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【大会レポート】第39回フロストバイトロードレース|横田基地内を走る珍しいマラソン大会

yusuke saito

2020年1月19日(日)第39回フロストバイトロードレースに出場してきました。

2019年大会に出場する予定が気がついたら申し込み終了のお知らせで参加できず・・・

そんな1年越しの待ちに待った大会ですが、場所がなんと「横田基地」内なんです。

そうなんです。米軍基地内がコースとなっており、海外の雰囲気を味わえる大会となっています。

声援が英語だったり、大きな航空機、標識ももちろん英語と、まさに海外に旅をしている気分でした。

今回は初出場の大会である「フロストバイトロードレース」の当日のようすをお伝えします。

会場は東京都内なので、関東圏にお住まいの方はアクセスしやすいメリットも。

次回以降参加される方はぜひ参考にしてみてください。

第39回フロストバイトロードレース概要

大会概要

まずは、この大会の概要からご紹介します。

大会名第39回フロストバイトロードレース
開催日時2020年1月19日(日)
会場横田基地(〒197-8503 東京都福生市大字福生2552)
定員ハーフ:8,000人
5km:2,500人
参加料ハーフ:5,500円
5km:4,500円
特徴
完走証:当日発行
参加資格:大会当日満16歳以上の競技者で、号砲から2時間30分以内に完走できる男女
参加賞:オリジナルトレーナー
完走賞:ネックカバー(数に限りあり)
特別賞:仮装賞の方に特別賞をご用意
当日・アクセス
受付場所:当日受付はありません
会場オープン(身分証明書提示必須):7:00~11:00
手荷物検査:あり
手荷物預かり:あり
アクセス:
JR青梅線牛浜駅より徒歩約15分
JR八高線東福生より徒歩約20分
JR拝島駅より徒歩約20分
JR青梅線福生駅より徒歩約25分
競技・コース
制限時間:2時間30分(スタート号砲から)
給水所:4ヶ所(水・スポーツドリンク)
給食:1ヶ所(オレンジ)
救護所:なし
関門:1ヶ所(12.8キロ地点:1時間45分制限)
ゴール後:水・バナナ支給あり

コース

コースは横田基地内を2周する周回コースです。

スタートして2km地点で広がる巨大滑走路。

そこから9km地点まで、滑走路の道を進んでいきます。

続いて住宅エリアで折り返しをして、再び2周目の滑走路へ進んでいくコースとなります。

飛行機や軍事車両を眺めたり、住宅エリアでは郵便局や学校などの建物を見ながらと普段とは違った感覚のマラソン大会でした。

申し込み方法

『RUNNET』というマラソン・ランニングなどの情報や大会情報の掲載、大会に申し込み・エントリーできるサイトからの申し込みになります。

My RUNNET ~RUNNET公式アプリ~

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『RUNNET』に登録されていない方は、新規申し込みから「メールアドレス」「氏名」「住所」などの個人情報を入力して登録をします。

関連記事:マラソン大会エントリーできる「RUNNET(ランネット)」の申し込み・退会方法をご紹介

大会前・当日の準備

事前にやっておくこと

申し込みが完了し、大会2週間前くらい前に『RUNNET』に登録した住所に、ゼッケンと計測チップ、参加賞(大会オリジナルTシャツ)、大会パンフレット等が郵送で届きます。

あらかじめ注意事項を確認しておくのと、当日着用する服の前後にゼッケンをつけておきます。

ゼッケンをつけていないと出場できないのと、このゼッケンに記された番号順に当日並ぶためです。

注意する点が、安全ピンで角4箇所つけるため、穴をあまり開けたくない服(お気に入り・大事にしている服)にはオススメしません。

走って気が付きましたが、激しく動くので結構穴が大きくなりました。

なので、穴を開けずにゼッケンを固定する「ゼッケンスナップ」があると便利です。

続いて、計測用のチップですが、こちらは当日履くランニングシューズの紐の部分に取り付けます。

こちらを忘れてしまうと折角完走したとしても、1mも進んでいない扱い(リタイア)になってしまいます。

あと米軍基地ということもあり、入場する際、身分証明ができる書類の提示が必要です。

身分証明書一覧(どれか一つ)
・パスポート
・写真付き住民基本台帳カード
・運転免許証(ICチップ内蔵型)
・ICチップ内蔵型新式運転免許証+期限が切れた非ICチップ内蔵型旧式運転免許証(本籍欄記載)
・マイナンバーカード

お持ちでない方は入場できませんので、申し込む際にない方は準備をしておく必要があります。

当日の持ち物

今回はハーフマラソンと短い距離というのもあり、そこまで念入りに準備はしなくて良いと思い、補給食は少なめでいきました。

持ち物は、以下のものです。

持ち物リスト
・半袖Tシャツ
・スポーツインナー
・ハーフパンツ
・タイツ
・ソックス
・手袋
・ランニングシューズ
・イヤホン
・補給食2コ(SHOTZ(ショッツ)エナジージェル、メダリストエネルギージェル)

1月開催なので寒さ対策で「長袖Tシャツ」を持っていきましたが、当日は暖かく半袖でも十分対応できる気候でした。

他にも当日あった方がいい持ち物リストはこちらの記事にまとめています。

当日のようす

続いて、当日のようすをご紹介します。

現地までは車での移動でしたが、「横田基地」には駐車場がありません。

なので、本来は電車移動が最適ではありますが、車で行かれる方は周辺のコインパーキングを探しておきましょう。

最寄り駅は「牛浜駅」でそこから徒歩10分ほどで目的地到着です。

「牛浜駅」から「横田基地」までの道のりにコンビニやスーパーといったお店はありませんでした。

なので、事前購入、または「牛浜駅」横にスーパーで飲み物・食べ物を購入するといいでしょう。

米軍基地内では、自動販売機やお店を探すことができなかったので、当日購入するなら「牛浜駅」横のスーパーが最後となります。

会場入り

ハーフマラソンの開始時間は11:00~なので、9:30頃会場入口に到着しました。

すでに多くのランナーがゲートで列を作っており、身分確認と荷物検査を行っておりました。

身分確認は入場証に書かれた名前(エントリー時に記入した名前)と身分証明書の名前を照らし合わせるのみの簡易的なものでした。

まあ当日1万人を超える人が来ますし、そんな念入りにやらないですよね!

荷物検査もテーマパークやイベント開催の時のような簡易的ものでしたが、テーピングを切るための”はさみ”は持っていかないようにしたいですね!

無事入場すると、ビッグサイズの「モンスターエナジー」とTシャツの販売店があり、ここで既に「アメリカすげー」って驚きました笑。

皆が歩いていく方へ着いていくと、「簡易トイレ」や「更衣室」、「荷物預かり」等があり、ここでランナーが準備運動をしている中心部となります。

中には、テント張っている人もおり、マラソン大会なのに不思議な感覚になりましたね。

毎年人気の参加賞「トレーナー」

ネット上で毎年話題に上がる「フロストバイト」の参加賞である「トレーナー」

アメリカンなトレーナー欲しさに僕も参加したわけですが、当日までデザイン、カラーが分かりません。

普段使いしたかったので、ブラック、ホワイト、ネイビーだったらいいなと思っていましたが…

今年のカラーは「ブルー」!!!

背中のデザインは好きなんですが…。

正直、普段この色は着れないなーっていう色だったので、ちょっとショックでした笑!

でも、作りはしっかりしており、寝巻きにするには最高の素材だったので、今後は家で楽しもうと思います。

貴重品は荷物預かり所に預けよう!

1人で来ている方は、荷物預り所があるので必ず預けましょう。

受付があるので、ゼッケンナンバーを伝え、スタッフに預けます。

リュックをそのまま渡すため、リュックにすべて詰めていきましょう。

ちなみに、荷物預り所が室内体育館で、海外の体育館を見ることができます。これはラッキーですね。

レース時のようす

本来、レース開始時は時間に余裕を持ってスタート地点に並ぶと思いますが、思いのほかトイレが混んでいてスタート時刻に間に合いませんでした笑。

なので、スタート時刻の3分遅れの11:03にスタート!

両サイドの応援に元気をもらいつつのスタートに、この瞬間始まった実感がわき、そわそわしていたのを覚えています。

ここである問題が発生。

ランニングウォッチのGPSが全然起動しません。

いつもなら10秒ほどで起動するのに、1分経っても起動しなかったため、今回はペースが分からないまま21km走る羽目に・・・

原因は分かりませんが、おそらく軍事基地なので電波障害か何かかな?と思っています。

これは軍事基地ならではのトラップでしたね笑。

英語の声援に新鮮味を感じつつ、スタートして1kmちょっとで滑走路のあるエリアに!(軍事機密に関わるため滑走路からの写真は1枚も撮っていません。)

ものすごく広かったです。

滑走路は当然ながら、ひたすら直線コースを進んでいきます。

滑走路で応援する方(基地在住の外国籍の方)は500m間隔でいるくらいで、数は少なかったです。

まあ当然ですよね。ランナーしか立ち入れないエリアですので、応援する人も少なくて当然です。

滑走路エリアはだいたい7~8kmくらいでしたね。

はじめの給水所は7km地点と、やや遅かった気がしますが、子供たちがお水・スポーツドリンクを配ってました。

さらに格納庫から聞こえる洋楽が、より海外にいる感覚を味わうことができました。

ここが最初の給水所7km地点の様子です。

ここからスタート地点の方へ戻り、続いて住宅エリアへ進んでいきます。

ここでは団地のような建物や立体駐車場、郵便局、学校など人が多く集まる場所となっていました。

ここが9〜12km地点です。

基地内なのに、信号があったり、歩道があったりと、このエリアだけ日本と同じ街並みが姿を表し、「出場してよかった」と思える景色が見れました。

トイレはこのエリアのみで、9km地点と13km地点の2ヶ所のみとなってます。

また、トイレと同じ場所に第2、第3給水所があります。

第3給水所を過ぎると、2周目に入り、再度滑走路を進んでいき、ゴールとなります。

ポイント
・給水所:4ヵ所(7km、10km、13km、18km地点)

・トイレは2ヶ所(10km、13km地点)

・アップダウン:ほとんどなくフラットで走りやすい

・応援:スタート、ゴール付近と住宅エリアは元気もらえる

アップダウンが全くと言っていいほどなく、道路も整備されているのでとても走りやすかったです。

道幅も広く、景色も新鮮で「最高」の空間でした。

唯一の難点が風です。

遮る建物が一つもないため、滑走路で向かい風のときはシンドすぎました。

ただ、日本の大会では味わえない景色を見ながら走ることができるため、とても貴重な体験ができるでしょう。

まとめ 特別な体験をしたい方におすすめ

「マラソン大会に出たいけど、普通のコースは嫌だ」と思っているあなた!最適なコースですよ。

ここはぜひ走ってほしいコースだなと感じました。

海外の街並み
雰囲気
英語が飛び交う

こんな大会、海外じゃないと味わえません。

ぼくは参加してみて、マイナスな点がほとんど見つかりませんでした。

しいて言えば、ランニングウォッチのGPSが起動しなかったこと・・・

あと、距離表示が5km間隔だったので、1km毎だとありがたかった(まあ、ランニングウォッチが起動していれば問題ありませんが・・・)

そのくらい満足した大会でした。

最後に、ぼくの今回のタイムを載せておきます。

タイム(グロス)1:49:31
タイム(ネット)1:46:18
総合順位1901/4868

なんと、自己ベスト更新です。

2020年最初のレース、良い形でスタートできてホッとしています。

ぜひ、来年以降出場を検討されている方は参考にしていただきたいです。

以上、「フロストバイトロードレース」徹底レビューでした。

関連記事:フルマラソン・ハーフマラソン出場歴

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Yusuke Saito
Yusuke Saito
マラソンランナー
初心者のためのマラソンブログ「31らん(さいらん)」運営者。2018年6月にランニングを始め、年間2,500km走ってます。これまでの記録は、【フルマラソン】 4:06:27(第32回ぐんまマラソン) 【ハーフマラソン】 1:46:18(第39回フロストバイトロードレース)【10キロ】42:47 【5キロ】19:08 【1キロ】3:17 マラソン大会に向けた流れやトレーニング方法、ランニンググッズを紹介していきます。
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