【実費レビュー】レースマグ(RACEMAG)を使ってみた|フルマラソンでも外れにくいマグネット式ゼッケン留め

お気に入りのウェアでマラソンを走りたい。でも、アスリートビブス(ゼッケン)を付けるために穴を開けたくない——。
そんな悩みを解決するアイテムをご紹介します。
多くの大会では、アスリートビブスと一緒に安全ピンが配られます。
そのため「ゼッケンは安全ピンで留めるもの」と考えている方も多いはずです。
もちろん、安全ピンでも問題なく装着できます。
ただ、フルマラソンは3〜7時間走り続けることもあり、走っている間の揺れや擦れで、ウェアに小さな穴が開いてしまうことがあります。
そんなトラブルを防いでくれるのが、マグネット式ゼッケン留めの「レースマグ(RACEMAG)」です。
これを使えば、ウェアに穴を開けずにアスリートビブスを固定できます。
お気に入りの一着を、長く大切に着るために。ぜひチェックしてみてください。
レースマグ(RACEMAG)の基本情報



「レースマグ(RACEMAG)」は、株式会社アクティブライフが販売している、アスリートビブスをウェアに装着するためのアイテムです。
1袋4個入りで、価格は1,430円。
フルマラソンやハーフマラソンなどの大会で、ビブス(ゼッケン)をウェアに取り付ける際に使用します。
| 商品名 | レースマグ(RACEMAG) |
| 内容量 | 4個入り |
| サイズ | フリー |
| ブランド | 株式会社アクティブライフ |
| 価格 | 1,430円(税込) |
レースマグ(RACEMAG)の特徴紹介
マグネットタイプ



レースマグは、強力なマグネットでアスリートビブスを挟み込んで固定するゼッケン留めです。
装着方法はシンプルで、ウェアの上にビブスを重ね、表側と裏側からマグネットで挟むだけ。
磁力でしっかり固定できるため、走行中もズレにくいのが特徴です。
フルマラソン1回分の4個入り


レースマグは1袋4個入り。
ビブスの四隅を固定できる数がそろっています。
大会によって異なりますが、アスリートビブスは前面(胸)だけ装着でOKなケースが多いため、基本的には1袋あれば十分です。
コーディネートによって選べる豊富なカラーリング

レースマグは、全9種類のカラーが用意されています。

- ネイビー
- ブルーグリーン
- ホットピンク
- オレンジ
- ブラック
- レッド
- ホワイト
- ライトブルー
- ライトピンク
その日のコーディネートや、ビブスの色に合わせて選べるのが魅力です。
マラソン中は写真を撮られる場面も多いので、見た目にもこだわりたい方には特にうれしいポイントです。
レースマグ(RACEMAG)の取り付け方


取り付け方はとても簡単で、基本は「挟むだけ」です。




- ウェアを着た状態で、ビブスの位置を決める
- ビブスをウェアの上に重ねる
- ビブスの表側にマグネットを置く
- ウェアの裏側からもう1つのマグネットを合わせて挟む
- 四隅(または必要な箇所)を同様に固定して完成
ズレが気になる場合は、最初に軽く位置合わせをしてから、最後に全体を整えるときれいに装着できます。
レースマグ(RACEMAG)を実際に使ってみた感想(体験談)

今回、「第20回湘南国際マラソン」でレースマグを実際に使用しました。
ここではフルマラソンでの使用感を、体験談としてまとめます。
なお、レースペースは4時間前半を目安とした走り方です。
外れにくさ


結論から言うと、走っている最中に外れる心配はまったくありませんでした。
当日は風もなく快晴で、コンディションとしてはかなり良好。
ペースも極端に速いわけではありませんでしたが、レース後に確認しても四隅はしっかり固定されたままで、問題なく完走できました。
さらに、装着した位置からズレ落ちることもなく、最後まで同じ位置で固定され続けていました。
レース後も磁力が弱くなった感覚はなく、フルマラソン1回の使用では劣化はほとんど感じませんでした。
感覚としては、4〜5回は問題なく使い回しできそうです。
跡
マグネットで固定するタイプですが、使用後に確認しても跡はまったく残りませんでした。
安全ピンのように穴が開く心配もなく、ウェアを傷めにくいのが大きなメリットです。
そのため、高級ウェアやお気に入りのウェアで走りたい方には、特に相性の良いアイテムだと感じました。
着用できる生地の厚み
結論として、一般的なランニングTシャツ程度の厚みなら問題なく固定できます。
一方で、生地が厚くなるほどマグネット同士の距離が離れるため、磁力が弱くなって固定力が落ちる点には注意が必要です。
目安は以下の通りです。
- ランニングTシャツ/ノースリーブ/ロンTなど(薄手〜中厚手):◎ 使用可能
- スウェット生地など(厚手ウェア):△〜✕ 固定できない可能性あり
寒い時期のレースで重ね着をする場合は、ゼッケンを付けるのは薄手のレイヤー(例:インナーや薄手ロンT)にするのがおすすめです。
【注意点】ビブスに計測チップが付いている場合は使えない

フルマラソンでは、アスリートビブス(ゼッケン)と一緒に計測チップが郵送されることが多いです。
ビブスは入場・本人確認の役割があり、計測チップはレース中のタイムを計測するために使われます。
一般的には、ビブスと計測チップは別々に入っています。

ただし大会によっては、ビブスに計測チップが一体化しているタイプもあります。

この場合は注意が必要です。
計測チップは磁気の影響を受ける可能性があり、タイムを正しく計測できなくなる恐れがあるため、磁石を近づけない方が安心です。
そのため、計測チップが一体化しているビブスには、レースマグのマグネットは使用できません。
レースマグを使う場合は、計測チップが付いていない(別体の)ビブスが前提になります。

購入前・レース前に、大会の案内や同封物を確認して、ビブスと計測チップが別かどうかをチェックしておきましょう。
レースマグ(RACEMAG)はこんな人におすすめ!
レースマグ(RACEMAG)は、次のようなランナーに特におすすめです。
- お気に入りのウェアに穴を開けたくない人(安全ピンが苦手な人)
- 高級ウェア・機能性ウェアを長く大切に着たい人
- 走行中のビブスのズレやバタつきが気になる人
- 毎回、安全ピンを付ける作業が面倒な人(挟むだけで装着したい)
- レース後にウェアのダメージを残したくない人
ウェアへのダメージを抑えつつ、ゼッケンをしっかり固定したいランナーにとって、心強いアイテムだと感じました。
まとめ
レースマグ(RACEMAG)は、マグネットでアスリートビブスを固定できるゼッケン留めです。
安全ピンのようにウェアへ穴を開ける心配がなく、使用後も跡が残りにくいので、お気に入りの一着を大切に着たいランナーにぴったり。
実際にフルマラソンで使ってみても外れる不安はなく、ズレも起きにくいと感じました。
一方で、生地が厚すぎると固定力が落ちる可能性があるため、装着するウェアは薄手〜中厚手が安心です。
「ウェアを傷めず、見た目もスマートにゼッケンを付けたい」という方は、ぜひ一度試してみてください。
本日は以上です。
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【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ

フルマラソン出場までの流れをまとめました。
初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。
マラソン大会の選び方
購入すべきランニンググッズ
完走するためのトレーニング方法
レース前日や当日の過ごし方
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