プロテクトJ1レビュー!マラソンの乳首・靴擦れ・股ずれ対策に「最強レベル」の皮膚保護クリームだった
フルマラソンやロング走のたびに、乳首の擦れや靴擦れ、股ずれなどの「擦れトラブル」に悩まされていませんか?
この記事では、そんなランニング時の肌トラブルをまとめてケアしてくれる皮膚保護クリーム「プロテクトJ1」を紹介します。
プロテクトJ1を使うことで、ワセリンや絆創膏でありがちな「ベタつく」「途中で剥がれる」「何度も塗り直しが必要」といった不満をグッと減らすことができます。
コンパクトなサイズ感なので、フルマラソン当日の携帯もしやすく、レースのお守りアイテムとしてもおすすめです。
この記事では、実際に使用してみた感想や、購入できる各ショップの最安値情報もあわせて紹介します。
プロテクトJ1が気になっていた方は、ぜひ参考にしてみてください。
プロテクトJ1とは?基本スペックと特徴


「プロテクトJ1」は、株式会社アースブルーが販売する皮膚保護クリームです。
同社は皮膚保護クリームの開発・製造・販売を行っており、
① 工場や家庭向け
② 医療・食品業界向け
③ スポーツ向け(今回紹介するシリーズ)
の3つの分野で製品を展開しています。
その中でも「プロテクトJ1」は、“スポーツ業界最強の保護クリーム” をキャッチコピーに掲げており、擦りむけやマメ、ふやけといった肌トラブルの予防に特化したアイテムです。
具体的には、
- マラソン時の乳首の擦れ・靴擦れ
- 自転車での股ずれ
- トライアスロンのウェットスーツ擦れ
- クライミング時の指先のダメージ
など、さまざまなシーンで起こりやすいトラブルから肌を守ってくれます。
| 商品名 | プロテクトJ1 |
| 容量 | 15mL/45mL/90mL |
| 価格(税込) | 15mL:2,400円 45mL:1,400円 90mL:2,200円 |
| ブランド | 株式会社アースブルー |
| タイトル | 詳細を見る |
【特徴①】保護膜成分を3種類配合

プロテクトJ1には、日本独自の「保護膜成分」が3種類バランスよく配合されています。
超微粒子の成分が角質層になじむことで、数分ほどで肌表面に薄いバリア膜を形成。
一般的な類似品では保護膜成分が1〜2種類のものも多く、それらと比べても摩擦から肌を守る力が高いのが特徴です。
特に、擦れやすい部位をまとめてケアしたいフルマラソン・ロング走では、非常に心強い仕様と言えます。
【特徴②】におい、べたつきなし
「保護力が高いクリーム=ベタベタする」というイメージをいい意味で裏切ってくれる、さらっとした使い心地も魅力です。
クリームはよく伸びて、塗った直後でもテカリや重さが少なく、ニオイもほとんど気になりません。
ウェアやソックスに香りやベタつきを残したくない方でも、ストレスなく使えるテクスチャーです。
【特徴③】乾燥・水濡れの悪環境下でも皮膚を長時間保護
乾燥した冬場の冷たい風や、汗・雨などで肌が濡れやすいシーンでも、保護膜が長時間はがれにくい設計になっています。
事前に塗っておけば、約7〜8時間※は摩擦や汚れから肌をガードし続けてくれるため、フルマラソンやウルトラマラソン、トレイルランニング、登山などの“過酷なコンディション”でも安心して使えます。
※持続時間には個人差があります。
【特徴④】約90回使用可能(45mL)
45mLチューブは、1カ所あたり約0.5mL使用した場合、およそ90回分使えます。
クリーム自体の伸びが良く、何度も塗り直す必要が少ないため、結果的にコスパのよいサイズ感と言えます。
【特徴⑤】チューブ容器で携帯しやすい

プロテクトJ1は、扱いやすいチューブタイプの容器を採用しています。
ポケットやランニングポーチ、サドルバッグにも収まりやすいコンパクトサイズなので、遠征レースや合宿にもそのまま持って行きやすい携帯性の高さも魅力です。
実際に使ってみたレビュー【ランナー目線】


レース・ロング走で使ってみた感想
「ひたちシーサイドマラソン2025」と「第20回 湘南国際マラソン」のフルマラソンで、プロテクトJ1を2回使用しました。
購入したきっかけは、ロング走のたびに足裏に水ぶくれができたり、皮が剥けたりするトラブルが続いていたこと。
少しでも足トラブルを軽減したいと思い、主に 足まわり(指・足裏・足首) を中心に塗っています。
結論から言うと、足裏の水ぶくれはいつもより明らかに軽減された印象があります。
比較対象として、上記2大会の前に走った「第35回ぐんまマラソン」のフルマラソンでは、レース後に足裏へ大きな水ぶくれが発生しました。
幸い、皮の中の水を抜かずに数日そのまま様子を見て治りましたが、その間は歩くのも少しつらい状態でした。
その経験があったため、「ひたちシーサイドマラソン2025」と「第20回 湘南国際マラソン」では、レース前に足裏へしっかりとクリームを塗ってからスタートしています。
結果として、水ぶくれ自体は少しできたものの、面積が小さく、日常生活で気になるほどではないレベルでした。


レース中も「足の裏が擦れて痛い」「だんだん違和感が出てきた」といったストレスはほとんどなく、42km・約4時間を通して気持ちよく走り切れました。
なお、シューズやソックスは大会ごとに変えているため、すべてをクリームの効果だけとは言い切れません。
それでも、「第35回ぐんまマラソン」の時と比べると、少なくとも“塗らないよりは確実に良い” と実感できる結果でした。
塗り心地・ベタつき・匂い



クリームは肌なじみがよく、するっと伸びて、ストレスなく塗ることができました。
ワセリンと比べてもベタつきがかなり少なく、塗ったあとに
- 「乾くまでしばらく待つ」
- 「手を洗いに行く」
といった“ぬるぬる対策”をする必要がほとんどありません。
ベタベタしていると、その上からソックスやTシャツを着るのに抵抗がありますが、プロテクトJ1はその不快感がほぼなく、すぐにウェアを身につけられました。
実際、ウェアやソックスにベタッと付着して気になることもありませんでした。
テクスチャーは水っぽさが少なく、ほどよくコクのあるクリームという印象で、手に少量とってもよく伸びます。
一度手に出した分で、足の指〜足裏など広い面もまとめてカバーできました。
匂いもほとんど感じず、香り付きのアイテムが苦手な方でも使いやすいと思います。
持続力と安心感
製品特徴として「約7時間持続」とありますが、フルマラソンで使ってみても、その通りしっかりカバーしてくれたと感じました。
2回とも、スタートの30分〜1時間前に足裏や指まわりに塗布。
走っている最中は、正直「守られている感じ」が特別あるわけではありませんが、フィニッシュ後に足裏を確認すると、いつもより明らかにダメージが少ないのが分かりました。
特に足裏は汗をかきやすく、長時間のレースだとふやけや擦れが起きやすい箇所ですが、プロテクトJ1を塗っておくことで、
- 皮が大きくめくれるようなトラブルがない
- 水ぶくれも小さく、痛みもほぼ気にならない
といった状態に収まり、「最後まで足裏を守られていた」という安心感がありました。
効果的な使い方


ランニング前にあらかじめ皮膚に塗っておくことで、肌の表面にバリアをつくり、擦れなどのトラブルを防ぎます。
基本的な使い方は以下のとおりです。
ランニング前に、シャワーや濡れタオルなどで汗や汚れを落とし、肌を清潔な状態にしておきます。
肌荒れや擦れが起きやすい部位に、適量(目安0.5mL)をとり、ムラがないようによくすり込みます。
塗布後3〜5分ほどで、肌の表面に薄い保護膜が形成され、摩擦や汚れから皮膚を守ってくれます。
効果を持続させたい場合は、7〜8時間に1回を目安に再度塗り直すと安心です。
おすすめの使用部位

プロテクトJ1は、ランニングや自転車、トライアスロンなどで擦れやすい部位全般に使えます。
とくにおすすめの部位は下記の通りです。
胸まわり
ランニングシャツとの摩擦で赤くなりやすい胸元・脇周りに。
股(股ずれしやすい部分)
太ももの内側や股関節まわりなど、汗で蒸れて擦れやすい箇所に。
乳首
ウェアとの擦れによるヒリつき・出血対策として、フルマラソン前の定番部位。
足(足裏・指・かかと・足首まわり)
長時間のランで水ぶくれや皮めくれが起きやすい部分に。特にロング走やレース前におすすめです。
その他の擦れやすいところ
リュックのショルダーが当たる肩・鎖骨まわり、心拍計や時計のバンド部分、ウェットスーツが擦れる首まわりなどにも使えます。
「ウェアやギアと肌が擦れて赤くなりそうだな」と感じるところに、事前に塗っておくイメージです。
イマイチに感じた点・注意点【デメリットも正直に】

気になるポイントとしては、価格がやや高めな点があります。
ワセリンは「100gで約450円」に対し、プロテクトJ1は「45gで1,400円」。
1gあたりの価格で比べると、プロテクトJ1はワセリンのおよそ7倍ほど高くなります。
このように、プロテクトJ1は一般的なワセリンや、ドラッグストアで買えるボディクリームと比べると、どうしても1mL(g)あたりの単価は高めです。
特に、
- 足裏全体
- 指の間
- かかと
- 足首まわり
など、塗る範囲が広い人ほど消費が早くなるため、練習からレースまでガンガン使うと、減りが早く感じると思います。
そのため、
- 普段のジョグではワセリン等を使い、レースやロング走のときだけプロテクトJ1を使う
- 特にトラブルが出やすい 「ポイント部位(足裏、乳首、股ずれしやすい箇所など)」だけに塗る
といった使い分けをすることで、コスパを保ちつつ、“ここぞ”という場面で最大限の恩恵を受ける使い方ができるはずです。
こんな人に特におすすめ

これまでの特徴や使用感から考えると、プロテクトJ1は次のような人に特におすすめです。
フルマラソン・ウルトラマラソンに挑戦するランナー
乳首・足裏・股ずれなど、長時間のレースで起こりがちな擦れトラブルを一気にケアしたい人。
足裏の水ぶくれや皮めくれに悩んでいる人
ロング走やレース後に「毎回足裏がボロボロになる…」という経験がある人。
ワセリンのベタつきや、途中で剥がれる絆創膏にストレスを感じている人
「ベタベタするのが苦手」「走っているうちに剥がれて意味がない」と感じている人には、サラッとした使い心地+持続力のあるプロテクトJ1が向いています。
汗や雨で濡れても、長時間しっかり皮膚を守りたい人
夏場の発汗量が多いレースや、雨天時のフルマラソン、トレイルラン・登山など“過酷コンディション”で走る機会が多い人。
ランニング以外のスポーツでも擦れ対策をしたい人
自転車での股ずれ、トライアスロンのウェットスーツ擦れ、バックパックで肩や首が擦れやすい人など、マルチスポーツ派の人。
本番レース用に「ちょっと良いケアアイテム」を1つ持っておきたい人
普段はワセリン、勝負レースやロング走だけプロテクトJ1を使う、といった“ここ一番”用のアイテムを探し
まとめ
プロテクトJ1は、
- 擦れや水ぶくれなどのトラブルをまとめてケアできる保護力
- ベタつきやニオイが少ない使い心地
- 汗や雨にも負けにくい持続力
といった点が魅力の、“本気のロング走・レース用”皮膚保護クリームだと感じました。
一方で、ワセリンと比べると価格は高めで、塗る範囲が広い人ほど減りは早くなります。
そのため、「練習はワセリン」「勝負レースやロング走はプロテクトJ1」という使い分けが現実的かなと思います。
フルマラソンやウルトラのたびに、
- 足裏の水ぶくれで歩くのがつらい
- 乳首や股ずれのヒリヒリが毎回ストレス
- ベタベタするワセリンや、すぐ剥がれる絆創膏にうんざりしている
という方には、かなり心強いアイテムになるはずです。
「毎回ゴール後に足や肌がボロボロになるのはもう嫌だ…」という方は、一度プロテクトJ1を試してみる価値は十分あると思います。
ぜひ、参考にしてみてください。本日は以上です。
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