【体験談】ニューバランスFresh Foam X 1080v14実費レビュー!サブ4ランナー目線で試したリアルな感想

ニューバランスの中でも、クッション性と快適な走行感を重視したシューズを探している方は必見です。
この記事では、ニューバランスのフラッグシップモデル『Fresh Foam X 1080v14(フレッシュフォーム エックス テンエイティー)』を紹介します。
本製品の特徴は、下記の通りです。
- ミッドソールに「Fresh Foam X」を採用し、抜群のクッション性を実現
- ロッカー構造でスムーズな重心移動をサポート
- 安定感と快適性を両立した万能シューズ
- サブ4を目指すランナーのレース用や、完走を目標とする方のトレーニング用に最適
この記事を読めば、『Fresh Foam X 1080v14』の魅力や実際の走り心地が分かります。
購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
Fresh Foam X 1080v14の基本情報を確認



『Fresh Foam X 1080v14』は、2024年10月10日に発売されたニューバランスのフラッグシップモデルです。
高いクッション性と快適なフィット感を備えたロングラン向けシューズとして、多くのランナーから支持を集めています。
ミッドソールには、前作から継続して「Fresh Foam X」を採用。
ソフトで安定感のあるクッショニングが特徴で、長距離でも足への負担を軽減します。
さらにロッカー構造を取り入れることで、自然な重心移動を促し、転がるようにスムーズな走りをサポート。
重量は約300gと、適度な軽量性を確保しつつ、安定性や耐久性もバランスよく設計されています。
ジョギングからフルマラソンまで幅広く対応し、サブ4を目指すランナーのレース用や、完走を目標とするランナーのトレーニング用にもおすすめできる一足です。
商品名 | Fresh Foam X 1080v14 |
発売日 | 2024年10月10日 |
価格 (税込) | 19,800円 |
重量(g) ※片足 | 300g |
ブランド | ニューバランス |
公式サイト | 詳細を見る |
Fresh Foam X 1080v14の特徴!




続いて、本製品の特徴です。
前作(Fresh Foam X 1080v13)と比較しながら、紹介していきます。
アッパー








アッパーには、通気性に優れたエンジニアードメッシュを採用。
このメッシュ素材は軽量で破れにくく、耐久性と通気性を兼ね備えており、シューズ全体の快適さを高めています。
熱がこもりやすかった足の甲まわりのデザインが見直され、よりムレを防ぎながらフィット感が向上しました。
さらに、大きめの通気孔が無数に配置されているため、ランニング中でも足が蒸れにくい仕様になっています。
シューズ上部のこと。足を上から覆うため、”フィット感”に影響する箇所です。ニットやメッシュ素材を使用するなど、各ブランドは”通気性”と”フィット感”を追求しています。一般的にニット素材は柔軟、伸縮性に優れ、メッシュ素材は軽量、耐久性(破れにくい)、通気性に優れています。
ミッドソール










ミッドソールには、前作に続き「Fresh Foam X」を採用。
この素材は衝撃吸収性に優れ、ソフトなクッショニングで快適な走行をサポートします。
特にカカト部分に厚みを持たせることで、着地時の衝撃をしっかりと和らげ、長時間のランニングでも安定した履き心地を実現。

さらに、前足部が反り上がったロッカー形状により、自然と重心が前へ移動し、スムーズな足運びが可能になります。
反発力で弾むというよりも、転がるように推進力を生み出す感覚で、スピードにもつなげられます。
インソールとアウトソールの間にあるソールのこと。”クッション性”や”反発性”など、各シューズによって強みが異なります。
シュータン







シュータンには厚みのある生地を採用し、足の甲をしっかりと固定します。
さらにシューズ本体と一体化しているため、ズレにくく安定したフィット感を実現。
その結果、足との一体感が高まり、ストレスの少ない快適な履き心地を提供してくれます。
足の甲を包み込むベロ口のこと。走行中に、シューズ内で足がズレないように、足の甲をホールドする役割があります。
シューレース


シューレースは程よい太さで、長さもあるため、しっかり結ぶことができます。
走行中、解けることがなく使用できるため、ストレスフリーでした。
シューレースは靴ヒモのこと。シューズと足を一体化させる重要な役割を持っています。
ヒールカップ









立体構造の履き口がカカトをしっかり固定し、走行中のシューズ内でのズレを防ぎます。
さらに肉厚のクッションがカカトを包み込み、高いフィット感を実現。
加えて、カカト周りは補強されているため、着地時の足首の倒れを抑え、安定したフォームでランニングをサポートします。
カカトを包み込む部分のこと。走行中に、シューズ内で足がズレないように、カカトをホールドする役割があります。
アウトソール







アウトソールはデザインを一新し、重心移動がよりスムーズになるよう最適化。
踵から前足部へ自然に体重を移動できるため、走行時の流れが途切れにくくなっています。
また、踵外側には高耐久素材「N durance」を配置し、摩耗に強い仕様に。
前足部には蹴り出しやすい構造を取り入れることで、効率的に推進力を生み出し、エネルギーロスの少ない走りを実現しています。
地面と接地する靴底のこと。グリップ力のあるラバーが搭載されていることが多く、耐久性を上げつつ、走行中のスリップを防ぎます。
インソール



インソールは取り外しできるため、より自分の足に合ったインソールに変更することも可能です。
中敷きのこと。足が直接触れる箇所なので、(自身の足の形に合うものを選べば、)フィット感が向上します。他にも、着地の衝撃を吸収したり、土踏まずをサポートするなどの役割があります。
Fresh Foam X 1080v14を使った私の体験談!

履き心地
足の形に合うか(幅広、甲高などのフィット感)
ニューバランス1080シリーズは足幅の選択肢が豊富で、「D(やや細め)」「2E(標準)」「4E(幅広)」の3タイプがあります。
私は幅広足なので、前作の1080v13では「4E」を選びました。
今回の1080v14を試したところ、「D」はやっぱりきつめでしたが、「2E」でちょうど良いフィット感でした。
アッパーは柔らかい素材で、指の動きに合わせて伸びてくれるので、圧迫感はなく快適。
かかとのホールド感も強く、全体的に足を包み込むような安心感があります。
長時間のランニングでも「窮屈さゼロ」で走れる履き心地でした。
サイズ感
サイズ選びは普段のニューバランスと同じで大丈夫です。
私はいつも26cmを履いていて、この1080v14も26cmでぴったりでした。
他ブランドと比べてもほぼ同じ感覚で履けるので、サイズ選びに悩むことは少ないと思います。
幅広の人でも安心できるのは、このモデルの魅力のひとつです。
長時間使用したときの快適さ
1080v14は「ふわふわ系のクッション」が最大の特徴です。
ランニング用としてはもちろん、普段使いでも履きやすいデザインなので、仕事や移動で長時間履いても疲れにくいです。
一歩一歩の着地が柔らかく、衝撃をしっかり吸収してくれる感覚があります。
シューズのドロップ(かかととつま先の高低差)は6mmと標準的で、自然な姿勢で走れるのも良かった点です。
走行性能
実際の走行感
とにかくクッション性が高く「ふわふわ感」を味わえます。
ソールがロッカー形状なので、かかと着地から前に転がるようにスムーズに進み、自然と次の一歩が出る感じです。
重量は約300gありますが、実際に走っていると重さはあまり気にならず、むしろ安定感につながっています。
接地面積も広いので、着地が安定してブレにくいのも安心ポイントです。
ペースや距離
私が一番走りやすいと感じたのは 6:00〜7:30/kmペース。
ジョグやリカバリーラン、LSDにぴったりのシューズです。
調子がいいときは4分台〜5分台でも走れましたが、基本的には「ゆっくり気持ちよく走る用」と考えた方が合っています。
フルマラソンで使うなら サブ5〜完走ペース(7:00/km前後)がベスト。
サブ4を目指すランナーなら、普段のジョグ用シューズとして重宝すると思います。
- サブ4目標のレース用:5:40/kmペースで走る場合、軽さと反発力が大きな助けになります。
- サブ3.5目標のトレーニング用:ペース走やビルドアップ走(5:00/km前後)に最適です。
トレーニングで使用して感じたこと


レビューにあたり、実際にこのシューズで60kmほど走ってみました。
正直、スピードを出すタイプのシューズではないので、何も意識せずに走っていると自然と平均6:00/kmくらいのペースに落ち着きました。
ただ、「ちょっとスピードを上げてみようかな」と思って意識して走ると、5:20~4:50/kmペースまで上がってスムーズに足が運べます。
これは正直、シューズの性能の高さに驚きました。
とはいえ、普段ランニングで使うなら、私は「スピードを出さずにのんびり走りたいとき」に履くのが合ってるかなと思います。
他のブランドのジョグシューズだと、ジョグ用なのに気づいたら4分台までスピードが出ちゃうモデルもありますが、このシューズは“のんびりペースも心地よい”というのがポイントです。
マラニックや、マラソントレーニング序盤のロング走なんかにはぴったりだと感じました。
特に気に入ったのは、着地のときに沈み込みすぎず、程よいクッションから自然に蹴り出せる感覚。
このバランスが個人的には心地よくて、走っていて安心感があります。

さらに、この特性をしっかり引き出してくれるのが別売りのニューバランスインソールです。
組み合わせると走り心地が一段階アップする印象です。
詳しくは別記事で解説していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
Fresh Foam X 1080v14をおすすめする人
実際に履いてみて「安定感」と「ふわふわのクッション性」が印象的でした。
レース本番よりも、日常のジョグやロング走で頼りになる一足だと思います。
Fresh Foam X 1080v14を最安で買えるのは?Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングとの価格差を解説!
公式サイト | 19,800円 (税込) |
Amazon | 13,860円 (税込) |
楽天 | 19,800円 (税込) |
Yahoo!ショッピング | 13,590円 (税込) |
スーパースポーツゼビオ | 19,800円 (税込) |
スポーツデポ・アルペン | 17,820円 (税込) |
各通販サイトのセール等で価格の変動がある場合もあるため、最新の価格は下記のリンクよりご覧ください。
まとめ
今回は、ニューバランスが販売する『Fresh Foam X 1080v14』を紹介しました。
改めて感じたのは、ジョギングからフルマラソンまで幅広く使える万能さです。
サブ4を目指すランナーのトレーニング用はもちろん、のんびり完走を目標にしているランナーにもおすすめできる一足です。
さらに、シンプルなデザインなのでランニングだけでなく普段履きにもなじみます。
私自身、仕事の移動や帰宅ランでも使っていて、「この1足あれば十分」と思えるほど頼れる存在です。
まさに“万能シューズ”という言葉がぴったりだと実感しました。
もし『1080v14』が気になっていた方は、ぜひ参考にしてみてください。
商品名 | Fresh Foam X 1080v14 |
発売日 | 2024年10月10日 |
価格 (税込) | 19,800円 |
重量(g) ※片足 | 300g |
ブランド | ニューバランス |
公式サイト | 詳細を見る |
ブランド別・タイム別でランニングシューズを探す
最後に、ランニングシューズを販売しているブランドをまとめました。
また、タイムごとにもまとめていますので、目指しているタイムにあったシューズを探してみて下さい。
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【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ

フルマラソン出場までの流れをまとめました。
初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。
マラソン大会の選び方
購入すべきランニンググッズ
完走するためのトレーニング方法
レース前日や当日の過ごし方
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