【実費レビュー】ミズノ ランナップ ゼッケンホルダー!安全ピン不要でウェアに穴を開けない神アイテム

お気に入りのウェアでマラソンを走りたいけれど、アスリートビブスを付けるために穴は開けたくない——。
そんなお悩みにお答えします。
多くの大会では、アスリートビブスと一緒に「安全ピン」が同封されており、「ビブスは安全ピンで留めるもの」と思っている方も多いのではないでしょうか。
もちろん、安全ピンで留める方法でも問題はありませんが、3〜6時間走り続けるフルマラソンでは、走行中の揺れによってウェアに小さな穴が開いてしまうことがあります。

そんなトラブルを解決してくれるのが、今回ご紹介する「ランナップ ゼッケンホルダー」です。
このアイテムを使えば、ウェアに穴を開けずにアスリートビブスを取り付けることができます。
お気に入りの一着を長く大切に着るためにも、ぜひ参考にしてみてください。
ミズノ ランナップ ゼッケンホルダーの基本情報




「ランナップ ゼッケンホルダー」は、ミズノが販売している、アスリートビブスをウェアに装着するためのアイテムです。
1袋10個入りで、価格は880円です。
フルマラソンやハーフマラソンなどの大会で、ゼッケンをウェアに取り付ける際に主に使用します。
| 商品名 | ランナップ ゼッケンホルダー |
| 内容量 | 10個入り |
| サイズ | フリー |
| 素材 | ナイロン樹脂 |
| 商品コード | J2JYB00001 |
| ブランド | ミズノ |
| 価格 | 880円(税込) |
ミズノ ランナップ ゼッケンホルダーの特徴紹介
生地を噛むタイプ




本製品は、オス型とメス型が1セットになった構造です。
オス型には柱状の突起が付いており、メス型の中央には、その突起を差し込むための穴が空いています。
装着するときは、オス型とウェア、アスリートビブスを重ね、その上からメス型をはめて挟み込むことで固定します。
フルマラソン最大2回分の10個入り


本製品は、1袋10個入りです。
フルマラソンでは、大会によっては前面だけでなく、背面にもビブスを装着する必要があります。
前面のみの装着であれば1回のレースで4個使うため、10個入りで最大2回分まで使用できます。
一方、前面・背面の2枚のビブスを装着する場合は1回のレースで8個使用することになり、10個入りでフルマラソン1回分をまかなうことができます。
コーディネートを邪魔しないデザイン


本製品は、全面が白色のシンプルなデザインです。
ミズノのロゴも同じく白でさりげなく入っているため、目立ちすぎることがありません。
ウェアやビブスのデザインを損なうことなく、自然になじむ見た目で装着することができます。
ミズノ ランナップ ゼッケンホルダーの取り付け方


続いて、ゼッケンホルダーを使った、ビブスの取り付け方です。


ビブス(ゼッケン)の四隅にあるピン穴(※開いていない場合もあります)に、オス型の柱を差し込みます。
このとき、実際にTシャツへビブスを付ける位置に合わせて作業するとスムーズです。



シャツの裏側にメス型を入れ、オス型の柱に合う位置でしっかり押し込みます。
シャツの生地同士が噛み合うことで、ビブスが固定されます。
同じ手順を四隅すべてに行って装着します。

メス型とシャツの生地の間に少し隙間があるので、そこに爪を引っかけて、手前に引くようにすると外せます。
素材はプラスチックですが、よほど強い力をかけない限り割れにくく、繰り返し使用できます。
ミズノ ランナップ ゼッケンホルダーを実際に使ってみた感想(体験談)


今回、第35回ぐんまマラソンで本製品を実際に使用しました。
フルマラソンでの使用感をお伝えします。
なお、レースペースは4時間前半を目安とした走り方です。
外れにくさ

結論から言うと、走っている最中に外れる心配はまったくありませんでした。
当日は、時おり強い雨が降り、風速5m/sを超える強風というタフなコンディションでした。
ビブスが水に濡れたり、風で大きく揺れたりと負荷がかかっていたはずですが、レース後に確認しても四隅はしっかり固定されたまま完走できました。
Tシャツの生地をしっかり噛んでくれる構造なので、オス型・メス型がよほど劣化していない限り外れる心配は少ないと感じました。
今回フルマラソン1回での使用では劣化はほとんど感じられず、2~3回は問題なく使い回しできそうです。
跡
こちらは、レース後にビブスを外して撮影した写真です。



約4時間装着していたため、四隅に小さな丸い跡が残っていました。
その後洗濯をしたところ、レース直後よりも跡はだいぶ目立ちにくくなりました。

もちろん、Tシャツの素材によって跡の残り方は変わってきそうです。
「安全ピンで穴が開いても気にならないか」、それとも「多少跡が残ってもいいので、Tシャツに穴は開けたくないか」で、好みが分かれるポイントだと思います。
ほつれ
今回は新品の参加賞Tシャツに装着したこともあり、ほつれは一切見られませんでした。
生地が傷んでいない新品〜新品同様のTシャツであれば、ほつれを心配する必要はほとんどないと思います。
着用できる生地の厚み
基本的に一般的なランニングTシャツ程度の厚みであれば問題なく挟み込めます。
一方で、生地が厚すぎるとオス型とメス型がしっかり噛み合わず、固定力が弱くなってしまいます。
目安としては、
- ランニングTシャツ、ノースリーブ、ロンTなどの薄手〜中厚手のウェア:◎ 使用可能
- スウェット生地、厚手パーカー、ジャージの二重構造、ダウンなどの厚手ウェア:△〜✕ 噛み合いにくい可能性あり
寒い時期のレースで重ね着をする場合は、ゼッケンホルダーを付けるウェアは薄手のレイヤーにするのがおすすめです。
ミズノ ランナップ ゼッケンホルダーはこんな人におすすめ!
ミズノ ランナップ ゼッケンホルダーは、次のようなランナーに特におすすめです。
- お気に入りのTシャツに、安全ピンで穴を開けたくない人
- ゼッケンの付け外しを、できるだけ簡単・スムーズに行いたい人
- フルマラソンなど長時間のレースでも、ゼッケンが外れない安心感が欲しい人
- 安全ピンのチクチク感や、肌への当たりが気になる人
- 雨や風など悪天候の中でも、ゼッケンをしっかり固定しておきたい人
- 何度も大会に出場するので、繰り返し使えるゼッケンホルダーを探している人
ウェアへのダメージを抑えつつ、ゼッケンをしっかり固定したいランナーにとって、心強いアイテムだと感じました。
まとめ
今回は、ミズノが販売する『ランナップ ゼッケンホルダー』をご紹介しました。
これまで「仕方なくウェアに穴を開けてゼッケンを付けていた」という方は、ぜひ一度試してみてください。
フルマラソンやハーフマラソンなどのレースシーンで、とても心強いアイテムになります。
本日は以上です。
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