすめのアイテムです。
↓ Fresh Foam X 860 v13とFresh Foam X 880 v13の違い
- 内側への倒れ込みを防ぎ、着地の安定性が向上
- カカトを高くして、前へと転がりやすいロッカーボトム形状を搭載
- ランニング初心者の初めてのシューズに
【サブ5】Fresh Foam X 880 v13
「860 v13」同様、クッション性と反発性を高めた2層構造ミッドソールを搭載したシューズ。
「860 v13」同様の性能ですが、違う点は「880 v13」には「Medial Post(メディアルポスト)」が搭載されていません。
内側への倒れ込みを防ぐ機能がない分、より自然な着地を求める、運動経験のある方向けに仕上がっています。
また、「Medial Post」がない分、「860 v13」より10g軽いのも異なる点です。
着地の安定性を求めない、より自然な着地で走りたい方におすすめのアイテムです。
- カカトを高くして、前へと転がりやすいロッカーボトム形状を搭載
- ランニング初心者の初めてのシューズに
【完走】Fresh Foam X 1080 v13
Fresh Foamシリーズ最上位モデルであり、ニューバランスを代表するシューズ。
ミッドソールは新しい「Fresh Foam X」を採用し、ソフトな乗り心地を提供しつつ、反発性も併せ持ちます。
加えて、カヌーのようなソールのロッカー形状と相まって、より前へ進みやすい構造になっています。
また、アウトソールは新しいデザインが採用され、走行時の重心移動の軌跡データを元に、着地から蹴り出しまでスムーズな重心移動をサポートする形状に改良されています。
さらに、アッパーは甲周りにゆとりを持たせ、ゆったり、かつ快適なフィット感を実現しています。
衝撃吸収性に優れた最高のクッション性能ながら、前作より30gの軽量化を実現した、ロングジョグから日常使いまで幅広いシーンで活躍するアイテムです。
- 最高のクッション性能を誇る
- ケガを防ぎたいランニング初心者向け
- フルマラソン完走を目指すランナーのトレーニングシューズ
関連記事:【実費レビュー】ニューバランス「Fresh Foam X 1080 v13」の性能とは?普段のジョグからキツい練習後のリカバリージョグ用に最適です
まとめ
今回は、ニューバランスおすすめのランニングシューズをご紹介しました。
商品名 | FuelCell Rebel v4 | FuelCell Propel v4 | Fresh Foam X 860 v13 | Fresh Foam X 880 v13 | Fresh Foam X 1080 v13 |
目標タイム | サブ3.5~4 | サブ4~5 | サブ5 | サブ5 | 完走 |
アッパー | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ |
ミッドソール | FuelCell(PEBA配合) | FuelCell | Fresh Foam | Fresh Foam | Fresh Foam |
プレート | – | TPUプレート | – | – | – |
アウトソール | ソリッドラバー / N durance | Ndurance ラバー | NDurance ラバー | NDurance ラバー | Ndurance ラバー |
重量 | 195g | 305g | 320g | 310g | 265g |
ドロップ | 6mm | 6mm | 10mm | 10mm | 6mm |
足幅 | D (やや細い) | D (やや細い) / 2E (標準) | D / 2E / 4E | D / 2E / 4E | D / 2E / 4E |
クッション (5段階) | |||||
安定性 (5段階) | |||||
発売日 | 2024年3月8日 | 2023年3月 | 2022年10月 | 2022年10月 | 2023年10月 |
価格 (税込) | 16,500円 | 12,100円 | 15,400円 | 15,400円 | 18,700円 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
- FuelCell Rebel v4:軽量。プレート未搭載。
- FuelCell Propel v4:プレート初心者向け。
- Fresh Foam X 860 v13:安定した着地。足元が不安定な方向け。
- Fresh Foam X 880 v13:「860」の安定性を除いたver。ベーシックモデル。
- Fresh Foam X 1080 v13:フワフワなクッション感。
ぜひ、トレーニングやレース用シューズとして参考にしてみてください。
↓ 他のブランドのシューズはこちら
また、タイムごとにもまとめていますので、目指しているタイムにあったシューズを探してみて下さい。
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