私がフルマラソン前泊時のホテル選びで見るべき6つのこと
フルマラソン前日のホテル選びは、翌日のレースの質に大きく関わるほど重要な選択となります。
会場から離れた場所を選んだ場合、レース当日、会場までの移動で足が疲れてしまいます。
また、予算の兼ね合いで半個室タイプの部屋を選んだ場合、周りの雑音で眠れず、寝不足で、本来の”力”を発揮できません。
「旅行」や「イベント」、「仕事」などの時に宿泊するのと違い、万全な状態であることが望ましいため、快適な環境を選ぶようにしましょう。
私がホテルを選ぶ際に見るべきポイント
ここでは、私がホテルを選ぶ際に見るべきポイントを紹介します。
- 宿泊料金
- アクセスのしやすさ
- 個室である
- 禁煙
- Wi-Fiあり
- 近隣施設
[選び方①] 宿泊料金
宿泊料金は、「一番気にする」項目です。
マラソン大会は「土・日・祝」に開催されることがほとんどで、平日に比べ、料金は高く設定されています。
また、フルマラソン前日は多くの方が予約することが想定されるため、ホテル側は通常の土日より価格を高く設定しているため、いつもより高いお金を払わないと泊まれません。
下記は『楽天トラベル』でホテルの検索をした際の画像ですが、「同じ土曜日※でも、翌日に[イベントがない日]と[イベントがある日(フルマラソン)]」では、価格に差があることが分かります。
※日曜日開催とした場合
↓ 翌日にイベントがない日の場合
↓ 翌日にイベント(フルマラソン)がある日の場合
さらに、フルマラソンに出場するとなると、「参加料」はもちろん、「交通費」、「ウェア・シューズといったグッズ代」がかかっているため、そこまで高いホテルに泊まりたくない気持ちが強いです。
そのため、私は、高くても15,000円まで、理想は10,000円以内の場所を予約するようにしています。
ただ、安いホテルほどすぐに満室になるため、早めに予約することをおすすめします。
予約する時期・目安は下記で解説しています。
関連記事:フルマラソンの開催日が発表される前からホテルの予約をしておいた方が良い話
[選び方②] アクセスのしやすさ
宿泊料金と同じくらい、重視しているのが会場までアクセスしやすい場所かどうかです。
マラソン大会は1,000人以下の小規模大会から、1万人を超える大規模大会まで様々です。
県外からの出場者も多く、会場付近の宿泊施設はすぐに満室になり、予約できないこともありえます。
その場合は、1駅、2駅離れた場所、もしくは最寄り駅・会場から徒歩20〜30分くらいかかる場所を探すことになりますが、その際は会場までのアクセス方法を事前に確認しておきましょう。
都内であれば「1区間2〜3分、次の電車が来るまで3分」という短い間隔でやってきますが、地方では1区間5〜10分、次の電車が来るまで20分」という場合もあります。
『一つ乗り遅れたら、どのくらい時間ロスする』か確認した上で問題なければ、1つ、2つ隣の駅の宿泊施設を探すと良いでしょう。
[補足] 会場(スタート地点)、フィニッシュ地点の場所を把握しておく
マラソン大会には、「スタートとフィニッシュ地点が同じ」場合と、「スタートとフィニッシュ地点が異なる」場合の2つに分かれます。
- スタートとフィニッシュ地点が同じ
- スタートとフィニッシュ地点が異なる
スタートとフィニッシュ地点が同じ
「スタートとフィニッシュ地点が同じ」場合は、その周辺の宿泊施設を探せばOKです。
下記が例です(「水戸黄門漫遊マラソン」)。
水戸黄門漫遊マラソンは「水戸駅」が最寄り駅で、水戸駅から会場まで徒歩10分なので、水戸駅周辺の宿泊施設を探せばOKです。
関連記事:【大会レポート】第8回水戸黄門漫遊マラソン|ラスト1kmの激坂がキツいが、フィニッシュ時の達成感も大きい大会です
スタートとフィニッシュ地点が異なる
一方、「スタートとフィニッシュ地点が異なる」場合は、スタート、フィニッシュ地点どちらの宿泊施設を探せば良いか迷うと思います。
下記が例です(「富山マラソン」)。
富山マラソンはスタート地点が「高岡駅」、フィニッシュ地点が「富山駅」付近になります。
個人的には、1泊(前日のみ)であればスタート地点付近に、2泊(前日と当日)であればフィニッシュ地点が良いと思います。
せっかく宿泊するからには会場まで徒歩で行けるくらい近いほうが、ゆっくり朝を過ごすことができます。
ただ、人によってはキャリーケースやボストンバッグなどの大きな荷物を持っていく人もいるでしょう。
その大きな荷物をスタート地点まで運びたくない場合はフィニッシュ地点付近の宿泊施設に泊まり、宿泊施設に荷物を預かってもらうか、コインロッカーに預け、レース後に取りに行くことで、スムーズに会場に向かうことができます。
2泊するのであれば、レース後、部屋に戻り、シャワーを浴びることができるため、フィニッシュ地点周辺をおすすめします。
スタート地点とフィニッシュ地点が異なる大会は、ワンウェイコースのフルマラソン大会23選にまとめています。
[選び方③] 個室である
部屋のタイプが「個室なのか」、「半個室なのか」、「大部屋なのか」も重視しています。
多くの場合、”快適さ”や”安全面”から「個室」を選ぶと思います。
個室の場合、プライバシーが守られ、安心して眠りにつくことができます。
ただ、少しでも予約するタイミングが遅れれば、「カプセルホテル」や「健康ランド」しか空いていないということもありえます。
このことから、今では早めにホテル探しを始め、個室のホテルを予約するようにしています。
「どんな環境でもグッスリ眠れる」方を除き、ちゃんと睡眠できる部屋を取るようにしましょう。
先程も記載しましたが、予約する時期はフルマラソンの開催日が発表される前からホテルの予約をしておいた方が良い話で解説しています。
[選び方④] 禁煙
私は吸わないので、禁煙部屋なのかを見ています。
つい最近、ホテルを探していたら、「意外と、禁煙部屋が少ないな(禁煙部屋が満室。喫煙部屋が残っている)」という印象を受けました。
私が調べていた日はフルマラソンの前日なので、もしかしたら、ランナーの方は吸わない方が多いのかもしれません。
そのため、禁煙の部屋を選択する方は、早めに探すことをおすすめします。
[選び方⑤] Wi-Fiあり
ホテルでは、タブレットを使い、動画を見たり、ブログの執筆したりするので、Wi-Fi対応の部屋かどうか確認しています。
最近は、どのホテルもWi-Fi対応しているイメージですが、中には未対応の場所もあるため、念のため、確認しています。
また、Wi-Fiに繋いでいれば、スマホのデータ容量が減らないので、そういった点でも重要な項目です。
[選び方⑥] 近隣施設
宿泊する場合、荷物が多くなりがちなので、レース後に飲む用の水分(ペットボトル)やレース当日の朝食は、現地で購入するようにしています。
そのため、宿泊施設周辺に「コンビニ」や「スーパー」、「ドラックストア」があるかは確認しています。
また、私は「夕食なし・朝食なしプラン」で予約するため、レース前日に夜ご飯を食べる場所も併せて見るようにしています。
周辺にない場合は、事前に用意しておき、自宅を出る際に持ち運んでいます。
万が一、忘れ物をしたとしても現地で対応できるように、周辺の施設は確認しましょう。
ランニンググッズはレース当日、会場に売っている場合もある
会場には「企業ブース」が設置されていることもあり、ウェアやエネルギージェル、ケアグッズなどのランニンググッズを購入することができます。
仮に、持ってくるのを忘れた場合は、レース当日の会場にて購入することができます。
基本的には、事前に用意しておくことをおすすめしますが、万が一、忘れた際の緊急時用に覚えておきましょう。
関連記事:フルマラソン初心者向け持ち物リスト【完走経験者がおすすめする必需品は?】
まとめ
今回は、私がホテルを選ぶ際に見るべきポイントを紹介しました。
ホテルを選ぶ際に見ている点は人それぞれ異なるため、参考程度にご覧ください。
最後に、「PR TIMES」に株式会社ベストアクティが調査した【宿泊施設を選ぶときに重視する点】についてアンケート結果が掲載されていたので紹介します。
あなたなら、ホテルを選ぶ際にどんな点を重視しますか?
ぜひ、下記のコメント欄に「あなたが選ぶ際に見ている点」を教えてください。
本日は以上です。
関連記事:フルマラソン時のホテル予約のポイント解説!宿泊施設を予約するタイミングや費用は?
関連記事:フルマラソンに出場するのにどのくらいの費用がかかるの?参加費の内訳と節約方法を紹介
関連記事:フルマラソン当日の過ごし方・1日の流れは?起床時間や朝食など
【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ
フルマラソン出場までの流れをまとめました。
初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。
マラソン大会の選び方
購入すべきランニンググッズ
完走するためのトレーニング方法
レース前日や当日の過ごし方
▼詳しくはこちら
【完全版】初心者がフルマラソン完走するためのロードマップ