【2024年】初心者におすすめランニングウォッチ8選!人気ブランドと選び方を紹介
初心者におすすめのランニングウォッチを教えてください
そんな疑問にお答えします。
ランニングウォッチとは、「距離やペースの測定」、「心拍測定」、「トレーニングプランの作成」など、ランニングデータを収集してくれるデバイスです。
これまでランニングアプリで距離の測定をしていた方は、スマートフォンを持ってランニングしなければいけませんでした。
ですが、ランニングウォッチを購入することで、”スマートフォンを持たずに”走れるため、より正確に、かつ快適に走行が可能になります。
そこで、今回はおすすめのランニングウォッチをご紹介します。
ランニングウォッチの選び方やおすすめのブランドなど解説しますので、購入を検討されている方、ぜひ参考にしてみてください。
ランニングウォッチの選び方
- GPS(衛星測位システム)の有無
- 稼働時間
- 防水性能
- 重量
- 心拍測定
- アプリ連携
- トレーニングプラン作成
- オフライン音楽再生
- Suica対応
- トライアスロン
[選び方①] GPS(衛星測位システム)の有無
ランニングウォッチは、大きく2つのタイプに分かれます。
- GPSあり
- GPSなし
GPS機能が搭載されているウォッチは、衛星測位システムを使って位置情報から進んだ距離と速度でペースを測定します。
1キロごとのペースを逐一、画面に表示してくれるので、「現時点で何キロ走ったのか」「どのくらいのペース(スピード)で走っているのか」をリアルタイムで知ることができます。
一方、GPS機能なしの場合、ラップタイムが取れるシンプルな機能のみです。
なので、普段のランニングだけでなく、フルマラソンに出場する予定であれば、GPS機能は必須と言っていいでしょう。
購入するなら、(衛星測位システム)が搭載されているものを選びましょう
正確なデータを収集するなら、複数の衛星測位システムにアクセスできるかも見よう!
衛星測位システムには、アメリカの「GPS」やヨーロッパの「Galileo」など、様々な国のものが存在します。
下記が、主な衛星測位システムです。
- GPS(アメリカ)
- GLONASS(ロシア)
- GALILEO(ヨーロッパ)
- みちびき(日本)
- BEIDOU(中国)
一般的に、「GPSのみ」の捕捉より、「GPS + GLONASS」や「GPS + Galileo」といった形で複数の衛星測位システムを組み合わせることで、より制度の高い測定が期待できます。
下記は各ブランドの捕捉できる衛星の(最大)数です。
ブランド名 | ガーミン | ポラール | カロス |
捕捉できる衛星の数 | 4機 (+複数の周波数帯を受信) | 2機 | 4機 |
組み合わせ | GPS+みちびき+GLONASS+Galileo+L1信号+L5信号 | GPS+GLONASS | GPS+GLONASS+Galileo+みちびき |
高い精度のウォッチが良い方は、複数の衛星測位システムにアクセスできるかも確認しましょう。
[選び方②] 稼働時間
「フル充電時にどれくらい稼働するのか」確認しましょう。
フルマラソンに出場する場合、制限時間が5〜7時間のため、時間ギリギリまで走っていても電池が持つかが重要です。
また、「通常使用時(GPS起動していない)」と「GPS起動時」で、バッテリーの持ちが違います。
必ず、GPS起動時の時間を確認しましょう。
フルマラソン時も使用するなら、最低でも6〜7時間あると安心です
[選び方③] 防水性能
マラソン大会は、雨天決行(台風のような自然災害以外)です。
なので、長時間、水(汗)に濡れても壊れない防水性能が求められます。
防水性能は30〜100mと表記されており、これは水深30〜100mに相当する圧力に対応していることを表しています。
主には、下記の状態で使用する分には、壊れません。
- 水しぶき
- 雨または雪
- シャワー
- スイミング
- 水中への飛び込み
- シュノーケリング
トライアスロンで使用したい方は、「トライアスロン対応」のものを選びましょう
[選び方④] 重量
ウォッチ本体の重さも重要です。
腕振りに影響を与えない、軽量なモデルを選ぶと快適です。
フルマラソンとなれば、数時間装着し続けるため、疲労を考慮したウォッチを選ぶ必要があります。
30g台のウォッチであれば軽量の部類なので、軽さを求めるなら30g台がおすすめです。
[選び方⑤] 心拍測定
心拍測定機能付きであれば、手首に装着するだけでリアルタイムに心拍数を測定してくれます。
心拍数を測定することで、日々のトレーニングの効果を知ることができます。
下記が、心拍数によるトレーニング効果の目安です。
心拍数値 | 強度 / 効果 |
---|---|
心拍数97 | 運動前のウォーミングアップ |
心拍数117 | 心地いいペースで脂肪燃焼率が最高の心拍ゾーン |
心拍数135 | ややキツイ強度で持久力の向上に適したゾーン |
心拍数169 | 強度が高く、スピード能力の向上に適したゾーン |
心拍数178 | 全速力に近い強度で最大酸素摂取量の向上に適したゾーン |
このように、心拍数を確認することで、「自分が今どのような状態か」確認することができます。
心拍数値はトレーニングを継続していくとともに減少していくため、半年前と比較すると同じ10kmのランニングでも直近のほうが心拍数の上昇を抑えた走りをすることが可能です。
心拍数値が低いということは、身体に負荷がかかっておらず、ラクに走れているということになります。
心拍測定できるものは、「睡眠によりどのくらい回復できているか」、「現在の体力に合わせて、適切なトレーニングメニューの提案」など、様々なデータが確認できます
関連記事:ランニング初心者が知っておくべき心拍数に基づくトレーニング方法
[選び方⑥] アプリ連携
「アプリと連携できる」かも、見るべきポイントです。
日々のトレーニングデータを専用のアプリに同期することで、トレーニング内容をグラフや表をスマートフォンやパソコンで確認することができます。
他にも、SNSに投稿するための画像の作成も可能です。
SNS(twitter、Instagramなど)で、トレーニングデータを共有することができるため、日本全国のランナーと交流する際に活躍します
[選び方⑦] トレーニングプラン作成
「”フルマラソン〇〇時間以内に完走”という目標」と「フルマラソンの開催日」を設定することで、トレーニングプランを提示してくれます。
また、心拍数をもとに、”日々のランニングにおける疲労度”や”毎日の睡眠による疲労回復度合い”を考慮し、その日の最適なトレーニングプランの提示をしてくれるものもあります。
そのため、過度なトレーニングを避けることができ、ケガを未然に防いでくれます。
本や雑誌等で紹介されていたトレーニングプランは、(あなたの)現在の疲労度は考慮されていないため、現在の体調をもとに練習できる点では優れています。
お金を払って、コーチに練習を見てもらわなくても、腕から指示を出してくれる便利機能です
[選び方⑧] オフライン音楽再生
普段のランニングで、音楽を聞いている方におすすめの機能です。
音楽を聞く際、スマートフォンを持ちながら、もしくはスマートフォンをハーフパンツのポケットに入れたり、リュックやウエストポーチを持ちながらのランニングだったと思います。
「オフライン音楽再生」機能のウォッチであれば、スマートフォンを持ち運ぶことなく、音楽が楽しめます。
ウォッチ本体に音楽をダウンロードできるため、”手ぶら”でランニングができるようになるという訳です。
最近のスマートフォンはディスプレイが大きく、かつ重く、持ち運びしづらいため、身軽にランニングしたい方におすすめです
[選び方⑨] Suica対応
Suica対応モデルであれば、小銭やスマートフォン、カード等を持ち運ぶ必要がなくなります。
毎回、ランニング中にお金を使っている方に便利な機能です。
Suicaはランニング以外に、「通勤通学」や「日常使い」できるため、様々な場面で活躍します
[選び方⑩] トライアスロン
中には、トライアスロンに対応したモデルもあります。
海の中で使用しても壊れない”防水性能”があれば、トライアスロンでも使用可能です。
公式HPに「トライアスロン対応」と書かれているので、そのモデルを選べば問題ないでしょう
おすすめのブランド
続いて、おすすめのブランドを紹介します。
- GARMIN(ガーミン)
- POLAR(ポラール)
- COROS(カロス)
GARMIN(ガーミン)
アメリカで創業されたGPSメーカーです。
GPS機能を元に、正確な距離データを測りたい方におすすめです。
使用しているランナーが多いため、迷ったらGARMIN(ガーミン)を選んでおけば間違いない!初心者向けのメーカーです。
関連記事:【2024年版】ガーミンおすすめランニングウォッチ5選!各モデル徹底比較
POLAR(ポラール)
フィンランドの心拍計のメーカーです。
心拍数を元に、トレーニング効果や睡眠の質を分析をしたい方におすすめです。
分析できる項目が多いため、トレーニング用としては一番のおすすめメーカー!フルマラソンでタイム更新を目指す中級者向けです。
関連記事:【2024年版】ポラールおすすめスマートウォッチ2選!ランニングに最適なモデルを徹底比較
COROS(カロス)
アウトドアスポーツを愛するハードウェアエンジニア達によって2014年に設立されたブランドです。
男子マラソン世界記録保持者 エリウド・キプチョゲ選手やUTMB※で3度チャンピオンに輝いたキリアン・ジョルネ選手ら、多くのトップランナーが愛用しており、徐々に市民ランナーの間でも人気が高まっているブランドでもあります。
※トレイルランニングの最高峰の大会
業界最軽量クラス、わずか29gと、着用していることを忘れるくらいの軽量性が魅力です
初心者におすすめのランニングウォッチ3選
商品名 | Forerunner 165 / 165 Music | Polar Pacer |
ブランド | ガーミン | ポラール |
衛星測位システム | GPS/GLONASS/Galileo/みちびき(補完信号) | GPS、Glonass、Galileo、QZSS(みちびき)、A-GPS |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 4機 | 2機 |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 11 日間 | 6 日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 19 時間 | 35 時間 |
防水性能 | 50 m | 50 m |
重量 | 39 g | 40 g |
心拍測定 | ● | ● |
アプリ連携 | ● | ● |
トレーニングプラン作成 | ● | ● |
オフライン音楽再生 | ●(Musicのみ) | – |
Suica対応 | ● | – |
トライアスロン | – | – |
発売日 | 2024年2月29日 | 2022年5月1日 |
価格 (税込) | 39,800円 (165) 44,800円 (165 Music) | 34,980円 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る |
Forerunner 165 / 165 Music
2024年2月29日に発売した、ランニング初心者におすすめのエントリーモデル。
トレーニングのガイド機能とランニング機能を備えたフィットネスの目標達成を手助けしてくれるGPSランニングウォッチです。
4つの衛星(GPSなど)を使ったGNSS測位システム搭載により、自動で距離やペースなどを正確なデータを計測。
また、光学式心拍計が内蔵されているので、手首に装着するだけで心拍数を測定して、トレーニング強度が把握できます。
さらにパフォーマンスの指標である「VO2 Max(最大酸素摂取量)」の評価機能や、目標タイムやペース配分保つのに役立つ「PacePro」、ランニング後に次のトレーニングまでの休息時間を教えてくれる「リカバリーアドバイザー」など、さまざまなアドバイスを提供する機能を搭載しています。
他にも、身体のエネルギー状態を数値化する独自の指標「Body Battery」や、睡眠の質を測る「睡眠スコア」などヘルスモニタリング機能を搭載しています。
ダイエットや健康維持のためにウォーキングやジョギングを始め、ゆくゆくはマラソン大会にチャレンジしたい方におすすめです。
下記が主な機能です。
- モーニングレポート: 朝起きたときに、睡眠、回復、トレーニングの概要、HRVステータス、天気などの情報を一目でチェックできます。表示項目をカスタマイズすることもできます。
- レースウィジェット:コースデータや天気予報、パフォーマンスに基づいて完走時間を予測し、トレーニングのヒントやおすすめワークアウトで次のレースに向けて準備できます。
- おすすめワークアウト:トレーニングとリカバリーの状況やGarmin Connect Mobileアプリのカレンダーにスケジュールされたレースの予定を考慮しておすすめワークアウトが提案されます。
- ランニングパワー:手首の光学式心拍計で地面にどれだけのパワーを加えているかを計測できます。
- PacePro:目標タイムや好みのペース配分、コースデータに基づくガイドで、ペースを保つのに役立ちます。
- リカバリータイム:トレーニングの合間に回復時間を確保することは必須です。ワークアウトを行った後、リカバリーアドバイザーが次のワークアウトまでの休憩時間をアドバイスしてくれます。
- レース予想タイム:あなたのフィットネスレベルとトレーニング履歴を基に、5km/10km/ハーフマラソン/マラソンの予想タイムを表示します。4週間分の推移グラフで、トレーニングの成果を確認できます。
- トレーニング効果:有酸素・無酸素トレーニング効果のフィードバックや、ワークアウトが持久力やスピード、体力にどのような影響を与えているか確認できます。
- VO2 MAX:パフォーマンスを測る指標であるVO2Maxを把握して、よりスマートにトレーニングしましょう。
- 睡眠モニタリングと睡眠スコア:睡眠段階の分析に加えて、睡眠中の心拍数や血中酸素レベル、呼吸数をトラッキングすることができます。睡眠の質をスコアで確認し、改善のためのアドバイスを受け取ることもできます。
- Body Battery エネルギーモニター:Garmin独自の機能であるBody Batteryでは、身体的エネルギーの残量、つまり「カラダのバッテリー残量」を測定できます。数値は5-100 で表示され、スコアが大きいほどその日の活動や運動に費やすことのできるエネルギーが十分にあることを意味します。反対にスコアが低いほど体力を温存して休息をとる必要性を示します。
- 光学式心拍計:フィットネスアクティビティや心拍数の変動を測定し、ストレスレベルを計算します。ハートレートセンサーなしで水中でも心拍数をトラッキングします。
- ストレスレベル計測:落ち着いた1日なのか、バランスのとれた1日なのか、それともストレスの多い1日を過ごしているのかを確認します。 リラックスリマインダーでは、ストレスを感じたときに、短い時間で行う呼吸運動も促してくれます。
- HRVステータス:Firstbeat Analyticsが開発した技術に基づくHRVステータスによって、健康とトレーニングパフォーマンスについてより深く理解することができます。
- Garmin Pay/Suica タッチ決済:提携プロバイダを通した Garmin Pay の非接触型決済ソリューションを利用することで、決済を簡単に行えます。Suica対応で、買い物や電車での移動もスムーズです。
- 音楽(Musicのみ): Spotify、Amazon Music、LINE MUSICなどの音楽配信サービスからプレイリストを同期してウォッチに保存できます(各ストリーミングサービスのサブスクリプション契約が必要です)。Bluetoothイヤホン(別売)を使って、スマートフォンなしで音楽を再生できます。
「165 Music」のみ音楽機能搭載。それ以外は同じ機能が搭載されています。
ブランド | ガーミン |
衛星測位システム | GPS/GLONASS/Galileo/みちびき(補完信号) |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 4機 |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 11 日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 19 時間 |
防水性能 | 50 m |
重量 | 39 g |
心拍測定 | ● |
アプリ連携 | ● |
トレーニングプラン作成 | ● |
オフライン音楽再生 | ●(Musicのみ) |
Suica対応 | ● |
トライアスロン | – |
発売日 | 2024年2月29日 |
価格 (税込) | 39,800円 (165) 44,800円 (165 Music) |
公式サイト | 詳細を見る |
↓ 通常モデル
↓ Musicモデル
Polar Pacer
2022年4月に発売された、現代のランナーに必要なツールをフル搭載したGPSウォッチ。
衛星測位システムは「GPS」をはじめ、「みちびき」や「Galileo」などを搭載しており、精度の高いトレーニングデータが集計可能です。
ポラールの特徴でもある心拍計測は、最先端Precision Prime™ 光学式心拍計測テクノロジーを搭載した光学式心拍計測機能を使用し、心拍数を手首から測定します。
心拍シグナルの読み取り結果の精度を左右する動きの誤差を排除しているため、精度の高い心拍計測が可能です。
また、パワフルバッテリーを備えており、省電力モードで100時間、GPSを起動しても最大35時間と、バッテリー切れの心配はいりません。
本モデルは、栄養補給すべきタイミングをお知らせする「栄養補給リマインダー」やトレーニング中にどのエネルギー源を消費したのか(炭水化物、たんぱく質、脂質)を確認できる「三大栄養素別消費エネルギー」など、さまざまな機能が搭載されています。
他にも、自分好みのトレーニングメニューを作成してくれる「ランニングプログラム」があるため、フルマラソン完走へ向け、サポートしてくれます。。
ランナーに特化した機能が盛り込まれた、初心者の方におすすめのウォッチです。
下記が主な機能です。
- Precision Prime™センサー: Polar Precision Prime™センサーテクノロジーが、手首で心拍数を測定します。このテクノロジーは、心拍シグナルの読み取り結果の精度を左右する動きの誤差を排除するするために、光学式心拍数計測法と他のセンサー技術を統合した画期的なシステムです。
- SleepWise™:毎日計測した睡眠を基に、おすすめの就寝時間帯や日中の推奨活動時間帯などを提案してくれます。
- Nightly Recharge™睡眠・自律神経分析:睡眠と同時に自律神経の状態を計測し、総合的な回復ステータスを6段階で評価します。
- Sleep Plus Stages™睡眠分析:睡眠量・サイクル数(レム睡眠、深い睡眠、浅い睡眠、中断)・睡眠の安定性・睡眠による回復度など、睡眠の詳細を記録・分析します。
- Serene™呼吸エクササイズ:時計に表示されるガイダンスに合わせて深呼吸を行います。日中のストレスの軽減や睡眠の質の向上が期待できます。
- Training Load Pro™ トレーニング負荷Pro:「カーディオ負荷」「筋肉負荷」「自覚的な負荷」などあらゆる角度から身体の疲労を予測し、見える化します。
- 三大栄養素別消費エネルギー:トレーニング中に消費したエネルギーのうち、炭水化物・タンパク質・脂肪の消費した割合を分析します。
- レースペース:設定距離に対して安定したペースを維持し、目標タイム達成に向けてガイドしてくれます。
- FitSpark®:Nightly Recharge™による前夜の総合的な回復スコアや最近のトレーニング履歴に基づき、その日の体調に適したトレーニングプランを提案します。
- FuelWise™栄養補給リマインダー:事前に想定平均心拍数とトレーニング時間を入力すると、必要となる栄養補給量を自動で算出。トレーニング中は、エネルギーの消費状況に合わせて補給タイミングをお知らせします。
- スイミングメトリクス:時計が泳法を自動認識し、水泳中の距離、時間、ペース、心拍数、ストローク数を記録し、スコア化します。
- ランニングプログラム:5km、10km、ハーフマラソン、フルマラソンの中からランニングイベントを選択すると、個々の能力や目標に合わせてパーソナライズされたトレーニングプランが提供されます。
- ランニングインデックス:ランニング能力をスコア化します。フル/ハーフマラソンのゴールタイムも予測します。
ブランド | ポラール |
衛星測位システム | GPS、Glonass、Galileo、QZSS(みちびき)、A-GPS |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 2機 |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 6 日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 35 時間 |
防水性能 | 50 m |
重量 | 40 g |
心拍測定 | ● |
アプリ連携 | ● |
トレーニングプラン作成 | ● |
オフライン音楽再生 | – |
Suica対応 | – |
トライアスロン | – |
発売日 | 2022年4月27日 |
価格 (税込) | 34,980円 |
公式サイト | 詳細を見る |
中級者におすすめのランニングウォッチ4選
商品名 | Forerunner 265S / 265 | Polar Pacer Pro | COROS PACE 3 |
ブランド | ガーミン | ポラール | カロス |
衛星測位システム | GPS/GLONASS/Galileo/みちびき(補完信号) | GPS、Glonass、Galileo、QZSS(みちびき)、A-GPS | GPS, GLONASS, Galileo, Beidou, QZSS |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 4機 (+複数の周波数帯を受信) | 2機 | 5機 |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 15 日間 (265S) 13 日間 (265) | 6 日間 | 17日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 24 時間 (265S) 20 時間 (265) | 35 時間 | 38 時間 |
防水性能 | 50 m | 50 m | 50 m |
重量 | 39 g (265S) 47 g (265) | 41 g | 30 g |
心拍測定 | ● | ● | ● |
アプリ連携 | ● | ● | ● |
トレーニングプラン作成 | ● | ● | ● |
オフライン音楽再生 | ● | – | ● |
Suica対応 | ● | – | – |
トライアスロン | ● | – | ● |
発売日 | 2023年3月2日 | 2022年4月27日 | 2023年9月7日 |
価格 (税込) | 60,800円 (265S) 62,800円 (265) | 49,500円 | 33,000円 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
Forerunner 265S / 265
2023年3月2日に発売した、パフォーマンス向上をサポートする機能が搭載された「165 シリーズ」の上位モデル。
Forerunner 165の機能に加え、睡眠の質、リカバリータイム、トレーニング負荷などのデータに基づいて、今日はトレーニングを頑張る日なのか、それとも休息のために気楽に過ごす日なのかを知ることができる「トレーニングレディネス」機能を搭載。
身体の状態に合わせて提案してくれるため、自身を追い込むことなく、日々のトレーニングに打ち込むことができます。
また、パーソナルトレーナーのように日々のトレーニング成果やトレーニング強度についてアドバイスする「トレーニングステータス」も追加されています。
さらに「トライアスロン」にも対応しており、1つのボタンでスイム・バイク・ランの切り替えが可能になっています。
フルマラソン完走を目指してトレーニングをしているランナーにおすすめです。
下記が主な機能です。
- パフォーマンスコンディション: ランニング中にペースと心拍数を分析して、現在のパフォーマンスをリアルタイムで評価します。
- トレーニングステータス:HRVステータス、最近の運動履歴、パフォーマンスなどの指標を使用して、生産的にトレーニングしているか、ピークに達しているか、疲労しているかを簡単に把握できます。
- トライアスロン:1つのボタンでスイム・バイク・ラン・トランジションの切り替えが可能。
- トレーニングレディネス:睡眠の質、リカバリータイム、トレーニング負荷などに基づいて、今日はトレーニングを頑張る日なのか、それとも休息のために気楽に過ごす日なのかを知ることができます。
265シリーズから新たに搭載された機能のみ記載
「265S」と「265」の違いは、”重量”と”稼働時間”(下記に記載)です。
ブランド | ガーミン |
衛星測位システム | GPS/GLONASS/Galileo/みちびき(補完信号) |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 4機 (+複数の周波数帯を受信) |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 15 日間 (265S) 13 日間 (265) |
稼働時間 (GPSモード) | 24 時間 (265S) 20 時間 (265) |
防水性能 | 50 m |
重量 | 39 g (265S) 47 g (265) |
心拍測定 | ● |
アプリ連携 | ● |
トレーニングプラン作成 | ● |
オフライン音楽再生 | ● |
Suica対応 | ● |
トライアスロン | ● |
発売日 | 2023年3月2日 |
価格 (税込) | 60,800円 (265S) 62,800円 (265) |
公式サイト | 詳細を見る |
265 シリーズの詳細は下記をご覧ください。
レビュー記事:【実費レビュー】ガーミン「Forerunner 265」の性能とは!AMOLEDディスプレイ搭載のランニングウォッチ
↓ Forerunner 265S
↓ Forerunner 265
Polar Pacer Pro
2022年4月に発売された、新世代の気圧式高度計搭載GPSウォッチ。
Polar Precision Prime™ 光学式心拍計測テクノロジー※は異なる波長を組み合わせた10個のLEDと、血管で反射された光を感知する4個の光検出器を使用して他社が開発できなかった皮膚下層への透過を可能にした精度を誇ります。
※Polar Pacerと同様の心拍計測
精度の高いGPS機能と長時間の使用が可能なバッテリーもPolar Pacer同様のものを使用し、トレーニングをしっかりサポートします。
また、「Polar Pacer」の進化版として、登山やトレイルランに便利な機能が追加されました。
新たに、「Hill Splitter™」機能を搭載し、トレーニング中の上り坂、下り坂でのパフォーマンスデータを提供します。
ほかにも、「気圧計」や「コンパス」、事前に記録しておいたルート通りガイドしてくれる「ルートガイダンス」など、山の中のトレーニングもサポートします。
フルマラソン以外に、登山やトレイルランなど、本気で取り組むランナーをサポートする本格派ランニングウォッチです。
下記が主な機能です。
- Hill Splitter™上昇・下降自動計測: スピードの変化、距離や高度データからすべての上昇・下降を自動的に検出。坂道ごとにパフォーマンスが記録されるので、トレーニングやレース後のパフォーマンス分析に役立ちます。
- ルートガイダンス: サードパーティアプリ「Komoot」で登録したルートに沿って時計が細かくガイドします。曲がり道や分岐点に近づくと、バイブレーションと画面表示で知らせてくれるので、新しいルートでも安心して挑戦できます。
- 手首でのランニングパワー計測: トレーニング中に、時計画面上で出力ワットを確認でき、ランニングフォームの改善や蹴り出しと踏み入れの効率化などに役立ちます。
- ミリタリーレベルの耐久性: MIL-STD-810G規格の複数のテストをクリア。この規格テストには、極度の温度・湿度・天候の変化に対する耐性検査、耐錆性評価試験、砂じん試験、砂やほこりへの耐久性、落下や摩耗、負荷の試験など、幅広い範囲の環境条件に対する耐性検査が含まれます。
- 気圧式高度計: 気圧高度を測定し、メートルまたはフィートで表示します。
- コンパス:トレーニング中にコンパスで方角の確認が可能に。
※ Polar Pacer Proから新たに搭載された機能のみ記載
ブランド | ポラール |
衛星測位システム | GPS、Glonass、Galileo、QZSS(みちびき)、A-GPS |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 2機 |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 6 日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 35 時間 |
防水性能 | 50 m |
重量 | 41 g |
心拍測定 | ● |
アプリ連携 | ● |
トレーニングプラン作成 | ● |
オフライン音楽再生 | – |
Suica対応 | – |
トライアスロン | – |
発売日 | 2022年4月27日 |
価格 (税込) | 49,500円 |
公式サイト | 詳細を見る |
COROS PACE 3
2023年9月に販売した、わずか30gの業界最軽量のウォッチ。
世界最軽量の30gと、まるで着けていないような軽さで、ランニングを楽しむことができます。
GPS, GLONASS, Galileo, Beidou, QZSSの複数の衛星システムに接続することができ、前作(PACE 2)より優れた精度で記録することができます。
また、5つのLEDライトに、4つの光検出器と、「高精度の次世代光学式心拍センサー」を搭載により、睡眠データの測定、SpO2、トレーニング時の強度など高精度のデータが計測できます。
さらに、最新の小型高密度電池を搭載し、軽量ながら、GPSモードで最大38時間という稼働時間を実現しています。
エリウド・キプチョゲが所属する NN RUNNING TEAMも採用しているトレーニング分析ツールが使えるため、初心者だけなく、中級者から上級者で日々の分析をしたい方におすすめのアイテムです。
ブランド | カロス |
衛星測位システム | GPS, GLONASS, Galileo, Beidou, QZSS |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 5機 |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 17日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 38 時間 |
防水性能 | 50 m |
重量 | 30 g |
心拍測定 | ● |
アプリ連携 | ● |
トレーニングプラン作成 | ● |
オフライン音楽再生 | ● |
Suica対応 | – |
トライアスロン | ● |
発売日 | 2023年9月7日 |
価格 (税込) | 33,000円 |
公式サイト | 詳細を見る |
レビュー記事:【実費レビュー】COROS PACE 3の性能とは?38時間のロングバッテリーと30gの重量が特徴の初心者向けランニングウォッチ
上級者におすすめのランニングウォッチ
Forerunner 965
2023年4月4日に発売した、Forerunnerシリーズ最上位モデルとなる「Forerunner 965」。
Forerunner 265の機能に加え、新たに「リアルタイムスタミナ」機能が搭載され、自分のスタミナをリアルタイムで知ることができます。
これで、レース中のスタミナ切れを防ぐためのペース配分を知ることができ、最後まで歩かずに走り切ることができます。
また、標高や気温の影響を考慮したトレーニングステータスの測定結果を補正する「暑熱適応/高度適応」機能が搭載されています。
全ての機能が搭載された、ガーミン史上最強のランニングウォッチを求める方におすすめです。
下記が主な機能です。
- 暑熱適応/高度適応: 標高や気温の影響を考慮してVO2Maxの測定値とトレーニングステータスの測定結果を補正します。
- リアルタイムスタミナ:スタミナの残量をリアルタイムで把握することで、レース後半のスタミナ切れを防ぎます。
- 日本詳細地形図:フルカラーの日本詳細地形図が搭載されているので、土地勘のない場所やレース中でも道に迷わないようにナビゲートしてくれます。
965シリーズから新たに搭載された機能のみ記載
ブランド | ガーミン |
衛星測位システム | GPS/GLONASS/Galileo/みちびき(補完信号) |
捕捉できる衛星の数 (最大数) | 4機 (+複数の周波数帯を受信) |
稼働時間 (スマートウォッチモード) | 23 日間 |
稼働時間 (GPSモード) | 31 時間 |
防水性能 | 50 m |
重量 | 53 g |
心拍測定 | ● |
アプリ連携 | ● |
トレーニングプラン作成 | ● |
オフライン音楽再生 | ● |
Suica対応 | ● |
トライアスロン | ● |
発売日 | 2023年4月4日 |
価格 (税込) | 84,800円 |
公式サイト | 詳細を見る |
まとめ
今回はおすすめのランニングウォッチを紹介しました。
改めて、各ブランドの特徴です。
- ガーミン:GPSメーカーということもあり、GPSの精度に長けているため、より精度の高い距離測定をしたい方におすすめです
- ポラール:心拍計のメーカーということもあり、心拍数を元に、”トレーニング効果”や”睡眠の質”などの分析をしたい方におすすめです
- カロス:男子マラソン世界記録保持者 エリウド・キプチョゲ選手が愛用しているメーカーなので、トップランナーと同じウォッチを使用したい方におすすめです
各ブランドの特徴や機能の詳細は、下記で解説しているので、ご覧ください。
関連記事:【2024年版】ガーミンおすすめランニングウォッチ5選!各モデル徹底比較
関連記事:【2024年版】ポラールおすすめスマートウォッチ2選!ランニングに最適なモデルを徹底比較
【要チェック】フルマラソン完走ロードマップ
フルマラソン出場までの流れをまとめました。
初めてフルマラソン出場する方を対象に、下記の内容が分かります。
マラソン大会の選び方
購入すべきランニンググッズ
完走するためのトレーニング方法
レース前日や当日の過ごし方
▼詳しくはこちら
【完全版】初心者がフルマラソン完走するためのロードマップ