そんな疑問にお答えします。
『コーダ(ショッツ)エナジージェル(以下コーダ)』は、バナナ約1本分のエネルギー(117kcal)がわずか数分で吸収される、即効性の高い補給食です。
また、グルテンフリー(小麦アレルギーの方OK)、かつヴィーガン(完全菜食主義者)の方に対応。
他の補給食にない特徴を持っています。
味はカフェインなしとカフェインありで分かれており、全部で7種類。
- 味(カフェインなし)
- ・LEMON LIME
・WILD BERRY
・MANGO PASSION
・COLA - 味(カフェインあり)
- ・GREEN PLUM
・COLA VANILLA
・CAPPUCCINO
価格は260円(税込)と、他の補給食と同じくらいの価格設定となります。
公式オンラインショップやAmazon、楽天(下記リンク)で購入可能です。
コーダ(ショッツ)エナジージェルについて(概要)
shotz(ショッツ)からKODA(コーダ)へ
KODA(コーダ)は、スポーツ栄養学に基づいた商品を提供しているオーストラリアを本拠地とした企業です。
歴史は長く24年間のあいだ、アスリートのための商品開発や栄養学に関する経験を積んできています。
また、2020年4月にshotz(ショッツ)からKODA(コーダ)にブランド名が変更され、パッケージデザインも新しくなっています。

コーダ(ショッツ)エナジージェルの特徴
カフェインなしとカフェインありの2タイプありますが、下記がそれぞれの特徴です。
ポイント(カフェインなし)
・グルテンフリー&フルクトース(果糖)
・速効性 わずか数分で吸収
・高エネルギー 45gで約117Kcal
・マルトデキストリンが脂肪を燃やす起爆剤に
・ヴィーガンOK
・フリーアンチ・ドーピング検査済
参照:コーダ公式HPより
ポイント(カフェインあり)
・グルテンフリー&フルクトース(果糖)フリー
・ヴィーガンOK
・脂肪を燃焼! 筋肉痛を軽減
・レース中のモチベーションを維持
・脳疲労を軽減
・有酸素運動のダイエットに最適
・アンチ・ドーピング検査済
参照:コーダ公式HPより
『コーダ』は、バナナ約1本分の「エネルギー」(117kcal)がわずか数分で吸収される、即効性の高い補給食です。
「マルトデキストリン」の効果ですばやくエネルギーを作り出すため、最後までパフォーマンスを持続させることができます。
また、GREEN PLUMやCOLA VANILLAなど3種類には、「カフェイン」を配合。
「カフェイン」には覚醒作用があり、パフォーマンスアップや疲労を軽減してくれる効果があります。
なので、レース後半のモチベーション維持や集中力を高めたい方は「カフェイン入り」がおすすめです。
グルテンフリー(小麦アレルギーの方もOK)かつ ヴィーガンの方でも摂取できる点もポイントです。
『コーダ』に入っている栄養成分は以下のとおりです。

- 1本(45g)あたり
- ・エネルギー:117kcal
・たんぱく質:0g
・脂質:0g
・炭水化物:29.8g
・糖質:2.9g
・ナトリウム:36mg
・カリウム:18mg
・カフェイン80mg※
※GREEN PLUM、COLA VANILLA、CAPPUCCINOのみ
「ナトリウム」や「カリウム」はミネラルの1種で、汗とともに失われる栄養成分でもあります。
「ナトリウム」と「カリウム」に加え、「マグネシウム」のバランスが悪くなると脚がつったり、ケイレンするため、積極的な摂取が大事です。
『コーダ』には、「マグネシウム」が含まれていないため、他の補給食と併用することでレース中のトラブルを最小限に抑えることができるでしょう。
- マグネシウム入り補給食
- ・ウィンゾーン エナジージェル(50mg)
・マグオン エナジージェル(50mg)
・DNS エナジー ジェル(50mg)
・チャレンジャー・パワーリキッド(40mg)
商品の味・食べやすさ
味はカフェインなしとカフェインありで分かれており、全部で7種類。
- 味(カフェインなし)
- ・LEMON LIME
・WILD BERRY
・MANGO PASSION
・COLA - 味(カフェインあり)
- ・GREEN PLUM
・COLA VANILLA
・CAPPUCCINO
カフェインなしのレモンライム・コーラ味、カフェインありのカプチーノ味を食べましたが、美味しかったです。
水なしでもいけましたが、やはりジェル特有のドロッとさがあったので、自分の口に合うか確認すると良いでしょう。
レース時の理想は、給水所で水分と一緒に飲むとストレスなく摂取できます。
ついでに給水所では、ゴミも捨てられるので。
携帯しやすさ
非常にコンパクトで厚みもないので、ポケットの中にラクラク入ります。

iphone8と比較
フルマラソン時、2〜3コポケットに入れていても問題ないほど持ち運びしやすいです。
また、つまみ部分が出っ張っているので、走りながらでも開けやすいのもポイントです。

大きさはこんな感じ。

成人男性の片手ですが、手のひらに収まるサイズなのでストレスなく摂取できます。
飲むタイミングは?
本製品のパッケージには、「トレーニングやレース開始10分前、強度に応じて30分間隔で摂取すると良い」と書かれていました。
通常、1時間に1度の摂取を推奨している補給食が多い中、即効性が高いこともあり30分間隔なんですね。
ただ、摂取しすぎると身体にかかるダメージが大きいため、1時間間隔での摂取が良いでしょう。
仮に、サブ4目標(4時間以内完走)であれば、11km地点(1時間経過時)、21km地点(2時間経過時)、32km地点(3時間経過時)で摂取するという形です。
(他のタイムが目標の場合、高精度計算サイトで時間を計算してみてください。)
あとは、その日の体調にもよるので、好みの時間で摂取すると良さそうです。
まとめ・評価
最後に個人的な評価です。☆5つ満点で評価しました。
味(飲みやすさ) | (3.0 / 5.0) |
効果(マラソン向きか) | (4.0 / 5.0) |
価格(入手しやすさ) | (4.0 / 5.0) |
携帯しやすさ | (4.5 / 5.0) |
総合評価 | (3.5 / 5.0) |
「効果」「価格」「携帯しやすい」の点で評価は高いですが、「味(飲みやすさ)」ではやや評価が下がりました。
やはりジェルタイプということでジェル特有のドロッとさが人によって好みは分かれるかなと。
ただ、すばやくエネルギーを作り出す点では、ランナーには嬉しい効果だと思います。
さらに、グルテンフリー(小麦アレルギーの方OK)、かつヴィーガン(完全菜食主義者)の方に対応している貴重な補給食という点で他の補給食と差別化されています。
下記は、エネルギー量を100g換算した場合の各補給食との比較です。
- DNS エナジー ジェル(326kcal)
- マグオン エナジージェル(292kcal)
- ウィンゾーン エナジージェル(287kcal)
- チャレンジャー・パワーリキッド(282kcal)
- コーダ(ショッツ)エナジージェル(260kcal)
- ピットイン エナジージェル(246kcal)
- メダリスト エナジージェル(235〜237kcal)
ご覧のように、今回のラインナップの中ではややエネルギー量は少ないです。
ぜひ、レースに出場される際の参考にしていただければと思います。
以上、『コーダ』のレビューでした。