新潟シティマラソン前日をもっと楽しむ!新潟駅周辺のおすすめ観光スポット巡り
先日、「第40回新潟シティマラソン2024」に出場するため、初めて新潟駅を訪れました。
前日に現地入りしたので、フルマラソン本番前日は新潟駅周辺を散策して観光を楽しむことにしました。
今回は、これから「新潟シティマラソン」に参加予定の方に向けて、前日の観光スポット巡りの一例をご紹介します。
初めて新潟を訪れる方には、特におすすめの内容なので、ぜひ参考にしてみてください!
新潟観光循環バスで巡る人気スポット1周コース
新潟駅周辺には、さまざまなエリアがあり、観光やショッピングを楽しむのに最適です。
「万代シティ」には商業ビルが立ち並び、「古町・本町」には歴史ある建物が多く集まる風情ある街並みが広がっています。
また、「西海岸」では広大な日本海や公園が楽しめます。
- 新潟駅周辺:人気グルメスポットやお土産店が集まり、新潟の美味しい食べ物や買い物が楽しめるエリアです。
- 万代シティ:商業ビルやショッピング施設が充実しており、若者に人気のショッピングエリアです。
- 古町・本町:趣のある街並みと、多くの飲食店が集まる、新潟市内随一の繁華街エリアです。
- 西海岸:日本海沿いに広がる公園と水族館がある、開放感あふれるエリアで、海の景色が楽しめます。
これらのエリアはすべて、新潟駅周辺に位置しているため、朝から観光を始めれば1日で十分に回れる距離です。
ただし、フルマラソン前日にはあまり歩きたくない方も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、「新潟市観光循環バス」です。
このバスに乗れば、新潟駅周辺の主要観光スポットを効率よく巡ることができるため、体力を温存しながら1日を満喫できます。
今回は、私が実際に巡った観光スポットを紹介します。
新潟駅は、東京駅からJR上越新幹線を利用して乗り換えなしで約2時間でアクセスできます。
距離がありながらも、新幹線でスムーズに移動できるため、首都圏からの日帰りや宿泊を伴う観光にも便利です。
「新潟といえばお米」ということで、お昼はおにぎりを選びました。
新潟駅の中にある「新潟おにぎり 笑ん結(えんむすび)」で、店員さんにおすすめされたおにぎりをいただきました。
新潟のお米ならではの甘みと、具材それぞれがしっかりとした味で、最高でした。
「新潟市観光循環バス」は、新潟駅構内の「新潟市観光案内センター」で1日乗車券を購入することで利用できます。
1日乗車券の料金は500円(現金のみ)で、購入すれば1日中バスに乗り放題となり、とてもお得です。
↓ 購入時には、乗車券のほか、循環バスのルートマップと観光スポットが記載されたパンフレットがもらえるので、これを見ながら観光地を巡るのが便利です。
↓ 循環バスは定員35名(座席11、立席24)の小型バスで、かわいらしい猫の絵柄がデザインされているのが特徴です。
↓ 別のデザインもあります。
↓ 循環バス専用のバス停は全15か所あり、各停留所には花のイラストが描かれているので、わかりやすくなっています。
乗車は後方から、降車は前方から行い、降りる際には運転手に乗車券を提示する形で利用します。
詳しくはこちらをご覧ください。
↓ 実際のバスマップです。
このバスを利用すれば、主要な観光スポットを効率よく巡りつつ、フルマラソン前日でも体力を温存しながら楽しむことができます。
新潟駅を出発し、まず「万代シティ」や「新潟市マンガ・アニメ情報館」、「白山公園」近くのバス停では降りずに、そのまま「マリンピア日本海」を目指しました。
「白山公園」の近くには「新潟市陸上競技場」があり、こちらが『新潟シティマラソン』のフィニッシュ地点です。
また、「白山公園」を過ぎたすぐの場所に新潟市役所があり、そこには大会のカウントダウン看板も設置され、マラソンの開催ムードを感じられます。
↓ 新潟駅からバスに揺られること約30分、新潟市水族館「マリンピア日本海」に到着しました。
今回は日本海の景色を楽しむのが目的だったため館内には入りませんでしたが、「マリンピア日本海」は600種、約2万点の生き物が展示されている新潟市の総合水族館です。
多様な海の生き物に出会えるため、観光の際にはぜひ訪れてみるのもおすすめです。
- 開館時間:9:00~17:00 券売は16:30まで
- 入館料:¥1,500 大人(高校生以上)
↓ 水族館のすぐ隣には広大な日本海が広がり、壮大な景色が目の前に広がっています。
このエリアは『新潟シティマラソン』のコースの一部でもあり、ランナーたちは走りながらこの美しい日本海の景色を楽しむことができます。
日本海の景色を満喫した後、次の目的地へとバスで向かいました。
バスは30分間隔で運行していますが、各停留所の間隔が広いため、乗り遅れには注意が必要です。
予定のバスを逃してしまうと、次のバスまで30分待つことになります。
急ぎの場合は、タクシーの利用がおすすめです。
ちょうど水族館前にはタクシーが数台待機しており、わざわざ呼ばなくてもすぐに乗車できました。
↓ 旧齋藤家別邸到前の様子です。
支払いは現金のほかキャッシュレス決済にも対応しており、私はPayPayで支払いました。
なお、循環バスの1日乗車券を提示すると、観光スポットの入場料が割引になる特典もあります。
たとえば、「旧齋藤家別邸」の観覧料が通常300円のところ、240円に割引されます。
- 開館時間:9:30~17:00(10月~3月)
- 観覧料:¥300 大人(高校生以上)
この大正時代に建てられた建物は、歴史好きや古い建物が好きな方にはおすすめのスポットです。
建物内には広々とした大きな部屋がいくつもあり、広い中庭も散策できるため、当時の雰囲気を味わいながらゆっくりと楽しめます。
建物内は個人での写真撮影も可能なので、ぜひ訪れて、その美しい空間を写真におさめてみてください。
「旧齋藤家別邸」から約600m(徒歩9分)の場所に古町花街があります。
「旧齋藤家別邸」でいただいたパンフレットには、花街のマップがあり、23棟もの歴史的建造物が紹介されていました。
このうち、いくつかの建物を撮影したので、写真とともにご紹介します。
↓ 古町花街の入口付近の通り
↓ 旧川辰中(昭和初期の建築で、元は鍋茶屋専属の置屋)
↓ 鍋茶屋(2階建ての棟は明治43年、3階建ての棟は昭和13年建築)
↓ 町田(戦前の建築物で、芸妓置屋として使用されていた)
情緒あふれる街並みを楽しみながら散策すると、当時の華やかな雰囲気を感じることができるでしょう。
古町花街からバスで15分ほどの場所に「歴史博物館みなとぴあ」があります。
↓ 国の有形文化財に登録されている「旧第四銀行住吉町支店」
- 見学・入場:無料
↓ 2代目新潟市役所庁舎のデザインを用いた「博物館本館」
「郷土の水と人々の歩み」をテーマに、海と川に育まれた新潟市域の人々の歴史を、港町、農村の二つの側面から分かりやすく紹介しています。
- 開館時間:9:30~17:00(10月~3月)
- 観覧料:¥300 一般
↓ 幕末の開港5港のうち、開港当時の姿のまま唯一現存する国指定重要文化財「旧新潟税関庁舎」
- 見学・入場:無料
↓ みなとぴあから見る「朱鷺メッセ」
信濃川の河口付近は、まるで川とは思えないほど壮大なスケールを感じさせてくれます。
このエリアは訪れる人も少なく、静かでゆったりとした時間が流れており、とても居心地が良い場所でした。
雄大な風景の中で、穏やかなひとときを楽しむにはぴったりのスポットです。
鮮魚や産直野菜、米、加工食品、地酒などの新潟の特産品が販売されています。
施設内には飲食店もあり、屋外は多くのお客さんで賑わっていました。
その中でも、新潟の観光雑誌でも紹介されている人気の回転寿司店「廻転寿司 佐渡弁慶 ピア万代店」が目を引きました。
14時過ぎとランチの時間帯を過ぎていたにもかかわらず、お店の外には多くの人が並んでいて、その人気ぶりがうかがえました。
今回はマラソン前日だったため、寿司は我慢しましたが、新潟を訪れたらぜひ立ち寄るべきスポットだと感じました。
新鮮な海の幸が楽しめるので、観光の際にはぜひ足を運んでみてください。
「みなとのマルシェピアBandai」から徒歩約10分の場所に、新潟のランドマークである「朱鷺メッセ」があります。
「朱鷺メッセ」の手前にはフォトスポットとして人気のモニュメントが設置されており、多くの人が写真を撮るのに立ち寄る場所です。
↓ 「What’s NiiGATA モニュメント」
モニュメントの奥にそびえ立つ高さ約140mの建物には、展望室があり、新潟市内を一望することができます。
この展望室からは、新潟市内や日本海、信濃川の雄大な景色を楽しむことができ、特に晴れた日には遠くまで見渡せる絶好のビュースポットです。
↓ 展望室から見える景色
- 見学・入場:無料
信濃川に架かる「萬代橋(ばんだいばし)」は、新潟市のシンボルともいえる国指定重要文化財です。
國道にかかる橋梁として重要文化財に指定されたのは、東京の日本橋に次いで2番目という貴重な存在です。
萬代橋は頑丈な石造りと美しい連続アーチが特徴で、昼夜問わず訪れる人々に親しまれています。
特に夜にはライトアップされ、川面に映る幻想的な景色が楽しめます。
↓ ライトアップ時の萬代橋
メディアシップは、新聞社の本社ビルであるだけでなく、情報発信、学術・文化、商業、そしてコミュニケーションの機能を兼ね備えた多機能複合型ビルです。
20階には展望フロアがあり、「朱鷺メッセ」と同様に新潟市内を一望できる絶好のビュースポットとなっています。
地上からの高さや異なる角度から、新潟市の街並みや日本海を眺めることができ、昼夜問わずさまざまな景色が楽しめます。
- 見学・入場:無料
循環バスは、スタート地点である新潟駅に戻り、これで1周の旅が完結します。
まとめ
今回は新潟市観光循環バスに乗って、新潟市内の観光スポットを巡ってきました。
その際に感じたメリット・デメリットを以下にまとめました。
バスに乗っているだけでも1時間の道のりで、各バス停で自由に降りて観光し、再びバスに乗って次の目的地へ進むスタイルが特徴です。
観光の仕方も自由で、すべてのスポットをじっくり巡るのもよし、気になった場所だけを訪れるのもおすすめです。
実際に循環バスで1周してみましたが、新潟市の魅力を十分に満喫でき、大変満足感がありました。
このバスなら、効率よく市内を巡ることができるので、初めて新潟を訪れる方にもぴったりです。
今回はフルマラソン前日ということもあり、すべての観光スポットを巡ることはできませんでしたが、次回は時間に余裕を持って、ぜひすべてのスポットを訪れてみたいと思います。
皆さんも新潟観光の際には、ぜひ参考にしてみてください。
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