【実費レビュー】フルマラソンで活躍するアシックス ポンチョ|雨・寒さ対策に最適なアイテムです
フルマラソン当日、雨予報だ・・・。どんな服装で走ればいいですか?
そんな疑問にお答えします。
3〜7時間走り続けるフルマラソン当日に雨予報だと、憂鬱な気分になりますよね。
長時間、雨に打たれ続けると、ストレスが溜まったり、パフォーマンスの低下に繋がります。
- 髪の毛から水が滴り落ち、顔を拭う動作をしなければならない
- 水たまりを気にしなければならず、より体力を使ってしまう
- シューズやウェアが水分を含み、重くなる
- 体温が低下し、”低体温症”になる恐れがある
このように、雨の日は障壁が多く、ランナーにとっては最悪なコンディションとも言えます。
そんな雨の日におすすめのアイテムが、アシックスが販売する「ポンチョ」です。
ランニングに特化した作りなので、走りに影響を与えず、かつ価格は308円(公式サイト価格)と、お求めやすいです。
せっかく、高い参加料を払って出場するわけなので、雨だからといって欠場することのないよう、事前に対策グッズを用意しておきましょう。
ポンチョの使い方
ポンチョには、2つの使い方があります。
- 寒さ対策
- 雨対策
主に、フルマラソン当日に活躍するため、出場予定の方は持っておくと安心です。
[使い方①] 寒さ対策
1つ目が、レース開始前の整列(待機)時に着用する方法です。
フルマラソンは、大会申込み時に申告した「完走予想タイム」をもとにブロックが決められており、その指定されたブロックに整列します。
(大会によりますが、)整列完了からレース開始までの待機時間は10〜30分あります。
特に、エリートランナーは(寒い日でも)薄着で走るため、身体を動かせない待機時間中は、とても寒いです。
そんなときに、身体が冷えないようにポンチョを着用して、寒さを凌ぐ使い方ができます。
特に、肌の露出面積が広いウェアで走る方におすすめです。
[使い方②] 雨対策
2つ目が、雨の日に着用する方法です。
雨の侵入を防ぐので、ウェアが濡れる心配がないです。
ウェアが濡れると重くなり、走りに影響が出てしまいます。
また、(ウェアが濡れている状態で)風が強いと、身体が一気に冷え、低体温症になる恐れもあります。
現に、東京マラソン2019は気温5.7℃、雨が降り続ける最悪なコンディションの中行われ、大迫傑選手が途中棄権しました。>> 朝日新聞社によるインタビュー記事
(寒い時期に)雨が降ると、走っていても体温が上がってこないこともあり、大幅なパフォーマンス低下に繋がります。
トップアスリートのように、1分1秒のタイムを競っていない方は、ポンチョを着用するなどして対策すると良いでしょう。
ポンチョ基本情報
はじめにアシックス ポンチョの基本情報です。
サイズはF(フリー)のみなので、迷わず購入できます。
下記が、参考寸法です。
着丈:約80cm
幅:約65cm
首回り:約75cm
アームホール:約60cm
↓ 表面には、アシックスのロゴが記載されています。
↓ 裏面は、文字等の記載はありません。
↓ 肩口は約10cmあるので、走行中に肩からズレ落ちることは少ないでしょう。
↓ 首回りは約75cmあり、十分なスペースが確保されています。
↓ アームホールは約60cmあり、腕振りに影響しないです。
↓ ロゴは下のほうにあるので、ゼッケンが重なる心配はありません。
アシックス ポンチョの特徴
続いて、ポンチョの特徴を解説します。
- フリーサイズなので、誤ったサイズのものを購入する心配がない
- 透明なので、ゼッケンが見える
- 首回り、腕回りに余裕があり、着脱しやすい
- コンパクトなので、持ち運びしやすい
- 作りがしっかりしていて、使いまわし可
[特徴①] フリーサイズなので、誤ったサイズのものを購入する心配がない
フリーサイズなので、身長が高い人から低い人まで使用できます。
実際に測ってみると、着丈78cm、幅63cmでした。
↓ フリーサイズなので、丈が長いことが分かります。
幅もゆとりあるので、細身でなくても、十分対応できます。
着丈、幅ともに、ウエストポーチやリュックを背負っても十分すぎる大きさです。
[特徴②] 透明なので、ゼッケンが見える
マラソン大会ではゼッケンを着用する必要があり、相手(大会関係者)からゼッケンが見える位置に貼らないといけません。
ですが、ポンチョは透明なので、ウェアの上から着用しても(ゼッケンが)隠れることはありません。
透明なウインドブレーカーを着用するのでもいいですが、マラソン大会のために購入するのは勿体ないので、透明なポンチョで対応するのが良いでしょう。
[特徴③] 首回り、腕回りに余裕があり、着脱しやすい
首回り、腕周りは穴が大きく、着脱しやすいです。
不安定な天候であれば、何度も着たり脱いだりを繰り返す可能性もあるため、着脱しやすい点は高評価です。
[特徴④] コンパクトなので、持ち運びしやすい
折りたためば、コンパクトになるので、持ち運びしやすいです。
レース途中、雨が止んだり、暑くなってくればポンチョを脱ぐことになります。
ただ、再び雨が降ってくるかもしれないので、できれば、持ち続けておきたいところ。
キレイに畳めば(レース中にキレイに畳むことは難しいですが)、ハーフパンツのポケットに収納できる大きさなので、大変ありがたいです。
[特徴⑤] 作りがしっかりしていて、使いまわし可
素材は「ポリエチレン100%」を使用。
ポリエチレンは「ごみ袋」や「レジ袋」などに使用され、防水性が高い特徴があります。
吸水しないため、雨の侵入を防ぎ、雨対策バッチリです。
過度に引っ張れば破れてしまいますが、それでも100円で購入できるポンチョより作りはしっかりしているので、レースに最適です。
乱暴に扱わなければ、2〜3回使用できるアイテムです。
欠点を挙げるとすれば・・・
[体験談①](ハーフパンツの)ポケットの中身が取り出しづらい
着丈約80cmと、人によっては(ハーフパンツの)ポケットより下までポンチョが覆います。
なので、ポンチョをまくって、ポケットに手を伸ばす必要があります。
ポケットへのアクセスの悪さが挙げられますが、逆を言うと、ポケットの中身が濡れないというメリットでもあります。
[体験談②] 身体が小さい方は、首筋から雨が入ってくる
首回りが大きく開いているので、首から雨粒が侵入する可能性があります。
もちろん、ポンチョだけで完全に雨粒の侵入を防げるわけではないですが、首回りが細い方や身体が小さい方は、特に感じやすい点でしょう。
[体験談③] フードは付いていないので、頭は濡れる
フードは付いていないので、頭は濡れてしまいます。
ただ、フードが付いていても、走っているうちに脱げてしまうので、そこまで気になる点ではないです。
キャップを被って、雨を防ぎましょう。
まとめ
今回は、アシックスが販売するポンチョを紹介しました。
ランニング用に作られているので、腕振りもしやすく、他のポンチョよりおすすめです。
フルマラソン当日に雨が降る確率は低いですが、いざという時のために用意しておきましょう。
本日は以上です。
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