【実費レビュー】スポーツようかんの効果は?味や食べるタイミング解説
スポーツようかんの効果は?
そんな疑問にお答えします。
スポーツようかん(以下、本製品)は、バナナ約1.3本分のエネルギー(113kcal)が手軽に摂取できる補給食です。
ようかんはジェルやゼリータイプの補給食と違い、馴染みのある食べ物なので、人を選ばず食べれます。
というのもジェルの場合、ジェル特有のドロッとさがあり、人によっては「口に合わない」ということがあるからです。
味は、全部で2種類。
・あずき
・カカオ
価格は108円と、他の補給食と比べ、安いので入手しやすいです。
全国のスポーツ店やAmazon、楽天市場(下記リンク)などで購入可能です。
スポーツようかんの基本情報
本製品は、バナナ約1.3本分のエネルギー(あずき:113kcal、カカオ:124kcal)が手軽に摂取できる補給食です。
味
味は、全部で2種類。
・あずき
・カカオ
ようかん定番の味「あずき」、そして、口直し(気分転換)に最適なチョコ味の「カカオ」の2種類が販売されています。
栄養成分
以下が、栄養成分です。
・エネルギー:113kcal
・たんぱく質:1.4g
・脂質:0.1g
・炭水化物:26.5g
・食塩相当量:0.14g
・カリウム:9mg
・マグネシウム:6mg
・カルシウム:13mg
・マルトデキストリン
・パラチノース
価格
1本、税込み108円です。
1本あたりの補給食の相場が200〜300円なので、お求めやすい価格設定になっています。
スポーツようかんの特徴
続いて、本製品の特徴です。
・バナナ約1.3本分のエネルギーが摂取できる
・即効性糖質と持続性糖質をバランスよく配合
・汗で失われるナトリウム配合
・咀嚼効果で満腹感が得られる
・走りながらでも開封しやすい作り
・携帯しやすいパッケージ
【特徴①】バナナ約1.3本分のエネルギーが摂取できる
1本あたり、113kcal(あずき味)、124kcal(カカオ味)のエネルギーが摂取できます。
これは、バナナ約1.3本分※のエネルギー量に匹敵するほどの量を、本製品で補えます。
※バナナ1本あたり86kcalで計算:日本食品標準成分表
「ランニング中にバナナ1本を食べる」と思うと、かなりのエネルギーを手軽に摂取できることが分かりますね。
【特徴②】即効性糖質と持続性糖質をバランスよく配合
身体にすばやく吸収される「グラニュー糖」、そして、ゆっくり吸収される「パラチノース」「マルトデキストリン」をバランスよく配合。
113kcalのエネルギーを時間差で吸収させることで、持続的にエネルギーを供給でき、エネルギー切れになることを防いでくれます。
【特徴③】汗で失われるナトリウム配合
「足つり」を防ぐ、ナトリウム55mg(= 食塩相当量0.14g)配合。
ナトリウムは汗で失われるミネラルの1種で、筋肉の収縮・弛緩の働きを保つ効果を持ちます。
ナトリウムが体内から減少することで、筋肉の収縮・弛緩がうまくいかなくなり、「足つり」が起こります。
そのため、レース中に本製品を摂取し、ナトリウムを補給することで、足つりを予防できるでしょう。
【特徴④】咀嚼効果で満腹感が得られる
本製品は固形物(ようかん)なので、咀嚼しながら摂取します。
レースは3〜7時間の長時間にわたり行われますが、レース途中の12〜13時(お昼どき)にお腹が空いてきます。
1回お腹が空くと、走りに集中できなくなりますし、かといって、走行中、気軽にご飯が食べられるわけではありません。
そういった観点から、本製品を摂るだけで満腹感が得られるのは、その後のレースに影響を及ぼさない、良い点でしょう。
【特徴⑤】走りながらでも開封しやすい作り
両手で封を切らずに、(片手で)商品中央部をギュッと押すだけで「ようかん」が出てきます。
なので、腕振りに影響することなく、スムーズなエネルギー補給ができる商品です。
【特徴⑥】携帯しやすいパッケージ
手で持つと分かるのですが、非常にコンパクトです。
厚みもないので、ハーフパンツのポケットに入れて走っても問題ないでしょう。
摂取してみた感想
「ようかん」が好きな方は、美味しくいただける
「あずき味」を食べましたが、コンビニやスーパーで売っている「ようかん」の味と変わらず美味しくいただけました。
なので、ようかんが好きな方であれば、美味しくいただけます。
ただ、水分量は多くないので、のどが渇いているときは食べにくいかと思います。
レース時であれば、給水所で水分と一緒に食べると良いでしょう。
開封も簡単!
開封も簡単に行うことができました。
真ん中の印の箇所を押し込むと「ようかん」が飛び出てくるので、走りながら片手で開封できます。
また、切れ端のゴミが出ないので、切れ端をポケットに入れる手間も省いてくれる、ランナーに優しい作りでした。
食べるタイミングは?
公式サイトで記載されていませんでしたが、個人的には、「トレーニング・レース開始30分前」、もしくは「トレーニング・レース中(10〜20km地点)」での摂取をおすすめします。
理由は、ジェルと違い、固形物なので、食欲がわかないと摂取しづらいからです。
フルマラソンは胃腸の負担が大きく、レース後半は水分やゼリーのような食べやすいものしか身体が受け付けない場合があるので、身体が元気なうちに摂取すると良いでしょう。
まとめ・評価
最後に個人的な評価です。☆5つ満点で評価しました。
味(食べやすさ) | (4.0 / 5.0) |
効果(マラソン向きか) | (3.5 / 5.0) |
価格(入手しやすさ) | (4.5 / 5.0) |
携帯しやすさ | (4.5 / 5.0) |
総合評価 | (4.0 / 5.0) |
「味」「価格」「携帯しやすさ」の点では評価が高いです。
「効果」の面では、他の補給食と比べ、栄養素がやや物足りないのでこの評価をつけました。
ただ、ジェルタイプの補給食と違い、お腹を満たすことができる点で、差別化できる補給食であると言えるでしょう。
下記は、エネルギー量を100gに換算した場合の各補給食の比較です。
- エネもち(362 kcal)
- Mag-onエナジージェル(292 kcal)
- WINZONE エナジージェル(287 kcal)
- チャレンジャー・パワーリキッド(282 kcal)
- スポーツようかん(282 kcal)
- アミノサウルスジェル(264〜271 kcal)
- KODAエナジージェル(260 kcal)
- メダリスト エナジージェル(233〜237 kcal)
- アスリチューン・ポケットエナジー(223 kcal)
ご覧のように、他の補給食に比べ、エネルギー量はやや多いことが分かります。
ぜひ、レースに出場される際の参考にしていただければと思います。
以上、スポーツようかんのレビューでした。
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