花粉症ランナーのための花粉対策5選!ランニングにおすすめの花粉グッズとは

yusuke saito
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初心者ランナー
初心者ランナー

ランニングしたいが、花粉の症状が辛いです。なにかいい方法ありますか?

そんな疑問にお答えします。

花粉症の方にとって、スギ花粉が飛散しだす2〜4月は憂うつなのではないでしょうか。

目がかゆくなったり、鼻水が止まらなくなったりと、とても辛い時期です。

2〜3月は「東京マラソン」や「名古屋ウィメンズマラソン」といった大規模大会が開催されるため、エントリーした方は花粉が舞う中のトレーニングは避けられないでしょう。

そこで、今回は、ランナーの方ができる花粉対策をご紹介します。

花粉を完全に防ぐことは難しいので、少しでも体内に花粉が入るのを防ぎ、症状を悪化させないように心がけましょう。

花粉の飛散時期

花粉は春のイメージがありますが、実は1年中飛んでいます。

日本で最も飛散量が多いスギやヒノキが春に飛散し、また、スギ花粉に悩む人が圧倒的多いため、「春=花粉の時期」というイメージが浸透しています。

ちなみに、下記が各花粉の飛散時期です。

参照 環境省 花粉症環境保健マニュアル

ご覧いただくと分かるように、スギ・ヒノキは2〜4月、ブタクサ・ヨモギは8~10月頃に飛散量が増えます。

そのため、秋頃、鼻がムズムズしたり、目が痒くなる人は花粉症による症状かもしれませんので、医療機関でアレルギー検査すると良いでしょう。

花粉症ランナーのための花粉対策5選

それでは、ランナーの方ができる花粉対策を見ていきます。

下記が、今回紹介する項目です。

  • 花粉の飛散量が少ない日に走る
  • 花粉が少ない時間帯に走る
  • マスクを着用する
  • メガネ・サングラスを着用する
  • 花粉を家に持ち込まない

【対策①】花粉の飛散量が少ない日に走る

花粉症の症状を和らげるには、花粉の飛散量が少ない日に走るのをおすすめします。

具体的には、雨が降っている日がおすすめです。

雨が降ると花粉が地上に落ちるため、晴れている日に比べ飛散量が少なく、比較的快適でしょう。

また、花粉シーズンになると、日々の天気予報(下記、「Yahoo!天気」花粉情報 2023)で花粉の飛散量を教えてくれるので、「飛散量が少ない日」を選ぶと良いです。

花粉情報 2023 – Yahoo!天気・災害より引用
東京都の花粉情報 2023 – Yahoo!天気・災害より引用

下記は飛散量が多くなりやすい日なので、下記以外のタイミングがおすすめです。

  • 晴れて、気温が高い日
  • 空気が乾燥して、風が強い日
  • 雨上がりの翌日や気温の高い日が2~3日続いたあと

環境省 花粉症環境保健マニュアル より引用

また、雨の降った次の日が「晴れ」の場合、前日分の花粉が一気に舞い上がるため、ランニングする際は注意しましょう。

ポイント

走るなら、雨の日がおすすめ!ただ、毎日雨が降るわけではないので、そんなときは毎日の天気予報をチェックして「飛散量が少ない日」を狙って走りましょう

【対策②】花粉が少ない時間帯に走る

1日の中で花粉が最も多い時間帯は、12時、17~19時のあいだと言われています。

下記が、環境省による花粉の多い時間帯のデータです。

参照 環境省 花粉症環境保健マニュアル

花粉は、太陽に照らされるとともに雄花が開花し、花粉が放出されます。

放出された花粉は風によって上空に舞い上がり、地上に落ちてくるタイミングが上記の時間帯ということになります。

なので、上記のデータのとおり、早朝や夜間は花粉が少ない時間帯になるので、走るなら5~8時、21時以降がおすすめです。

ポイント

ランニングするなら、日の出までの5~8時、日の入り後の21時以降がおすすめ!17~19時は最も飛散量が多い時間帯なので避けましょう

【対策③】マスクを着用する

厚生労働省のデータによると、マスクを着用したとき、吸い込む花粉をおよそ3分の1から6分の1に減らすことができると言われています。

特に、ランニング中はたくさん呼吸をするので、人一倍多くの花粉を体内に入れてしまいます。

少しでも吸い込む量を少なくするためには、マスクでカバーすることが重要です。

最近では、新型コロナウイルス対策のため、ウイルス飛沫・花粉を99%ブロックしてくれるタイプのマスクも数多く販売されています。

なので、マスクを選ぶ際は花粉の侵入を防ぎ、かつ顔にしっかりフィット(密閉)するものを着用すると良いでしょう。

ポイント

マスクを着用すると、花粉の侵入を3分の1から6分の1まで減らせる

【対策④】メガネ・サングラスを着用する

先程のマスク同様、メガネやサングラスも花粉対策の効果があります。

厚生労働省のデータによると、目に入る花粉を2分の1から3分の1まで減らすことができるため、着用しないより効果はあります。

特に、花粉用メガネは、通常のメガネより隙間がなく、高い密閉率を誇るため、しっかり花粉をブロックし、目のかゆみを抑えることができるでしょう。

ポイント

メガネを着用すると、花粉の侵入を2分の1から3分の1まで減らせる

【対策⑤】花粉を家に持ち込まない

ランニング後は、家に入る前に衣類に付着した花粉を落としてから入りましょう。

また、すぐシャワーを浴びて、顔や髪の毛についた花粉を落とすことが重要です。

ポイント

花粉を家に持ち込まないことが大切

おすすめ花粉グッズ7選

JINS PROTECT BASIC [JINS]

JINS PROTECT BASIC FKF-23S-001 28 | メガネのJINSより引用
JINS PROTECT BASIC FKF-23S-001 28 | メガネのJINSより引用
JINS PROTECT BASIC FKF-23S-001 28 | メガネのJINSより引用

JINSが販売する、花粉カット率最大89%、飛沫カット率最大80%を誇る花粉メガネ。

顔との隙間を限りなく減らした設計で、花粉から眼を守るアイテムです。

レンズ・搭載レンズ:くもり止めレンズ
 ・可視光線透過率:90%
 ・紫外線透過率:0.1%以下
花粉カット率最大89%
価格(税込)¥3,300
+7,700円(税込)でくもり止めレンズ(度つき)等への交換が可
公式サイト詳細を見る

AIR VISOR ULTRA+ [Zoff]

花粉・飛沫対策メガネ「AIR VISOR ULTRA+」- メガネのZoffオンラインストアより引用
花粉・飛沫対策メガネ「AIR VISOR ULTRA+」- メガネのZoffオンラインストアより引用
花粉・飛沫対策メガネ「AIR VISOR ULTRA+」- メガネのZoffオンラインストアより引用

Zoffが販売する、最大約99%花粉カットを実現した花粉メガネ。

目元をぐるりと覆うシリコンフードが肌に密着し、花粉のしっかりブロックするアイテムです。

レンズ可視光線透過率:90%
紫外線透過率:0.1%以下 (紫外線カット率:99%以上)
花粉カット率最大99%
価格(税込)¥5,500
公式サイト詳細を見る

UAスポーツマスク フェザーウエイト [アンダーアーマー]

参照 アンダーアーマー公式サイト UAスポーツマスク フェザーウエイト

アンダーアーマーが販売する、花粉99.9%カットするスポーツマスク。

アスリートの声に耳を傾け、前作より40%の軽量化、そして、呼吸のしやすさとフィット感もさらに進化。

また、立体成型により口や鼻との間に空間が生まれるため、ランニング時も呼吸がしやすい構造に。

さらに、ストレッチ性のある耳ゴムと調整可能なノーズブリッジのダブル効果で顔にしっかりフィットし、激しい運動時もズレにくいアイテムです。

機能UPF50+(UVカット)
消臭機能付き(汗臭)
花粉カット率最大99.9%
価格(税込)¥3,300
公式サイト詳細を見る

デサント アスレティック マスク + ion”e”air [デサント]

デサント アスレティック マスク + ion”e”air|【デサント公式通販】より引用

デサントが販売する、電源不要の空気清浄技術を用いて(着用することで)スギ花粉を89%除去できるスポーツマスク。

Salute.Lab株式会社が開発した「電源のいらない空気清浄技術イオニア」の効果で、マスクを着用することでスギ花粉やヒノキ花粉、PM2.5などを除去できます。

本体の立体構造とあご部分にゴム紐をつけあごとマスクの間に空間をあけて通気口を作った仕様で、呼吸がしやすく呼気のこもりを軽減。

また、独自開発素材の「Coolist D-Tec」を使用することで、汗や呼気に含まれる水分や熱を素早く蒸発させマスク内を涼しく爽やかに保ちます。

さらに、耳部分には紐の長さを調整するアジャスター付きで、走行時も快適な着け心地を実現しています。

花粉除去に長けた、数少ないスポーツマスクです。

機能
花粉カット率最大99.9%
価格(税込)¥3,630
公式サイト詳細を見る

関連記事:【レビュー】花粉対策できるデサント アスレティック マスク + ion”e”airの性能とは

イハダアレルスクリーンEX スプレータイプ [IHADA]

参照 IHADA公式サイト イハダアレルスクリーンEX

IHADAが販売する、花粉やウイルスの付着を抑制するスプレー。

資生堂の特許技術「微粒子吸着防止技術」を採用し、花粉・ウイルスの付着を防ぎます。

ランニング前に目や鼻など顔全体に吹き掛けるだけなので、手軽に対策できるアイテムです。

↓ 目や鼻のまわりに塗るジェルタイプもあります

ブリーズライト [佐藤製薬]

参照 佐藤製薬公式サイト ブリーズライト

佐藤製薬が販売する、鼻のつまりを軽減する鼻孔拡張テープ。

鼻詰まりの状態でランニングすると鼻呼吸ができず苦しくなるため、ランニング前に装着して、鼻の通りを良くしておきましょう。

毎日の洋服ブラシ [マーナ]

参照 マーナ公式サイト 毎日の洋服ブラシ

マーナが販売する、静電気が起きにくい天然毛を使用した洋服ブラシ。

帰宅後、すばやく花粉を落とせるよう玄関に置いておきましょう。

[参考]花粉重症者のわたしの花粉対策

私はスギ•ヒノキ持ちなので、2〜5月前半(ゴールデンウィーク頃)まで症状が続きます。

1番ひどいときは、くしゃみと鼻水が止まらず、何をやるにも「やる気」が起きないほど。

2023年3月現在、花粉が舞う中、ランニングしていますが、その際に行なっている花粉対策を紹介します。

わたしが行う花粉対策
  • 薬を飲み続ける
  • デサントマスクをつける
  • スプレーを顔に吹きかける

[対策1] 花粉時期より前から薬を飲み始める

これが1番効果がありました。

今までは症状が出始めてから薬を飲んで症状を和らげていました。

ですが、症状が出始めてから薬を飲んでも症状が治まることが少なく、ランニングできない日が続きました。

そこで、インターネットや雑誌等で紹介されていた、花粉が本格的に飛び始める前から薬を飲み始めることで症状が和らぐことを知り、実践してみました。

全く症状が出ていない1月後半から病院で処方してもらった薬を飲み始めたことで、今現在もくしゃみ、鼻水、鼻詰まりといった症状※はほとんどありません。

※目の痒みはあり

鼻詰まりもないため、鼻呼吸でき、快適にランニングできています。

もし、症状がツラい方は事前に薬を飲むと、症状が和らぐかもしれません。

[対策2] デサントマスクをつける

ランニング時はデサントのマスクを着用しています。

前述の通り、マスクは花粉の侵入を防ぐ効果があります。

また、デサントマスクに搭載されたイオニアの効果で周辺の花粉を除去する効果があるため、自分自身を安心させるために着用しています。

薬ほど、効果は実感できませんが、マスクを着用していなければ大量の花粉を吸い込むことを考えれば、良い対策です。

花粉を除去する仕組みや、着用した感想は下記の記事で述べています。

関連記事:【レビュー】花粉対策できるデサント アスレティック マスク + ion”e”airの性能とは

[対策3] スプレーを顔に吹きかける

ランニング前に顔全体にIHADAのスプレーを吹きかけています。

[対策2]同様、劇的な効果は実感できませんが、「使わないより効果はある」と、自分自身を安心させるために吹きかけています。

私は上記の3つを行なっています。

ぜひ、参考にしてみてください。

まとめ

今回は、ランナーの方ができる花粉対策とおすすめ花粉グッズを紹介しました。

この時期は、外に出るのさえ辛いと思いますが、ランニングを継続するため花粉対策をしっかり行い、ランニングを楽しみましょう。

ぜひ、今回の内容を参考にしてみてください。

本日は以上です。

【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ

フルマラソン出場までの流れをまとめました。

初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。

マラソン大会の選び方

購入すべきランニンググッズ

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Yusuke Saito
Yusuke Saito
マラソンランナー
初心者のためのマラソンブログ「31らん(さいらん)」運営者。2018年6月にランニングを始め、年間2,500km走ってます。これまでの記録は、【フルマラソン】 4:06:27(第32回ぐんまマラソン) 【ハーフマラソン】 1:46:18(第39回フロストバイトロードレース)【10キロ】42:47 【5キロ】19:08 【1キロ】3:17 マラソン大会に向けた流れやトレーニング方法、ランニンググッズを紹介していきます。
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