【実費レビュー】デサント コアクーラーの性能とは?手のひらを冷やして使う暑さ対策グローブ

yusuke saito
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ランニングでも使える、暑さ対策グッズを探している方は必見です。

この記事ではデサントが販売する、「コアクーラー(以下、本製品)」を紹介します。

本製品の特徴は、下記の通りです。

適温畜冷材で手のひらを冷やすことで暑さ対策!

適温畜冷材は冷凍庫で冷やすことで繰り返し使用可能

グローブタイプなので、ランニング時も使いやすい

この記事を読めば、実際に着用した体験談と各店鋪の最安値情報などが分かります。

本製品が気になっていた方は、ぜひ参考にしてみてください。

デサント コアクーラーのデザイン!機能や特徴など

本製品は電機メーカー「シャープ」とスポーツメーカー「デサント」の共同開発により生まれたクーリングアイテムです。

シャープ独自開発した冷たすぎず快適な温度を保つ「適温蓄冷材」とデサントが開発した、ランナーが快適に装着できる「グローブ型のアタッチメント」の組み合わせにより、カラダを冷やし、暑さ対策できます。

下記が、本製品の外箱です。

箱の中には、アタッチメントと適温蓄冷材が2個ずつ入っています。

セット内容
  • アタッチメント×2個
  • 適温蓄冷材×2個
商品名コアクーラー
品番DAT9000
価格 (税込)3,960円
サイズフリーサイズ
カラーブラック×ブラック
ブルー
グレー
レッド
素材適温蓄冷材:ナイロン ポリエチレン
アタッチメント:ポリエステル82% ポリウレタン18%
機能暑熱対策
おすすめする人・暑い日でも快適にランニングしたい方
・熱中症予防グッズを探している方
ブランドデサント
公式サイト詳細を見る

写真とともに、搭載されている機能や本製品の特徴を見ていきます。

適温畜冷材で手のひらを冷やすことで暑さ対策

引用元:デサント公式サイト
引用元:デサント公式サイト

適温蓄冷材で、手のひらを適温(12℃)で冷やすことで、血液の温度が下がります。

冷えた血液が体温を巡り、カラダの中心部の体温(深部体温)が下がることで、暑さ対策ができます。

これまでは、首や脇の下などを冷やすと良いとされていましたが、「脳に近い部分を冷やすよりも脳から離れた手のひらを冷やすことが効果的」と言われています。

適温畜冷材は冷凍庫で冷やすことで繰り返し使用可能

適温蓄冷材は12℃までしか下がらないため、ずっと皮膚に当てても冷たすぎて痛くなることがありません。

見た目は保冷剤のようですが、氷のように冷え過ぎて痛みを感じることがないため、ひんやり感を体験できます。

その適温蓄冷材は冷凍庫で2時間以上、もしくは氷水で1時間以上冷やすことで、繰り返し使うことができます。

保冷剤と何が違う?

保冷剤(0〜−10℃)だと、冷たすぎて血管が収縮してしまい、うまく血液が冷えず、深部体温を下げることができません。

本製品の適温蓄冷材だと、冷たすぎず、ちょうどよい冷却温度(12℃)で血液を冷やしてくれるので、深部体温を下げることができます。

間違って、自宅にある保冷剤を使わないようにしましょう

グローブタイプなので、ランニング時も使いやすい

適温蓄冷材は専用のアタッチメント(グローブ)に装着でき、手のひらに(グローブを)はめるように着用します。

指先は自由なので、適温蓄冷材を握り続ける必要がありません。

そのため、”ウォッチの操作”や”ドリンクを飲む”動作の妨げになりにくいです。

ランニングや日常生活など様々なシーンで使用可能

ランニングはもちろん、通勤や睡眠時など様々なシーンで活用できます。

↓ ランニングなどのトレーニング時

引用元:デサント公式サイト

↓ 通勤時

引用元:デサント公式サイト

↓ 睡眠時

引用元:デサント公式サイト
  • ランニング前後:ランニング時の熱中症対策、ランニング後のリカバリーに
  • 日常使い:通勤時の熱中症対策、暑くて眠れない夜に(睡眠時)

カラーは5種類

カラーは「ブラック」「ブラック×ブラック」「ブルー」「グレー」「レッド」の5種類です。

↓ ブラック(着用アイテム

引用元:デサント公式サイト

↓ ブラック×ブラック

引用元:デサント公式サイト

↓ ブルー

引用元:デサント公式サイト

↓ グレー

引用元:デサント公式サイト

↓ レッド

引用元:デサント公式サイト

デサント コアクーラーの使用方法

アタッチメントを裏返す
適温蓄冷材を裏側のバンド部分に装着する
再度、裏返す
手のひら側に適温蓄冷材がくるように装着する

デサント コアクーラーを使ってみた感想

それでは、着用してみた感想をお伝えします。

[感想①] グローブをはめるより、手で持つ方が良い

(適温蓄冷材を)グローブ内のバンド部分に固定できるため、手を握らなくても、手のひらが冷やせる点は良かったです。

ランニング中、ずっと、手を握り続けるのは疲れますからね(たまには、指先を延ばしたい)。

また、手のひらにしっかり適温蓄冷材が当たり、ひんやり感が味わえたのも良かったです。

12℃という温度により冷凍庫から取り出した瞬間に肌に触れ続けても、”冷たさによる痛み”はなく、快適でした。

ですが、手の甲は適温蓄冷材の”ひんやり感”がない、かつ(グローブを装着していることにより)露出せず風が当たらない※ため、だんだんと暑さを感じました。

※グローブはメッシュ素材で、生地はとても薄く、通気性はよい

さらに、グローブの生地が手の甲に触れている、かつ腕振りによる揺れにより、生地と皮膚が擦れて、むず痒さを感じてしまいました。

そのため、(個人的には)グローブをはめずに、直接、適温蓄冷材を持ち、ランニングするのが効果的だと感じました。

手のひらに収まるサイズ感と、適温蓄冷材を直接持っても”冷たさによる痛み”がない点で、ランニング時も問題ありませんでした。

GOOD

適温蓄冷材を手で直接持つのが最適です。グローブにより手の甲が覆われるため、(気温が高いと、)手の甲に熱が溜まっている感じがして、満足に冷たさを感じなかったためです。

[感想②] 持続時間は30〜40分ほど

30℃を超える日に使用してみました。

結論、持続時間は30〜40分ほど※で、冷却効果がなくなりました。

※気温、手のひらの体温などにより持続時間は変わる

装着して10分ほどで適温蓄冷材の中の氷が半分溶け、20分ほどでなくなっていました。

そこからひんやり感は残っていましたが、冷凍庫から取り出したほどのひんやり感はなく、最終的に30〜40分ほどでひんやり感はなかったです。

そのため、冷却効果が持続する間、ランニングしたい方は30分前後を目安に走ると良いでしょう。

もちろん、冷却効果がなくなったからといってランニングできなくなるわけではありません。

ですが、夏場に長時間走行するのは”熱中症”の危険もあるため、初心者ランナーは上記の時間を走行する際に有効です。

GOOD

当然、冷却しないよりは熱中症予防の効果はあるため、暑さ・熱中症対策として有効です。

運動中に身体を冷やすことで運動パフォーマンスが向上する

運動中に身体を冷やすことで、体温上昇を抑制でき、運動パフォーマンスが向上します。

日本スポーツ振興センター 「競技者のための暑熱対策ガイドブック」によると、運動中にアイスベストを着用することと水分補給を組み合わせることによって持久性パフォーマンスが向上したと報告されています。

引用元:日本スポーツ振興センター 「競技者のための暑熱対策ガイドブック

熱中症は深部体温が40℃を超えることで起こりやすくなるため、本製品で深部体温の上昇を抑えることで、体調の悪化を抑え、ランニングが継続しやすくなります。

ランニング中に30分程度、冷却できるだけでも効果は大いにあると思うため、”熱中症予防”に最適です。

[感想③] 12℃の温度でもひんやり感は十分に味わえる

前述のとおり、適温蓄冷材は12℃までしか下がりません。

12℃という温度は、冷凍庫から取り出した直後に、手で持っても”冷たさによる痛み”は感じず、快適に冷やすことができました。

一方、通常の保冷剤の温度は0℃のため、手で持つと痛みを感じるほどとても冷たく、皮膚に当て続けるのは難しかったです。

また、0℃だと冷たすぎて血管が収縮してしまい、うまく血液が冷えず、深部体温を下げることができませんが、本製品だと、冷たすぎず、ちょうどよい冷却温度(12℃)で血液を冷やしてくれるので、深部体温を下げることができます。

そういった点で、グローブを使わなくても、本製品の”適温蓄冷材”だけを目的に購入するのはアリだと感じました。

GOOD

手のひらに収まるサイズ感なのも、良い点です。

[感想④] 日焼けが気になりそう

本製品にはUVカット機能は付いていないですが、グローブ部分は肌が露出していないため、手の甲(や手のひら)が日焼けすることが考えられます※。

前述のとおり、私はグローブを装着せずに使用しているため、あくまでイメージでの話になります

ランニングウォッチは繰り返し装着することで、手首に日焼けした箇所と日焼けしていない箇所の境界線ができます。

ですが、時計の場合、ランニングに限らず、仕事やプライベートでも着用できるため、日焼け跡があっても、そこまで気にはなりません。

ですが、本製品は仕事中※も装着するわけではないです。

※ここでは冷房の効いた空間で、デスクワークを想定している

”接客業”や”営業”など手の甲を相手に見られることがある場合は、余計に、日焼けは気になってしまいます。

そのため、人によっては、グローブを装着しづらいという印象を受けました。

BAD

日焼けが気になり、気軽に(グローブを)装着できない点がBADです。

デサント コアクーラーをおすすめする人

おすすめする人
  • 暑い日でも快適にランニングしたい方
  • 熱中症予防グッズを探している方

本製品は適温蓄冷材を用いて、手のひらを冷却するアイテムです。

首を冷やせる「ネッククーラー」や身体の内部から冷却する「アイススラリー」とは違い、てのひらが冷やせる数少ない暑さ対策グッズです。

また、手のひらから血液を冷やせるため、深部体温が下がり、”パフォーマンス向上”や”熱中症予防”に効果的です。

秋以降のフルマラソンに向け、夏場もランニングする方におすすめです。

デサント コアクーラーを最安で買えるのはAmazon!Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングとの価格差を解説!

公式サイト3,960円 (税込)
Amazon3,377円 (税込)
楽天市場3,649円 (税込)
Yahoo!ショッピング3,733円 (税込)
スーパースポーツゼビオ3,500円 (税込) +送料
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※2023年5月時点

「Amazon」が3,377円と、公式サイトより安く購入できます。

ただし、各通販サイトのセール等で価格の変動がある場合もあるため、最新の価格は下記のリンクよりご覧ください。

まとめ

今回はデサントが販売する「コアクーラー」について、紹介しました。

改めて、本製品は電機メーカー「シャープ」とスポーツメーカー「デサント」の共同開発により生まれたクーリングアイテムです。

適温蓄冷材で手のひらを適温(12℃)で冷やすことができ、熱中症対策に効果的です。

首元を冷やせるアイテムや身体の内部から冷やすアイテム(アイススラリー)はありますが、手のひらを冷やせるアイテムは数少ないため、手のひらを冷やしたい方におすすめです。

ぜひ、興味ある方は購入してみてください。

本日は以上です。

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Yusuke Saito
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マラソンランナー
初心者のためのマラソンブログ「31らん(さいらん)」運営者。2018年6月にランニングを始め、年間2,500km走ってます。これまでの記録は、【フルマラソン】 4:06:27(第32回ぐんまマラソン) 【ハーフマラソン】 1:46:18(第39回フロストバイトロードレース)【10キロ】42:47 【5キロ】19:08 【1キロ】3:17 マラソン大会に向けた流れやトレーニング方法、ランニンググッズを紹介していきます。
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