手ぶらでフルマラソンに出場したい!最低限必要な持ち物と格好(ウェア)とは
リュックやウエストポーチを持たずにフルマラソンに出場したいです。どんなことに注意すれば良いですか?
そんな疑問にお答えします。
フルマラソンは42.195kmと、普段のトレーニングとは違い、長時間走り続けます。
家の周辺で、30〜60分程度のランニングをするのであれば、”手ぶら”でも問題ありません。
ですが、人によっては4〜7時間走り続けるフルマラソン時に手ぶらなのは、少し不安だと思います。
私はフルマラソン時、手ぶらでの走行が良いので、必要最低限の持ち物だけ携帯して走っています。
そこで今回は、手ぶらでフルマラソンに出場する際の最低限必要な持ち物と格好(ウェア)を紹介します。
私が実際に着用したウェア(格好)
上記は、10月に出場した「水戸黄門漫遊マラソン」時のコーディネートです。
半袖シャツ(もしくは長袖シャツ)は、参加賞のTシャツやランニングチームのTシャツ、お気に入りのTシャツなど、何でもOKです。
手ぶらで走るなら、ハーフパンツは「マルチポケット搭載」のアイテムをおすすめします。
ウエスト周りに複数のポケットを搭載しているので、たくさんの持ち物を携帯することができます。
マルチポケットパンツは、『アシックス』と『ミズノ』が有名、かつ人気です。
両ブランドは「ハーフパンツ」「ロングパンツ」、そして、アシックスのみ「ロングタイツ」を販売しています。
そのため、暑い時期や寒い時期など季節に合わせて、着用可能です。
関連記事:アシックスとミズノの「ランニング用マルチポケットパンツ」を比較!どちらがフルマラソンにおすすめ?
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どんな持ち物を携帯すれば良いの?
手ぶらで走行する場合、必要最低限の持ち物だけ携帯する形になります。
私は、下記の持ち物を携帯してフルマラソンに完走しています。
- スマートフォン
- エネルギージェル
- アームカバー
- 手袋
- リップクリーム
- ポンチョ
スマートフォン
写真を撮ったり、動画を撮影したり、マラソン大会ならではの風景を写真に収める際に活躍します。
特に、1度きりの挑戦で、「今後2度と出場しない」と決めている方は、思い出として写真を撮ると良いです。
また、音楽を聴いたり、現在の様子をSNSに投稿したり、友人や家族に連絡する際にも使えます。
マルチポケット搭載パンツはスマートフォン専用のポケットが備わっているため、問題なく携帯できます。
関連記事:レース中にスマホは必要?マラソン大会でスマホを持ち運ぶ方法
エネルギージェル
レース中、手軽にエネルギー補給ができる「エネルギージェル」は欠かせません。
フルマラソン完走には、約2,500kcalを消費します。
レース前に朝食などでエネルギーを補給したとしても、人間が体内に貯めておけるエネルギーは約1,500kcalです。
単純計算でも約1,000kcal足らないため、レース中に、都度「エネルギージェル」でエネルギーを補給する形になります。
エネルギージェルがコンパクトなので携帯しやすく、かつ走りながらでも食べやすい(飲みやすい)ため、多くのランナーが複数個携帯しています。
私は、1回のフルマラソンで3個(+1個(その時のコンディション次第で))携帯していますが、ハーフパンツのポケットに収納しても嵩張りません。
また、軽量なので、走行中もポケット内で揺れることがないため、ストレスなく持ち運びできます。
下記に、おすすめのエネルギージェルを紹介しているので、ぜひ、試してみてください。
関連記事:フルマラソンにおすすめの補給食15選【サブ3.5、サブ4、サブ5向け】
コースには給食所があるため、万が一忘れてもエネルギー補給はできる
大会によっては、コース上に給食所があり、「バナナ」や「ようかん」、「チョコレート」などが用意されています。
そのため、万が一、エネルギージェルを忘れたとしても、これらは食べることでエネルギー補給ができます。
ただ、数に限りがあり、あなたが到着したときには、既に”売り切れ”てしまっていることもあるため、その点を覚えておきましょう。
下記が、一例です。
- 福岡マラソン2022: 元岡トマト、あまおう苺 鶴乃子、とっとーと、豆乳うどん
- 富山マラソン2023: ますずし、シャインマスカット、しろえびせんべい、富山のかまぼこ
- 金沢マラソン2023: 金沢砂丘すいかゼリー、笹寿し紅鮭、きんつば、金沢カレー、
- 函館マラソン2023: ミニ丸缶羊羹、チーズオムレット、炊き込み海鮮丼、冷やし塩ラーメン、夕張メロン・らいでんスイカ
- 高知龍馬マラソン2023: ゆずジュース、なすゼリー
アームカバー
アームカバーは肌の露出箇所(両腕)に着用するアイテムで、体温の低下を抑え、寒さ対策することができます。
フルマラソンは9時00分スタートと、冷え込む時間帯に行われるため、「半袖シャツ」だけでは寒い場合、着用して身体の冷えを抑えます。
アームカバーの良い点は、走りながらでも着脱しやすい点です。
日中(11〜12時台)は気温も上がるため、暑くなれば(体温が上がれば)脱ぎ、ポケットに収納して走行します。
薄手の生地のアイテムが多いため、ポケットに収納しても嵩張らず、手ぶらで走行するのに最適なアイテムです。
関連記事:ランニングにおすすめのアームカバー10選|着用する効果や選び方は?
手袋
手袋は、寒さ対策としての効果があるアイテムです。
指先が冷えると身体全体の体温が低下し、筋力の低下や関節の硬直など、その後のパフォーマンスに影響を及ぼすため、寒い時期は欠かせません。
アームカバー同様、嵩張らないため、手ぶらで走行するのに最適なアイテムです。
関連記事:ランニンググローブおすすめ7選!ランニング時に手袋を着用する効果や選び方は?
リップクリーム
コース上には給水所があり水分補給ができますが、それ以上に汗をかき、体内の水分が不足してくると、唇が乾燥してきます。
一度、乾いてしまうと気になって仕方がない方は、リップクリームがあると便利です。
特に、冬場は乾燥しやすいので、持っておくと安心です。
ポンチョ
雨が降りそうな日にあると便利な持ち物は、ポンチョです。
ウェアが濡れると体温が低下し、低体温症になる恐れがあります。
また、濡れすぎるとウェアが重くなり、走りに影響が出てしまいます。
フルマラソンは雨が降っていても開催されるため、途中で雨が降っても良いようにポンチョを携帯しましょう。
また、薄着で寒さに耐えられないときにも、ポンチョが活躍します。
冷たい風をシャットアウトできるため、寒さ対策できます。
ポンチョを用意する際は、(上写真のように)ゼッケンが透けて見えるよう、透明なものを購入しましょう。
関連記事:【実費レビュー】フルマラソンで活躍するアシックス ポンチョ|雨・寒さ対策に最適なアイテムです
まとめ
今回は、手ぶらでフルマラソンに出場する際の最低限必要な持ち物と格好(ウェア)を紹介しました。
私は必要最低限の持ち物のみを携帯し、なるべく身軽な格好で走行しています。
ぜひ、参考にしてみてください。
また、最後まで走りきれる自信がなく、途中で歩いてしまうだろうと思っている方は、フルマラソンレース中に歩く予定の方は必見!準備しておきたい持ち物を紹介をご覧ください。
歩く際は、走る以上に、多くの時間を費やしてしまうため、適切な装備やアイテムが欠かせません。
より多くの持ち物を携帯したほうが安心なので、上記の記事で紹介した持ち物を携帯しましょう。
ぜひ、フルマラソン完走に向け、参考にしてみてください。
本日は以上です。
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【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ
フルマラソン出場までの流れをまとめました。
初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。
マラソン大会の選び方
購入すべきランニンググッズ
完走するためのトレーニング方法
レース前日や当日の過ごし方
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