【2023年】初心者におすすめランニングウォッチ15選!人気ブランドと選び方を紹介


初心者におすすめのランニングウォッチを教えてください
そんな疑問にお答えします。
ランニングウォッチとは、「距離やペースの測定」、「心拍測定」、「トレーニングプランの作成」など、ランニングデータを収集してくれるデバイスです。
これまでランニングアプリで距離の測定をしていた方は、スマートフォンを持ってランニングしなければいけませんでした。
ですが、ランニングウォッチを購入することで、”スマートフォンを持たずに”走れるため、より正確に、かつ快適に走行が可能になります。
そこで、今回はおすすめのランニングウォッチをご紹介します。
ランニングウォッチの選び方やおすすめのブランドなど解説しますので、購入を検討されている方、ぜひ参考にしてみてください。
ランニングウォッチの選び方

- GPS(衛星測位システム)の有無
- 稼働時間
- 防水性能
- 重量
- 心拍測定
- アプリ連携
- トレーニングプラン作成
- オフライン音楽再生
- Suica対応
- トライアスロン
[選び方①] GPS(衛星測位システム)の有無

ランニングウォッチは、大きく2つのタイプに分かれます。
- GPSあり
- GPSなし
GPS機能が搭載されているウォッチは、衛星測位システムを使って位置情報から進んだ距離と速度でペースを測定します。
1キロごとのペースを逐一、画面に表示してくれるので、「現時点で何キロ走ったのか」「どのくらいのペース(スピード)で走っているのか」をリアルタイムで知ることができます。
一方、GPS機能なしの場合、ラップタイムが取れるシンプルな機能のみです。
なので、普段のランニングだけでなく、フルマラソンに出場する予定であれば、GPS機能は必須と言っていいでしょう。
購入するなら、(衛星測位システム)が搭載されているものを選びましょう
正確なデータを収集するなら、複数の衛星測位システムにアクセスできるかも見よう!
衛星測位システムには、アメリカの「GPS」やヨーロッパの「Galileo」など、様々な国のものが存在します。
下記が、主な衛星測位システムです。
- GPS(アメリカ)
- GLONASS(ロシア)
- GALILEO(ヨーロッパ)
- みちびき(日本)
- BEIDOU(中国)
一般的に、「GPSのみ」の捕捉より、「GPS + GLONASS」や「GPS + Galileo」といった形で複数の衛星測位システムを組み合わせることで、より制度の高い測定が期待できます。
下記は各ブランドの捕捉できる衛星の(最大)数です。
ブランド名 | ガーミン | ポラール | スント | カロス |
捕捉できる衛星の数 | 4機 (+複数の周波数帯を受信) | 2機 | 3機 | 4機 |
組み合わせ | GPS+みちびき+GLONASS+Galileo+L1信号+L5信号 | GPS+GLONASS | GPS+みちびき+GLONASS | GPS+GLONASS+Galileo+みちびき |
高い精度のウォッチが良い方は、複数の衛星測位システムにアクセスできるかも確認しましょう。
[選び方②] 稼働時間

「フル充電時にどれくらい稼働するのか」確認しましょう。
フルマラソンに出場する場合、制限時間が5〜7時間のため、時間ギリギリまで走っていても電池が持つかが重要です。
また、「通常使用時(GPS起動していない)」と「GPS起動時」で、バッテリーの持ちが違います。
必ず、GPS起動時の時間を確認しましょう。
フルマラソン時も使用するなら、最低でも6〜7時間あると安心です
[選び方③] 防水性能

マラソン大会は、雨天決行(台風のような自然災害以外)です。
なので、長時間、水(汗)に濡れても壊れない防水性能が求められます。
防水性能は30〜100mと表記されており、これは水深30〜100mに相当する圧力に対応していることを表しています。
主には、下記の状態で使用する分には、壊れません。
- 水しぶき
- 雨または雪
- シャワー
- スイミング
- 水中への飛び込み
- シュノーケリング
トライアスロンで使用したい方は、「トライアスロン対応」のものを選びましょう
[選び方④] 重量

ウォッチ本体の重さも重要です。
腕振りに影響を与えない、軽量なモデルを選ぶと快適です。
フルマラソンとなれば、数時間装着し続けるため、疲労を考慮したウォッチを選ぶ必要があります。
30g台のウォッチであれば軽量の部類なので、軽さを求めるなら30g台がおすすめです。
[選び方⑤] 心拍測定

心拍測定機能付きであれば、手首に装着するだけでリアルタイムに心拍数を測定してくれます。
心拍数を測定することで、日々のトレーニングの効果を知ることができます。
下記が、心拍数によるトレーニング効果の目安です。
心拍数値 | 強度 / 効果 |
---|---|
心拍数97 | 運動前のウォーミングアップ |
心拍数117 | 心地いいペースで脂肪燃焼率が最高の心拍ゾーン |
心拍数135 | ややキツイ強度で持久力の向上に適したゾーン |
心拍数169 | 強度が高く、スピード能力の向上に適したゾーン |
心拍数178 | 全速力に近い強度で最大酸素摂取量の向上に適したゾーン |
このように、心拍数を確認することで、「自分が今どのような状態か」確認することができます。
心拍数値はトレーニングを継続していくとともに減少していくため、半年前と比較すると同じ10kmのランニングでも直近のほうが心拍数の上昇を抑えた走りをすることが可能です。
心拍数値が低いということは、身体に負荷がかかっておらず、ラクに走れているということになります。
心拍測定できるものは、「睡眠によりどのくらい回復できているか」、「現在の体力に合わせて、適切なトレーニングメニューの提案」など、様々なデータが確認できます
関連記事:ランニング初心者が知っておくべき心拍数に基づくトレーニング方法
[選び方⑥] アプリ連携

「アプリと連携できる」かも、見るべきポイントです。
日々のトレーニングデータを専用のアプリに同期することで、トレーニング内容をグラフや表をスマートフォンやパソコンで確認することができます。

他にも、SNSに投稿するための画像の作成も可能です。
SNS(twitter、Instagramなど)で、トレーニングデータを共有することができるため、日本全国のランナーと交流する際に活躍します
[選び方⑦] トレーニングプラン作成

「”フルマラソン〇〇時間以内に完走”という目標」と「フルマラソンの開催日」を設定することで、トレーニングプランを提示してくれます。
また、心拍数をもとに、”日々のランニングにおける疲労度”や”毎日の睡眠による疲労回復度合い”を考慮し、その日の最適なトレーニングプランの提示をしてくれるものもあります。
そのため、過度なトレーニングを避けることができ、ケガを未然に防いでくれます。
本や雑誌等で紹介されていたトレーニングプランは、(あなたの)現在の疲労度は考慮されていないため、現在の体調をもとに練習できる点では優れています。
お金を払って、コーチに練習を見てもらわなくても、腕から指示を出してくれる便利機能です
[選び方⑧] オフライン音楽再生

普段のランニングで、音楽を聞いている方におすすめの機能です。
音楽を聞く際、スマートフォンを持ちながら、もしくはスマートフォンをハーフパンツのポケットに入れたり、リュックやウエストポーチを持ちながらのランニングだったと思います。
「オフライン音楽再生」機能のウォッチであれば、スマートフォンを持ち運ぶことなく、音楽が楽しめます。
ウォッチ本体に音楽をダウンロードできるため、”手ぶら”でランニングができるようになるという訳です。
最近のスマートフォンはディスプレイが大きく、かつ重く、持ち運びしづらいため、身軽にランニングしたい方におすすめです
[選び方⑨] Suica対応

Suica対応モデルであれば、小銭やスマートフォン、カード等を持ち運ぶ必要がなくなります。
毎回、ランニング中にお金を使っている方に便利な機能です。
Suicaはランニング以外に、「通勤通学」や「日常使い」できるため、様々な場面で活躍します
[選び方⑩] トライアスロン

中には、トライアスロンに対応したモデルもあります。
海の中で使用しても壊れない”防水性能”があれば、トライアスロンでも使用可能です。
公式HPに「トライアスロン対応」と書かれているので、そのモデルを選べば問題ないでしょう
おすすめのブランド

続いて、おすすめのブランドを紹介します。
- GARMIN(ガーミン)
- POLAR(ポラール)
- SUUNTO(スント)
- COROS(カロス)
GARMIN(ガーミン)

アメリカで創業されたGPSメーカーです。
GPS機能を元に、正確な距離データを測りたい方におすすめです。
使用しているランナーが多いため、迷ったらGARMIN(ガーミン)を選んでおけば間違いない!初心者向けのメーカーです。
関連記事:【2023年版】ガーミンおすすめランニングウォッチ10選!各モデル徹底比較
POLAR(ポラール)

フィンランドの心拍計のメーカーです。
心拍数を元に、トレーニング効果や睡眠の質を分析をしたい方におすすめです。
分析できる項目が多いため、トレーニング用としては一番のおすすめメーカー!フルマラソンでタイム更新を目指す中級者向けです。
関連記事:【2023年版】ポラールおすすめスマートウォッチ3選!各モデル徹底比較
SUUNTO(スント)

フィンランドの精密機器メーカーで、登山などで使うコンパスに長けています。
GPSだけでは捕捉しづらい、登山やトレイルランをする方におすすめです。
GPS使用時のバッテリー稼働時間が一番長く、100時間を超えるモデルもあります。ランニング以外に、登山やトレイルランニングを楽しみたい方向けのメーカーです。
関連記事:【2023年版】スントおすすめスマートウォッチ3選!ランニング向き各モデル徹底比較
COROS(カロス)

アウトドアスポーツを愛するハードウェアエンジニア達によって2014年に設立されたブランドです。
男子マラソン世界記録保持者 エリウド・キプチョゲ選手やUTMB※で3度チャンピオンに輝いたキリアン・ジョルネ選手ら、多くのトップランナーが愛用しており、徐々に市民ランナーの間でも人気が高まっているブランドでもあります。
※トレイルランニングの最高峰の大会
業界最軽量クラス、わずか29gと、着用していることを忘れるくらいの軽量性が魅力です
初心者におすすめのランニングウォッチ3選
商品名 | ![]() ForeAthlete 55 | ![]() Polar Pacer | ![]() SUUNTO 5 PEAK |
ブランド | ガーミン | ポラール | スント |
衛星測位システム | GPS GLONASS Galileo みちびき (補完信号) | GPS GLONASS Galileo QZSS(みちびき) | GPS GLONASS GALILEO QZSS BEIDOU |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 3機 | 2機 | 3機 |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 14 日間 | 6 日間 | 10 日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 20 時間 | 35 時間 | 20時間 / 40時間 / 100時間 |
防水性能 | 50 m | 50 m | 30 m |
重量 | 37 g | 40 g | 39 g |
心拍測定 | ● | ● | ● |
アプリ連携 | ● | ● | ● |
トレーニングプラン作成 | ● | ● | ● |
オフライン音楽再生 | – | – | – |
Suica対応 | – | – | – |
トライアスロン | – | – | – |
発売日 | 2021年6月17日 | 2022年5月1日 | 2022年3月31日 |
価格 (税込) | 32,000円 | 34,980円 | 34,980円 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ForeAthlete 55

2021年6月17日に発売した、初心者ランナー向けモデル。
トレーニングのガイド機能とランニング機能を備えたフィットネスの目標達成を手助けしてくれるGPSランニングウォッチです。
GPS内蔵で、走っている場所を追跡し、距離、ペースなどを正確なデータを計測してくれます。
また、光学式心拍計が内蔵されているので、手首に装着するだけで心拍数を測定して、トレーニングの強度が把握できます。
他には、日々のストレスチェックや睡眠の質の分析、週間運動量の記録など日常生活の管理も24時間毎日行ってくれます。
ダイエットや健康維持のためにウォーキングやジョギングを始め、ゆくゆくはマラソン大会にチャレンジしたい方におすすめです。
関連記事:【レビュー】ガーミン ForeAthlete 55の性能とは?初心者向けGPS搭載ランニングウォッチ
ブランド | ガーミン |
衛星測位システム | GPS GLONASS Galileo みちびき (補完信号) |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 3機 |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 14 日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 20 時間 |
防水性能 | 50 m |
重量 | 37 g |
心拍測定 | ● |
アプリ連携 | ● |
トレーニングプラン作成 | ● |
オフライン音楽再生 | – |
Suica対応 | – |
トライアスロン | – |
発売日 | 2021年6月17日 |
価格 (税込) | 32,000円 |
公式サイト | 詳細を見る |
Polar Pacer

2022年5月に発売された、現代のランナーに必要なツールをフル搭載したGPSウォッチ。
衛星測位システムは「GPS」をはじめ、「みちびき」や「Galileo」などを搭載しており、精度の高いトレーニングデータが集計可能です。
ポラールの特徴でもある心拍計測は、最先端Precision Prime™ 光学式心拍計測テクノロジーを搭載した光学式心拍計測機能を使用し、心拍数を手首から測定します。
心拍シグナルの読み取り結果の精度を左右する動きの誤差を排除しているため、精度の高い心拍計測が可能です。
また、パワフルバッテリーを備えており、省電力モードで100時間、GPSを起動しても最大35時間と、バッテリー切れの心配はいりません。
本モデルは、栄養補給すべきタイミングをお知らせする「栄養補給リマインダー」やトレーニング中にどのエネルギー源を消費したのか(炭水化物、たんぱく質、脂質)を確認できる「使用エネルギー」など、さまざまな機能が搭載されています。
他にも、トレーニング中に各カテゴリー(炭水化物、タンパク質、脂肪)のエネルギーをどれだけ消費したのかを詳しく知ることができる「三大栄養素別消費エネルギー」により、異なる強度で運動した時の使用エネルギーの変化も把握できます。
ランナーに特化した機能が盛り込まれた、初心者の方におすすめのウォッチです。
ブランド | ポラール |
衛星測位システム | GPS GLONASS Galileo QZSS(みちびき) |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 2機 |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 6 日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 35 時間 |
防水性能 | 50 m |
重量 | 40 g |
心拍測定 | ● |
アプリ連携 | ● |
トレーニングプラン作成 | ● |
オフライン音楽再生 | – |
Suica対応 | – |
トライアスロン | – |
発売日 | 2022年5月1日 |
価格 (税込) | 34,980円 |
公式サイト | 詳細を見る |
SUUNTO 5 PEAK

2022年3⽉に発売した、手首の心拍数の測定機能と大容量バッテリーを備えた、軽量GPSウォッチ。
重量39gと、重さを感じさせないコンパクトなデザインながら、最長100時間(約4日間)のロングバッテリーを搭載しており、長時間のアクティビティにも対応しています。
対応衛星測位システムはアメリカのGPSをはじめ、ロシアのGLONASS、ヨーロッパのGALILEO、日本のQZSS(みちびき)、中国のBEIDOUと各国の衛星システムに対応し、正確な距離測定が可能に。
また、水深30mの耐水設計を搭載し、汗や雨はもちろん、プールでも使用できる耐久性を誇ります。
他にも、睡眠分析や身体の回復時間が分かるリカバリ機能、体重管理に便利なBurnerなど、毎日のトレーニングに役立つ機能が搭載されています。
軽量、かつロングバッテリーと、ランナーに必要な機能は搭載されているので、フルマラソン完走を目指す初心者の方におすすめです。
ブランド | スント |
衛星測位システム | GPS GLONASS GALILEO QZSS BEIDOU |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 3機 |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 10 日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 20時間 / 40時間 / 100時間 |
防水性能 | 30 m |
重量 | 39 g |
心拍測定 | ● |
アプリ連携 | ● |
トレーニングプラン作成 | ● |
オフライン音楽再生 | – |
Suica対応 | – |
トライアスロン | – |
発売日 | 2022年3月31日 |
価格 (税込) | 34,980円 |
公式サイト | 詳細を見る |
中級者におすすめのランニングウォッチ8選
商品名 | ![]() Forerunner 255S / 255S Music | ![]() Forerunner 255 / 255 Music | ![]() Forerunner 265S / 265 | ![]() Polar Pacer Pro | ![]() COROS PACE 3 |
ブランド | ガーミン | ガーミン | ガーミン | ポラール | カロス |
衛星測位システム | GPS GLONASS Galileo みちびき (補完信号) | GPS GLONASS Galileo QZSS(みちびき) | GPS GLONASS Galileo みちびき (補完信号) | GPS GLONASS Galileo QZSS(みちびき) | GPS GLONASS Galileo Beidou QZSS |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 4機 (+複数の周波数帯を受信) | 4機 (+複数の周波数帯を受信) | 4機 (+複数の周波数帯を受信) | 2機 | 5機 |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 12 日間 | 14 日間 | 15 日間 (265S) 13 日間 (265) | 6 日間 | 24 日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 26 時間 | 30 時間 | 24 時間 (265S) 20 時間 (265) | 35 時間 | 38 時間 |
防水性能 | 50 m | 50 m | 50 m | 50 m | 50 m |
重量 | 39 g | 49 g | 39 g (265S) 47 g (265) | 41 g | 30 g |
心拍測定 | ● | ● | ● | ● | ● |
アプリ連携 | ● | ● | ● | ● | ● |
トレーニングプラン作成 | ● | ● | ● | ● | ● |
オフライン音楽再生 | ● (255S Musicのみ) | ● (255S Musicのみ) | ● | – | ● |
Suica対応 | ● | ● | ● | – | – |
トライアスロン | ● | ● | ● | – | ● |
発売日 | 2022年6月16日 | 2022年6月16日 | 2023年3月2日 | 2022年4月1日 | 2023年9月7日 |
価格 (税込) | 47,800円 (255S) 50,800円 (255S Music) | 49,800円 (255) 52,800円 (255 Music) | 60,800円 (265S) 62,800円 (265) | 49,500円 | 33,000円 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
Forerunner 255S / 255S Music

2022年6月16日に発売した、コンパクトなチャレンジランナー向け(中級者)モデル。
日常生活から日々のトレーニング、そしてレース本番まで、すべての“走る人”のための先進のトレーニング機能を搭載したGPSランニングウォッチです。
従来のモデルの光学式心拍計は4つのセンサーが内蔵されていましたが、今作から6つのセンサーにアップグレードされたことで更に精度高く、フィットネスアクティビティや心拍数の変動を測定し、ストレスレベルスコアを計算します。
また、朝起きた時に、睡眠、トレーニングの概要、HRVステータス(健康とトレーニングパフォーマンス)、天気などの情報を一目でチェックできるモーニングレポート機能が搭載されています。
さらに、長時間のバッテリー寿命になり、一度の充電でスマートウォッチモードで約12日間、GPSモードで約26時間稼働します。
フルマラソン完走を目指しトレーニングする、より高みを目指すランナーにおすすめです。
255S Musicは「255S」の機能に加え、音楽機能が搭載されています。
Spotify、Amazon Music、LINE MUSICなどの音楽配信サービスからプレイリスト同期し、最大500曲をウォッチに保存できます。
ブランド | ガーミン |
衛星測位システム | GPS GLONASS Galileo みちびき (補完信号) |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 4機 (+複数の周波数帯を受信) |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 12 日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 26 時間 |
防水性能 | 50 m |
重量 | 39 g |
心拍測定 | ● |
アプリ連携 | ● |
トレーニングプラン作成 | ● |
オフライン音楽再生 | ● (255S Musicのみ) |
Suica対応 | ● |
トライアスロン | ● |
発売日 | 2022年6月16日 |
価格 (税込) | 47,800円 (255S) 50,800円 (255S Music) |
公式サイト | 詳細を見る |
↓ Forerunner 255S
↓ Forerunner 255S Music
Forerunner 255 / 255 Music

GARMIN(ガーミン)が2022年6月16日に発売した、チャレンジランナー向け(中級者)モデル。
「Forerunner 255S」と同様の機能が備わっています。
違う点は、重量で、255Sは39gに対して、本製品は49gあります。
また、稼働時間は255Sは26時間に対して、本製品は30時間と、より長い時間使用できます。
ディスプレイサイズが大きく、稼働時間が長いほうが良い方は本製品がおすすめです。
ブランド | ガーミン |
衛星測位システム | GPS GLONASS Galileo QZSS(みちびき) |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 4機 (+複数の周波数帯を受信) |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 14 日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 30 時間 |
防水性能 | 50 m |
重量 | 49 g |
心拍測定 | ● |
アプリ連携 | ● |
トレーニングプラン作成 | ● |
オフライン音楽再生 | ● (255S Musicのみ) |
Suica対応 | ● |
トライアスロン | ● |
発売日 | 2022年6月16日 |
価格 (税込) | 49,800円 (255) 52,800円 (255 Music) |
公式サイト | 詳細を見る |
↓ Forerunner 255
↓ Forerunner 255 Music
関連記事:【レビュー】ガーミン Forerunner 255 Musicの性能とは!音楽機能搭載の万能ランニングウォッチ
Forerunner 265S / 265

2023年3月2日に発売した、チャレンジランナー向け(中級者)モデル。
「Forerunner 255S」の一つ上のモデルで、「255S」の機能に加え、新しく、色鮮やかな「AMOLED」タッチディスプレイが搭載されています。
夜間や日光が照りつける時間帯など視界が悪い場所でも、高い視認性を実現しています。
また、タッチスクリーン対応で、従来の”ボタン操作”に加え、”タッチ操作”の両方で操作できます。
トレーニング機能面では、「睡眠の質」、「リカバリータイム」、「トレーニング負荷」などのデータに基づいて、今日はトレーニングを頑張る日なのか、それとも休息のために気楽に過ごす日なのかを知ることができる「トレーニングレディネス」機能が搭載。
身体の状態に合わせて提案してくれるため、自身を追い込むことなく、日々のトレーニングに打ち込むことができます。
「255 シリーズ」の機能に加え、「AMOLED」タッチディスプレイ、かつ「トレーニングレディネス」機能を使いたい方におすすめです。
「265S」と「265」の違いは、”重量”と”稼働時間”(下記に記載)です。
ブランド | ガーミン |
衛星測位システム | GPS GLONASS Galileo みちびき (補完信号) |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 4機 (+複数の周波数帯を受信) |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 15 日間 (265S) 13 日間 (265) |
稼働時間 (GPSモード) | 24 時間 (265S) 20 時間 (265) |
防水性能 | 50 m |
重量 | 39 g (265S) 47 g (265) |
心拍測定 | ● |
アプリ連携 | ● |
トレーニングプラン作成 | ● |
オフライン音楽再生 | ● |
Suica対応 | ● |
トライアスロン | ● |
発売日 | 2023年3月2日 |
価格 (税込) | 60,800円 (265S) 62,800円 (265) |
公式サイト | 詳細を見る |
↓ Forerunner 265S
↓ Forerunner 265
Polar Pacer Pro

2022年4月に発売された、新世代の気圧式高度計搭載GPSウォッチ。
Polar Precision Prime™ 光学式心拍計測テクノロジー※は異なる波長を組み合わせた10個のLEDと、血管で反射された光を感知する4個の光検出器を使用して他社が開発できなかった皮膚下層への透過を可能にした精度を誇ります。
※Polar Pacerと同様の心拍計測
精度の高いGPS機能と長時間の使用が可能なバッテリーもPolar Pacer同様のものを使用し、トレーニングをしっかりサポートします。
また、「Polar Pacer」の進化版として、登山やトレイルランに便利な機能が追加されました。
新たに、「Hill Splitter™」機能を搭載し、トレーニング中の上り坂、下り坂でのパフォーマンスデータを提供します。
ほかにも、「気圧計」や「コンパス」、事前に記録しておいたルート通りガイドしてくれる「ルートガイダンス」など、山の中のトレーニングもサポートします。
フルマラソン以外に、登山やトレイルランなど、本気で取り組むランナーをサポートする本格派ランニングウォッチです。
ブランド | ポラール |
衛星測位システム | GPS GLONASS Galileo QZSS(みちびき) |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 2機 |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 6 日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 35 時間 |
防水性能 | 50 m |
重量 | 41 g |
心拍測定 | ● |
アプリ連携 | ● |
トレーニングプラン作成 | ● |
オフライン音楽再生 | – |
Suica対応 | – |
トライアスロン | – |
発売日 | 2022年4月1日 |
価格 (税込) | 49,500円 |
公式サイト | 詳細を見る |
COROS PACE 3

2023年9月に販売した、わずか30gの業界最軽量のウォッチ。
世界最軽量の30gと、まるで着けていないような軽さで、ランニングを楽しむことができます。
GPS, GLONASS, Galileo, Beidou, QZSSの複数の衛星システムに接続することができ、前作(PACE 2)より優れた精度で記録することができます。
また、5つのLEDライトに、4つの光検出器と、「高精度の次世代光学式心拍センサー」を搭載により、睡眠データの測定、SpO2、トレーニング時の強度など高精度のデータが計測できます。
さらに、最新の小型高密度電池を搭載し、軽量ながら、GPSモードで最大38時間という稼働時間を実現しています。
エリウド・キプチョゲが所属する NN RUNNING TEAMも採用しているトレーニング分析ツールが使えるため、初心者だけなく、中級者から上級者で日々の分析をしたい方におすすめのアイテムです。
ブランド | カロス |
衛星測位システム | GPS GLONASS Galileo Beidou QZSS |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 5機 |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 24 日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 38 時間 |
防水性能 | 50 m |
重量 | 30 g |
心拍測定 | ● |
アプリ連携 | ● |
トレーニングプラン作成 | ● |
オフライン音楽再生 | ● |
Suica対応 | – |
トライアスロン | ● |
発売日 | 2023年9月7日 |
価格 (税込) | 33,000円 |
公式サイト | 詳細を見る |
関連記事:【実費レビュー】COROS PACE 3の性能とは?38時間のロングバッテリーと30gの重量が特徴の初心者向けランニングウォッチ
上級者におすすめのランニングウォッチ4選
商品名 | ![]() Forerunner 955 / 955 Dual Power | ![]() Forerunner 965 | ![]() Polar Vantage V2 |
ブランド | ガーミン | ガーミン | ポラール |
衛星測位システム | GPS GLONASS Galileo QZSS(みちびき) | GPS GLONASS Galileo みちびき (補完信号) | GPS GLONASS Galileo QZSS(みちびき) |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 4機 (+複数の周波数帯を受信) | 4機 (+複数の周波数帯を受信) | 2機 |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 15 日間 (+ソーラー充電で5 日間) | 23 日間 | 7日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 42 時間 (+ソーラー充電で7 時間) | 31 時間 | 40 時間 |
防水性能 | 50 m | 50 m | 100 m |
重量 | 53 g | 53 g | 52 g |
心拍測定 | ● | ● | ● |
アプリ連携 | ● | ● | ● |
トレーニングプラン作成 | ● | ● | ● |
オフライン音楽再生 | ● | ● | – |
Suica対応 | ● | ● | – |
トライアスロン | ● | ● | ● |
発売日 | 2022年6月16日 | 2023年4月4日 | 2022年12月 |
価格 (税込) | 74,800円 (955) 84,800円 (955 Dual Power) | 84,800円 | 76,780円 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
Forerunner 955 / 955 Dual Power

2022年6月16日に発売した、全ての機能が備わったシリアスランナー向け(上級者)モデル。
GPSや心拍数などの基本機能に加え、ランニングフォームの分析やミュージックプレイヤー内蔵と、機能が盛りだくさん。
「Forerunner 955」では、新たにフルカラーの内蔵地図とタッチ操作に対応し、市街地でも山道でも安心してランニングを楽しめます。
また、Forerunnerシリーズ最長のバッテリーを誇り、一度の充電で、スマートウォッチモードで約15日間、GPSモードで約42時間稼働します。
Suicaタッチ決済や音楽を最大2,000曲をウォッチに保存できるなど、最上級のウォッチです。
955 Dual Powerは「Forerunner 955」の機能に加え、ソーラー充電機能が搭載されています。
ウォッチを太陽に当てるとバッテリーが充電され、スマートウォッチモードで約20日間、GPSモードで約49時間稼働します。
ブランド | ガーミン |
衛星測位システム | GPS GLONASS Galileo QZSS(みちびき) |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 4機 (+複数の周波数帯を受信) |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 15 日間 (+ソーラー充電で5 日間) |
稼働時間 (GPSモード) | 42 時間 (+ソーラー充電で7 時間) |
防水性能 | 50 m |
重量 | 53 g |
心拍測定 | ● |
アプリ連携 | ● |
トレーニングプラン作成 | ● |
オフライン音楽再生 | ● |
Suica対応 | ● |
トライアスロン | ● |
発売日 | 2022年6月16日 |
価格 (税込) | 74,800円 (955) 84,800円 (955 Dual Power) |
公式サイト | 詳細を見る |
↓ Forerunner 955
↓ Forerunner 955 Dual Power
Forerunner 965

2023年4月4日に発売した、全ての機能が備わったシリアスランナー向け(上級者)モデル。
「Forerunner 955」の一つ上のモデルで、新しく、色鮮やかな「AMOLED」タッチディスプレイが搭載されています。
夜間や日光が照りつける時間帯など視界が悪い場所でも、高い視認性を実現しています。
また、ディスプレイサイズが直径1.4インチ(Forerunner 955:直径1.3インチ)と、0.1インチ大きいため、より画面が見やすく作られています。
Forerunnerシリーズ最新モデル、かつ最上級モデルである本製品は、ほぼ全ての機能※を使いたい方におすすめです。
※ソーラー充電機能は非搭載
ブランド | ガーミン |
衛星測位システム | GPS GLONASS Galileo みちびき (補完信号) |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 4機 (+複数の周波数帯を受信) |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 23 日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 31 時間 |
防水性能 | 50 m |
重量 | 53 g |
心拍測定 | ● |
アプリ連携 | ● |
トレーニングプラン作成 | ● |
オフライン音楽再生 | ● |
Suica対応 | ● |
トライアスロン | ● |
発売日 | 2023年4月4日 |
価格 (税込) | 84,800円 |
公式サイト | 詳細を見る |
Polar Vantage V2

2021年12月に発売された、プロアスリートのようなトレーニングに臨む方のために設計されたトライアスロン対応のGPSウォッチ。
耐水性は「WR100」と、水深100mの水圧に耐えうる性能を誇り、バッテリー持続時間も40時間と、長時間走り続けるトライアスロンに適したモデルとなります。
新たに「脚力回復度テスト」機能が搭載され、次のスピードおよび筋力トレーニングを始めるコンディションが整っているかをチェックできます。
また、高頻度の激しい運動から回復する方法、また、オーバートレーニングを防ぎ適度な運動量でトレーニングを効率化する方法を探る「起立試験」もテストでき、ケガのリスクを軽減させる機能が盛りだくさん。
トライアスロンやフルマラソンなど、強度の高いトレーニングを行うランナーをサポートするべく、日々の負荷をコントロールすることに長けています。
ポラール全ての機能を求める、エリートランナー向けのウォッチです。
ブランド | ポラール |
衛星測位システム | GPS GLONASS Galileo QZSS(みちびき) |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 2機 |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 7日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 40 時間 |
防水性能 | 100 m |
重量 | 52 g |
心拍測定 | ● |
アプリ連携 | ● |
トレーニングプラン作成 | ● |
オフライン音楽再生 | – |
Suica対応 | – |
トライアスロン | ● |
発売日 | 2022年12月 |
価格 (税込) | 76,780円 |
公式サイト | 詳細を見る |
まとめ
今回はおすすめのランニングウォッチを紹介しました。
改めて、各ブランドの特徴です。
- ガーミン:GPSメーカーということもあり、GPSの精度に長けているため、より精度の高い距離測定をしたい方におすすめです
- ポラール:心拍計のメーカーということもあり、心拍数を元に、”トレーニング効果”や”睡眠の質”などの分析をしたい方におすすめです
- スント:登山などで使うコンパスなどの精密機器メーカーということもあり、GPSだけでは補足しずらい、登山やトレイルランをする方におすすめです
- カロス:男子マラソン世界記録保持者 エリウド・キプチョゲ選手が愛用しているメーカーなので、トップランナーと同じウォッチを使用したい方におすすめです
各ブランドの特徴や機能の詳細は、下記で解説しているので、ご覧ください。
関連記事:【2023年版】ガーミンおすすめランニングウォッチ10選!各モデル徹底比較
関連記事:【2023年版】ポラールおすすめスマートウォッチ3選!各モデル徹底比較
関連記事:【2023年版】スントおすすめスマートウォッチ3選!ランニング向き各モデル徹底比較
【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ

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初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。
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