【実費レビュー】塩熱サプリの効果は?味や飲むタイミング解説

yusuke saito
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初心者ランナー
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塩熱サプリの効果は?

そんな疑問にお答えします。

塩熱サプリ(以下、本製品)はミドリ安全が販売する、手軽にミネラルやビタミンが摂取できるサプリメントです。

汗で失われるミネラル(ナトリウムやカルシウム、カリウム)を瞬時に体内に摂取できるため、夏場の熱中症対策や足ツリに効果的なアイテムです。

価格は1袋(24粒入) 税込648円です。

ミドリ安全公式通販や全国のスポーツショップ、Amazon、楽天市場(下記リンク)などで購入可能です。

塩熱サプリの基本情報

ミドリ安全が販売する、汗で失われるミネラルを手軽に摂取できるサプリメントです。

ミネラルが不足すると、筋肉がうまく動かせなくなり、足がツリやすくなるため、足ツリ予防に効果的です。

特に、長時間走るロング走やフルマラソン時、大量の汗をかく際に有効なアイテムです。

味は、4種類です。

  • レモン
  • ソーダ
  • スイカ

召し上がり方法

塩熱サプリ1粒に対し、約100mlの水やお茶とともに補給します。

粒が大きいので、水で流し込まず、噛み砕いて召し上がりましょう。

※噛み砕くため、好みの味を選択すると美味しくいただけます

1日あたりの摂取量

6粒が目安です。多量摂取するものではないので、1日の摂取目安量は守りましょう。

栄養成分

本製品に入っている栄養成分は以下のとおりです。

栄養成分(6粒 7.5gあたり)
  • エネルギー:26.8kcal
  • たんぱく質:0g
  • 脂質:0.3g
  • 炭水化物:6g
  • 食塩相当量:0.6g
  • カリウム:39mg
  • マグネシウム:2.5mg
  • カルシウム:5.5mg
  • ビタミンB₁:0.36mg
  • ビタミンB₂:0.42mg
  • ビタミンB₆:0.3mg
  • ナイアシン:3.9mg
  • ビタミンC:24mg
  • パントテン酸:1.44mg
  • クエン酸:258mg
  • 塩化物:330mg
  • 炭酸水素:8mg

汗で失われるミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム)や塩分、ビタミンなど多種の栄養素がバランスよく配合されています。

価格

価格は1袋(24粒入) 税込648円です。

1日6粒、飲み続けた場合、162円/日の計算になります。

塩熱サプリの特徴

続いて、本製品の特徴です。

特徴
  • 汗で失われたミネラルを補給できる
  • エネルギー源のクエン酸を配合
  • 筋肉痛を予防するビタミンB₁やナイアシンを配合
  • 暑さで溶けにくいため、持ち運びしやすい
  • 賞味期限が長い

[特徴①] 汗で失われたミネラルを補給できる

日本スポーツ協会によると、「運動中の発汗量は、1時間に2リットルに及ぶこともある」と言われています。

汗をかくことで、水分をはじめ、ナトリウムやカリウム、カルシウム、マグネシウムといったミネラルが失われます。

ミネラルが不足すると、筋肉がうまく動かせなくなり、足がツリやすくなります。

本製品にはカリウム 39mg、カルシウム 5.5mg、マグネシウム 2.5mg(6粒あたり)とミネラルが配合されているため、足ツリ予防に最適です。

[補足] 0.1~0.2%の食塩と糖質を含んだものが効果的

日本スポーツ協会によると、「0.1~0.2%の食塩と糖質を含んだ飲料水が熱中症予防に効果的」と記載されています。

ちなみに、本製品には(1粒あたり)食塩相当量 0.1g、糖質:1gが配合されています。

食塩相当量が0.1~0.2g(100ml中)であれば、0.1~0.2%の食塩水に相当するため、本製品は最適な配合であることが分かります。

というのも、大量の汗をかいた(体内のナトリウム濃度が低下している)状態で大量の水を摂取すると、さらに、体内のナトリウム濃度が薄まり、「低ナトリウム血症」を引き起こす可能性が高まります。

実際、2002年のマラソンレースで”水の飲み過ぎ”が原因で「低ナトリウム血症」による死亡事故が続けて起こっています。

「低ナトリウム血症」の対策は、水と一緒に、本製品のような”塩分”も同時に摂取することです。

本製品は塩分補給ができるため、「低ナトリウム血症」の対策ができているアイテムです。

[補足] 熱中症予防にも効果的

熱中症は、深部体温が上昇し、その熱をうまく体外に逃がすことができずに生じる症状のことを言います。

深部体温とは

人の体温は、手足など体の中心から離れ、外環境の影響を受けやすい「皮膚温」と、脳や臓器など体の中心の機能を守るために一定に保たれる「深部体温」があります。
深部体温(中心温、芯温)は、脳や臓器など体の内部の温度で、内臓の働きを守るため、外環境の影響を受けにくく、一定に保たれています。

人間は、尿や発汗により、体重の2%以上の体液が失われると、脱水症に陥ります。

脱水とは

単なる水の不足ではなく、カラダから電解質(塩分など)も同時に失われた状態のこと

脱水症になると発汗量が減少し、その影響で体温が下げられなくなり、深部体温が上昇して、結果、熱中症を引き起こします。

そのため、運動中のミネラル補給は”熱中症”予防にもなるため、本製品の摂取は欠かせません。

ポイント

脱水状態を防ぐには本製品だけでなく、”水分(水やお茶、スポーツドリンク等)”も一緒に摂取しましょう。

[特徴②] エネルギー源のクエン酸を配合

クエン酸は、「クエン酸回路」と呼ばれる回路の起点となる栄養素です。

体内に溜まった”乳酸”をエネルギーに変換するのが「クエン酸回路」の役割で、クエン酸が不足すると、この回路がうまく起動せず、エネルギーが生成されません。

また、乳酸が身体の中に溜まると疲れやすくなり、パフォーマンスに影響を及ぼします。

そのため、ランニング前に摂取し、「クエン酸回路」を起動させ、エネルギーの生成を手助けしましょう。

特に、長時間走る際は、大量のエネルギーが必要になるため、クエン酸の補給は必要です。

[特徴③] 筋肉痛を予防するビタミンB₁やナイアシンを配合

ランナーが摂取しておきたいビタミンB1・B・B6やナイアシンといった栄養素が配合されています。

「ビタミンB1」と「ナイアシン」を一緒に摂ることで糖質の代謝が高まり、効率よくエネルギーを生成できます。

また、乳酸が筋肉に溜まりにくくなるため、筋肉痛予防にも効果的です。

「ビタミンB₂」と「ビタミンB₆」を一緒に摂ることで肌の再生力がアップし、傷ついた肌を修復する効果があります。

ランナーは紫外線によって肌が傷つきやすいため、肌の再生に役立ちます。

[特徴④] 暑さで溶けにくいため、持ち運びしやすい

本製品は気温が高くても、溶けにくいタブレットです。

そのため、長時間のランニングやフルマラソン時に携帯する際も安心です。

ハーフパンツのポケットやウエストポーチ等に収納し、水分と一緒に摂取しましょう。

[特徴⑤] 賞味期限が長い

わたしは2023年7月にAmazonで購入しましたが、賞味期限2024年8月のものが届きました。

約1年間持つため、仮に、冬場(12〜3月)に購入しても、飲むタイミングである夏場(7〜8月)※まで問題なく保存できます。

塩熱サプリを摂取してみた感想

味・食感

本製品はラムネのような見た目をしています。

今回はレモン味を購入しましたが、レモン味のラムネを食べている感覚で、ボリボリとした歯ごたえがあり、とても美味しくいただけました。

塩分が入っているので、塩っぱさを感じましたが、汗をかいているときは、この塩っ気が身体に染みわたるでしょう。

また、噛んでも”薬”のような苦味はなく、お菓子感覚で食べられるので、水なしでいただけます。

[追記] ラムネ味はシュワシュワして爽やかな食べごたえ

レモン味が美味しく、ランニング時の熱中症対策にも効果的だったため、他の味も試してみたく、ラムネ味を追加で購入しました。

ラムネ味はレモン味と違い、口の中に入れると、ラムネ特有のシュワシュワ感が味わえました。

喉周りで泡のようなものが発生したため、とても爽やかで、気持ち良い食べごたえでした。

ただ、この泡は喉に詰まる感じがあるため、ランニング中に食べるのは、(一時的に呼吸しづらくなるため、)あまりおすすめできないです。

レモン味はシュワシュワ感がないため、ランニング中に食べる場合は、レモン味をおすすめします。

スポーツドリンクが飲めないときに最適

「アクエリアス」や「ポカリスエット」といったスポーツドリンクにもミネラルが入っているため、本製品と同じ効果が期待できます。

そのため、ランニング中にスポーツドリンクを飲んでいる場合は、積極的に本製品を摂取しなくても良いです。

ですが、下記の場面では、本製品が活躍します。

  • スポーツドリンクの飲み過ぎで、甘い味が受け付けなかったとき
  • 自動販売機でスポーツドリンクが売り切れのとき
  • マラソン大会の給水所で”水”しか提供されない(スポーツドリンクがない)とき

私は過去、フルマラソンに出場した際、すべての給水所で「スポーツドリンク」を飲んでいましたが、30km過ぎに、飲み過ぎのせいで「スポーツドリンク」の味が受け付けなくなったことがありました。

そのときは「水」に切り替えましたが、そんなときに本製品に含まれているミネラルが役立ちます。

また、(周辺にコンビニがなく、)自動販売機を見たら「スポーツドリンク」が売り切れだったり、買うのが勿体ないとき、公園などの蛇口で「水」を飲む場合があると思います。

そんなときに、水だけをゴクゴク飲むと、(前述の通り、)「低ナトリウム血症」になる恐れがあるため、本製品が役立ちます。

ペットボトルを持ち運びたくない方におすすめ!

わたしはペットボトルを持ちながら走りたくないため、本製品をハーフパンツのポケットに入れ、30〜60分後に公園などの蛇口で「水」を補給して、同時に本製品を摂取しています。

これで、「水分 + ミネラル」が同時に補給できたことになるため、脱水症や熱中症の予防ができます。

業務用は1粒1粒包装されているので、持ち運びしやすい 

今回、わたしが購入したタイプは1粒1粒包装されていないため、下記のようにパッケージごと持ち運ぶ必要があります。

もしくは、食べる分だけフリーザーバッグなどに入れ、持ち運ぶ必要があります。

そのため、1粒だけ持ち運びたい方は、業務用を購入しましょう。

業務用は120粒入で、1粒1粒包装されているため、1〜2粒だけ持ち運びたい場合に便利です。

塩熱サプリを摂取するタイミング

公式サイトには摂取するタイミングは記載されておらず、1日の目安摂取量しか分かりません。

ですが、ミネラルやクエン酸が補給できることから、「運動前」「運動中」「運動後」すべてのタイミングでおすすめできます。

運動前
運動中
休憩中
運動後

わたしの場合の摂取するタイミング

下記に、発汗量の多い夏場を想定した、摂取するタイミングを紹介します。

  • 〜60分程度のランニングであれば、「運動前」に1粒摂取する。「運動中」は摂取しない。
  • 60〜120分程度のランニングであれば、「運動前」に1粒、「運動中」に1〜3粒摂取して、脱水症を予防する。プラス、体調に応じてスポーツドリンクを飲む。
  • 運動後は、自宅にスポーツドリンクがあるため、(わたしは)摂取しない。なければ、「運動後」に1〜2粒摂取すると良い

これは、あくまで私の場合の摂取するタイミングなので、参考程度にご覧ください。

まとめ・評価

今回は、ミドリ安全が販売する「塩熱サプリ」を紹介しました。

改めて、汗で失われるミネラルを手軽に摂取できるため、足ツリや熱中症の予防におすすめです。

ぜひ、日々のトレーニングやフルマラソンなどのレースに出場される際に摂取してみてください。

以上、塩熱サプリのレビューでした。

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Yusuke Saito
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マラソンランナー
初心者のためのマラソンブログ「31らん(さいらん)」運営者。2018年6月にランニングを始め、年間2,500km走ってます。これまでの記録は、【フルマラソン】 4:06:27(第32回ぐんまマラソン) 【ハーフマラソン】 1:46:18(第39回フロストバイトロードレース)【10キロ】42:47 【5キロ】19:08 【1キロ】3:17 マラソン大会に向けた流れやトレーニング方法、ランニンググッズを紹介していきます。
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