ランニングの基本的マナー!知っておくべきの9つのルール
最近、ランニングを始めた方、もしくはこれからランニングを始める方必見です。
この記事では、初心者が知っておくべきランニングマナーをご紹介します。
道路や公園、河川敷など外でランニングを行う以上、他の人の迷惑にならないように走るのは絶対です。
特に、人や車が通らない田舎道ではなく、人通りの多い道で走る人こそ、今回のマナーは意識しましょう。
ランニングの基本的マナー9選
【マナー①】追い越す際は前後を確認する
目の前にいる歩行者やランナーを追い越す際は、前後を確認してから抜かしましょう。
急に左右に移動すると、前後から来た自転車やあなたより速いランナーと接触する可能性が出てきます。
特に、タイムトライアル※など、しっかりタイムを計測しているときこそ要注意です。
※5kmや10kmなど特定の距離を全力で走り、現在の実力を測るトレーニング方法
タイムトライアルでは(タイムを測るため、)一度も立ち止まりたくないので、自分勝手になりがちです。
ですが、あなただけの道ではないので、譲り合いの精神でランニングしましょう。
【マナー②】並列で走らない
グループ(2人以上)で走る際は、横に広がらず、道を開けて走りましょう。
話しながら走りたい気持ちは分かりますが、他のランナー、歩行者、自転車の邪魔になってしまいます。
もし、並列したい場合はランニングができる公園など、道幅の広いコースで行いましょう。
【マナー③】ルールに従う
公園や競技場、人気のランニングコースでは、独自のルールが設けられているところもあります。
例えば、東京都にある皇居のランニングコースでは、反時計回りに走るルールがあります。
一部、道幅が狭い場所があり、逆走による接触を防ぐために設けられています。
住宅街や交通量の多い道で走る場合は関係ありませんが、公園や競技場などで走る場合は事前にルールを確認しましょう。
【マナー④】交通ルールを守る
交通量の多い道で走る際は、歩行者用信号や標識など、交通ルールを守りましょう。
反対側に横断する場合も「信号のある横断歩道」、もしくは「信号のない横断歩道」を使用しましょう。
また、住宅街の見通しの悪い交差点(十字路)は、左右の安全を確認した上で通過しましょう。
車の音が聞こえないからと言って、左右を確認せずに走り抜けると、歩行者や自転車と衝突する可能性もあります。
ランニングとはいえ、スピードを出す競技なので、交通ルールを守った上で走りましょう。
【マナー⑤】ナイトラングッズを身につける
早朝や夜間など、暗闇の中走る場合は、ドライバーから見えるように反射材(リフレクター)が付いたウェアやライトで地面を照らして走りましょう。
あなたは目の前、もしくは後ろから来る車を認識できますが、ドライバーはあなたを見つけるのは困難です。
自分の命を守るため、ナイトラングッズを身につけて走りましょう。
【マナー⑥】大音量で音楽を聴かない
ランニング中は音量を小さくして、周囲の音が入ってくる音量で楽しみましょう。
周囲の音が遮断されると、後ろから来る自転車や車に気づかず、接触する可能性があります。
そこで、おすすめは「オープンイヤー型イヤホン」を装着することです。
オープンイヤー型イヤホンは耳を塞がないので、周囲の音を取り入れながら音楽が楽しめます。
接触事故により、長時間走れなくなるのは勿体ないので、意識しましょう。
関連記事:ランニング中に音楽を聴くメリット・聴かないメリット
関連記事:【ランナー目線】ランニングにおすすめのオープンイヤー型イヤホン4選
【マナー⑦】ゴミを捨てない
摂取したジェルのパッケージやペットボトルのゴミは、必ずゴミ箱に捨てましょう。
”ポイ捨て”しているところを通行人が見ていれば、「ランナーはマナーがなっていない」と、自分だけでなく、全国のランナーの印象を下げてしまいかねません。
最近はゴミ箱が設置された場所が減っているので、ゴミは自宅まで持ち帰るように意識しましょう。
【マナー⑧】つばを吐くときは周囲を確認する
ランニングをしていると、自然とタンが出てきて、吐き出したくなるものです。
自然現象なので仕方ありませんが、「つばを吐く」行為は、あまりイメージが良くありません。
想像して欲しいですが、自宅の玄関前に見知らぬ人が吐いた「つば」があると、不快ですよね。
ですが、タンを飲み込むのは不快感を感じますし、喉に詰まり、呼吸が乱れる危険もあります。
なので、つばを吐くときは、私有地や人通りの多い場所は避けましょう。
また、後ろから自転車や人が通るかもしれないので、横に吐く際は周囲も確認しましょう。
【マナー⑨】挨拶を無視されても落ち込まない
最後は、マナーということではないですが、「こんなこともあるよ」という事例の紹介です。
すれ違ったランナーに「こんにちは。」と自分から挨拶しても、(相手は)必ず反応するわけではありません。
集中(ゾーンに入っている)しているときは、周りの音が聞こえないものです。
また、イヤホンを装着していれば、余計に自分の声は(相手に)届きません。
なので、相手から「こんにちは」と返ってこなくても落ち込まないでください。
大半は気づいていないだけで、悪気があるわけではありません。
まとめ
今回は、初心者が知っておくべきランニングマナーをご紹介しました。
- 追い越す際は前後を確認する
- 並列で走らない
- ルールに従う
- 交通ルールを守る
- ナイトラングッズを身につける
- 大音量で音楽を聴かない
- ゴミを捨てない
- つばを吐くときは周囲を確認する
- 挨拶を無視されても落ち込まない
これらのマナーを守り、他のランナーの迷惑にならないようにランニングを楽しみましょう。
本日は以上です。
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