そんな疑問にお答えします。
『ウィンゾーン エナジージェル(以下ウィンゾーン)』は、創立100年の医療用新薬メーカー日本新薬が販売している補給食です。
第76回びわ湖毎日マラソンで優勝&フルマラソン日本新記録2:04:56を記録した富士通の鈴木健吾選手が2年以上愛用している補給食となります。
特徴は、脂肪活用×脚つり対策×エネルギー補給と、3つ同時にサポートしてくれる点。
味はカフェインなしとカフェインありで分かれており、全部で4種類。
- 味(カフェインなし)
- ・シークヮーサー風味
・マスカット風味
・パイナップル風味 - 味(カフェインあり)
- ・オレンジ風味
価格は270円(税込)と、他の補給食と同じくらいの価格設定となります。
公式オンラインショップやAmazon、楽天(下記リンク)で購入可能です。
ウィンゾーン エナジージェルについて(概要)

ウィンゾーン エナジージェルの特徴
はじめに、『ウィンゾーン』の特徴です。
ポイント
・バナナ1本分のエネルギー(115kcal)が摂取できる
・脚つり対策に効果あるマグネシウム50mg配合
・脂肪燃焼効果のあるヒドロキシクエン酸100mg配合
・スッキリ美味しいフルーツ風味
・アンチ・ドーピング認証取得で大会でも使用可
参照:ウィンゾーン公式HPより
『ウィンゾーン』はバナナ1本分の「エネルギー」と脚つり対策に効果的な「マグネシウム」を効率よく摂取できる世界初のエネルギー補給食です。
エネルギーをすばやく筋肉に届ける「ヒドロキシクエン酸」を100mg配合することで、エネルギー切れを起こす前に短時間でエネルギー供給することができます。
また、「ヒドロキシクエン酸」には脂肪燃焼効果があるため、効率よく脂肪をエネルギーに変換してくれる点もポイントです。
- フルマラソンにおけるエネルギー消費について
- そもそも、人は「糖質」と「脂肪」をエネルギーに変えて走ります。通常、糖質は燃焼しやすく(エネルギー変換されやすい)、脂肪は燃焼しにくい(変換されるまでに時間がかかる)特徴があります。また、人間の体内に貯めておける糖質の量は約1,500kcalで(脂肪は約7,000kcal)、フルマラソン完走には2,500kcal必要なので、必然的に1,000kcal足らない計算になります。そこで重要なのが脂肪を効率よくエネルギーに変換すること。その脂肪の燃焼を助けてくれるのが「ヒドロキシクエン酸」であり、『ウィンゾーン』になります。
他には、オレンジ風味のみ「カフェイン」を配合。
「カフェイン」には覚醒作用があり、パフォーマンスアップや疲労を軽減してくれる効果があります。
なので、レース後半のモチベーション維持や集中力を高めたい方は「カフェイン入り」がおすすめです。
『ウィンゾーン』に入っている栄養成分は以下のとおりです。
- 1本(40g)あたり
- ・エネルギー:115kcal
・たんぱく質:0g
・脂質:0g
・炭水化物:29g
・食塩相当量:0g
・マグネシウム:50mg
・ヒドロキシクエン酸:100mg
・カフェイン50mg※
※オレンジ風味のみ
商品の味・食べやすさ
味はカフェインなしとカフェインありで分かれており、全部で4種類。
- 味(カフェインなし)
- ・シークヮーサー風味
・マスカット風味
・パイナップル風味 - 味(カフェインあり)
- ・オレンジ風味
カフェインなしのシークヮーサー風味・マスカット風味を食べましたが、とても美味しく、飲みやすかったです。
シークヮーサー風味に関しては酸味があるので、疲れている状態でもグビグビ摂取できます。
また、ジェルタイプですが、ジェル特有のドロッとさがなく、水なしで摂取できる点も評価が高いです。
携帯しやすさ
非常にコンパクトで厚みもないので、携帯しやすい補給食です。
フルマラソン時、2〜3コポケットに入れていても大丈夫なほど、持ち運びしやすいです。
大きさはこんな感じ。

成人男性の片手ですが、手のひらに収まるサイズなのでストレスなく摂取できます。
飲むタイミングは?
公式サイトには特に記載はありませんでしたが、1時間に1度の摂取が良いでしょう。
仮に、サブ4目標(4時間以内完走)であれば、11km地点(1時間経過時)、21km地点(2時間経過時)、32km地点(3時間経過時)で摂取するという形です。
(他のタイムが目標の場合、高精度計算サイトで時間を計算してみてください。)
というのも、補給食は摂取してからエネルギーに変換されるまで30分かかるため、1時間に1度の摂取をおすすめしています。
まとめ・評価
最後に個人的な評価です。☆5つ満点で評価しました。
味(飲みやすさ) | (4.5 / 5.0) |
効果(マラソン向きか) | (4.5 / 5.0) |
価格(入手しやすさ) | (4.0 / 5.0) |
携帯しやすさ | (4.5 / 5.0) |
総合評価 | (4.0 / 5.0) |
個人的に高評価の補給食です。
エネルギーやマグネシウム、カフェインといったマラソンに必要な栄養素が豊富に含まれています。
また、味が美味しく、飲みやすかった点でこの評価となりました。
下記は、エネルギー量を100g換算した場合の各補給食の比較です。
- DNS エナジー ジェル(326kcal)
- マグオン エナジージェル(292kcal)
- ウィンゾーン エナジージェル(287kcal)
- チャレンジャー・パワーリキッド(282kcal)
- コーダ(ショッツ)エナジージェル(260kcal)
- ピットイン エナジージェル(246kcal)
- メダリスト エナジージェル(235〜237kcal)
ご覧のように、今回のラインナップの中でもエネルギー量は多いことが分かります。
ぜひ、レースに出場される際の参考にしていただければと思います。
以上、『ウィンゾーン』のレビューでした。
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