ランニングにおすすめのサングラス10選|着用するメリットと選ぶ際のポイント

yusuke saito
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悩んでいる人
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ランニング時にサングラスはかけたほうがいいですか?着用するメリットや選び方が知りたいです

そんな疑問にお答えします。

実は、サングラスにはパフォーマンスを高める効果があります。

眩しさを軽減したり、疲労軽減することでパフォーマンスアップに繋がります。

そこで、この記事では、ランニング時にサングラスを着用するメリットとサングラスの選び方についてご紹介します。

この記事を読めば、サングラスブランドやおすすめのサングラスが分かります。

サングラスを着用するメリット

まずはじめに、サングラスを着用するメリットについて見ていきましょう。

下記が、サングラスを着用するメリットです。

  • 紫外線から目を守る
  • ほこりや花粉などの異物侵入を防ぐ
  • 疲労軽減
  • 眩しさを軽減
  • 表情を隠すため

上記をまとめると、サングラスを着用により集中力を高め、高いパフォーマンスを発揮させることができます。

【メリット1】紫外線から目を守る

1つ目は、紫外線から目を守ることができます。

紫外線を浴びすぎると、「紫外線角膜炎」「翼状片」「白内障」※といった病気を引き起こしてしまいます。

これらは紫外線をカットすることで予防ができるため、サングラスの着用は効果的です。

※参照 紫外線環境保健マニュアル2020 p24

【メリット2】ほこりや虫などの異物侵入を防ぐ

風によって運ばれるほこりやゴミ、虫の侵入を防ぎます。

異物を取り除こうと行う、「目を擦る」動作は集中力を妨げてしまいます。

また、異物を取り除くまで気持ちが目に集中してしまい、ランニングどころではなくなるため、風の強い日には効果大です。

【メリット3】疲労軽減

長時間、目に紫外線を浴び続けると脳にストレスが溜まり、疲労を感じやすくなります。

ただでさえ、ランニング時は疲労が溜まりやすいため、目に紫外線を入れないように対策は必須です。

【メリット4】眩しさを軽減

人は太陽の眩しさを感じると、下を向いたり、太陽の光を避けるように顔をそらします。

実は、下を向くことによりフォームが崩れ、パフォーマンスに影響が出てしまいます。

なので、サングラスの着用することで眩しい光を軽減でき、いつも通りの走りができるでしょう。

【メリット5】表情を隠すため

サングラスを着用することで表情を隠すことができます。

疲れは目に現れてしまうため、相手に表情を読まれないようにするために効果的です。

サングラスの選び方

続いて、サングラスを選ぶ際のポイントをまとめました。

  • レンズの種類を確認する
  • レンズの明るさ(カラー)
  • 1枚レンズか2枚レンズか
  • ズレにくいもの
  • UVカット機能があるか

【選び方1】レンズの種類を確認する

サングラスのレンズは、「偏光レンズ」と「調光レンズ」の2種類あります。

偏光レンズ

偏光レンズとは、日光の(地面からの)照り返しを抑える効果があるレンズです。

レンズとレンズの間に偏光膜が挟まれており、偏光膜が光の反射をカットし、視界を良好にします。

偏光レンズのメリット
  • 水面の照り返しが抑えられるため、水の中の魚が見えやすい(釣り)
  • アスファルトの照り返しが抑えられるため、路面状況が把握しやすい(車の運転)
  • 雪の反射が抑えられるため、ウィンタースポーツに向いている
偏光レンズのデメリット

スマートフォンやカーナビの液晶画面は黒く見えるため、見えづらい

アスファルトや水面の照り返しが抑えられるので、海沿いや日中にランニングする人に向いています。

また、視認性が向上するので、視野の確保が重要なトレイルランニングにおすすめです。

こんな人におすすめ
  • 海沿いをランニング(レース)する人
  • 真夏の日中にランニングする人
  • トレイルランニングをする人

調光レンズ

調光レンズとは、紫外線の量によってレンズの色が変化するレンズです。

屋内→屋外と紫外線が多くなると(レンズの色が)濃い色に変化し、屋外→屋内と紫外線が少なるなると薄い色へ変化します。

なので、昼夜問わず同じサングラスを着用したい人に向いています。

調光レンズのメリット

昼夜問わず使用できるので、かけ直す必要がない

調光レンズのデメリット

もともとのレンズの色を濃くしすぎると、天気の悪い日は見えづらい(紫外線量によってレンズの色が変わるため)

紫外線の量によってレンズの色が変化するため、昼夜問わずランニングする人に向いています。

また、頻繁に日中や海沿いをランニングしない人は調光レンズがおすすめです。

こんな人におすすめ
  • 早朝、夜どちらともサングラスをかけてランニングする人
  • 屋外、屋内問わず同じサングラスをかけたい人
  • トレイルランニングを頻繁にしない人

【選び方2】レンズの明るさ(カラー)

レンズの明るさを示す「可視光線透過率」があります。

可視光線透過率0%が一番暗く、可視光線透過率100%が裸眼の状態を指します。

ランニングにおすすめなのが30〜40%で、晴れの日、雨の日で使用できます。

また、夜間でしか使用しない場合は、75%以上を選ぶと良いです。

  • 日中のみ使用するなら10〜20%
  • 昼夜問わず使用するなら30〜40%
  • トレイルランニングで使用するなら40〜60%
  • 夜ランで使用するなら75%〜

補足で、レンズの色でも明るさは変わり、

暗い
  • ブラック
  • ブルー
  • ピンク
  • イエロー
明るい

の順に可視光線透過率は高くなります(明るく見える)。

なので、レンズが「ブラック」と「イエロー」どちらも可視光線透過率が30%の場合、「イエロー」のほうが明るく見えます。

【選び方3】1枚レンズか2枚レンズか

サングラスのレンズは、1枚レンズ、2枚レンズの2タイプあります。

↓ 1枚レンズ

1枚レンズは、視界が広く、周りを見渡しやすいですが、度付き対応種類が少ないです

↓ 2枚レンズ

2枚レンズは、日常の眼鏡とデザインが同じなので、1枚レンズのデザインが苦手な方におすすめです。また、度付き対応種類が多い

好みが分かれると思うので、後は、着用した際の見た目で決めると良いでしょう。

【選び方4】ズレにくいもの

実際に着用してみて、「ズレないか」確認しましょう。

ノーズパーツ(鼻の部分)とテンプル(耳にかける部分)は調整可能な物が多く、指で形を変更することで、自分の顔に合った形に調整できます。

ランニング時は常に上下に顔が揺れるため、適度にジャンプして「ズレがない」ものを選びましょう。

【選び方5】UVカット機能があるか

ランニング向けサングラスは、UVカット機能は搭載されていますが、念の為確認しましょう。

見るべき点は、下記の通りです。

  • 紫外線透過率0.1%以下
  • UVカット99.9%以上
  • UV400

上記の表記のものは、UVカット99.9%以上の機能になります。

おすすめのサングラス

それでは、おすすめのサングラスをご紹介します。

今回ピックアップしたサングラスブランドは、下記の6つです。

おすすめのサングラスブランド
・SWANS (スワンズ)
・AirFly (エアフライ)
・OAKLEY (オークリー)
・ALPINA (アルピナ)
・New Balance(ニューバランス)
・UVEX(ウベックス)

SWANS (スワンズ)

SWANS(スワンズ)は、創業105年を超える日本のレンズメーカーです。

“Made in JAPAN”のレンズメーカーとして、日本人の骨格にフィットするサングラスを提供しています。

光をコントロールする技術で、紫外線99%以上カットするだけでなく、一定の波長の光源をコントロールすることで視認性を向上させたり、ギラつきを抑えくっきりとした視界を確保するなど、高いレンズ機能を搭載したサングラスを販売しています。

E-NOX NEURON20′

参照 スワンズ公式サイト E-NOX NEURON20′

テンプル(耳にかかる部分)がレンズ下部から出ているのが特徴のサングラス。

重心を低く抑えるアンダーテンプルデザインにより、走行時の振動によるズレやブレを極限まで抑制。

また、汗をかいてもズレにいノーズパッドは指で鼻幅を広げたり狭めたり調整が可能なので、自分の鼻・顔の形状に合わせてフィットするアイテムです。

レンズ種類
可視光線透過率40%
紫外線透過率0.1%以下
(UVカット99.9%以上)
価格(税込)¥ 17,600

E-NOX EIGHT8

参照 スワンズ公式サイト E-NOX EIGHT8

上下に分かれた新構造「ツイストテンプル(耳にかかる部分)」を搭載したサングラス。

ツイストテンプルが、それぞれ柔軟に動くことで、様々な頭部形状にしっかりフィット。

また、後頭部に当たるテンプルの内側にラバーを採用したことで、走行時の上下振動により起こるサングラスのズレを防ぎ、快適な着用感を実現したアイテムです。

レンズ種類調光
可視光線透過率84% ↔ 17%
(紫外線の量によって変化)
紫外線透過率0.1%以下
(UVカット99.9%以上)
価格(税込)¥ 18,700

AirFly (エアフライ)

AirFly (エアフライ)は、福島県で設立されたスポーツサングラスブランドです。

特徴は、鼻パッドはなく、頬骨で支えるサイドパッドを使った装着方法で、世界5つの国と地域にて特許を取得しています。

鼻パッドがないので、鼻骨を圧迫せず、 開放感あるかけ心地を実現したサングラスとなっています。

AF-305

参照 エアフライ公式サイト AF-305

顔に沿った形状の7カーブレンズを採用したサングラス。

従来の6カーブに比べ、目尻までレンズが覆うことで視認性が向上し、風の巻き込みを軽減。

また、レンズ横のサイドパッドが顔幅に合わせて左右に調整可能なので、頭を振ってもズレにくいアイテムです。

レンズ種類調光・偏光
(レンズ選択可)
可視光線透過率15%
紫外線透過率0.1%以下
(UVカット99.9%以上)
価格(税込)¥ 22,000

OAKLEY (オークリー)

OAKLEY (オークリー)は、1975年に設立され、アメリカに本社を構えるスポーツブランドです。

「あらゆる状況下においてどのように眼を守るか?」を第一に考え、全世界で約600もの特許を取得している、アイウェア業界においてリーダー的存在のブランドです。

Jawbreaker™

参照 オークリー公式サイト Jawbreaker™

まぶしさを抑え、細部までよく視認できる、PRISM™ 偏光レンズを使用したサングラス。

冷たい空気を通過させるパーツを備えた、Unobtainium™-アンオブタニウムが快適なつけ心地を実現し、顔にしっかりフィット。

また、Switchlock(スウィッチロック)™ テクノロジーによる、手間のかからないレンズ交換で、どのような設定でも高い視認性を確保したアイテムです。

レンズ種類偏光
可視光線透過率20%
紫外線透過率
価格(税込)¥ 33,110

Sutro Lite

参照 オークリー公式サイト Sutro Lite

セミリムレスのフレームデザインで視界を拡げ、通気性を向上させたサングラス。

オークリー独自のレンズテクノロジー PRIZM™により、色とコントラストを強調することで周辺環境の境目が視認しやすくなり、細部までくっきりとした視界を実現。

また、ノーズパッドは汗をかいてもグリップ性を維持し、走行中もズレにくいアイテムです。

レンズ種類偏光
可視光線透過率20%
紫外線透過率
価格(税込)¥ 26,620

ALPINA (アルピナ)

ALPINA(アルピナ)は、ドイツ・バイエルンで設立されたスポーツアイウェア・ヘルメットブランドです。

耐久性に優れたスキーゴーグルをはじめ、スキーヘルメットやサイクリングヘルメットなど、ドイツ国内では40%以上のシェアを持ち、世界35カ国以上で愛されているブランドです。

ALPINA RAM HR HVLM+

参照 アルピナ公式サイト ALPINA RAM HR HVLM+

調光レンズを使用した軽量なサングラス。

紫外線の条件に合わせてレンズの濃さが自動的に変化するので、眩しさを軽減し、視認性を確保。

また、調整可能なノーズパッドにより、走行時の上下振動でもズレにくいアイテムです。

レンズ種類調光
可視光線透過率12~49%
紫外線透過率0.1%以下
(UVカット99.9%以上)
価格(税込)¥ 24,200

TWIST FIVE HR HM+

参照 アルピナ公式サイト TWIST FIVE HR HM+

ハーフリム(レンズの上部分のみ縁がある)タイプで、レンズ面積を最大限に活用したサングラス。

特別に着色されたレンズがコントラストを強調し、拡散した光の中でも鮮明な視界を確保。

また、調整可能なノーズパッドによりズレることなく、快適な着用感が得られるアイテムです。

レンズ種類調光
可視光線透過率12~49%
紫外線透過率0.1%以下
(UVカット99.9%以上)
価格(税込)¥ 24,200

New Balance(ニューバランス)

New Balance(ニューバランス)は、アメリカのボストンで生まれたスポーツメーカーです。

偏平足を直す矯正靴の製造メーカーとして誕生し、今ではランニングシューズをはじめ、バスケットボールやゴルフシューズなどを販売しています。

社名の由来である、履いた人に”新しい(new)、バランス(balance)”感覚をもたらすシューズを数多く排出し、多くのユーザに愛されているブランドです。

スポーツサングラス

参照 ニューバランス公式サイト スポーツサングラス

耳にかかる部分が3段階(27°、54°、81°)で調整可能な、高いフィット感を実現するサングラス。

レンズ上部から空気が入る構造で、マスクやネックウォーマーをしていてもレンズが曇りにくい仕様に。

また、UVカットレンズを使用し、日差しから目をしっかり保護するアイテムです。

レンズ種類偏光
可視光線透過率15%
紫外線透過率
価格(税込)¥ 19,800

UVEX(ウベックス)

UVEX(ウベックス)は、ドイツ・バイエルンで設立された、ヨーロッパ最大のアイウェア&ヘルメットブランドです。

スキーでのオリンピックやワールドカップでプロ選手が着用するなど、ウィンタースポーツのギアに長けていますが、サイクリング、ランニングのギアも人気です。

uvex sportstyle 803 race V

参照 ウベックス公式サイト uvex sportstyle 803 race V

ライトミラーブルーコーティングが施されたサングラス。

1つのレンズで幅広い天候に対応するuvex variomatic®テクノロジーは、レンズが自然光の条件に自動的に反応し、素早く明暗変化。

また、独自のレンズ内側にコーティングされた超曇り止め加工により、視界を鮮明に保ち、常にストレスなく走行可能なアイテムです。

レンズ種類
可視光線透過率
紫外線透過率
価格(税込)¥ 20,900

uvex sportstyle 231 V

参照 ウベックス公式サイト uvex sportstyle 231 V

スタイリッシュなXXLレンズを備えたサングラス。

非常に広い視野を持つ大きなレンズは防風性を備え、しっかりと目を保護。

また、uvex variomatic®テクノロジーが、光の強さにより無段階でレンズが明暗変化し、幅広い天候に対応するアイテムです。

レンズ種類
可視光線透過率
紫外線透過率
価格(税込)¥ 20,900

まとめ

今回は、ランニングにおすすめのサングラスをご紹介しました。

改めて、おさらいです。

サングラスを着用するメリット
・紫外線から目を守る
・ほこりや花粉などの異物侵入を防ぐ
・疲労軽減
・眩しさを軽減
・表情を隠すため

サングラスの選び方
・レンズの種類を確認する
・レンズの明るさ(カラー)
・1枚レンズか2枚レンズか
・ズレにくいもの
・UVカット機能があるか

ぜひ、お気に入りのサングラスを探してみて下さい。

本日は以上です。

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Yusuke Saito
Yusuke Saito
マラソンランナー
初心者のためのマラソンブログ「31らん(さいらん)」運営者。2018年6月にランニングを始め、年間2,500km走ってます。これまでの記録は、【フルマラソン】 3:57:54(ちばアクアラインマラソン2024) 【ハーフマラソン】 1:46:18(第39回フロストバイトロードレース)。マラソン大会に向けた流れやトレーニング方法、ランニンググッズを紹介していきます。
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