【2024年版】オンおすすめランニングシューズ6選!フルマラソン目標タイム別に解説
オンおすすめのランニングシューズ教えて下さい
そんな疑問にお答えします。
オンは2010年、「ランニングの世界を変える」という大きな目標を掲げ、スイスのチューリッヒで誕生したスポーツブランドです。
「雲の上を走っている」ような、ソフトな着地と勢いのある蹴り出しを生み出す、他のブランドでは味わえないシューズを販売しています。
現在では日本にも事業拠点があり、多くの日本人ランナーが愛用しているブランドでもあります。
そんな今回は、オンおすすめのランニングシューズをご紹介します。
サブ3.5〜5の目安ペースごとに紹介していくので、初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
オンの特徴
【特徴①】オン独自のミッドソールテクノロジー「Cloudパーツ」を搭載
オンのシューズには、他のブランドにはない独自のミッドソールを採用しています。
大きく分けて2種類あります。
- CloudTec®
- CloudTec Phase®
雲の上の走りが味わえる「CloudTec®」
「CloudTec(クラウドテック)」は、スイスで開発された独自のクッショニングシステムです。
オンの一番の特徴である、アウトソールに搭載された空洞の形をした「Cloudパーツ」が着地のたびに垂直方向や水平方向へ圧縮。
着地の衝撃を吸収し、蹴り出しのタイミングで圧縮された「Cloudパーツ」がもとの形に戻る反動で、高い推進力を生み出します。
また、クッション性も高いため、足への負担を減らし、ケガのリスクを軽減してくれます。
この緻密に設計された「CloudTec」は、すべてのオンのシューズの土台となっており、まるで、「雲の上を走っている」ような感覚で走行できるのが強みです。
↓ シューズによって「Cloudパーツ」の厚みが異なり、分厚いほど優れたクッション性と反発力が味わえます。
着地の衝撃を吸収し、ケガのリスクを軽減。安心して走りに集中できる
最適化技術が生んだ「CloudTec Phase®」
「CloudTec」をベースに、FEA(有限要素解析)ソフトウェアの力を利用して設計されたクッショニングシステムです。
↓ コンピューターに最適化されたテクノロジーである有限要素解析 (FEA) の力を利用。人体に与える影響を調査し、ストレスを与えない最適なシューズが作られた
「CloudTec Phase」はドミノ倒しのようにカカトからつま先にかけてCloudパーツが順々に圧縮することで、スムーズな乗り心地を実現しています。
まるでサーフィンで波乗りしているかのような、カカトからつま先へのスムーズな重心移動を重視したクッショニングとなります。
スムーズな重心移動を重視しており、滑るようになめらかなライド感が味わえる
【特徴②】着地のエネルギーをスピードに変換する「Speedboard」
「Speedboard(スピードボード)」はオン独自のカーボンプレートです。
「CloudTec」や「CloudTec Phase」と連動することで、一歩一歩の着地から生まれるエネルギーを強力な推進力へと変換する役割があります。
すべてのシューズに搭載されていますが、素材(カーボンやナイロン)、形、厚さ、カーブを調整することで、それぞれのランナーに合うプレートに仕上げています。
【特徴③】普段使いできるオシャレなデザイン
オンのシューズは、ランニングシーンに限らず、タウンユース(普段使い)での使用もできるようにデザインされています。
事実、『ゼロ・グラビティ』や『レヴェナント 蘇えりし者』などの作品を手掛けた撮影監督エマニュエル・チヴォ・ルベツキ氏が、アカデミー賞撮影賞の受賞を記念した、米ヴァラエティ誌の撮影で着用していた(上画像)のが、オンのシューズ(Cloud)になります。
他にも、「Cloud」の新モデルである「Cloud X」も、とあるファッション雑誌に取り上げれるなど、ランニングシューズにも関わらず、オシャレなシューズとして有名です。
オンおすすめランニングシューズ6選
それでは、おすすめのシューズを解説していきます。
商品名 | Cloudflow 4 | Cloudmonster 2 | Cloudstratus 3 | Cloudeclipse | Cloudsurfer | Cloudgo |
目標タイム | サブ3.5~4 | サブ3.5~4 | サブ4~5 | サブ4~5 | サブ4~5 | 完走 |
アッパー | エンジニアードウーブン | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ | エンジニアドメッシュ | – | エンジニアードメッシュ |
ミッドソール | CloudTec / Helion(2層構造) | CloudTec(巨大) / Helion(2層構造) | CloudTec(2層構造) / Helion | CloudTec Phase(2層構造) / Helion | CloudTec Phase / Helion | CloudTec / Helion |
プレート (Speedboard®) | ナイロン配合(スプーン形状) | ナイロン配合 | ナイロン配合 | 内蔵 | 内蔵 | TPU製 |
アウトソール | – | – | – | – | – | – |
重量 | 235g | 295g | 290g | 285g | 245g | 256g |
ドロップ | 8mm | 6mm | 6mm | 6mm | 10mm | 11mm |
足幅 | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー / ワイド | レギュラー / ワイド |
クッション (5段階) | ||||||
安定性 (5段階) | ||||||
用途 | 高速トレーニング、テンポ走、ロードレース | ロングラン、日常のランニング | 日常のランニング、リカバリーラン | ロングラン、日常トレーニング | 日常のランニング、テンポ走、ロードレース | 日常のランニング、テンポ走、高速トレーニング |
発売日 | 2023年10月 | 2024年2月 | 2023年8月 | 2023年11月 | 2023年3月 | 2022年8月 |
価格(税込) | 18,480円 | 21,780円 | 20,680円 | 20,680円 | 18,480円 | 16,830円 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
- Cloudflow 4:超軽量、かつ高反発。レースにも対応するスピードモデル
- Cloudmonster 2:超ド級のクッショニング、かつ反発
- Cloudstratus 3:高いクッショニング、かつ反発
- Cloudeclipse:最大級のクッショニング、かつ重心移動しやすいモデル
- Cloudsurfer:高いクッショニング、かつ重心移動しやすいモデル
- Cloudgo:初めてのシューズに
【サブ3.5】Cloudflow 4(クラウドフロー)
軽量、かつ高反発なトレーニングからレースで活躍するクラウドフロー4代目となるシューズ。
今作からミッドソールが2層構造になり、密度の異なるCloudTecが採用され、クッション性が向上。
その2層のミッドソールに挟まれる形でスプーン形状の「Speedboard」が反発性を向上させ、前へ前へと、足を押し出すパワフルな推進力を可能にしています。
また、アッパーには、オンのレーシングシューズ「Cloudboom Echo」にも使われているウーブン素材を採用し、通気性を確保しつつ、フィット感を向上させています。
さらに、アウトソールは濡れた路面でも滑りにくく設計されているだけでなく、石がつまらないように改良されています。
5kmからハーフマラソン、フルマラソンと、どんな距離でも爆発的な推進力が味わえるシューズです。
↓ Cloudflow 3とCloudflow 4の違い
- 軽量級
- クッション性と反発性に優れたスピードモデル
- スピード練習やテンポアップ走などスピードを出したいときのトレーニング用に最適
- サブ3.5~4を目指す方のレースシューズに最適
【サブ3.5~4】Cloudmonster 2(クラウドモンスター)
オン史上最大のCloudパーツ「CloudTec」を搭載した、超ド級のクッショニングを誇るシューズ。
前作同様、ミッドソールには「Helion(ヘリオン)」を採用していますが、今作は二層構造にアップデート。
上層には高反発性のある素材を、下層にはソフトな着地と優れた反発性のある素材を採用し、前作以上のクッション性と反発力が味わえます。
また、ミッドソールに内蔵されている「Speedboard(スピードボード)」は、ポリプロピレンからナイロンへと素材を変更することで、前作以上にスピードが出しやすく改良されています。
さらに、アッパーにはエンジニアードメッシュ素材を使用し、履き心地の良さを提供しています。
オン最大級のクッション性能、かつ反発性能にも優れた、スピードを出しながら「雲の上の走り」が存分に体験できるシューズです。
↓ CloudmonsterとCloudmonster 2の違い
- 超ド級のクッショニング
- クッション性と反発性に優れたスピードモデル
- ロングランや日常のランニングなど様々なシーンで活躍するトレーニング用シューズ
- サブ3.5~4を目指す方のレースシューズに最適
レビュー記事(今作):【実費レビュー】オン Cloudmonster 2(クラウドモンスター 2)の性能とは?着地が気持ちいいクッション抜群のシューズです
レビュー記事(前作):【実費レビュー】オン クラウドモンスターの性能とは?オン史上最高のクッション性を誇るサブ4向けシューズ
【サブ4~5】Cloudstratus 3(クラウドストラタス)
2層構造の「CloudTec」が特徴の、クラウドストラトス3代目となるシューズ。
前作からミッドソールの形状を見直し、Helion™スーパーフォームが着地の衝撃を吸収しつつ、前作よりもソフトで、跳ねるような高いクッション性を実現。
また、2層の「CloudTec」と「Speedboard」が結合することで、高い反発力を生み出し、スピード走行も可能にしています。
さらに、新構造のアッパーにより足入れ時の快適性も向上し、長時間のランニングでも快適な履き心地を実現しています。
プログレッシブ・スポーツ・テクノロジー社が行った独自調査の結果、『2倍のCloudTec®より、は筋肉痛の発生を減らす』効果があることが証明された、足の負担を軽減したい方におすすめのシューズです。
↓ Cloudstratus 2とCloudstratus 3の違い
- 筋肉疲労を軽減する2倍のCloudTec
- 高いクッション性能から、足の負担を軽減したい方に最適
- 日常のランニングやリカバリーランなど様々なシーンで活躍するトレーニング用シューズ
- サブ4~5を目指す方のレースシューズに最適
【サブ4~5】Cloudeclipse(クラウドエクリプス)
オン史上最も厚いミッドソールを搭載したシューズ。
2層構造の「CloudTec Phase®」を搭載しており、カカトからつま先に向かってCloudパーツが順々に圧縮する設計で、まるで、”ドミノ倒し”かのように、着地時に圧縮。
その圧縮されたCloudパーツが元に戻る力により波に乗るような感覚で、スムーズな重心移動を可能にし、かつてないほどスムーズな走行を実現しています。
また、衝撃吸収力に優れた「Helion™スーパーフォーム」を使用することで膝への衝撃を吸収し、足の疲労を軽減します。
さらに、通気性をもたらすエンジニアードメッシュをアッパー全体に配置することで、快適な履き心地が味わえます。
汎用性が高く、普段のジョグや長時間のランニング(ロング走)、レース後のリカバリーと,様々なシーンにおすすめのシューズです。
目標タイム | サブ4~5 |
アッパー | エンジニアドメッシュ |
ミッドソール | CloudTec Phase(2層構造) / Helion |
プレート (Speedboard®) | 内蔵 |
アウトソール | – |
重量 | 285g |
ドロップ | 6mm |
足幅 | レギュラー |
クッション (5段階) | |
安定性 (5段階) | |
用途 | ロングラン、日常トレーニング |
発売日 | 2023年11月 |
価格(税込) | 20,680円 |
公式サイト | 詳細を見る |
- 2層構造の「CloudTec Phase」を搭載
- 波に乗るような感覚で、スムーズな重心移動が可能
- ロングランや日常トレーニングなど様々なシーンで活躍するトレーニング用シューズ
- サブ4~5を目指す方のレースシューズに最適
レビュー記事:【実費レビュー】オン Cloudeclipse(クラウドエクリプス)の性能とは?リズムよく走行したい方におすすめのシューズです
【サブ4~5】Cloudsurfer(クラウドサーファー)
コンピューターによる有限要素解析(FEA)技術を使って、徹底的にシミュレーションされ作られたクラウドサーファーが大幅リニューアル。
ミッドソールに搭載されたコンピューター生成された「CloudTec」が、着地する足の動きに沿って”ドミノ倒し”のように順に圧縮。
圧縮された「CloudTec」が元に戻る力により、波に乗るようなスムーズな重心移動を可能にしています。
また、「Speedboard®」が搭載されていることで、クッション性だけでなく、反発性も向上し、スピード走行も可能にしています。
名前の通り、「波に乗る」ような、滑らかな走りが味わえるトレーニングから5km、10km、ハーフマラソンにおすすめのシューズです。
目標タイム | サブ4~5 |
アッパー | – |
ミッドソール | CloudTec Phase / Helion |
プレート (Speedboard®) | 内蔵 |
アウトソール | – |
重量 | 245g |
ドロップ | 10mm |
足幅 | レギュラー / ワイド |
クッション (5段階) | |
安定性 (5段階) | |
用途 | 日常のランニング、テンポ走、ロードレース |
発売日 | 2023年3月 |
価格(税込) | 18,480円 |
公式サイト | 詳細を見る |
- 「CloudTec Phase」を搭載
- 波に乗るような感覚で、スムーズな重心移動が可能
- 日常トレーニングやテンポ走、ロードレースなど様々なシーンで活躍するトレーニング用シューズ
- サブ4~5を目指す方のレースシューズに最適
↓ CloudeclipseとCloudsurferの違い
【完走】Cloudgo(クラウドゴー)
初めてのランでも、数十回目のランでも変わらず、「CloudTec」のクッショニングテクノロジーが一段上の安定した走り心地を実現する、軽量シューズ。
ミッドソールの「CloudTec」とTPU製「Speedboard」を搭載しており、柔らかなクッショニングで衝撃から足を守り、着地のエネルギーを推進力に変換。
また、ドロップ11mmと、オンシューズの中でもドロップ差が大きいことから、自然と足を前へと押し出してくれる走り心地が味わえます。
さらに、サステナビリティも向上しており、特殊構造のポリエステルメッシュのうち、85〜90%が再生素材を使用した環境に優しい作りに。
ランニングを始めたばかりの方の1足目に相応しい、快適さと推進力を両立したシューズです。
目標タイム | 完走 |
アッパー | エンジニアードメッシュ |
ミッドソール | CloudTec / Helion |
プレート (Speedboard®) | TPU製 |
アウトソール | – |
重量 | 256g |
ドロップ | 11mm |
足幅 | レギュラー / ワイド |
クッション (5段階) | |
安定性 (5段階) | |
用途 | 日常のランニング、テンポ走、高速トレーニング |
発売日 | 2022年8月 |
価格(税込) | 16,830円 |
公式サイト | 詳細を見る |
- クッション性と安定性の両方を備えている
- 1歩1歩転がるようなライド感が得られる
- ランニング初心者の1足目に最適なトレーニングシューズ
まとめ
今回は、オンおすすめのランニングシューズをご紹介しました。
商品名 | Cloudflow 4 | Cloudmonster 2 | Cloudstratus 3 | Cloudeclipse | Cloudsurfer | Cloudgo |
目標タイム | サブ3.5~4 | サブ3.5~4 | サブ4~5 | サブ4~5 | サブ4~5 | 完走 |
アッパー | エンジニアードウーブン | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ | エンジニアドメッシュ | – | エンジニアードメッシュ |
ミッドソール | CloudTec / Helion(2層構造) | CloudTec(巨大) / Helion(2層構造) | CloudTec(2層構造) / Helion | CloudTec Phase(2層構造) / Helion | CloudTec Phase / Helion | CloudTec / Helion |
プレート (Speedboard®) | ナイロン配合(スプーン形状) | ナイロン配合 | ナイロン配合 | 内蔵 | 内蔵 | TPU製 |
アウトソール | – | – | – | – | – | – |
重量 | 235g | 295g | 290g | 285g | 245g | 256g |
ドロップ | 8mm | 6mm | 6mm | 6mm | 10mm | 11mm |
足幅 | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー | レギュラー / ワイド | レギュラー / ワイド |
クッション (5段階) | ||||||
安定性 (5段階) | ||||||
用途 | 高速トレーニング、テンポ走、ロードレース | ロングラン、日常のランニング | 日常のランニング、リカバリーラン | ロングラン、日常トレーニング | 日常のランニング、テンポ走、ロードレース | 日常のランニング、テンポ走、高速トレーニング |
発売日 | 2023年10月 | 2024年2月 | 2023年8月 | 2023年11月 | 2023年3月 | 2022年8月 |
価格(税込) | 18,480円 | 21,780円 | 20,680円 | 20,680円 | 18,480円 | 16,830円 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
- Cloudflow 4:超軽量、かつ高反発。レースにも対応するスピードモデル
- Cloudmonster 2:超ド級のクッショニング、かつ反発
- Cloudstratus 3:高いクッショニング、かつ反発
- Cloudeclipse:最大級のクッショニング、かつ重心移動しやすいモデル
- Cloudsurfer:高いクッショニング、かつ重心移動しやすいモデル
- Cloudgo:初めてのシューズに
ぜひ、トレーニングやレース用シューズとして参考にしてみてください。
↓ 他のブランドのシューズはこちら
また、タイムごとにもまとめていますので、目指しているタイムにあったシューズを探してみて下さい。
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【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ
フルマラソン出場までの流れをまとめました。
初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。
マラソン大会の選び方
購入すべきランニンググッズ
完走するためのトレーニング方法
レース前日や当日の過ごし方
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