【体験談】オン Cloudflow 5 実費レビュー!サブ4ランナーが徹底検証した履き心地と走行性能

オンのシューズで、超軽量かつ高反発、レースにも対応できるスピードモデルを探している方は必見です。
今回は、オンが販売する注目のトレーニングシューズ 『Cloudflow 5』 をご紹介します。
ジョギング初心者からベテランランナーまで、幅広いランナーをサポートするこのシューズの魅力を分かりやすく解説していきます。
『Cloudflow 5』の主な特徴は以下の通りです。
- 効率的な走行をサポートするスムーズスピードアシストテクノロジー(SSA)を搭載
- ミッドソールは柔らかさ、反発性、軽量性に優れたMIZUNO ENERZY NXTを搭載
- アッパーは足あたりが良いシームレスニット構造を採用
- サブ3〜サブ5のランナー向け
- 価格は16,500円(税込)
この記事を読めば、『Cloudflow 5』の性能や魅力がよく分かります。
購入を検討している方や少しでも気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
オン Cloudflow 5の基本情報を確認



2025年7月1日に発売された 『Cloudflow 5』 は、オンが販売する軽量かつ高反発なランニングシューズです。
トレーニングからレースまで幅広く活躍できる設計で、特に初心者から中級者のランナーにおすすめの一足。
ミッドソールは前作と同じ2層構造を採用しつつ、上層にはレーシングシューズ発想の 「Helion HF ハイパーフォーム」 を搭載。これにより、これまでにない力強い反発力を実現しました。
さらに、ナイロンにグラスファイバーを配合した新しい 「Speedboard(スピードボード)」 が加わり、よりしなやかで弾力性のある蹴り出しをサポートします。
インターバル走などのスピード練習はもちろん、ハーフマラソンからフルマラソンまで対応可能。どんな距離でも爆発的な推進力を体感できる一足です。
サブ3.5~サブ4を目指すランナーにとって、日々のトレーニングを支える頼もしい相棒 となるでしょう。
商品名 | Cloudflow 5 |
発売日 | 2025年7月1日 |
価格 (税込) | 23,100円 |
重量(g) ※片足 | 278 g |
ブランド | オン |
公式サイト | 詳細を見る |
オン Cloudflow 5の特徴!





続いて、『Cloudflow 5』の特徴です。
前作(Cloudflow 4)と比較しながら、紹介していきます。
アッパー







アッパーには、特殊な超軽量ウーブンメッシュ素材を採用。
高い通気性で、快適なランニングをサポートします。
さらに、熱がこもりやすかった足先まわりには、大きめの通気孔を無数に配置。
ランニング中でも蒸れにくく、爽やかな履き心地を実現しています。
シューズ上部のこと。足を上から覆うため、”フィット感”に影響する箇所です。ニットやメッシュ素材を使用するなど、各ブランドは”通気性”と”フィット感”を追求しています。一般的にニット素材は柔軟、伸縮性に優れ、メッシュ素材は軽量、耐久性(破れにくい)、通気性に優れています。
ミッドソール











ミッドソールは2層構造を採用しています。
下層には、オン独自のクッショニングシステム 「CloudTec(クラウドテック)」 を搭載。
アウトソールに配置された空洞状の 「Cloudパーツ」 が、着地のたびに垂直・水平方向へ圧縮し、衝撃をしっかり吸収します。
その後、圧縮されたパーツが元の形に戻る反動によって、力強い推進力を生み出します。
一方、上層にはオン最高峰のレースシューズから着想を得た 「Helion™ HF(ヘリオン ハイパーフォーム)」 を採用。
最大級の反発力で、強烈なエネルギーリターンを発揮し、きびきびとしたライド感を楽しめます。
ナイロン配合のSpeedboard搭載


「Speedboard(スピードボード)」 は、オン独自のカーボンプレートです。
「CloudTec」と連動し、一歩ごとの着地から生まれるエネルギーを強力な推進力へと変換します。
ガラス繊維強化ナイロンを配合した Speedboard® は、高硬度でありながら弾力性に優れ、パワフルな推進力を発揮。
さらに、前足部のロッカー形状が足を自然に前へ押し出し、スピードアップを後押しします。
インソールとアウトソールの間にあるソールのこと。”クッション性”や”反発性”など、各シューズによって強みが異なります。
シュータン







シュータンには薄手の生地を採用し、無数の通気孔を配置。
足の甲のムレを防ぎ、快適さをキープします。
さらに、シューズ本体と一体化しているためズレにくく、安定したフィット感を実現。
その結果、足との一体感が高まり、ストレスの少ない履き心地を提供してくれます。
足の甲を包み込むベロ口のこと。走行中に、シューズ内で足がズレないように、足の甲をホールドする役割があります。
シューレース




シューレースは程よい太さと十分な長さがあり、しっかり結ぶことができます。
走行中、解けることがなく使用できるため、ストレスフリーでした。
シューレースは靴ヒモのこと。シューズと足を一体化させる重要な役割を持っています。
ヒールカップ







立体構造の履き口がカカトをしっかり固定し、走行中のシューズ内でのズレを防ぎます。
加えて、カカト周りは補強されているため、着地時の足首の倒れを抑え、安定したフォームでランニングをサポートします。
カカトを包み込む部分のこと。走行中に、シューズ内で足がズレないように、カカトをホールドする役割があります。
アウトソール











アウトソールでは、着地によって擦り減りやすい部分にラバーを配置。
耐久性とグリップ力を高め、長距離走行にも対応します。
さらに、濡れた路面でもしっかり地面を捉え、滑りにくい仕様となっています。
地面と接地する靴底のこと。グリップ力のあるラバーが搭載されていることが多く、耐久性を上げつつ、走行中のスリップを防ぎます。
オン Cloudflow 5を使った私の体験談!

それでは『Cloudflow 5』を着用した、わたしの感想を紹介します。
履き心地
足の形に合うか(幅広、甲高などのフィット感)
まず驚いたのは、自分の足がすっきり収まったことでした。
初代Cloudflowから最新作まで試してきましたが、前作のCloudflow 4までは足幅が狭く、履き心地が合いませんでした。
しかし、今作は幅にゆとりがあり、久々に快適さを実感。
Cloudflowシリーズの特徴である「軽量さ」と「高反発性」を体現するように、見た目以上の軽さを感じました。
また、その場で足踏みするとカカトが沈み込む感覚があり、柔らかさも感じられる心地よい印象です。
サイズ感
サイズは普段履いているオンのシューズと同じで大丈夫です。
私は26cmを履いていますが、Cloudflow 5も同じ26cmで縦横ともにピッタリでした。
幅広の私の足でちょうど良かったので、普段から標準〜狭めのサイズを選んでいる方は、0.5cm下げるとさらにフィットすると思います。
長時間使用したときの快適さ
30℃を超える日に何度か使用しましたが、アッパーが薄く通気孔も大きいため、靴下がびしょびしょになるようなムレは感じませんでした。
さらに、アッパー周りが広めに作られているので、指先を自由に動かせて窮屈さもありません。
重量は278gと数値上はやや重めですが、実際に履くとそれほど重さを感じません。
ナイロン配合のプレート、「Cloudパーツ」の柔らかさ、そしてロッカー形状による前方への推進力が、それを忘れさせてくれるからだと思います。
適度なバウンス感が着地の衝撃を抑え、長時間の走行や歩行でも疲れにくい作り。
総合して、非常に快適なシューズだと感じました。
走行性能
実際の走行感
反発性が高く、自然とスピードが上がる感覚があります。
2層構造の間にオン独自のプレートを挟み込むことで、強力な推進力を実現。
ただし、カーボンプレートほど強烈ではないため「シューズに走らされる感覚」はなく、自分のペースをコントロールしやすいのが魅力です。
平地では雲の上を走っているように軽快で、上り下りではアウトソールのラバーが地面をしっかり捉え、安定感のある走りをサポート。
滑る感覚はほとんどなく、安心して走れました。
Cloudflowはインターバル走などのスピード練習に向いたモデル。
「自分の力で気持ちよく走りたい」というランナーにピッタリだと思います。
ペースや距離
一番走りやすいと感じたのは 5:20〜6:00/kmペース。
ちょうどフルマラソン3時間45分〜4時間10分(サブ4前後)のランナーに最適です。
私は調子が良いときは5:00/kmでも走れましたが、基本的には「気合を入れて走るペース走」に適している印象でした。
フルマラソンで使うなら、サブ5〜完走ペース(7:00/km前後)がベスト。
サブ4を目指すランナーであれば、普段のジョグ用シューズとしても重宝すると思います。
オン Cloudflow 5をおすすめする人

『Cloudflow 5』は、初心者から中級者、さらには効率的な走法を目指す上級者まで、幅広いランナーに適しています。
『Cloudflow 5』は、次のようなランナーに最適です。
■ サブ3.5〜サブ4を目指すランナー
強い反発力と軽量性があるため、フルマラソンでサブ4前後を狙うランナーに最適。
■ 普段のスピード練習を充実させたい人
インターバル走やペース走など、スピードを意識したトレーニングに向いています。
■ レースだけでなくトレーニングにも使えるシューズを探している人
軽量で推進力があるため、トレーニングからレースまで幅広く対応可能。
■ 快適性と通気性を重視するランナー
アッパーのウーブンメッシュやシュータン一体型の構造により、長時間でも蒸れにくくストレスが少ない履き心地。
■ 「軽さ+反発」を求めつつ、扱いやすさも欲しい人
カーボンプレートのようにシューズに走らされる感覚はなく、自分の感覚でペースを調整できます。
■ 前作のCloudflowで足幅が合わなかった人
Cloudflow 5では足幅がやや広くなり、フィット感が改善されています。
オン Cloudflow 5を最安で買えるのは?Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングとの価格差を解説!
公式サイト | 23,100円 (税込) |
Amazon | 23,100円 (税込) |
楽天 | 23,100円 (税込) |
Yahoo!ショッピング | 23,100円 (税込) |
スーパースポーツゼビオ | 23,100円 (税込) |
スポーツデポ・アルペン | 23,100円 (税込) |
各通販サイトのセール等で価格の変動がある場合もあるため、最新の価格は下記のリンクよりご覧ください。
まとめ
今回は、オンが販売する 『Cloudflow 5』 を紹介しました。
改めて感じたのは、「軽量性」「反発性」「快適性」のバランスが非常に優れているシューズだということです。
スピード練習からフルマラソンまで幅広く対応でき、特にサブ3.5〜サブ4を目指すランナーには心強い相棒になるでしょう。
アッパーの通気性やフィット感も大きく改善されており、長時間の使用でもストレスを感じにくい点も魅力です。
前作で足幅が合わなかった方でも、今作は履きやすさを実感できるはずです。
「トレーニングもレースも1足でこなしたい」「軽快に走りつつも安定感が欲しい」そんなランナーに、Cloudflow 5は自信を持っておすすめできるシューズです。
本製品が気になっていた方は、ぜひ参考にしてみてください。
本日は以上です。
商品名 | Cloudflow 5 |
発売日 | 2025年7月1日 |
価格 (税込) | 23,100円 |
重量(g) ※片足 | 278 g |
ブランド | オン |
公式サイト | 詳細を見る |
ブランド別・タイム別でランニングシューズを探す
最後に、ランニングシューズを販売しているブランドをまとめました。
また、タイムごとにもまとめていますので、目指しているタイムにあったシューズを探してみて下さい。
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【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ

フルマラソン出場までの流れをまとめました。
初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。
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