【実費レビュー】KODAエナジージェルの効果は?味や飲むタイミング解説
KODAエナジージェルの効果は?
そんな疑問にお答えします。
『KODAエナジージェル(以下、本製品)』は、バナナ約1.3本分のエネルギー(117kcal)が摂取できる補給食です。
味は、全部で6種類。
・レモンライム
・ワイルドベリー
・マンゴーパッション
・コーラ
・グリーンプラム
・コーラバニラ
・カプチーノ
価格は292円(税込)と、他の補給食と同じくらいの価格設定となります。
公式オンラインショップやAmazon、楽天(下記リンク)で購入可能です。
KODAエナジージェルの基本情報
本製品は、バナナ約1.3本分の「エネルギー」(117kcal)が摂取できる補給食です。
味
味は、全部で7種類。
・レモンライム
・ワイルドベリー
・マンゴーパッション
・コーラ
・グリーンプラム
・コーラバニラ
・カプチーノ
種類が豊富なので、”味の好み”に合わせて選択できます。
栄養成分
本製品は”味”によって、入っている「成分」が異なります。
以下が、「レモンライム」「ワイルドベリー」「マンゴーパッション」「コーラ」の場合の栄養成分です。
・エネルギー:117kcal
・たんぱく質:0g
・脂質:0g
・炭水化物:29.8g
・糖質:2.9g
・ナトリウム:36mg
・カリウム:18mg
※レモンライム、ワイルドベリー、マンゴーパッション、コーラの場合
続いて、「グリーンプラム」「コーラバニラ」「カプチーノ」の場合の栄養成分です。
・エネルギー:117kcal
・たんぱく質:0g
・脂質:0g
・炭水化物:29.8g
・糖質:2.9g
・ナトリウム:36mg
・カリウム:18mg
・カフェイン80mg
※グリーンプラム、コーラバニラ、カプチーノの場合
ご覧のように、「グリーンプラム」「コーラバニラ」「カプチーノ」には、カフェインが入っています。
カフェイン※はパフォーマンスを向上させる効果があるため、状況に応じて、飲み分けましょう。
※詳細は後述する
価格
1袋、税込み292円です。
1袋あたりの補給食の相場が200〜300円なので、お求めやすい価格設定になっています。
KODAエナジージェルの特徴
続いて、本製品の特徴です。
・バナナ約1.3本分のエネルギーが摂取できる
・マルトデキストリン効果で素早くエネルギーチャージ
・汗で失われるナトリウムを配合
・カフェイン入りで疲労軽減
・グルテンフリー
・携帯しやすい小型パウチ
・アンチ・ドーピング認証取得で大会でも使用可
【特徴①】バナナ約1.3本分のエネルギーが摂取できる
1袋あたり、117kcalのエネルギーが摂取できます。
これは、バナナ約1.3本分※のエネルギー量に匹敵するほどの量を、本製品で補えます。
※バナナ1本あたり86kcalで計算:日本食品標準成分表
「ランニング中にバナナ1本を食べる」と思うと、かなりのエネルギーを手軽に摂取できることが分かりますね。
【特徴②】マルトデキストリン効果で素早くエネルギーチャージ
わずか数分で吸収される効果を持つ「マルトデキストリン」を配合。
運動時の筋肉や脳のエネルギー源となる「マルトデキストリン」の特徴として、エネルギーの吸収スピードを早める効果があります。
そのため、本製品を摂取後、すぐにエネルギーを身体に供給することができ、最後までパフォーマンスを持続させることができます。
特に、フルマラソンのような、長時間にわたり行われる競技では、1秒でも早くエネルギーを使用したいため、吸収スピードの早い「マルトデキストリン」が効率よくサポートしてくれます。
【特徴③】汗で失われるナトリウムを配合
「足つり」を防ぐ、ナトリウム36mg(食塩相当量0.0914g)配合。
ナトリウムは汗で失われるミネラルの1種で、筋肉の収縮・弛緩の働きを保つ効果を持ちます。
ナトリウムが体内から減少することで、筋肉の収縮・弛緩がうまくいかなくなり、「足つり」が起こります。
そのため、レース中に本製品を摂取し、ナトリウムを補給することで、足つりを予防できるでしょう。
【特徴④】カフェイン入りで疲労軽減
「グリーンプラム」「コーラバニラ」「カプチーノ」にのみ、カフェイン80mg配合。
カフェインには覚醒作用があり、集中力を再度高め、一時的に疲労を軽減する効果があります。
そのため、「疲れが出やすい」「集中力がきれやすい」25〜30km地点でカフェインを摂取することで、疲労が緩和され、もうひと踏ん張りできます。
特に、記録更新を目指している方は、足が止まりだすレース後半に(「グリーンプラム」「コーラバニラ」「カプチーノ」を)摂取しましょう。
関連記事:【ランナー必見】フルマラソンでカフェインを摂取する目的|摂取方法やタイミングを解説
【特徴⑤】グルテンフリー
本製品は「小麦」ではなく「トウモロコシ」を使用しているため、小麦アレルギーの方も摂取できます。
また、普段から小麦製品を控えている方も、安心して摂取できる、数少ない補給食です。
【特徴⑥】携帯しやすい小型パウチ
非常にコンパクトで厚みもないので、携帯しやすい補給食です。
レース時、2〜3個(ハーフパンツの)ポケットに入れていても大丈夫なほど、持ち運びしやすいです。
大きさはこんな感じ。
成人男性の片手ですが、手のひらに収まるサイズ感です。
ウエストポーチやバックパックを携帯しなくても持ち運びしやすいため、手ぶらで走りたい方におすすめです。
【特徴⑦】アンチ・ドーピング認証取得で大会でも使用可
本製品はアンチドーピング認証を受けているため、信頼性は担保され、安心して摂取できます。
市民ランナーにはあまり関係ありませんが、アスリートの方は「オリンピック」などに出場する際、ドーピング検査を受けます。
ですが、上記の認証を受けている食品は、ドーピング検査に引っかからないことを意味します。
要するに、アスリートの方も安心して摂取できる食品ということです。
摂取してみた感想
カフェインなしの「レモンライム」「コーラ」、カフェインありの「カプチーノ味」を食べましたが、美味しかったです。
水なしでもいけましたが、やはりジェル特有のドロッとさがあったので、自分の口に合うか確認すると良いでしょう。
水分と一緒に飲むと、ストレスなく摂取できるため、レース中に摂取する際は、給水所で水とともに飲むことをおすすめします。
また、つまみ部分が出っ張っているので、走りながらでも開けやすいのもポイントです。
飲むタイミングは?
本製品のパッケージには、「トレーニングやレース開始10分前、強度に応じて30分間隔で摂取すると良い」と書かれていました。
通常、1時間に1度の摂取を推奨している補給食が多い中、(マルトデキストリン効果で)即効性が高いこともあり30分間隔なんですね。
ただ、ジェルは胃への負担が大きく、大量に摂取すると、”胃痛”や”むかつき”、”吐き気”を引き起こしやすくなるため、1時間に1度の摂取がおすすめです。
摂取例
仮に、サブ4目標(4時間以内完走)※であれば、11km地点(1時間経過時)、21km地点(2時間経過時)、32km地点(3時間経過時)で摂取するという形です。
※他の目標タイムの摂取タイミングはこちらをご覧ください。
また、味は全部で7種類あるので、1時間ごとに味を変えることで、飽きることなく飲めます。
スタート直前:レモンライム(カフェインなし)
11km地点:ワイルドベリー(カフェインなし)
21km地点:コーラ(カフェインなし)
32km地点:カプチーノ(カフェインあり)
レース前半は「カフェインなし」の味を摂取し、(前述の通り、)25〜30km地点で「カフェインあり」の味を摂取し、ブーストをかけましょう。
カフェインには覚醒作用があるので、疲れているからこそ効果を発揮してくれます。
まとめ・評価
最後に個人的な評価です。☆5つ満点で評価しました。
味(飲みやすさ) | (3.0 / 5.0) |
効果(マラソン向きか) | (4.0 / 5.0) |
価格(入手しやすさ) | (4.0 / 5.0) |
携帯しやすさ | (4.5 / 5.0) |
総合評価 | (3.5 / 5.0) |
「効果」「価格」「携帯しやすい」の点で評価は高いですが、「味(飲みやすさ)」ではやや評価が下がりました。
ジェルタイプということで、ジェル特有のドロッとさが人によって好みは分かれるかなと。
ただ、すばやくエネルギーを作り出す点では、ランナーには嬉しい効果だと思います。
さらに、グルテンフリー(小麦アレルギーの方OK)に対応している、数少ない補給食という点で、他の補給食と差別化されています。
下記は、エネルギー量を100g換算した場合の各補給食との比較です。
- エネもち(362 kcal)
- Mag-onエナジージェル(292 kcal)
- WINZONE エナジージェル(287 kcal)
- チャレンジャー・パワーリキッド(282 kcal)
- スポーツようかん(282 kcal)
- アミノサウルスジェル(264〜271 kcal)
- KODAエナジージェル(260 kcal)
- メダリスト エナジージェル(233〜237 kcal)
- アスリチューン・ポケットエナジー(223 kcal)
ご覧のように、他の補給食に比べ、ややエネルギー量は少ないです。
ぜひ、レースに出場される際の参考にしていただければと思います。
以上、コーダのレビューでした。
関連記事:フルマラソンにおすすめの補給食15選【サブ3.5、サブ4、サブ5向け】
【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ
フルマラソン出場までの流れをまとめました。
初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。
マラソン大会の選び方
購入すべきランニンググッズ
完走するためのトレーニング方法
レース前日や当日の過ごし方
▼詳しくはこちら
【完全版】初心者がフルマラソン完走するためのロードマップ