【実費レビュー】タビオ レーシングラン Grip×Coolの性能とは?接触冷感を搭載した履くとひんたり冷たいソックスです

yusuke saito
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初心者ランナー
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タビオが販売している「レーシングラン Grip×Cool」とは、どんな性能ですか?

そんな疑問にお答えします。

今回はタビオ レーシングラン シリーズに接触冷感を搭載したモデル※が登場したので、実際に着用した感想を紹介します。

※公式サイトにはタビオ レーシングラン史上最高にCOOL(冷たい)&TOUGH(耐久性が向上)!と記載されています

長時間走る際や夏場の気温が高い日など、足元に熱が溜まりやすい日におすすめのアイテムです。

タビオ レーシングラン Grip×Coolの基本情報

タビオについて

Tabio(タビオ)は、大阪府大阪市浪速区に本社を置く靴下ブランドです。

2010年度グッドデザイン賞やランニングポータルサイト「RUNNET」売れ筋ランキング1位にも選ばれるなど、デザイン、性能共に評価の高いソックスを販売しています。

タビオにはスポーツ特化ブランド「TABIOSPORTS(タビオスポーツ)」があり、YouTubeチャンネルで、第30回福知山マラソンにてサブ3を達成した方100名の着用していたソックスを調査していました。

結果は、タビオが28%と(2位:C3fit)最も多かったことから、ランナーに人気なブランドだということが分かります。

また、(RUNNET上で)4,190名の市民ランナーにアンケートした結果、「もっとも好きなランニングソックス」「レースで使うランニングソックス」「直近の大会で使用したランニングソックス」の3部門で1位を獲得しています。

レーシングラン Grip×Coolの概要

本製品はタビオ レーシングラン シリーズのCOOLモデルです。

人気モデル「レーシングラン」の機能に加え、新たに接触冷感機能を搭載し、生地に触れた瞬間、心地よいひんやり感が感じられます。

そのため、長時間走る(フルマラソン、20〜30km走)際や夏場の気温が高い日など、足元に熱が溜まりやすい日におすすめです。

ブランドタビオ
アーチサポート
着圧
(サポート部位)
立体設計
吸汗速乾
滑り止め加工
抗菌防臭
通気性
サイズ
足長(cm)
23~25
25~27
27~29
素材ポリエステル 28%
ナイロン 25%
ポリエチレン 18%
綿 16%
ポリウレタン 7%
再生繊維(デオセル) 6%
価格(税込)1,650円
公式サイト詳細を見る

タビオ レーシングラン Grip×Coolの特徴

それでは、写真とともに本製品の特徴を紹介します。

新機能だけでなく、従来の「レーシングラン」の機能も合わせて紹介します

接触冷感機能によりひんやり感が味わえる

新機能

つま先から足首、カカト部分に接触冷感性と耐摩耗性に優れた繊維「ツヌーガ®」を採用しています。

「ツヌーガ®」に触れることで、ひんやり感※が感じられるため、快適な履き心地が味わえます。

※履くと、ひんやりした感覚があるが、冷たさが永続するわけではない

また、「ツヌーガ®」は耐摩耗性に優れているため、劣化の原因となる摩擦が起こったとしても、性能を維持することが可能です。

アーチサポート機能搭載で疲れにくい

土踏まず部分を効果的にサポートしてくれるアーチサポート機能が搭載されています。

土踏まずに適度な圧力を加え、サポートすることで、アーチの崩れを軽減。

これにより、着地時の衝撃を吸収し、1歩1歩の蹴り出し時の負担を軽減してくれるため、走行時のパフォーマンス向上が期待できます。

長時間走る足を快適に保つための、タビオのアーチサポートは、日本国特許取得の機能です。

滑り止め加工で疲れにくい

足裏の指、カカト部分に、滑り止め加工が施されています。

滑り止めがないタイプは、着地、踏み出し時にシューズ内でズレが生じています。

シューズ内でズレが生じてしまうと、力を効率よく足に伝えることができません。

また、ズレにより、無駄な動きが増えるので、疲労が溜まりやすくなります。

本製品は、シューズ内のズレを防いでくれるため、疲労軽減の効果が期待できます。

通気性に優れ、ムレにくい

足の甲部分には小さい穴が空いており、ソックス内の熱を逃がせるよう、設計されています。

通気性が悪いと、足がムレてしまい、マメができる原因になるため、本製品はその点で優れています。

特に、長時間走るフルマラソン中にマメができると完走することが難しくなるので、嬉しいポイントです。

吸水速乾で足元を快適に保つ

吸水速乾繊維「デオセル®」を使用。

特殊な異型断面構造が汗を素早く吸って放出してくれるため、サラッとした履き心地を実現しています。

つま先はラウンド型

つま先は、ラウンド型です。

五本指が苦手な方・ササッと脱ぎ履きしたい方に向いています。

[参考] 五本指タイプもある

同シリーズには、五本指タイプもあります。

指先が独立しているほうが良い(自由に動かしたい)方に向いています。

カラーは4種類

カラーは「イエロー」「チャコールグレー」「コン」「ターコイズブルー」の4色展開です。

↓ イエロー

↓ チャコールグレー

↓ コン

↓ ターコイズブルー

公式サイトで購入しようとカラーを選択したら、「チャコールグレー」と「コン」が売り切れだったため、これらのカラーは人気かもしれません。

タビオ レーシングラン Grip×Coolを履いてみた感想

それでは、実際に履いてみた感想を、「レーシングラン」と比較しながら、お伝えします。

【感想①】接触冷感はあまり感じられなかった

ソックスを裏返した際の生地
ソックスを裏返した際の生地

「レーシングラン」と異なる点

前述のとおり、本製品はつま先から足首、カカト部分に接触冷感性と耐摩耗性に優れた繊維「ツヌーガ®」を採用しています。

「ツヌーガ®」は肌(足)が触れることで、ひんやり感が感じられるため、快適な履き心地が味わえると、公式サイトにも記載されています。

ですが、下記のように、「レーシングラン」と本製品を同時に着用して走行してみましたが、明らかにひんやり感が味わえるほどではなかったです。

別の会社で、接触冷感のあるアイテムを使用したことがありますが、そのときに感じた”ひんやり感”は得られなかった※です。

※私の足が鈍感で、冷たさを感じづらいだけかもしれません

ですが、(後述しますが、)「レーシングラン」より生地が薄いため、本製品のほうがムレが少なく、快適に着用できました。

本製品の特徴でもある「接触冷感」を採用したソックスなので、「レーシングラン」より涼しさは味わえるでしょう。

【感想②】生地が薄いので、ムレにくい

「レーシングラン」と異なる点

「レーシングラン」より生地が薄いため、足元がムレづらく、快適に着用できます。

重量を比べても、生地の薄さが分かると思います。

↓ 本製品(16g

↓ レーシングラン(23g

また、生地が薄いことで、”素足感覚”が味わえるため、着地の感覚をダイレクトに得ることができます。

どのように着地しているのか、より体感したい方には嬉しいポイントです。

【感想③】丈が短いので、開放的で涼しい

「レーシングラン」と異なる点

本製品はくるぶし部分に生地がなく、風が通りやすい開放的な作りです。

走行中、どんどん足元に熱が溜まっていくため、少しでも涼しさが味わえる作りになっているのは良かったです。

「レーシングラン」と比較しても、丈の長さが異なるのが分かります。

シューズの生地に肌が当たらないギリギリのラインで、本製品(のソックス)がデザインされているため、シューズの生地に当たることはありません。

実際、(何足か試して)走ってみても、シューズと肌が擦れることもありませんでしたので、”靴ずれ”の心配もなく、走行できました。

いつもより涼しさを感じられたので、気温が高い日に履くなら、「レーシングラン」より本製品のほうがおすすめです。

【感想④】土踏まずに適度な圧力がかかり、サポートされていることを実感

「レーシングラン」にもある機能

アーチの部分とつま先やカカト部分は、それぞれ異なる素材(生地)を使用しています。

つま先(やカカト)部分は生地が横に引っ張ると伸びるのに対し、アーチ部分は生地が伸び縮みしづらいです。

そのため、着用すると、土踏まずをちょうどよい圧力・締めつけ感で固定してくれます。

実際に走ってみると、シューズ内でブレが少なく、力をまっすぐ伝えられている感覚です。

短い距離だと感じづらいですが、20〜30km走をしたときにいつもより疲労感が少なく、サポート力を実感しました。

【感想⑤】足裏の滑り止めが良い

「レーシングラン」にもある機能

「レーシングラン」同様、足裏にシリコンラバー(滑り止め)が搭載されています。

指一本一本、カカトと、着地する際に力が加わる場所に搭載されているので、力が逃げることなく、力強い走行ができます。

シューズ内で足がズレてしまうと、エネルギーが分散され、効率よく走行できません。

本製品を履くことで、シューズ内でのズレを低減できるため、着地のエネルギーを殺さず、走行できます。

実際、短い距離だと感じづらいですが、長時間走った後の足の疲れが全然違います。

もちろん足の疲労はありますが、次の日に疲労が残りづらいため、長期的にみれば1足2,000円弱の投資は個人的にありかなと思いました。

【感想⑥】耐久性もあり、フルマラソンでも使用できる

「レーシングラン」にもある機能

本製品は、用途の多いモデルとなっています。

対応距離は以下の通りです。

対応距離
  • 日々のトレーニング
  • ハーフマラソン(21.0975km)
  • フルマラソン(42.195km)

人によっては、トレーニング用、レース用と使い分けている方もいると思いますが、こちらはその必要がありません。

日々のトレーニングからフルマラソンまで、幅広く対応しているため、1足購入するだけでよいコスパの良いアイテムとなっています。

【感想⑦】印字されているので、左右の履きわけがしやすい

「レーシングラン」と異なる点

「レーシングラン」には”RL”の文字が印字されていませんでしたが、本製品には印字されています。

そのため、ランニング前にスムーズに履くことができます。

同じカラーを2つ以上購入し、一緒に洗濯した際でも、すぐに判別できるのは良い点です。

タビオ レーシングラン Grip×Coolをおすすめする人

おすすめする人
  • とにかくソックスに”軽さ”を求める方
  • 足のムレを気にする方
  • 涼しさを求める方

本製品は「レーシングラン(片足23g)」より軽い16g(片足)と、軽さを求める方に、最適なアイテムです。

軽いということは、それだけ生地が薄いため、まるでソックスを着用していないかのような感覚で、履くことができます。

また、本製品は接触冷感のある素材を採用しているため、涼しさを得ることができます。

夏場の気温が高い日や、90〜120分ほどの長時間走行するとなると、足元に熱が溜まり、ムレやすくなるため、不快感を軽減できる点も本製品の魅力です。

くるぶしあたりが露出するデザインなのは好みが分かれそうですが、特に気にしないのであれば、涼しさが感じられるため、おすすめです。

最後にサイズの確認!

本製品のサイズ展開は下記の通りで、各サイズに3cmの開きがあります。

  • Sサイズ(23~25cm)
  • Mサイズ(25~27cm)
  • Lサイズ(27~29cm)

私の足のサイズ※は(下記のとおり)25cmですが、「S(23-25cm)」ではなく、「M(25-27cm)」を購入しました。

※シューズではなく、素足のサイズ

↓アシックスでサイズ測定してもらったデータ

25cmは「S」「M」両方に対応していますが、「M」でも問題なく着用できました。

「M」は27cmまで対応しているため、足にフィットするか不安でしたが、緩さもなく、しっかりフィットしている感覚です。

25cmや27cmは「S」「M」「L」のそれぞれにサイズがまたがるため、迷ったら、大きいサイズを選ぶと良いでしょう。

生地が伸び縮みするとはいえ、サイズが小さいと締めつけ感も強く、足にストレスが掛かる可能性があるからです。

タビオ レーシングラン Grip×Coolを最安で買えるのはAmazonなど!Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングとの価格差を解説!

公式サイト1,650円 (税込)※
Amazon1,650円 (税込)
楽天市場1,850円 (税込)
Yahoo!ショッピング1,650円 (税込)
スーパースポーツゼビオ取り扱いなし
スポーツデポ・アルペン取り扱いなし
※2023年8月時点

※公式サイトの場合、商品ご購入金額2,750円(税込)未満の場合、全国一律送料330円(税込)かかる

「Amazon」「Yahoo!ショッピング」が1,650円と、公式サイトより安く購入できます。

ただし、各通販サイトのセール等で価格の変動がある場合もあるため、最新の価格は下記のリンクよりご覧ください。

まとめ

今回は、レーシングラン Grip×Coolの紹介をしました。

本製品は、タビオ レーシングラン シリーズのCOOLモデルです。

人気モデル「レーシングラン」の機能に加え、新たに接触冷感機能を搭載し、生地に触れた瞬間、心地よいひんやり感が感じられます。

長時間走る(フルマラソン、20〜30km走)際や夏場の気温が高い日など、足元に熱が溜まりやすい日におすすめです。

下記より、購入できますので、ぜひ試してみてください。

以上、レーシングラン Grip×Coolの紹介でした。

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Yusuke Saito
Yusuke Saito
マラソンランナー
初心者のためのマラソンブログ「31らん(さいらん)」運営者。2018年6月にランニングを始め、年間2,500km走ってます。これまでの記録は、【フルマラソン】 3:57:54(ちばアクアラインマラソン2024) 【ハーフマラソン】 1:46:18(第39回フロストバイトロードレース)。マラソン大会に向けた流れやトレーニング方法、ランニンググッズを紹介していきます。
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