【大会レポート】第21回 塩嶺王城パークラインハーフマラソン大会に参加してきました
2019年5月26日に開催された『第21回塩嶺王城パークラインハーフマラソン大会』に出場してきました。
今回は、当日の様子をご紹介します。
この大会を完走すると、”鉄人”の称号を手にすることができる、非常に過酷なハーフマラソンです。
己を鍛え上げたい方は、ぜひ参加してみてください。
塩嶺王城パークラインハーフマラソン大会
概要
まずは、この大会の概要からご紹介します。(2019年開催データ)
開催日時 | 2019年5月26日(日) |
開催場所 | 長野県岡谷市 鳥居平やまびこ公園 |
定員 | [高校生以上]1,100人 [中学生]100人 [小学生]200人 [ウォーキング]100人 |
参加料 | 3,500円 |
制限時間 | 3時間 |
参加賞
参加賞は、地元である岡谷、塩尻、辰野の各特産品が頂けました。
地酒の日本酒や菓子など、内容は充実していました。
その他、「信州塩尻農業公園チロルの森入場割引券」や「鳥居平やまびこ公園スカイラインミュウジアム無料入場券」などが貰えました。
コース
岡谷市「鳥居平やまびこ公園」~塩尻市「信州塩尻農業公園チロルの森」~辰野町「しだれ栗森林公園」~「鳥居平やまびこ公園」の周回コースです。
1キロ:4’54″ 上り
2キロ:4’48″ 上り
3キロ:4’36″ アップダウン
4キロ:4’29″ アップダウン
5キロ:4’50″ アップダウン (給水所)
6キロ:4’31″ 下り
7キロ:4’32″ 下り
8キロ:4’50″ アップダウン
9キロ:5’11″ 下り
10キロ:5’21″ 下り (給水所)
11キロ:5’05″ 下り
12キロ:5’13″ 下り
13キロ:5’00″ 下り
14キロ:5’17″ 上り
15キロ:6’42″ 上り (給水所)
16キロ:7’21″ 上り
17キロ:7’55″ 上り (給水所)
18キロ:6’21″ アップダウン
19キロ:6’18″ アップダウン (給水所)
20キロ:6’01″ 下り
平均ペース:5’31”
記録:1時間55分31秒
コースの解説
スタート~2km
スタートから2kmまでは急勾配な上り坂になります。
ここは体力的にも問題と思うが、人も多いので周りのペースに惑わされず、駆け上がりましょう。
3~5km
3~5kmはアップダウンを繰り返します。
下りはスピードが出るので、あまり無理せず次に来る上りに備えた走りがいいと思いました。
最初の給水所は5キロ地点にあります。内容は水とアクエリアス。この次は10キロ地点なので確実に補給しましょう。
ちなみに、トイレがあるのはこの給水所のみです(周回コースなので、19キロ地点でこの給水所に戻ってきますが、次戻ってくるまでに10キロ以上走らないと行けないので事前にお手洗いを済ませておくといいでしょう)。
6~8km
6~8kmは、急な下り坂になります。
ここは最もスピードが出せる場所なので、タイムを狙うなら、一気に駆け抜けましょう。
しかし斜面が急なので、膝の負担は相当かかると思うので、当日のようすで判断するといいと思います。
9~13km
9~13kmも下り坂です。
ここでは、先程と違い緩やかな傾斜なので、スピードは出しやすいと思いますが、既に半分走っている疲労がここにきてどのような影響を与えるかが、後半にくる上り坂を攻略できるかの鍵になります。
ここでは下り坂である程度スピードは出せるので足の負担を最小限に抑える走りがいいと思いました。
10キロ地点ほどで2回目の給水ができます。
ここでは救急車も配置されていたので、キツイと思ったら無理をせず走るのを止めるなどの判断は必要です。
14~18km
14~18kmは一番キツイ上り坂です。
ここでは平坦な道が一切ないので、足への負担が大きいのと走っていても全然前に進まない現象が起こるので筋力・メンタルが強くないと足が止まってしまうと思います。
現に止まっている人は多く見かけました!が、走っているスピードと歩いているスピードがほとんど変わらないほどキツイ坂なので、ゴールに向けて一番の踏ん張りどころです。
給水所では、おじさんがホースを使い選手に水かけをしていたのでここで気持ちが楽になるのと、給水所(17キロ地点)で唯一水分以外が置かれており、地元の新鮮なトマトが置いてありました。
僕は食べなかったですが、余裕があれば食べたかった~
18km
18km過ぎると地獄の上り坂から解放されます。
ここからはラストスパート!再び足が動き出す下り坂とラストの上り坂のアップダウンゾーンに入ります。
この道は最初の3~4キロ地点で走った景色が広がるのでゴールへの喜びが感じられると思います。
20km~ゴール
20km過ぎると、スタート直後に訪れた上り坂を今後は下っていく道になります。
ここの傾斜がすごいので、スピードが出ないようにブレーキをかけながら進んでいく負担は大きいですが、あとは下って行くだけなので自然とゴールに前進できます。
↑ 高低差はこんな感じです。後半は常に登り続けることがこれをみて分かります。
公式では高低差300mと謳っていたが、ナイキのアプリでの計測は、469mの文字が…
都内に住んでいるのでこんな高低差のあるコース走らないので、とても辛かった。
まとめ
今回初めて塩嶺王城パークラインハーフマラソン大会に参加しました。
ハーフマラソンとはいえ、標高が高く、酸素が薄いので、とてもキツかったです。
ですが、沿道の声援は優しさ・温かみを感じられたので、走っていて気持ちがいい大会でした
当分この大会はいいかな?って思えてしまうほどキツイコースでしたが、メンタル・体力を鍛える意味ではいい練習コースなので、興味ある方はぜひ参加してみて下さい。
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