【大会レポート】第1回さいたまマラソン|さいたま国際マラソン以来4年ぶりとなる、さいたま市で開催されたマラソン大会
2024年2月12日(月・休日)に開催された「第1回 さいたまマラソン」に出場してきましたので、当日の様子やレース時に感じたことをご紹介します。
本大会は2019年大会を最後に開催が中止となった『第5回さいたま国際マラソン』の後継となる大会です。
会場、マラソンコースともに『さいたま国際マラソン』の時と同じ場所・コースが設定されました。
そのため、初(第1回)開催とは言え、過去『さいたま国際マラソン』に出場経験のある方にとっては懐かしさを感じる大会だったのではないでしょうか。
第1回 さいたまマラソンの概要
大会名称 | さいたまマラソン |
開催日 | 2024年2月12日(月・休) |
メイン会場 | さいたまスーパーアリーナ |
コース | さいたまマラソンコース(さいたまスーパーアリーナ発着、日本陸上競技連盟公認) |
スタート時刻 | 9:00 |
定員 | 14,000人 |
エントリー方法 | 先着順 |
参加料(税込) | 15,000円 |
制限時間 | 6時間 |
関門 | 9地点 |
事前発送物 | アスリートビブス(ナンバーカード)/計測チップ、大会オリジナル記念Tシャツ、手荷物預かり用ビニール袋、手荷物袋シール |
完走賞 | 完走記念メダル |
公式サイト | 詳細はこちら |
メイン会場
メイン会場は「さいたまスーパーアリーナ」です。
最寄り駅は「JR さいたま新都心駅(徒歩3分)」、もしくは「JR 北与野駅(徒歩7分)」になります。
「さいたま新都心駅」の場合、会場まで駅直結のため、スムーズに会場に向かうことができます。
フィニッシュ地点はスタート地点と同じ「さいたまスーパーアリーナ」なので、帰宅時も最寄り駅(さいたま新都心駅)までの距離が近く、少ない移動時間で電車に乗れるのも嬉しい点です。
コース
日本陸上競技連盟公認コースです。
「さいたまスーパーアリーナ」をスタートし、「さいたま新都心駅」や「北浦和駅」前の街並み、「新見沼大橋有料道路(10km過ぎ)」、「埼玉スタジアム2002」などを進み、再び「新見沼大橋有料道路(30km過ぎ)」を渡り、「さいたまスーパーアリーナ」に戻ってくるコースです。
レーススタート直後は都会の風景、10km過ぎからのどかな風景、そして、ラスト4kmは再び都会の風景と、42kmの中で様々な景色が楽しめます。
下記は「第5回 さいたま国際マラソン」のマラソンコースですが、全く同じコースが設定されていることが分かります。
前回大会(さいたま国際マラソン)との違いはフィニッシュ地点の場所で、前回は「さいたまスーパーアリーナ」横の公道でしたが、今回からは「さいたまスーパーアリーナ」内がフィニッシュ地点となりました。
これは『名古屋ウィメンズマラソン』のフィニッシュ※を彷彿とさせる、良い変更だと思います。
※「バンテリンドームナゴヤ(元ナゴヤドーム)」がフィニッシュ地点
エントリー方法
エントリーは「RUNNET」ホームページから行います。
申込期間は7月からで、”先着順”※です。
※ 定員になり次第、締め切り
- さいたま市⺠・越谷市⺠優先エントリー:2023年7月20日(木)12:00〜7月24日(月)23:59
- 一般エントリー:2023年7月25日(火)12:00開始
参加料(税込)は15,000円です。
次回以降に出場予定されている方は、参考にしてください。
事前発送物
事前に「アスリートビブス(ナンバーカード)/計測チップ」、「大会オリジナル記念Tシャツ」、「手荷物預かり用ビニール袋」、「手荷物袋シール」が自宅に届きます。
- アスリートビブス(ナンバーカード)/計測チップ
- 大会オリジナル記念Tシャツ
- 手荷物預かり用ビニール袋
- 手荷物袋シール
↓ アスリートビブス(ナンバーカード)/計測チップ付き※
※一般エントリーは1枚、プレミアムランナーは2枚
↓ 大会オリジナル記念Tシャツ
↓ 手荷物預かり用ビニール袋(45Lくらい)
↓ 手荷物袋シール
↓ チラシ
アスリートビブスなどは事前に自宅まで届くため、レース前日の受付はありません。
そのため、(遠方の方を除き)前泊する必要がなく、レース当日に会場に向かうことができます。
また、レース開始は9時00分からです。
会場最寄駅である「さいたま新都心駅」までは、「新宿駅から37分」「東京駅から40分」、「横浜駅から59分」、「千葉駅から90分」、「高崎駅から90分」ほどの距離なので、関東地方にお住まいの方※でも十分に間に合います。
※一部エリアのみ
前泊する必要がないため、日帰りでも出場できる点もポイントです。
第1回 さいたまマラソンの当日の様子
それでは、当日の様子をご紹介します。
下記は、私が実際に行動したスケジュールです。
- 21:00 夕食(CoCo壱番屋カレー)
- 24:00 就寝
- 4:00 起床(4時間睡眠)
- 4:20 朝食(コンビニおにぎり2個、オレンジジュース紙パック、ヨーグルト)
- 4:40 準備・着替え
- 6:00 出発・移動
- 7:30 最寄り駅到着(さいたま新都心駅)
- 7:40 会場到着
- 7:55 着替え・準備
- 8:15 荷物預け(約20分待ち)
- 8:35 トイレ(3分待ち)
- 8:45 整列完了
- 9:00 レース開始
- 13:05 フィニッシュ
- 13:07 完走メダル受け取り
- 13:10 荷物受け取り(約20分待ち)
- 13:30 着替え
- 14:00 帰宅(会場を出る)
レース当日の流れ、過ごし方は下記の記事で解説しています。
関連記事:フルマラソン当日の過ごし方・1日の流れは?起床時間や朝食など
【4:00〜】起床・朝食
レース当日は、しっかり身体が起きた状態で出発したいので、移動2時間前の4時00分に起床しました。
そこから朝食を摂り、エネルギーを補給しています。
レース当日の朝食は「おにぎり(2〜3個)」、「オレンジジュース(紙パック)」、「ヨーグルト(その時の気分で)」が私のデフォルトです。
この日は、下記のメニューを頂きました。
- おにぎり2個
- オレンジジュース
- ヨーグルト
前日にコンビニで購入
「おにぎり」はその日の体調で量を変え、エネルギーが足りていない日は3個食べるようにしています。
この日は前日に食べた「ココイチのカレー」がまだ残っていたので、2個に留めています。
[参考] レース前日のメニュー
ここ最近、レース前はココイチのカレーにしているため、この日も同じようにカレーを選択しました。
これは、先日行われたパリ五輪日本代表選考競技会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」にて、4位だった川内優輝選手のポストを見て、2023年のレースから「CoCo壱番屋」を選ぶようにしています。
- 豚しゃぶカレー(ライス600g):1,213円
- やさい(トッピング):250円
レース前は、毎回400~500g、食べる時間帯は18~19台にしています。
ですが、今回は600g、21時すぎに食べたのもあり、レース当日、起床時に胃もたれのような不快感を起こしてしまいました。
レース前は普段と同じ量・時間帯に食事を摂ることが重要だと、改めて実感しました。
【4:40~】準備・着替え
会場に到着してからスムーズに準備できるよう、事前に着替えてから向かうようにしています。
主に、「ソックス」「ハーフパンツ」を事前に着用し、「半袖シャツ」や「アームカバー」等は会場到着後、着用するようにしています。
また、本来であればレース日はファイテン「パワーテープ」を使用しますが、今回購入するのを忘れていたので、テープを貼らずに臨みました。
↓ ファイテン「パワーテープ」
貼るのと、貼らないのでは次の日の筋肉痛の痛みが異なるため、ぜひ貼ることをおすすめします。
レビュー記事:フルマラソンにおすすめファイテン パワーテープ!ランナーに最適な貼る場所は?
【7:30】最寄り駅到着(さいたま新都心駅)
レース開始1時間30分前の、7時30分に最寄り駅である「さいたま新都心駅」に到着しました。
電車での移動でしたが、7時間30分着の電車は立っている人がほとんどいないくらい空いていました。
また、「さいたま新都心駅」で降りるランナーも想像していたより多くはなく、ホームから階段を上り、改札を出るまでもスムーズに移動できました。
おそらく、この時間帯は比較的、空いている時間帯なんだと思います。
改札を出てから会場までは徒歩3分ほどですが、(上写真のとおり)道幅は広いため、こちらもスムーズに移動できました。
大会によっては最寄り駅からバス移動であったり、バスに乗車するまでの待ち列が長いことから徒歩20~30分ほど歩くこともあります。
その点、本大会は最寄り駅からのアクセスが良いため、ストレスなく会場に行けるのが嬉しいポイントです。
【7:40】会場到着
会場到着後、Aゲート、もしくはBゲートから入場し、準備します。
今回は「SAITAMA SUPER ARENA」の表記があるAゲートから入場しました。
開場は7時00分からなので、開場して30分後の様子になります。
ゲート入り口手前でアスリートビブスを提示し、簡単な荷物検査(軽く見る程度)を終え、入場となります。
会場は5つの階層に分かれており、着替え、荷物を預ける場所が異なりました(男性の場合のみ)。
- 5階:男性ランナー専用更衣エリア
- 4階:女性ランナー専用更衣エリア・女性手荷物預かり所
- 3階:プレミアムランナー/ビギナーサポートランナー専用スペース
- 2階:入場口
- 1階:男性手荷物預かり所
2階が入場口なので、男性は5階、女性は4階までエスカレーターを上り、更衣エリアまで移動する形でした。
【7:55】着替え・準備
メインアリーナを囲む形の廊下全体が男性更衣エリア(上図 赤枠)となっていました。
特に、仕切りがあるわけではなく、各々空いているスペースに荷物を置き、準備する形でした。
7時50分過ぎの男性更衣エリアはすでに多くのランナーがいましたが、ところどころスペースがあり、”大”混雑とまではいかなかったです。
ただ、広大なスペースがあるわけではなく、すぐ隣にはランナーがいる状態でした。
それに続々とランナーが更衣エリアまでやってくるため、ゆっくり準備したい方は7時に会場に着くのが良いと思います。
それか、できる限り、自宅や宿泊施設で着替えを済ませ、会場では最低限の準備をする程度にしておくことが良いと思いました。
更衣エリアは室内なので、寒くなかったことです。2月の8時台は気温一桁なので、屋外だと身体が冷えてしまいます。それに風が強ければ、荷物が飛ばされる心配もあり、ゆっくり着替えることができません。
[参考] 着用したウェア
この日は天候に恵まれ、天気は晴れ、最高気温12℃、平均気温6℃、最大風速6.3m/s、平均風速2.8m/sと、2月にしては寒くない気候でした。
- 天気:晴れ
- 最高気温:12℃
- 平均気温:6℃
- 最大風速:6.3m/s
- 平均風速:2.8m/s
そのため、私は下記のウェアで臨んでいます。
- ドライレイヤーベーシックVネックT(ドライレイヤー)
- 参加賞Tシャツ(半袖シャツ)
- ランニングマルチポケット5インチパンツ(ハーフパンツ)
- パフォーマンスハイソックス(ソックス)
- ナイキ エアロビル テイルウィンド(キャップ)
- メリノウール アームウォーマー(アームカバー)
- メリノウール グローブ ライト(手袋)
- COROS PACE 3(ウォッチ)
この中でもアームカバーと手袋はアールエルの商品を着用しましたが、どちらもメリノウール素材を使用した、大変お気に入りのアイテムです。
薄手ながら、冷えを軽減してくれるため、途中で暑くなることもなく、最後まで着用していられるスグレモノです。
そして、シューズはアシックス「NOVABLAST 4」を着用しました。
「NOVABLAST 4」はサブ4~5向けのシューズで、2024年1月に発売したばかりのシューズだったので、性能が気になり、着用しています。
【8:15】荷物預け(約20分待ち)
男性手荷物預かり所は1階メインアリーナです。
預かり所はアスリートビブスのA~Gで分かれていました。
私がいたのが(上記図の)214、215、216番のほうで、入り口が3つしかなかったため、20分ほど並びました。
8時15分に並んだので、焦りはありませんでしたが、ギリギリに並ぶと間に合わない可能性もあります。
本大会に限らず、荷物を預ける際は、時間に余裕を持つことが重要ですね。
預かり所にはスタッフさんがいたので、荷物を渡して完了です。
【8:35】トイレ(3分待ち)
トイレは「さいたまスーパーアリーナ」内にあるものと、大会用に設置された仮設トイレ(屋外)が使用できました。
定員14,000人に対し、アリーナ内のトイレは小172、大86(男性の場合)と、数が少なかったため、長蛇の列ができていました。
↓ 特に、入場口付近のトイレは多くの方が通る道だったこともあり、混んでいた印象です。
↓ そのため、私はアリーナ内のトイレは諦め、屋外のトイレに行く予定で移動しました。
↓ ですが、A・B・Cブロックに向かうE3ゲートの手前にあったトイレに行きました。
このトイレは8時20分以降しか入れない場所、かつアスリートビブスA・B・Cの方のみ通行できる場所にあったため、そこまで混んでおらず、待ち時間少なく利用できました。
結果、3分ほどで済ませることができたため、整列も余裕で間に合う形となりました。
【8:45】整列完了
↑ E3ゲートを出ると、Cブロックの最後尾の位置でした。
↑ Bブロックの最後尾と、Cブロックの先頭の位置です。
Bブロックの先頭のほうは日陰で寒いことから、多くのBブロックの方は日が当たる、この場所で待機していました。
↑ 整列場所には仮設トイレが設置されていました。
整列時間は8:20~8:50までで、時間内に整列できなかったからは最後尾(Gブロック)からのスタートとなります。
9:00までに整列できないと失格となるため注意しましょう。
【9:00~】レース開始
8時50分からセレモニーが開催され、さいたま市長の挨拶や、大会アンバサダー 野口みずきさんの応援メッセージなどがスピーカー越しに聞こえてきました。
その後、大会ゲストの紹介などがあり、8時59分から30秒前のアナウンス、10秒前にはカウントダウンが始まり、9時00分に無事、スタートしました。
↓ スタート時の様子です
ここからは、撮影した場所を紹介していきます。
スタート直後
スタート直後は「さいたまスーパーアリーナ」をぐるりと一周し、最寄り駅であるさいたま新都心駅まで戻ってきます。
スタート直後は片側二車線で道幅が広く、その後、片側一車線と道幅は狭くなります。
スタート直後はランナーが密集しがちですが、幅が広かったおかげで、接触することなく進むことができました。
1~2km地点
↓ 1kmすぎは、まだ「さいたまスーパーアリーナ」周辺とあって、街並みはスタート直後と変わりません。
↓ 2km地点手前には、太鼓による応援団がランナーを後押ししていました。
2~3km地点
↓ 3km地点は、最寄り駅の「さいたま新都心駅」のすぐそばです。
「さいたまスーパーアリーナ」を一周し、ここから浦和方面へと進んでいきます。
5km地点(給水所の様子)
↓ 給水所は全12箇所用意されており、最初の給水所はスタートから5.2kmの場所にありました。
給水所では「スポーツドリンク」と「水」の2種類が用意されていました。
- 第1(5.2km):水、スポーツドリンク
- 第2(10.2km):水、スポーツドリンク
- 第3(15.2km):水、スポーツドリンク
- 第4(20.3km):水、スポーツドリンク
- 第5(22.6km):水、スポーツドリンク
- 第6(25.2km):水、スポーツドリンク
- 第7(28.4km):水、スポーツドリンク
- 第8(30.4km):水、スポーツドリンク
- 第9(32.9km):水、スポーツドリンク
- 第10(35.2km):水、スポーツドリンク
- 第11(38.0km):水、スポーツドリンク
- 第12(40.4km):水、スポーツドリンク
↓ 良かった点は、残り箇所(テーブル数)が記載されていたことです。
この表記のおかげで、(手前は混雑するので、)あえて通過して、先の場所の紙コップを取ることができました。
↓ ゴミ箱は各給水所に複数個設置されていたので、一気飲みすることなく、自分のペースで給水できたのも良かったです。
8km地点
↓ 駒場運動公園横です。
ここは「8kmの部」のフィニッシュ地点になっています。
スタートは、「マラソンの部」「8kmの部」が一緒のタイミングでスタートする形でしたので、私の前にもフィニッシュ地点へ向かうランナーがいました。
「マラソンの部」に出場している方の中で、既に「キツい」と感じている方にとっては、一緒にフィニッシュ地点へ行きたい気持ちにさせられる、メンタルに来る区間でしたね。
8~9km地点
↓ 8km地点にある「駒場運動公園」を超えると、しばらく片側二車線道路へと入っていきます。
反対車線は35km地点のコースなので通ることはできませんが、「ここに戻ってくる頃には、どんな状態なんだろう。少しでも余裕があればいいな」と考えながら走っていました。
10km地点(新見沼大橋有料道路)
↓ コースの名所としても紹介されている「新見沼大橋有料道路」です。
周りに建物がないため、見晴らしがよく、とても気持ち良い空間でした。
この日は風速3m/sと、やや風があったため、この区間では風を感じながらの走りとなりました。
↓ 料金所を通過できます。
「新見沼大橋有料道路」は29kmすぎに、再び走る(戻ってくる)ことになるため、応援するには最適な場所ですね。
コース上には様々な看板あり
↓ コース上には、1kmごと、及び中間点(21.0975km)に距離表示の看板が設置されていました。
その1kmごとの距離表示看板には現在の距離と、この先の給水所やトイレまでの距離も記載されていました。
↓ また、コース上には9つの関門があり、関門500m手前に、関門の閉鎖時間が書かれた看板がありました。
↓ ちょうど関門には、現在の時刻が分かるデジタル時計が置かれていたので関門の目印になりますね。
↓ 関門には収容バスが用意されており、時間内に通過できなかったランナーはバスに乗ってフィニッシュ地点へ戻ります。
私は前回大会は、この収容バスに乗ってフィニッシュ地点まで戻ってきています。
↓ ここは第3関門「浦和大学」前ですが、浦和大学の学生?によるパフォーマンスが披露されていました。
太鼓の力強い音を聞いたことで気持ちが高ぶり、元気になったのを覚えています。
17km地点
↓ コースの名所としても紹介されている「埼玉スタジアム2002」が見える区間です。
↓ 雲一つない青空で、とてもキレイに撮ることができました。
↓ 第1折り返し地点の様子
中間点(21.0975km)
↓ 中間点です。
スタート時とは打って変わり、のどかな風景が味わえる区間です。
ここから23km過ぎの第2折り返し地点を通過し、フィニッシュ地点へと戻っていきます。
中間点以降は撮影していないため、写真はありません。
【13:05】フィニッシュ
↓ フィニッシュの様子です。
フィニッシュ地点は、「さいたまスーパーアリーナ」のメインアリーナ内です。
これまでアリーナ内のフィニッシュを経験したことがなかったため、室内のフィニッシュはとても新鮮でした。
結果は4時間5分55秒。
前回は23km地点の関門で途中棄権したため、無事、完走できてホッとしています。
【13:07】完走メダル受け取り
フィニッシュ後は、完走メダルと、スポーツドリンク、コッペパンを受け取りました。
- 完走メダル
- スポーツドリンク
- コッペパン
シューズに計測チップを付けていないので、計測チップの返却はなく、スムーズに移動できたのは良かったです。
【13:10】荷物受け取り(約20分待ち)
スタート前は、1階メインアリーナに移動して荷物を預ける形でした。
フィニッシュ後はそのまま1階で受け取らず、一旦2階に上がり、各ブロックごとの列に並んでの受け取りでした。
疲れた状態での階段は非常にツラいものがありましたが、何とか階段を上り移動したのを覚えています。
【13:50】帰宅(会場を出る)
フィニッシュ地点は「さいたまスーパーアリーナ」でしたので、朝とは逆の流れです。
会場外は人はいましたが、そこまでの混雑はなくスムーズに帰宅できました。
朝同様、ラクに移動できたのは良かったです。
第1回 さいたまマラソンに出場して感じたこと
スタート前の手荷物預かり所の動線が混雑しており、移動に時間がかかった
男性の手荷物預かり所はメインアリーナの座席(下図)を利用していました。
「さいたまスーパーアリーナ」の座席表を見てみると、他にも通路はありましたが、荷物を置いていたため、214、215、216番の3つしか移動経路はありませんでした。
その結果、一つの通路に人が押し寄せる形となりました。
また、通路が狭く、かつ階段を降りる動線だったため、時間がかかってしまったのだと思います。
動線を一つ増やすだけでも渋滞は緩和されると思うので、次回以降、何かしら改善されることを期待したいです。
フィニッシュ後の動線も混雑しており、移動に時間がかかった
フィニッシュ後の荷物の受け取りは一旦、2階に上がり、自分のブロックに移動する形でした。
スタート前同様、動線は3つ(214、215、216番)のみで、私がフィニッシュした4時間台には少しずつしか移動できないほど混雑していました。
↓ 2階に上がると、自分のブロックの場所に移動する形でしたが、今回は完走タイムが近いランナーごとに振り分けられており(ABC、FGなど)、返却場所はとても混雑していました。
A、B、Cは近いタイミングでのフィニッシュが予想されるため、A、B、Cそれぞれ離れた場所に配置することで、動線が異なり混雑具合が解消されると思いました。
それかフィニッシュ地点に戻って来るタイミングがバラバラの、アスリートビブス下一桁ごとに預かり所を分けるのでも良さそうですね。
前半の給水所の数を1~2箇所、増やしてほしかった
給水所は、全部で12箇所ありました。
気になったのは前半20kmまでの給水所の数で、第1(5.2km)、第2(10.2km)、第3(15.2km)、第4(20.3km)は5km間隔での設置。
第5以降(22.6km)は2~3km間隔での設置となりました。
- 第1(5.2km)
- 第2(10.2km)
- 第3(15.2km)
- 第4(20.3km)
- 第5(22.6km)
- 第6(25.2km)
- 第7(28.4km)
- 第8(30.4km)
- 第9(32.9km)
- 第10(35.2km)
- 第11(38.0km)
- 第12(40.4km)
個人的には第2(10.2km)以降は、第3(13km)、第4(16km)、第5(19km)・・・と3km間隔であると良かったです。
往復する箇所が多く、応援しやすい
ほとんどが同じ場所を2回通るコースなので、同じ場所で、2回(度)応援できます。
また、スタート地点の「さいたま新都心駅」から電車移動で、5km地点の「北浦和駅」、14km地点の「浦和美園駅」などへ移動できます。
- 5km地点:北浦和駅(4分)
- 14km地点:浦和美園駅(30分)
- 31km地点:東浦和駅(20分)
そのため、「さいたまスーパーアリーナ」で見送り、浦和美園駅へ電車で移動して応援、再び電車で「さいたまスーパーアリーナ」まで戻ってフィニッシュを見守ることが可能です。
多くの大会は複数箇所で応援することは難しいため、応援する方に優しいコースでしたね。
後半のアップダウンの連続には心が折れかけた
下記がコース全体の高低差ですが、全体的細かなアップダウンが多くあるコースでした。
↓ 前半は元気なので、そこまで気になりませんでしたが、15km地点までは細かなアップダウンが繰り返しありました。
↓ 後半20km以降ですが、キツい箇所が3つあり、それが28kmの「有料道路料金所」と、34kmの「中尾陸橋」、そして36kmの「新浦和橋」です。
この日は「NOVABLAST 4」のおかげか、足が攣ることはありませんでしたが、その一方で、お腹の調子が悪く、かなりしんどい思いをしました。
ただ、上り坂で歩いている人は多くなかったので、比較的、緩やかな上り坂だったのだと思います。
本大会は急な上り坂はありませんでしたが、数(緩やかな上り坂)で追い込んでくる、いやらしいコースでした。
まとめ
今回は、『第1回 さいたまマラソン』の大会の様子を紹介しました。
大会名称 | さいたまマラソン |
開催日 | 2024年2月12日(月・休) |
メイン会場 | さいたまスーパーアリーナ |
コース | さいたまマラソンコース(さいたまスーパーアリーナ発着、日本陸上競技連盟公認) |
スタート時刻 | 9:00 |
定員 | 14,000人 |
エントリー方法 | 先着順 |
参加料(税込) | 15,000円 |
制限時間 | 6時間 |
関門 | 9地点 |
事前発送物 | アスリートビブス(ナンバーカード)/計測チップ、大会オリジナル記念Tシャツ、手荷物預かり用ビニール袋、手荷物袋シール |
完走賞 | 完走記念メダル |
公式サイト | 詳細はこちら |
第1回大会ということで、初めての出場となりましたが、天候にも恵まれ、青空のもと、景色も良く、沿道の声援にも後押しされ、とても楽しく走ることができました。
次回以降、出場を検討されている方は参考にしてみてください。
本日は以上です。
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初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。
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